つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。コンセプトは『人生にあふれる笑顔を!』。副業・複業・転職などを引っくるめた「福を呼び込むための仕事=福業(ふくぎょう)」に関する情報を紹介します。
ネットで副業に関するデータを調べていたところ、約5割の方の副業報酬が「10万円超」というデータを発見しました。個人的には「えっ? ウソでしょ?」なんて思いましたが、ひとつの参考として紹介しつつ、副業時代に対して考えたことがを書いておきます。少しでも楽しく笑顔で人生を生きていくことに役立てば幸いです。
他の人の副業事情について知りたい人……副業がどんどん注目されています。とはいえ、思うように稼いでいる人は少ないと思っていました。しかし! 検索すると約5割の方が「10万円超」も稼いでいるというデータが出てきました。
今回は副業の収入、さらに副業時代に生き抜く方法について思ったことを書いてみます。
【目次】本記事の内容
副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST」の副業収入アンケート
まず、最初にデータから紹介します。
副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST(ユートラスト)」を運営する株式会社YOUTRUSTが、YOUTRUSTユーザーを対象に「副業に関する実態調査」を行いました。
まずは大切な、調査の概要からお伝えしておきます。
【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST」ユーザー
有効回答数:238
調査実施日:2020年8月12日〜23日
調査主体:株式会社YOUTRUST
※アンケート詳細は「PR TIMES」をご覧になってください。
「全体の約5割の副業報酬は「10万円超」。全体の約7割が副業にあてる時間は、1週間で「10時間以内」| 副業に関する実態調査〜報酬・時間に関して〜 」(PR TIMES/2020年9月30日 11時30分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000040832.html
では、かいつまんで結果を紹介します。
えっ? 全体の約5割の副業報酬は1ヶ月あたり「10万円超」
アンケート結果によると、副業経験者の1ヶ月当たりの収入「10万円超」の人は、約5割だそうです。
なんと、30万円以上の方も10%ほどいます。
……えっ? 副業で50万円以上もいる!?(下図参照)。
えっ? 副業の平均時給は「2,001〜3,000円」が最多。次いで「4,001〜5,000円」
アンケート結果によると、副業の平均時給「2,001〜3,000円」の人は、約4割弱だそうです。
なんと、時給1万円以上の方も13.3%もいます。
……えっ? 副業の平均時給が1万円以上!?(下図参照)。
えっ? 副業の報酬水準が「本業より高い」人が38.8%
アンケート結果によると、副業の報酬水準が「本業より高い」人が38.8%もいます。
なんと、「本業と同等」の方も合わせると、54%もいます。
……えっ? それ、副業なの? どっちが本業?(下図参照)。
えっ? 副業に充てる時間は1週間あたり「10時間以内」
アンケート結果によると、約7割が副業に充てる時間は1週間あたり「10時間以内」だそうです。
なんと、40時間以上の人は、2.9%ほどです。
……えっ? 7割が10時間以内なのに、収入は全体の約5割が10万円超? オレ、馬鹿だから計算が合わない。つまりメッチャ時給が高い専門職ってことだよね。つまりパートやアルバイトなんてものは、副業とはいわないの??(下図参照)。
転職サイトや転職エージェントを探している方は、合わせてお読みください。
副業……もはや専門職のアルバイト! 勝ち組の情報に踊らされるな!
最初に断っておきますが、YOUTRUSTさんのアンケートにケチをつける気はありません。
ただし、このアンケートは「副業勝ち組(専門職のアルバイト)」っていう印象です。
きっと、副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST」を利用しているユーザーさんは、みなさん高いスキルを持った方々なんでしょう。素晴らしいことです。
しかし!
一般人の副業とは、だいぶかけ離れた結果になっている気がします。
ちなみに、パート勤務者の平均労働時間は1か月で89時間(週に3日程度、1日4~5時間の時短勤務)で、月間平均収入額は「99,827円」です。※厚生労働省「毎月勤労統計調査 平成30年分結果確報」に基づく(詳細は下記囲み参照)
厚生労働省「毎月勤労統計調査 平成30年分結果確報」(平成31年2月22日)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/30/30r/30r.html
さらに、このアンケートには致命的な問題があります。
それは……
アンケートのサンプル数が少なすぎる! 専門職1000人調査レベル……
このアンケートの図に出ている「N=」という数字を見てください。最大でも「N=178」ですね。
アンケート調査を出すためには、最低限必要なサンプル数というのがあります。
最大でも「N=178」程度では、1000人の平均値にも満たないサンプル数なんです。
ちなみに2019年平均の雇用者数は5,660万人(役員を除く)です。※総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2019年(令和元年)平均(速報)」に基づく(詳細は下記囲み参照)
総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2019年(令和元年)平均(速報)」
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/index.html
現在の雇用者数から考えると、最低でも「N=400」程度はサンプルとして欲しいところです。
「N=400」という理由は、「N=400」のサンプル数で100万人の平均を導き出すといわれているからです。また、それ以上集めてもさほど大きな誤差が出ないとされているからです。
ちなみに宣伝。「アンケート調査における信頼性が高い適切なサンプル数」に関しては、私も簡単な記事を書いていますので、よかったらご覧ください。
情報に踊らされるな! 自分の価値を高めてアピールしろ!
もう一度断っておきますが、この記事はYOUTRUSTさんのアンケートにケチをつけるものではありません。
スキルを持った専門職の場合、副業でも成功するでしょう。
しかし、それはほんの一部の方々に限られたことです。決して誰もが副業でサクッと稼げるわけではありません。これを忘れないでおきましょう。
また、YOUTRUSTさんがどうなのかはわかりませんが、派遣などは中抜きされるケースも少なくありません。
派遣会社の問題点について、こんな記事も書いていますので、よかったらお読みください。
では、どうすればいいのでしょうか?
答えは明確です。
それは……
自分の価値を高めて
アピールすることです。
自分の価値を高める5つの方法
自分の価値を高めてアピールするのは簡単じゃありません。しかし、気づいた時に挑戦していかないと、今後はかなり苦しい人生を歩む可能性が高いです。
そこで!
抽象的なことが多いですが、自分の価値を高める5つの方法を紹介します。
まずは自分の目標を設定し、それをクリアしていきましょう。その繰り返しが、自分の価値を高め、副業なり本業で存在感を発揮することになるはずです。
<自分の価値を高める5つの方法>
(1)ゴールクリアまで挑戦する
(2)自分の強みを把握して発信&行動する
(3)稼ぐジャンルと自分を掛け合わせる
(4)商売相手のことを考え抜く
(5)効率化と合理化を意識する
さぁ、快適な福業ライフを一緒に実現しましょう!
副業・複業・転職などを含めた福業(ふくぎょう)を掘り下げたい方は、合わせてお読みください。
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