つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
今後の新時代を牽引する存在のZ世代(α世代)についての記事をピックアップして、ポイントを抽出してまとめています。何かの参考になれば幸いです。
【目次】本記事の内容
- 1 Z世代ポイント10:Z世代以下は遊びが足りない?
- 2 Z世代ポイント09:インスタグラムは趣味仲間を作るツール
- 3 Z世代ポイント08:キッザニアはZ世代からα世代ターゲットで職業体験が多様化
- 4 Z世代ポイント07:Z世代との共創? 電通が考えるサステナビリティ・ビジネスとは?
- 5 Z世代ポイント06:Z世代をエサに踊らされてませんか?
- 6 Z世代ポイント05:Z世代に支持される「クリエイター」126人
- 7 Z世代ポイント04:Z世代の次に来る「α世代」とは?
- 8 Z世代ポイント03:Z世代「TikTok好き」は本当か?
- 9 Z世代ポイント02:Z世代が好む傾向
- 10 Z世代ポイント01:Z世代の特徴とは?
Z世代ポイント10:Z世代以下は遊びが足りない?
◯記事タイトル
ナイキがなぜカラオケ店を無料開放? 異色すぎる高校生向け施策(日経クロストレンド/2022年11月08日)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01052/
魚拓URL:https://archive.ph/Q92T2
◯ナイキがカラオケ店を自習室として無料開放
ナイキが日本の高校生を中心とした若い世代に向け、スポーツや体を動かすことを通じて肉体的にも精神的にもストレスから解放し、ウェルビーイング(心身の健康や幸福)の実現を目指すプログラム「NIKE塾」を始めました。
きっかけは、新型コロナウイルス禍の中で高校生へのヒアリングです。近年、若い世代の運動時間の減少が見られる上、新型コロナウイルス禍の影響を受けて運動やスポーツをする時間が減少。そんな中、学校での学習に加え、受験のための塾や自宅学習の増加などにより、ストレスを抱えやすい環境に置かれている若い世代も多いと考えられており、その課題解決としての動きです。
すべての世代にとってアクティブな時間は必要でしょうが、とくに遊び盛りのZ世代以下は無意識に欲しているのかもしれません。
Z世代ポイント09:インスタグラムは趣味仲間を作るツール
◯記事タイトル
インスタグラム経由で付き合う若者が急増中…Z世代の「恋愛」の始め方(現代ビジネス/2022.11.06)
https://gendai.media/articles/-/101431
魚拓URL:https://archive.ph/4wirm
◯インスタで相手の趣味やファッションセンスを知る
インスタグラムはマッチングアプリに取って代わる形で「人とのつながりツール」に変貌しているようです。そもそもZ世代はマッチングアプリを活用している人が珍しくないようです。しかし、マッチングアプリでのやりとりに消耗する人が増え(マッチングアプリ疲れ)、それに変わる方法としてインスタのハッシュタグで新しい出会いを求める人が増えてきているという流れです。
チェックポイントは「相手の趣味」。インスタグラムは文字だけの投稿ができないので、「相手の趣味」がわかりやすいのが特徴です。「ハッシュタグ」も重要ポイントです。同じ趣味を検索することができるからです。
◯24時間限定公開のストーリーズを活用
実際の使い方ですが、ストーリーズからテキストを送ったり、リアクションすることで相手にアプローチしていくようです。具体的には「いいね」を複数つけて、注目してもらうようにします。そして自分サイドではリアクションしやすい内容で罠を張っておくわけです。とくに相手が見に来ていることが確認できるストーリーズは活用必須です。
Z世代ポイント08:キッザニアはZ世代からα世代ターゲットで職業体験が多様化
◯記事タイトル
Z世代からα世代へ、キッザニアはどう対応? DXの職業体験も(日経クロストレンド/2022年10月26日)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00722/00004/?n_cid=nbpnxr_mled_feature_03
魚拓URL:https://archive.ph/HZjUf
◯キッザニアのパビリオンが多様化へ
さまざまな職業を疑似体験できる商業施設 「キッザニア」(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)では、子どもたちに興味のある仕事(パビリオン)を提供しています。2022年7月にはキッザニア福岡がオープンしました。特筆すべきポイントは仕事(パビリオン)の多様化に拍車がかかっていることです。とくに話題を集めたのが、DX(デジタルトランスフォーメーション)やエンジニアリングなどに関連する職業体験ができるパビリオンを集めた「先端技術エリア」です。
ちなみに全職業は以下のとおりです。
<キッザニア福岡で疑似体験できる職業一覧>
・病院 救命救急センター/手術室/新生児室/リハビリテーションセンタ
・専門学校 専門学校の生徒
・メガネショップ メガネショップの店員
