つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。SNSなどの広がりと共に、デジタルデトックスの重要性を訴える人が増えてきています。私は基本的にドップリとネット世界に浸かっていますが、先日、久しぶりに一日中ネットから自分を遠ざけてみました。思いのほかスッキリ感とプラス感がありました。
なぜスッキリ感とプラス感を感じたのか? その理由を振り返り、ネットデトックスの必要性を備忘録的に書き残しておきます。みなさんも緩〜く短時間でもかまわないので、「ネット断ち」をしてみてはいかがでしょうか。脳のリフレッシュになると思います。
【目次】本記事の内容
他の人はどれだけネットに時間を費やしている? あなたはネット中毒?
みなさんはネットを1日にどれくらい見ていますか?
多分、ツイッターでフォロワーさんを必死で増やそうとしている人は、数時間費やしているんじゃないでしょうか?
そんなことありませんか?
総務省の調査によると、ネット利用者は10〜20代が多いようです。もちろん年々増加してきています。やはりスマホ普及の影響が大きいですね。
詳しくは下記統計をご覧になってください。クリックすると大きな画像に飛びます。
総務省|平成29年版 情報通信白書|機器別のインターネット利用時間と行為者率
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc262530.html
電車に乗っていると、8〜9割の人はスマホを見ています。
それを一方的に非難する気はありませんが、横から見ていると異常感?みたいなものを感じる自分がいます。
私自身もスマホの電波が悪くなったり、電池が切れると、心に“さざ波”が立つのを感じます。
そんなときに自分は完全にネット中毒になっているな・・・と痛感させられます。
いいのか、悪いのか・・・いや、良くはありませんね。間違いなく。
余談ですが、アフィリエイトで稼ぎたかったら20〜30代を狙い撃ちせよ!
総務省の「情報通信白書」を見ていると気がつくことがあったので、余談をひとつ。
総務省の調査結果を見ると・・・一目瞭然です。
なにが一目瞭然だと思いますか?
それはアフィリエイトで稼ぐ方法です。
アフィリエイトで稼ぎたかったら20〜30代を狙い撃ちするのがベストでしょうね。
いわゆるペルソナの設定ってやつです。
そもそも見ている人のパイが圧倒的に大きいですから。
例えば「薄毛」でアフィリエイトする場合は、キーワードも20〜30代を狙った「若ハゲ」などをイメージする方が引きが強そうです。
もし時間がある方は「情報通信白書(平成29年版)」をご覧になってください。磨き方次第でキラキラ輝くような魅力的なデータの宝庫です。いろいろと役に立ちます。
「情報通信白書(平成29年版)」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/h29.html
話が横道に逸れてしまいました。
本題に戻ります。
寺山修司やゲーテはどう感じる? 「ネット」は「書」よりもタチが悪い
さて、本題です。
ネット中毒は、なぜ良くないのでしょうか?
昔、寺山修司は言いました。
『書を捨てよ、町へ出よう』。
『書を捨てよ、町へ出よう(角川文庫)』(画像をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)
ゲーテは『ファウスト』で学問全てに精通したにもかかわらず人生に絶望したファウストを通じて提言しています。
「行為がすべて」。
これは悪魔メフィストフェレスと契約して若返ったファウストの言葉です。
寺山とゲーテに共通することは、「書」よりも「行為」が重要だと明言しているところです。
現代に置き換えるとすれば、「ネットを捨てよ」となるでしょう。
もちろん寺山もゲーテも「書」を否定していません。
究極的に「書」を極めた結果、「行為」が重要だと気づくわけです。
「ネット」も「書」と同様です。
いや、むしろ「ネット」は「書」よりもタチが悪い気もしています。
なぜなら考える力(脳力)を著しく低下させ、思考回路をワンパターンのにしてしまう危険性をはらんでいると感じているからです。
もし現在の状況の中で寺山修司やゲーテが存在していたら、いったいどう感じるでしょうね。
気になりますが、きっと警笛を鳴らしているでしょう。
ネットに埋没するな! 検索は思考回路がワンパターンになる!
さて、冒頭に書いた「スッキリ感とプラス感を感じたのか?」という理由です。
ほんの一日程度のネットデトックスでしたが、自分のネットの接し方がツマラナイかを実感しました。
たった一日で実感できたのは、理由があります。
それはリアルな会話を増やすことを意識したからです。
普段話さない人と意識的に会話を増やしてみました。できるだけ声をかけてみるようにしました。
声をかける行為は検索にも似ています。
しかし、思ったような「答え」が返ってきません。
思いがけない面白い「応え」が返ってくる方が大きいです。
「答え」と「応え」の違いは圧倒的でした。
これはマジで刺激的でした。
リアルな会話は、ネットよりも面白い情報がバンバン入ってくることを実感しました。
・ ・ ・
ネットは検索によって情報を拾い集めていきます。
良くも悪くもGoogleさんは検索者の思考パターンを発展させる道筋で「答え」を提示してくれます。
それは「有益」というキーワードを基本とした「答え」です。
しかし!
リアルな会話は相手次第です。
予想外の情報がポンポン出てきます。
そこにあるのは「答え」ではなく、「応え」です。
予想外の「応え(情報)」は脳を刺激します。
結果、脳力をアップさせることになります。
これは間違いありません。
リアルな会話で得た記憶の断片を検索することが重要
帰ってからリアルな会話で得た記憶の断片を検索してみました。
すると、情報の吸収が普段とは著しく異なる感覚を得ることができました。
ネットは節度をもって使うのがベストです。
リアルな会話や行為から検索することで、記憶が補完されます。
不思議ですが、これは間違いありません。
理屈では証明できませんが、「定期的ネットデトックス&積極的リアル会話→検索」をオススメします。
リアルな会話で得た記憶の断片を検索することで、きっと脳力もアップしていくでしょう。
ネット中毒の行き先は……脳をスカスカになる記憶障害の危険性も!?
ここからは付け足し(余談)です。
昔から私が思っている「ネットと脳力(記録力)の関係」を少しだけ書いておきます。
・ ・ ・
私は「ネットで受け取る記憶は脳に定着しにくい」と考えています。
これは以前から感じている自分自身の体験上の結論です。
なぜでしょうか。
実際の印刷物と異なり、ネットの表示はリアルではありません。
ページをめくったり、一気にページを飛ばして見るという行為もありません。
それは文字を読む行為ではありません。単純な映像を見る行為にすