つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
私の元に届いた迷惑メールの実例を紹介します。くれぐれも迷惑メールに引っかからないようにしてくださいね。
今月から私宛に送られてきた詐欺メールの状況報告、ならびに関連情報を月一回のペースで紹介していこうと思います。よろしくお願いいたします。
【目次】本記事の内容
2022年9月に送られてきた詐欺メールの合計点数は……
では、2022年9月に私宛に送られてきた迷惑メールの状況報告です。
私宛に送られてきた詐欺メールの件数、ブランドの種類、メールの傾向などを紹介します。
○送られてきた迷惑メールの件数
2022年9月の総点数は「870点」となりました。
○詐欺メールのブランド件数
詐欺メールとして悪用されたブランド(企業)件数は、全部で約「34件」でした。約としたのは、ブランド不明やブランド混合タイプもあったからです。
○悪用されたブランドの種類や傾向
悪用されたブランドの種類は、いままでと大きな差はありません。
先月は「ECショップ系(アマゾン・楽天・ヨドバシカメラ)」「クレジット系(VISA・アメックス・イオン・セゾン・トヨタ・マスターカード・JCB・ジャックス・エポス・エムアイカード・PayPay・au Pay)」「銀行系(三井住友・三菱UFJ・アプラス・みずほ・あおぞらネット銀行)」「交通系(ETC・えきねっと)」「放送系(NHK・J:com)」「その他(ハッカー・アップル・国税庁・日本郵便・赤十字社ほか)」の6種類にわけましたが、今回はさらに「仮想通貨系(MetaMaskほか)」を加え、7種類にしたいと思います。
では、それぞれの種類ごとに傾向を下記にまとめてみましたのでお伝えします。
・ECショップ系(アマゾン・楽天・ヨドバシカメラ)詐欺メールの傾向
やはりアマゾンが断トツ。約300通ほど送られてきています。一時期はアマゾンと同じレベルで送られていた楽天はすっかり減ってしまいましたが、ここにきて増加の傾向です。
・クレジット系(VISA・アメックス・イオン・セゾン・トヨタ・マスターカード・JCB・ジャックス・エポス・エムアイカード・PayPay・au Pay)詐欺メールの傾向
アメックスが急増しました。内容は昔から変わらない同じパターンです。さらにイオンの躍進も目立ちます。やはり内容はほとんど同じ。記事ではアメックスもイオンもほとんど紹介しておりませんが、重複していても記事で紹介することで抑止力になるかもしれませんね。
・銀行系(三井住友・三菱UFJ・アプラス・みずほ・あおぞらネット銀行)詐欺メールの傾向
銀行系は三井住友系が断トツです。これは昔からの傾向で、今後も変わらないでしょう。しかし、年末から来年にかけてネット銀行系の詐欺メールが増えてくる可能性は高いです。
・交通系(ETC・えきねっと)詐欺メールの傾向
えきねっともワンパターンの詐欺メールですが、いまだしつこく送られてきます。コロナが落ち着いてきたこともあり、帰省のタイミングに合わせてETC関連も増えてくるでしょう。
・「放送系(NHK・J:com)」&「その他(ハッカー・アップル・国税庁・日本郵便・赤十字社ほか)」詐欺メールの傾向
目立ったものはなく、全体的に数が減りました。8月に続いて国税庁を装った詐欺メールも送られてきましたが、さほどのインパクトは残せなかったように思えます。
・仮想通貨系(MetaMaskほか)詐欺メールの傾向
9月は「MetaMask」を装った詐欺メールが突然登場しました。まだまだ数は少ないのですが、今後の増加が予想されるジャンルです。
○悪用されたブランド・ベスト5の企業
悪用されたブランド・ベスト5の企業は以下のとおりです。
ー(1)アマゾン……31.7%
新↑(2)アメックス……19.3%
新↑(3)えきねっと……9.3%
↑(3)イオン ……9.3%
新↑(5)三井住友……5.5%
相変わらず詐欺メールの1/3はアマゾンからのものです。2位以下は8月との顔ぶれとだいぶ変わりました。8月上位の「VISA」「ETC」「三菱UFJ」が消え、その代わりに「アメックス」「えきねっと」「三井住友」が登場しました。
こうやって比較するとなんらかの法則が見えてくるかもしれません。10月の結果がたのしみです。
○送信者のドメインは中国系が減少気味
いままでの詐欺メールは中国ドメイン(.cn)がメインでした。しかし、だんだと「.tk」「.ml」「.ga」「.cf」「.gq」といった無料ドメインも増えてきたように感じます。
無料ドメインについては。「代表的な怪しいドメインをご紹介(https://27watari.com/spam-actual-example-761#i-6)」で簡単に紹介しております。
では、他のサイトで気になった関連記事をいくつか取り上げておきます。
ネットバンク不正送金被害が8月下旬より急増