・銀行 銀行員/お客さん
・リユースショップ 鑑定士
・カーライフサポートセンター 自動車整備士
・テレビ局 番組MC/お天気レポーター/取材レポーター/音響エンジニア/スイッチャー/カメラマン
・配電テクニカルセンター 配電エンジニア
・石けん工場 石けん工場スタッフ
・だし屋 だし職人
・通信会社 通信エリア設計士
・宇宙センター 宇宙飛行士/フライトディレクタ
・クライミングビルディング メンテナンススタッフ/クライミング体験
・飛行機 パイロット/キャビンアテンダント
・空港警備センター 空港保安検査員
・観光バス バスアナウンサー/お客さん
・食品開発センター 食品開発者
・ソーセージ工場 ソーセージ工場のスタッフ
・ビジネスイノベーションセンター DXエンジニア/ビジネスデザイナー
・ピザショップ ピザ職人
・ショッピングモール お客さん
・筆記具屋 お客さん
・運転免許試験場 教習生
・カーデザインスタジオ カーデザイナー
・くつ工場 くつデザイナー
・ミルクハウス ミルクフードマーケター
・科学研究所 菌研究者
・宅配センター セールスドライバー
・歯科医院 歯科医師/歯科衛生士
・おしごと相談センター おしごとレポーター/相談者
・サラダショップ サラダシェフ
・警察署 警察官/科学捜査官
・消防署 消防士
いかがでしょうか? 「えっ? そんな職業も!?」と驚かされた人も多いのではないでしょうか。まさかマーケターなんて言葉が入っているとは思いませんでした。だし職人というのもマニアックですね。ちなみに2024年にはキッザニア名古屋が開業する予定です。AI関連の体験も増えていくことが予想されます。
◯デジタルネイティブであるZ世代からα世代の特徴は飽きっぽい?
Z世代からα世代の特徴は、「モチベーションの足が早い」「興味が長続きしない」といわれています。これはデジタルネイティブであるがために、情報過多の世界で生きているからです。刺激が多ければ多いほど価値観は多様化し、満開のお花畑を飛び回るチョウのように心は移ろいやすくなります。
しかし、その中でも自分自身の創造性を発揮できるような仕事、社会に貢献できるような仕事、新時代の技術を使った仕事などに興味関心が強く惹かれているようにも思えます。
◯「キッザニア白書」はZ世代からα世代を知る教科書
キッザニアのニュースリリース(https://www.kidzania.jp/corporate/news/)を見ていると、時代の変化を感じることができます。さらに注目してほしいのが「キッザニア白書」です。2016年から2021年までの「キッザニア白書」をご覧になってください。間違いなく見えてくるものが出てきます。
・「キッザニア白書2016」https://www.kidzania.jp/corporate/common/pdf/KidZania_wp_2016.pdf
・「キッザニア白書2017」https://www.kidzania.jp/corporate/common/pdf/KidZania_wp_2017.pdf
・「キッザニア白書2018」https://www.kidzania.jp/corporate/common/pdf/KidZania_wp_2018.pdf
・「キッザニア白書2019」https://www.kidzania.jp/corporate/common/pdf/KidZania_wp_2019.pdf
・「キッザニア白書2020」https://www.kidzania.jp/corporate/common/pdf/KidZania_wp_2020.pdf
・「キッザニア白書2021」https://www.kidzania.jp/corporate/common/pdf/KidZania_wp_2021.pdf
Z世代ポイント07:Z世代との共創? 電通が考えるサステナビリティ・ビジネスとは?
◯イベント
「Do! Solutions Webinar」を2022年11月10日に開催
※電通が運営する課題解決マーケティング情報サイト「Do! Solutions」によるウェビナー。ちなみにウェビナーとはウェブとセミナーを合わせた造語で、「インターネット上で配信するセミナー」のこと、またはセミナーを行うための「配信ツール」のことを指します。
イベント公式サイト:https://www.d-sol.jp/webinar-20221110
魚拓URL:https://archive.ph/DYnjR
◯内容と登壇者プロフィール
内容は3つのセッション「Z世代の社会への向き合い方」「Z世代と企業の共創に向けたヒント」「Z世代の視点から考えるサステナブル事業」で構成されています。これは現状の分析を伝えながら電通がPRの罠を仕掛けるイベントでしょうか。なにより女性の登壇者が目立ちます。
<登壇者一覧>
・西田 修一(にしだ しゅういち):ヤフー 執行役員 SR推進統括本部長
東日本大震災の復興支援と検索を掛け合わせたキャンペーン「Search for 3.11 検索は応援になる。(https://www.search311.jp/)」を立ち上げる。→Z世代が社会参画についてどう考えているかを知ることができる?
