日本の危機！　人材派遣会社が日本の活力を奪っていく

以前から「2020年以降、日本は破綻する可能性が高い」という危機感を持っています。

小狡い少数派が庶民の生活を蹂躙しているようにしか感じられません。

そのひとつが、人材派遣業システム。

人材派遣ってクズの搾取ブローカーだと思います。

人材派遣サービスに何も感じない？　すでにあなたは洗脳されている

あなたは人材派遣サービスに疑問を感じませんか？

私は非常に感じています。

人材派遣会社のやっていることは、永続的なピンハネ業。システム化することで業務コストを削減し、一部の人間（財界を中心とした利己的政治屋）に歪なお金が流れているだけのシステムと感じているのは私だけでしょうか？

ちなみに紹介業でマージンをとるっていうのは、否定しません。

困っている会社に人材を紹介し、それに見合った手数料を依頼会社から受け取る。このシステムは現在もヘッドハンティングとしてあります。昔でいえば「就職雑誌に載せるために掲載料を貰う」というパターンもこれに該当します。

これなら不自然ではありません。

 

しかし！

 

しかしですよ！

 

派遣会社がやっていることは、永続的にマージンを搾取し続けているんです。これって、暴力団の「みかじめ料」の思考と同じです。もしくは日雇い労務者相手の「労務手配師」と同じです。見かけだけスマートにしてやっているだけです。

もちろん紹介してもらったことに関して感謝しなくてはなりません。それに何か“大きな”トラブルが起きた時にはフォローをしてくれることもあるでしょう。

しかし、基本的システムは、暴力団などと同じなんです。上前をはねているだけです。

 

仕組みはこんな感じです。

出典）一般社団法人 日本人材派遣協会 https://www.jassa.or.jp/keywords/index2.html

 

要するに派遣社員は派遣会社に雇われている状況です。

これに違和感は感じませんか？

私は非常に大きな違和感を感じます。

もし、もし、あなたが何も感じないとしたら、歪んだ社会に洗脳されていると思います。

 

 

国際的社会的にも狂っている!?　マージンは？？　日本人材派遣協会は何かを隠している？

ただ批判しても仕方ないので、まずは派遣会社の現状を調べてみました。とくに関心の強い「派遣会社事業所数」と「マージン」について紹介します。

調査不足の部分や憶測もありますので、異論は歓迎します。

 

派遣会社事業所数は世界トップ!?

まず派遣会社事業所数を調べてみました。ネットには下記のようなグラフが転がっています。日本がダントツで多いです。１位が日本で82,681件、２位がアメリカで31,932件です。

出典）「世界の労働者派遣事業 主要統計調査（日本人材派遣協会）」https://www.jassa.or.jp/archives/archives.html

 

近年の調査結果には事業所数は割愛されています、それどころか、非常に曖昧な調査データになっています。不思議です。

これは何かを隠すためなんでしょうか？

さらに調べてみました。

日本人材派遣協会の別ページに「許可事業所数（一般・特定）数推移」が掲載されていました。

出典）「許可事業所数（一般・特定）数推移（日本人材派遣協会）」　https://www.jassa.or.jp/keywords/index1.html

 

このグラフを見る限り、事業所数は約8万カ所を維持しているようです。数の多さはやはり世界的に見ても多いことに変わりはなさそうです。

ちなみに事業会社数は中国がダントツでトップのようです。しかし事業所数は掲載されていません。中国側がデータを出していないせいかもしれません。

 

 

マージンに関して

冒頭にも書きましたが、マージン自体を否定するつもりはありません。あくまで紹介料はまったくアリの立場です。割合に関しても双方に納得する金額ならば問題ありません。

しかし、派遣会社のやり口は下記2点の部分で問題アリだと考えます。
（1）永続的にマージンを搾取する
（2）マージン率を契約時に確認し合わないままで契約する

 

（1）に関してはすでに書きました。暴力団と変わらない構造と断罪します。

（2）に関しては姑息過ぎます。契約して働いているのに、マージン料が不明っていうのはありえない話です。というか、それに関して突っ込まない派遣社員さんが多いのにも驚かされます。完全に洗脳されているとしか思えないほど、思考停止状態だと感じます。

実際、派遣会社の7割、「マージン率」公開義務を果たしていないそうです。

出典）「JBpress／派遣会社の7割、「マージン率」公開義務を果たさず〜優良認定業者でもコンプライアンス違反の実態」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52296

 

 

 

 

「負の三方よし」連鎖は意欲喪失、能力低下につながるだけ

江戸時代の理想的な商売精神に「三方よし」というのがあります。要するに「売り手」「買い手」「世間」の「三方」に利益をもたらすような発想であり、行動様式です。

いい関係を築き上げ、お互いに切磋琢磨しながら、社会を豊かにしていこうとする姿勢だと私は認識しています。

対して、派遣会社がはびこる社会は「負の三方よし」だと感じています。

「負の三方よし」の理由は大きく下記の3点に尽きます。

（1）派遣社員は派遣元企業の手のひらの上で踊らされているだけ
→→→ラクチンだが、最終的に勤労意欲や向上心が低下する

（2）派遣先企業に責任や教育などの責任は生じにくい
→→→ラクチンだが、だんだんと企業の社会的意義や責任を放棄する

（3）派遣元企業
→→→人間の“モノ扱い”する思考、“ラクに逃げる”怠惰な思考を促進させる

さて、ここであらためて。

あなたは人材派遣サービスに疑問を感じませんか？

私は非常に感じています。

 

 

派遣サービスの本質的ヤバさとは……社会の意欲を失わせ、腐らせていく

感覚的に「永続的なピンハネ業」の部分にだけ目が行きますが、本質的に社会の意欲を失わせるのが人材派遣サービスの本質的ヤバさだと思います。

本質的な発想が「盗人」なんです。

「派遣会社は“現代の奴隷商人”だ」と言う人もいるようです。しかし、これはちょっと違います。なぜなら、派遣社員も、派遣先企業も不満を発していないからです。

私なら、「派遣会社は“現代の洗脳商法”だ」とした方がしっくり来ます。

 

 

 

 

このまま日本は破滅するのか？　自らに頼る人が増えることで解決する！

この問題の本質は洗脳する派遣会社だけではなく、洗脳されている派遣社員や派遣先企業にも問題があります。

日本はこのままだと破綻すると思います。経済的な問題だけではなく、思考停止状態にさせらている人が少なくないからです。

「思考停止→搾取」の負の連鎖にハマると、なかなか抜け出せなくなります。そして、人間は泥沼に沈んでいきます。

わたしたちはこの現状に疑問を感じ、動き出さないといけないのです。

最近は意欲的な人も増えてきていると思います。

会社に頼らず、自らに頼る生き方を目指す人たちが増えている気配も感じます。

自立した生き方を切り拓き、社会の在り方に目を向けていきましょう。

 

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