オンラインバンキングにおける不正送金の被害が8月下旬より急増している。フィッシング攻撃に起因すると見られており、警察庁や金融庁では注意を呼びかけています。
警察庁の取りまとめでは、2022年上半期の不正送金被害は145件、約3億2100万円だったが、8月以降に254件、3億8200万円の不正送金被害が確認されている。
引用:ネットバンク不正送金被害が8月下旬より急増 – わずか2カ月で上半期上回る勢い(Security NEXT/2022/09/29)
https://www.security-next.com/140129
魚拓URL:Server Errorにより取得できず
◯グラフを見るといかに異常な増加なのかがわかる。
警察庁の発表したグラフをご覧になってください。一目瞭然です。
これです(クリックすると、画像が拡大されます)。
引用:フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る
不正送金被害の急増について(注意喚起)(警察庁広報資料/令和4年9月15日)
https://www.npa.go.jp/cybersecurity/pdf/20220922press.pdf
魚拓URL:Server Errorにより取得できず
大事な内容ですので、文章を転載します。
フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る
不正送金被害の急増について(注意喚起)
令和4年(2022 年)8月下旬からインターネットバンキングに係る不正送金事犯による
被害が急増しています。
インターネットバンキングに係る不正送金被害については令和元年(2019 年)以降、発
生件数・被害額ともに減少傾向が続いており、令和4年上半期※(1月から6月までの6か月間)における発生件数は 145 件、被害額は約3億 2,100 万円でしたが、8月における発生件数は 70 件、被害額は約2億 1,300 万円、また、9月1日から 15 日までにおける発生件数は 184 件、被害額は約1億 6,900 万円となっており、急増しています。(数値はいずれも暫定値)
※ 「令和4年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(令和4年9月 15 日警察庁広報資料)では「発生件数144 件」及び「被害額約3億 1,571 万円」と記載しているところ、その後に判明した被害が1件あるため、数値を改めています。
(棒グラフ画像)
被害の多くはフィッシングによるものとみられます。具体的には、金融機関(銀行)を装ったフィッシングサイト(偽のログインサイト)へ誘導するメールが多数確認されています。このようなメールや SMS に記載されたリンクからアクセスしたサイトに ID・パスワード等を入力しないよう御注意ください。
また、一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が具体的な手口や対策などの関連情報を Web サイトで公開していますので、併せて御参照ください。
【掲載場所等(JC3 の Web サイト)】
「インターネットバンキングの不正送金による被害を防ぐために」
https://www.jc3.or.jp/threats/topics/article-463.html
(HOME→NEWS(脅威情報)→インターネットバンキングの不正送金による被害を防ぐために)
上記の資料にも登場しますが、「令和4年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R04_kami_cyber_jousei.pdf 魚拓URL:Server Errorにより取得できず)も合わせてご確認ください。
いかがでしょうか。令和4年下半期もかなり危険が広がりそうです。
どうぞくれぐれもお気をつけください。
では、また次回!
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下記をクリックすると、今回の記事に関連した他のオススメ記事一覧を表示させることができます。
● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2022年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2021年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2020年版】。 |
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<人生を狂わす迷惑メール・詐欺メール>
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