・久志 尚太郎(くし しょうたろう) :NEW STANDARD 代表取締役
「この世界は、もっと広いはずだ。」をパーパスに、創作、経営、研究を行う。2014年TABI LABO(現: NEW STANDARD)(https://new-standard.co.jp/)を創業。
・阿部 将貴(あべ まさき) :東京大学大学院 新領域創成科学研究科
1998年生まれ。21年10月から東京大学大学院新領域創成科学研究科で国際協力学を専攻し、アフリカの密猟や、日本の鳥獣害駆除について研究中。現在、TOKYO MX「堀潤モーニングFLAG」(https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/)のレギュラーコメンテーター。
・凰 えこ (おおとり えこ) :金沢大学 人間社会学域 国際学類三年 学生チーム「わこころ」
2001年生まれ。大学1年の秋にトランポリンの授業で出会った鳳わこと二人で、私たちにも地球にもやさしい社会の実現を目指し、学生チーム「わこころ」(https://note.com/wacoeco)を結成。
・若杉 茜(わかすぎ あかね):電通総研 研究員
2022年より電通総研(https://institute.dentsu.com/)。東京大学大学院総合文化研究科在学中で、哲学分野の研究を行っている。
・松崎 裕太(まつざき ゆうた) :電通TeamSDGs SDGsコンサルタント
2020年より、電通デジタルへ出向。21年には新部署「デジタルネイティブルーム」(https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2021-0825-000982)を設立し兼務。Z世代対応をはじめとしたデジタルネイティブ特化型のソリューションも提供している。
・竹嶋 理恵(たけしま りえ):電通グループ DJNサステナビリティ推進オフィス
電通TeamSDGs(https://www.dentsu-sdgs.com/)としてSDGsに関する生活者調査等の実施と情報提供とともに、さまざまなステークホルダーに対するソリューションの開発やビジネス支援を手掛ける。
・田中 理絵(たなか りえ) :電通グループ DJNサステナビリティ推進オフィス
電通ワカモン(https://dentsu-wakamon.com/)立ち上げ後、アジアでの電通ママラボ(https://www.dentsu.co.jp/labo/mamalabo/index.html)設立や、商品開発・CXなどの各種コンサルティングを行う。
電通は大昔に仕事をさせてもらっていましたが、ずいぶん組織の形態が変化しているように感じられます。とりあえず鉄砲を撃ちまくっている印象です。多角的かつ有機的に事業を立ち上げ、社内的に競わせている側面もあるでしょう。それだけ時代が読みきれないともいえそうです。電通社員にとってはやりがいを感じられる状況かもしれません。逆に考えれば、これは電通にとって危機感の裏返しかもしれませんね。なんとしてもZ世代を活用してメシの種に結びつけたいという意気込みが感じるのは私だけでしょうか。
Z世代ポイント06:Z世代をエサに踊らされてませんか?
◯イベント
「Z世代に向けた新たなマーケティング」PIショー開催
※PIショーというのは、販促・企業ギフト・マーケティングの国際的な見本市「インターナショナル プレミアム・インセンティブショー」のことです、2022年10月に開催された第66回は「Z世代に向けた新たなマーケティング」 というテーマが掲げられました。
イベント公式サイト:https://www.pishow.com/66pi/index.htm
◯主催のビジネスガイド社とは?
