【福を呼ぶ副業ニュース】稼ぐ情報紹介〜2022年4月版 | 福業ナビ021

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。「福を呼ぶ副業ニュース」と題して、福業に関するニュースをピックアップしていきます。常に最新情報が更新される時代だからこそ、インフォメーションを自分にとってプラスになるインテリジェンスへと昇華していきたいものです。この記事が副業の手助けになれば、そして少しでも楽しく笑顔で生きていくことに役立てば幸いです。

 

 

 

「次々と仕事依頼が舞い込む「副業ライター」の共通点とは？」（2022年4月25日）

＜つなワタリ・所感＞
日比野新（ひびの しん）さんは34年間ソフトウェア開発業務全般を行い、仕事とは別に「セールスコピー」をきっかけに副業でライティングをスタート。現在はライティング、集客・販売などの副業アドバイスを行っていらっしゃいます。『1文字1円を10円に上げる 書く副業』『文系でもプログラミング副業で月10万円稼ぐ!』などが代表作です。※リンクをクリックすると、アマゾンのページに飛びます。

内容的には残念ながら普通な印象を受けました。この記事を読んで「勉強になった！」と感じた人は、副業でライティングをやらない方がいいかもしれません。そのくらい普通のことが書かれています。もしかするとネット記事にするにあたり、抜粋のポイントがズレてしまった可能性もありますが……。

少しだけ補足しておきます。

（1）何度も依頼されるライターの条件とは？
記事では「内容が間違っていないこと」「文章がわかりやすいこと」「納期厳守」が最低条件として書かれています。これは当然のことです。基本は大事ですが、そんなことよりも「調べる方法はネットなのか書籍なのか」「文章についての用字用語の統一」「納期の駆け引きをしっかり行う」などが継続して依頼される基本です。その辺について言及されていないのは残念でした。

 

（2）依頼主にとってのメリットを提供する？
記事では「依頼主が喜ぶ（楽できる）情報を提案すること」の大切さが書かれていました。さらに「超近未来」と言えるくらい近い将来について提案するテクニックも紹介されていました。しかし、これは初心者には難しいポイントです。提案とは相手とのやり取りの中で見極めていくものです。いきなり提案するよりも納品の際にさりげなく相手の望んでいることを探る程度がベターでしょう。

 

（3）費用はきちんと伝える？
費用の話は非常に大切です。ん？　費用？　報酬のことですね。もっとも大事な部分でありながら、話の内容はぼんやりしています。相場的な金額、中級者、上級者に対する平均的な金額について触れてないのが残念すぎます。その挙げ句に「高いかな？」と思う価格を提案するいいと書かれていますが、あまりにもざっくりし過ぎています。自分の原稿の値段がどのくらいかを見極めるポイントを紹介した方がよっぽどタメになります。多くの人はそこを理解していませんから。

 

（4）なんにでも興味を持って「おもしろがる」?
「おもしろがる」ことの大切さを書かれていますが、雑食ライターは自分の価値を高めることができません。その辺の注意点にも触れておいてほしかったです。

 

グダグダと……きっとご本人が読んだら腹を立てるであろう内容でしたが、ライティングの副業を考えている人は、クライアントになったつもりでどんなライターが喜ばれるかを考えてみるといいでしょう。長くライティングで小遣い稼ぎしたいと思っているのであれば、クライアントにとって都合のいいライターにはならないようにしてください。

 

 

 

●「オンライン秘書「土谷みみこさん」が子育てと両立しながら副業で成功した秘密」（2022年4月10日）

＜つなワタリ・所感＞
この記事は、オンライン秘書として中小企業経営者をサポートし、オンライン秘書になりたい人のコミュニティ「秘書部」を運営（約240名が所属）している土谷みみこさんの成功事例です。

この記事はパッと見だと､「構成ミスかな？」と思わせる記事です。多分、サラタメさんの『真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン──名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法』（←クリックすると、アマゾンのページに飛びます）の中で紹介されている事例のひとつが土谷みみこさんなんでしょうね。リード文と本文のつなぎがイマイチなので、何かの間違いかと思ってしまいました。

