つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
新型コロナ感染拡大の長期化や社会情勢不安の影響により2022年に値上げする商品・サービスが増えています。値上げに関する最新ニュース・企業に関連した雑学を共有する記事です。
最新の商品やサービスの値上げ情報を知りたい人……2021年から食品関連を中心に値上げを発表する企業が増えてきています。この傾向は2022年以降も続いていきます。もしかすると商品自体が消えてしまうこともありえるでしょう。そんなわけで目にとまった商品の値上げ、サービスの値上げの最新情報を紹介していきますので、買い物の参考にしていただければ幸いです。今回はブルドックソース&イカリソースに関する値上げ情報です。
【目次】本記事の内容
ブルドックソース&イカリソースが2022年6月1日よりおよそ3%~8%の値上げ
2022年3月18日、ブルドックソース&イカリソースは「家庭用・業務用のアイテム82品」を6月1日よりおよそ3%~8%値上げすると発表しました。
詳細はこちらのニュースリリースをご覧になってください。
「当社グループ商品の主要原料価格、特に野菜・果実、砂糖類、食塩は世界的な需要拡大等を背景に急激に高騰しております。また包材費や燃料費においてもコスト高の状態が続いております。(中略)従来の取引価格を企業努力だけで維持することは困難な状況となっており」
引用:「ブルドックソースグループ一部商品価格改定のご案内」(ブルドックソース株式会社/2022年3月18日)
https://www.bulldog.co.jp/common/upload/news/220318.pdf
※イカリソースも同様の内容でリリース発表。イカリソースは2005年に会社更生法を申請。その後、ブルドックソースの傘下となる。
価格改定の案内が3月18日(金)で、改定は6月1日(水)出荷分からというのは、かなり良心的な案内ですよね。まとめ買いによる品切れを招く恐れもありそうですが、それは企業側としては防ぎきれません。非常に高感度がアップする発表だと考えます。
値上げ対象は「家庭用・業務用のアイテム82品」
公式サイトでは一部商品と書かれていましたが、実際の表組みを見ると「家庭用・業務用のアイテム82品」というものでした。イカリソースに関してはほとんどの商品という印象です。つまりブルドックに関してもソース関連の商品はすべて値上げと考えてもいいかもしれません。
どうせ問い合わせされるわけですし、「細かく商品をリストアップした方が余計な時間コストが削減できていいんじゃないの?」と考える私は甘いのでしょうか。。。
さて、関連したソースに関する情報をいくつかご紹介します。
ソースの発祥は? いつ? どこ?
ソース(SAUCE)の語源はラテン語の「SAL(塩)」で、英語、フランス語、ドイツ語ともに同じ綴で書かれます。誕生は19世紀始めのこと。ギリスのウスターシャ地方に住む一人の主婦が、余った野菜や果物をスパイスと一緒に壺に入れて保存しておいたところ、野菜や果実が溶け合った、見たことのない液体ができていました。これが、ソースの始まりだったとされます。これが初めて商品化されたのが「ウスターソース」でした。(参考:「ソースのトリビア(ブルドックソース)」https://www.bulldog.co.jp/special/sauce/03.html)
◯ブルドックの名前が付けられた納得の理由
ブルドックソース株式会社は1902年に創業しました。商品名に「ブルドック」として採用したのは、ソース発祥の地であるイギリスであること、さらに大正時代にブルドッグがペットとして親しまれていたことが理由です。印象的なブルドックのマークは大正末期からラベルに使われるようになり、現在に至ります。(参考:「会社情報(ブルドックソース)」https://www.bulldog.co.jp/company/name.html)
あれ? ブルドッグなのにブルドックなんですね。濁音にしなかった理由はなんだったのでしょうか。単純にクリアな発音にしたかったのか、はたまた間違えたのか、それとも……気になりますね。
◯ブルドッグはいつ頃に日本にやってきたのか?