主催のビジネスガイド社は創業して半世紀となる日本の最も古い歴史のあるトレードショーを行ってきた実績があります。現在の社長は芳賀信享(はが のぶゆき)氏。1960年東京生まれで青山学院大学卒業。証券会社勤務を経て、1985年ビジネスガイド社入社し、「月刊ぎふと」(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)編集部で研鑽を積み、1988年インターナショナル・ギフト・ショー事務局に異動された方です。
芳賀さんは2020年9月に「日本最大級の消費財見本市 ギフト・ショー 創造と進化の奇跡 」(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)という書籍も出されています。これは出展社数2,300社、来場者数約20万人という日本最大規模を誇る見本市を主催し、斬新な発想のアイデアで流通のトレンドをつくってきたビジネスガイド社による、日本のギフト業界史です。
◯月刊Gift PREMIUM 2022年7月号で「Z世代マーケティング」を特集
「月刊Gift PREMIUM 2022年7月号」(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)では第66回PIショーの宣伝も兼ねた特集が企画されていました。項目だけ載せておきます。
・アメリカのZ世代の70%は、社会に対するソーシャルメディアの影響力を強く信じています。 Liberty&Friends,Inc.代表取締役社長 りばてぃ氏(https://twitter.com/nyltw)
・Z世代を捉える上でのキーワードは「信ぴょう性」と「共感」です。(株)電通プロモーションプラス CXソリューション開発事業部CXテクノロジー2部 堀 かおり氏(https://www.dentsu-pmp.co.jp/recruit/newrec/member/11/)
・本当に関心は高いの? Z世代のSDGsに対する意識調査「若い世代ほど、SDGs・サステナビリティをアピールする商品に好感を持つ」
・Z世代は、デジタルで発信するためにリアルな体験を積極的に求めています(株)エルティーアール 代表取締役社長谷丈太朗 氏(https://ltr-inc.co.jp/)
・ラッシュ(https://www.lush.com/jp/ja)が、Z世代への販促に欠かせない一部のSNSからサインアウト。その理由は?
・Z世代のための、トレンドに特化した新業態店舗がお台場に誕生 ドン・キホーテ(https://toyosu.tokyo/open-close/kirakiradonki-odaiba/)
・今夏のギフトトレンド“共体験”を凝縮させたギフトカタログを、メタバースの技術を使って発行! シャディ(https://tug-c.com/shaddysummergift2022planet/)
◯Z世代の消費行動をエサに電通が新しい専門家を作り上げようとしている?
Z世代関連の記事では、若い会社やZ世代を熟知している20代の新リーダーが登場します。堀かおりさんもその一人です。堀かおりさんは2014年に「電通テック」に入社し、2018年5月より「+tech labo」の研究員となって”Z世代”と”メンズ美容”を軸としたビジネス開発に従事されてきたそうです。関連インスタ(https://www.instagram.com/boysbeauty_jp/)のフォロワー数は11,000人程度(2022/10/25時点)です。
◯Z世代の新リーダーの言葉は信用できるのか?
Z世代の新リーダーの言葉は信用できるのかどうかの判断はつきません。しかし、時代の変化に合わせてあざとい会社は20代の若者を新リーダーにでっち上げているようなフシはあるように感じています。いわゆる「AKB商法」のビジネス版といったところでしょうか。
先が読めないビジネス界は戦国時代へとなだれ込んでいきます。そのためにも企業はZ世代をエサにして一人でも多くの人を踊らそうとしていますし、その手段として「ハーメルンの笛吹き男」的なアイコンを作っていると考えるのは下衆な勘ぐりでしょうか。
Z世代を理解する必要はありますが、Z世代マーケティングにはくれぐれも踊らされないようにしたいものです。Z世代マーケティングに踊らされないためには、まずは積極的にZ世代と接していくことでしょう。
Z世代ポイント05:Z世代に支持される「クリエイター」126人
◯書籍タイトル
2022年10月24日発売『U35つくるひと事典』(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)
書籍詳細:https://amzn.to/3TNdUFD
◯書籍の内容
Z世代が注目されている新世代クリエイター126人をデザイナー、フォトグラファー、イラストレーター、ジャンルレスの4章に分けて紹介した一冊です。
セレクトしたはクリエイティブファーム「haconiwa(https://www.haconiwa-mag.com/)」編集部によるもの。取り上げられているクリエイターは、フォトグラファー 小川美陽(https://twitter.com/ogami_1011)、絞り染め作家 清水美於奈(https://mionashimizu.com/)、現代アーティスト 沼田侑香(https://www.yukanumata.com/)、造本家 新島龍彦(https://tatsuhikoniijima.com/)ほか。本を購入しなくとも、それぞれのサイトを回遊して触れるだけでも何かを感じることができるはず(それぞれをクリックすると、公式サイトへ飛びます)。しかし、大事なことは、それが正解ではないということ。
Z世代ポイント04:Z世代の次に来る「α世代」とは?
◯記事タイトル
Z世代の次に来る「α世代」とは 6つの特徴、“タイパ”も進化(日経クロストレンド/2022年10月17日)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00722/00001/
魚拓URL:https://archive.ph/W124S
◯α世代とは?