そんな構成のことはともかく、山谷さんの成功のポイントを抜粋しておきます。
（1）オンライン秘書は、たまたまの手伝いから発展
（2）自分のスキルでも、思っている以上にニーズがあることを発見
（3）やや無茶な働き方の甲斐もあり、成果が早く出た
（4）メールコミュニケーション能力が重要
（5）かけた時間：平均週20時間（平日3日3〜4時間、土日1日5〜6時間）
（6）積極的な提案力でクライアントを喜ばせる（クライアントの願望を察知して具現化）
（7）あえて外注という組織化

やはり重要ポイントは（6）と（7）。こういうのが理想的副業といえるでしょう。しかしターニングポイントは（2）。ここに尽きます。自分の能力が活かせる場所を見つけること。自分が主導権を握ること。クライアントに利用されるのではなく、クライアントを利用して喜んでもらうこと。これが大事です。

 

 

 

「やって良かった副業“ポイ活”　月収3万円未満が大半「思ったより稼げない」」（2022年4月8日）

＜つなワタリ・所感＞
この記事は、「保険マンモス」（東京都港区）の調査結果からの記事です。副業をしたことのある500人を対象にした調査結果です。おすすめの副業は、トップから「ポイントサイト」「アンケート調査」「ライティング」「データ入力などのタスク作業」「フリマアプリ」「短期アルバイト」「投資（株、不動産など）」と並びました。どれも誰かのために時間を切り売りしているのが現状です。誰かに利用されている段階では頭打ちになるばかりです。副業でしっかりと稼ぎたいなら、自分手動に物事を動かしていくことが必要でしょう。まだブログの方が資産になります。副業は将来のビジョンが大切です。安易に小金を稼ぐか、将来的に実力をつけていくか、あなただったらどちらを選びますか？　冷静に考えると、ポイ活で未来が開けるとは考えにくいです。もちろん短期間にあらゆることに挑戦することも必要ですが、最終的には『誰でもできる仕事ではなく、自分だからこそできる仕事』にシフトしていくことになると思います。できるだけ自分の能力を発揮できるようなことを意識していきましょう。

 

 

 

「なぜ副業がうまくいくと、本業がうまくいくのか？」（2022年4月7日）

 

＜つなワタリ・所感＞
この記事は、お金のソムリエ協会会長である坂下 仁さんの著書『40代からは「稼ぎ口」を２つにしなさい』（←クリックすると、アマゾンのページに飛びます）の自社広だったようです。記事では副業することで人間関係に幅ができ、意識改善にもつながといったメリットがサラリと書かれているだけです。私からすると、「タイトルに偽りがあるんじゃない？」という記事でした。

『40代からは「稼ぎ口」を２つにしなさい』には、「やってはいけない副業」「やってよい副業」「お勧めの副業」の3種類が紹介されているようです。「お勧めの副業」で紹介されているのが、物販ビジネス・賃貸ビジネス・情報発信ビジネスの3つのようです。坂下さんの場合は著作という情報発信ビジネスに該当しますね。

坂下さんは『妻社長（いますぐ妻を社長にしなさい）』（←クリックすると、アマゾンのページに飛びます）で注目された方です。アマゾンのレビューを見る限り、『いますぐ妻を社長にしなさい』は身内を社員にすれば節税になるという税金についての基本的な話です。

副業を勧めることは悪いことではないですが、語られている内容はほとんど同じです。パターンとしては裏付けがない数字が並んでいたり、ポジティブな部分だけに光を当てていることが多いです。裏付け数字がありませんので説得力に乏しいですが、実際には副業というエサに安易に喰い付き、その気になっただけで挫折する人の方が遥かに多いのが実態です。情報発信ビジネスの養分にならないようにしてください。

 

 

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さぁ、みなさんはどうやって今後を生きていきますか？

自らの手で「福業」を掴み取っていきましょう！

では！

 

 

 

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