ブルドッグの歴史に関して少し調べべてみると、『帝國ノ犬達 明治から昭和の敗戦に至る時代を生きた犬達のお話。(https://ameblo.jp/wa500/)』というサイトを発見しました。
サイトにはブルドッグの歴史も詳細に語られいる記事もありました。それによるとブルドッグは明治初期に日本にやってきたようで、大正時代にはブルドッグ愛好団体「大日本ブルドツク倶樂部」が設立されるほど人気が高まっていったようです。座談會『ブルドッグの華やかなりし流行のあとを語る(昭和9年)』からの抜粋がふんだんに紹介され、当時の貴重な写真などと合わせて非常に歴史的価値の高い記事になっていますので、興味のある方はご覧になってください。(参考:「ブルドッグとフレンチ・ブルドッグの日本史(帝國ノ犬達)」https://ameblo.jp/wa500/entry-10334117377.html)
感動的! イカリソースの名前の由来
イカリソースは1896年の創業し、日本で初めて本格的なウスターソースを製造・販売しました。シンボルマークのイカリ(錨)は船舶事故に遭った創業者社長が救命ランチの錨綱に捉まって九死に一生を得たことから付けられました。錨綱に対する祈念と感謝の気持ちを永久に商品に刻みつけるためにソースの商品名を「錨印ソース」とし、イカリマークを付けたそうです。現在はブルドックソースの傘下となっているわけですが、ブルドックソースはイカリソース創業者の想いを尊重してブランド名を残したのかもしれませんね。(参考:「商品名の由来(イカリソース)」https://www.ikari-s.co.jp/free/?id=518)
ソースづくり社会科見学「ブルドックソース館林工場施設さんぽ」
ブルドックソースの工場見学動画「館林工場施設さんぽ」は、同工場に勤務する社員が撮影・編集したもの。普段見られないソースづくりの見どころ、裏側などが紹介されています。
海外のソース作りの様子もいくつか紹介します。
◯How Is Worcestershire Sauce Made? | How Do They Do It?
Worcestershire Sauce was invented in 1835 when a posh army officer went to India to help run the British Empire. He fell in love, not with a woman, but with a fish sauce. DCODE how the iconic sauce is made in England today.
◯How Lea & Perrins Makes Worcestershire Sauce Using A 185-Year-Old Recipe | Regional Eats
We visited Lea & Perrins factory in Worcester to see how they produce their ever-popular Worcestershire sauce.
◯Worcestershire Sauce | How It’s Made
In the early 19th century, an English nobleman hired two chemists to recreate a sauce he tasted while traveling through India. The resulting concoction was unpalatable, so the chemists left it in a basement only to be discovered years later. Over time, the sauce had matured and became delicious. Over 170 years later, the same recipe is used in sauce distributed all around the world.
ソースに関する流行語『ソース顔』『ソースは俺』、話題CMなど
◯ソース顔
ソース顔とは彫りが深く、暑苦しさが感じられる顔のことです。1987年頃から使われ始め、対になる形で1988年に誕生した「しょうゆ顔」とともに流行語となりました。ソース顔の代表が少年隊の錦織君、しょうゆ顔の代表は東山君とされました(ちなみに植草君はマヨネーズ顔)。
◯ソースは俺
情報源、根拠、理由は自分であるという意味。ネットで使われることが基本。
◯オリバーソースの原哲男
関西で有名なオリバーソースのCM。吉本新喜劇の人気俳優、原 哲男が長年務めていました。
◯【アニメCM】オタフクソース 「わたしの名はオオタフクコ~小さな幸せを、地球の幸せに。」片渕須直/MAPPA
監督・脚本 片渕須直
キャラクター原案 こうの史代
音楽 コトリンゴ
声優 尾身美詞/オオタフクコ
アニメーション制作 MAPPA
物価上昇&賃金据え置きでインフレ突入! 対策は投資!
さて、最後に話は値上げに戻ります。物価上昇&賃金据え置きの結果として何が起きるのか? それは明らかです。そうです。インフレです。
さらに海外状況による原材料費などのコスト上昇が続くとなると、企業も追い詰められていきます。結果的には企業と個人の我慢比べになってくるのではないでしょうか。
つまり企業、個人に関係なく、弱者が淘汰されていく可能性が高くなってきます。
では、私たち個人はどうしたらいいのでしょうか。
値上げで音を上げる! なんて言ってる場合じゃありません。
賃上げが期待できないのであれば、私たちができることは3つしかありません。
それは……
「節約」「副業」「投資」の3つです。
「節約」は以前から当たり前のように言われてきたことです。しかし、「節約」にも限界があります。ギリギリの状況の中での物価上昇ではお手上げ状態となってしまいます。
その結果としての「副業」推進です。国や企業が「副業」の後押しをするようになった背景は、ここにあります。しかし、「副業」も簡単ではありません。「副業」をエサにしたハイエナのような会社が増えているだけです。きっと「副業」で思ったように稼げているのは、ほんの一部の方々でしょう。
では、今後、私たちはどうしたらいいのでしょうか?
最後の手段は、「投資」です。
「投資」には2つの方法があります。「自己投資」と「金融投資」です。つまり自分のスキルをブラッシュアップするか、FXや株取引などで資産を増やす方法のどちらかとなります。
「自己投資」については自分の適性と向き合って考えてください。問題は「金融投資」です。いまだに日本では「金融投資」に抵抗感を持っている人が多いようです。しかし、銀行が信用できなくなってきている状況ですので、いまこそFXや株式投資を少額から始めることが望ましいでしょう。最初から欲を出してはいけません。まずは慣れることです。
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