α世代はiPhoneが日本に上陸した2008年以降に生まれた「2022年に12歳以下(現在の小学生以下で21世紀生まれ)」の世代を指すことが一般的です。親はミレニアル世代(現在25歳~40歳代)で、社会課題への関心が高いのも特長です。Z世代より高度なデジタルネイティブで、幼稚園からプログラミングを学び、キャッシュレス決済やアプリ内課金などのデジタルでのお金のやり取りにも慣れています。
◯タイパって?
タイパとは、タイムパフォーマンスのこと。映画などのコンテンツを倍速視聴したり、広告をスキップするなど、時間効率を重視する生活スタイル。
Z世代ポイント03:Z世代「TikTok好き」は本当か?
◯記事タイトル
Z世代「TikTok好き」は本当か? 4000人調査で見えた意外な実態(日経クロストレンド/2022年08月09日)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00979/
魚拓URL:https://archive.ph/K7y5g
◯19~26歳の男女4000人へのアンケート結果は?
日経BPコンサルティングが、Z世代のSNS利用状況についてWebアンケートを実施。Twitter、Facebook、Instagram、TikTok、YouTubeのうちいずれか1つ以上のSNSを週1回以上利用しているZ世代(2022年4月1日時点で19~26歳)の男女に情報収集手段やその利用状況について調査。結果は「8割以上:YouTubeとLINE」「7割:TwitterとInstagram」「TikTokは23.1%。全体の4分の1以下」でした。
また信頼できる情報源としては、「検索エンジンや専門サイト・アプリで検索するのが45.9%」と最も多く、「SNSを見る」人は39.9%でした。
Z世代ポイント02:Z世代が好む傾向
◯記事タイトル
Z世代マーケの本質は「金魚すくい」 だから「広告」は嫌われる(日経クロストレンド/2022年07月15日)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00683/00001/
魚拓URL:https://archive.ph/uduLs
◯Z世代の望む商品や広告とは?
従来のマーケティングは商品や広告を、より多くの人に見てもらえるようにリリースすることが定石でした。しかし、Z世代はそんな「多くの人に好かれようとしている」商品や広告に対して抵抗感があり、“自分だけ”が共感でき、自分だけに向けられたマーケティングを好む傾向が強いようです。
Z世代ポイント01:Z世代の特徴とは?
◯記事タイトル
星野リゾートの実践から学ぶ、「Z世代」を顧客にする極意(日経クロストレンド/2022年09月26日)
https://xtrend.nikkei.com/info/18/00006/00161/
魚拓URL:https://archive.ph/rrLJV
◯Z世代とは?
Z世代とは、1990年代中盤から2010年ごろに生まれた世代を指します。スマホをはじとするデジタルデバイスに慣れ親しんでいるのが大きな特徴です。世代のニーズとしては、「SNS映え」などを重視していると言われています。しかし、近年、Z世代をターゲットにした方法は多様化してきています。
◯そもそも、なぜZなの?
1960年代半ば〜1980年ごろに生まれた人々を「Generation X/X世代」とアメリカで呼ぶようになったことに由来しています。その後、1980年前半から1990年後半かけてを「ジェネレーションY(Y世代・ミレニアル世代)」、そして「1990年後半から2010年前半までをZ世代」「2008年頃からをα世代」と呼びます。
ちなみに『Generation X(ジェネレーションX)』というのは、写真家ロバート・キャパ(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)が1950年代に発表したフォトエッセイのタイトルが由来で、「X=未知なるもの」という意味が込められていました。また、ダグラス・クープランドの著作『ジェネレーションX~加速された文化のための物語』(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)が世界的にヒットしたことが後押しとなりました。
◯関連情報など
・今瀧 健登氏
“Z世代の企画屋さん”と呼ばれる「僕と私と」CEO。メンズネイルサロン「KANGOL NAIL」、食べられるお茶「咲茶」などを企画するヒットメーカー。Z世代の代表として多数のメディアに出演し、”サウナ採用”などのユニークな働き方を提案するZ世代経営者。一般社団法人Z世代の代表も務めています。
・梅ケ谷 夏歩氏
富士山麓に佇む日本初のグランピングリゾート「星のや富士」に配属、接客業務を担当。その後、20代限定の「界タビ20s」プロジェクトリーダー、界ブランドのマーケティング戦略立案などを担当。
・Z世代の関連書籍(←クリックするとamazonのページに飛びます)
では!