晋遊舎がパズル雑誌で懸賞品を送らず〜未発送は数千人？ | 謝罪文 実例006

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしておきます。謝罪することが起きないことに越したことはありませんが、何かが起きた時に参考にしていただければ。

 

 

出版社「晋遊舎」が6種のパズル雑誌で懸賞品を送っていなかったことが判明

「晋遊舎」が毎日新聞の取材を受けた同社がホームページ（HP）上で問題（懸賞品を送っていなかったこと）を公表し「ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と陳謝したそうです。

 

これを報じたのは毎日新聞。

この記事です。

 

↑クリックすると、アーカイブページに飛びます。

 

記事が削除される可能性もありますので、文章を念のため残しておきます。

 

 

 

 

「晋遊舎」による懸賞品を送っていなかった件に関する謝罪文実例……「晋遊舎」公式サイトにつながらない理由は？

現時点で「晋遊舎」の公式サイトにアクセスできない状況（下記参照）です。確認でき次第、紹介します。

 

「Error establishing a database connection」（データベース接続の確立エラー）

いくら「晋遊舎」サイトにアクセスしても……表示は「Error establishing a database connection」と出てしまいます。

 

これです。

 

 

あれ？　「Error establishing a database connection」？

 

サーバーへの大規模なアクセスが集中してダウンした場合、この表示でしたっけ？

サーバーダウンの場合は、「503 Service Unavailable」とか、「Service Temporarily Unavailable」といったエラーメッセージが表示されるはずだった気がします。

「Error establishing a database connection」は、WordPressで構築しているサイトのデータベース設定に問題がある時に表示されるものだったはずなので、意図的にデータベース設定を変え、接続エラーが出るようにしたのかも？？？　なんて思ってしまいました。

 

詳しい人、教えてください！

 

この勘ぐりは間違いかもしれませんが、その場合は名誉毀損になっちゃいそうですね（汗）。

 

（重要）いろいろ調べてみると、サイトへの急激なアクセス集中によって一時的にサーバーエラーが発生して、「Error establishing a database connection」が表示される可能性もあるようです。しかし、もしそうだとすると、とんでもないアクセス数ってことなのかもしれませんね。

 

 

いや……気になるので、さらに調べてみました！

 

 

晋遊舎のサイト「http://www.shinyusha.co.jp」は、調べてみると、さくらレンタルサーバーを使用しているようでした。プランによって異なりますが、ひとつ間違いのない事実があります。それは……さくらレンタルサーバーの場合、アクセスの上限を超えると503エラーになるということ（公式サイトのアナウンス）。また一時的なアクセス急増でもサーバーが耐えきれずエラー表示されるとのこと。

 

 

つまり「Error establishing a database connection」という表示にはならないようなんです……。

さて、事実は確認しようがないですが、非常に不思議ですし、とっても気になります。

こういうことは起こるのでしょうか？　あらためて！　詳しい人に教えていただきたいです！

 

追記……その後、Firefoxで何度かアクセスしましたが、下記の表示と「Error establishing a database connection」が交互に？出るようになりました。

 

 

ネットのトラブルはブラックボックス的なので、とても不思議でなりません……。あらためて時間をおいてアクセスしてみます（2020/10/09　11:27時点）。

 

 

 

「晋遊舎」公式サイトにやっとつながった。その理由は……？

現在、2020/10/09の14時前です。やっと「晋遊舎」のサイトにつながりました。

トップページに今回の件に関する謝罪文がアップされていました。

 

 

ん？

 

 

あ、なるほど……そういうことでしたか。。。

 

 

なんのことかというと、「晋遊舎」の公式サイトにつながらなかった理由です。

 

 

本来、「晋遊舎」の公式サイトはコンテンツが充実しています。

こんな感じです。

 

ちなみにこれは2020年07月29日のサイトの魚拓です。

ここに載っている各種コンテンツのアドレスを入れてアクセスしましたが、調べたすべてのページが「Error establishing a database connection」と表示されます。

 

……つまり、トップページに表示されている謝罪文以外のコンテンツは意図的にアクセスできないようにしたわけです。

 

午前中に「変だな？」と感じた理由がわかりました。

 

「晋遊舎」の判断に関しては賛否両論あるかと思いますが、なかなか斬新な対応ですね。

斬新とは……もちろん皮肉です。

そもそも「晋遊舎」を糾弾するための記事ではありませんので、本題である謝罪文を紹介します。

 

 

 

「晋遊舎」による懸賞品を送っていなかった件に関する謝罪文実例

今回は、「晋遊舎」による懸賞品を送っていなかった件に関する謝罪文の記録です。

◯謝罪の内容・タイトル

弊社パズル雑誌・プレゼントの発送につきまして

 

 

◯謝罪した人・組織など

株式会社晋遊舎

 

 

◯発表日時

2020年10月9日　お昼頃か
※早朝にもアップされていた模様ですが、午前中は公式サイトにアクセスできない状態でした。

 

◯謝罪文の内容

まずは画像から紹介します。

これです。

 

弊社パズル雑誌・プレゼントの発送につきまして
https://www.shinyusha.co.jp/
※トップページに掲載。どこかのタイミングでアドレスを変更する？　それとも消去してしまう？

 

念のために文章にも残しておきます。

 

 

残念ながら謝罪文には不可欠である日時が掲載されていません。

また、毎日新聞からの取材があったことも、経緯も掲載されていません。

ここから推察するに、内部告発的なものがあったのかもしれませんね。

それにしても……この段階でも【当選者の発表は、各雑誌の応募においてご案内しているとおりプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。】というのもいかがなものでしょうか。

 

当選者自体がウヤムヤのままな印象を与えないためにも、発送後にサイトで発表するくらいの誠意が必要なのかもしれませんね。

 

 

 

晋遊舎（しんゆうしゃ）の概要

出版社「晋遊舎」は、大洋図書から独立する形で1995年に創業しました。パソコン雑誌からパズル誌・格闘技誌・実用書・ムックの発行を行っています。

最近は『LDK（エルディーケー）』『MONOQLO（モノクロ）』『家電批評』『LDK the Beauty』など、広告を入れない「テスト誌」で売上部数を伸ばし、出版界から注目されています。

「テスト誌」というスタイルは、かつては『暮しの手帖』や『月刊消費者』『たしかな目』などの雑誌が切り開いてきました。しかし、2007年〜2011年あたりにすべて消滅。一旦は焼け野原状態となった「テスト誌」に着目し、さらにマスコミでのスポンサーの存在が弱まり、個人がsnsなどで自由に意見が言える時代の後押しもあってか、人気を集めてきています。

ネットでも2016年10月に「360.life（サンロクマルドットライフ）」という100％ユーザー目線で実施した商品テストサイトを開設。2018年1月の月間PV数は約2000万という人気ぶりを示した（現在は億にも迫る勢いか？）。

「テスト誌」や「テストサイト」の基本コンセプトは、｢正しい結果を伝える」という部分でしたが、そのスタンスは出版社全体には浸透していなかったのかもしれません。

 

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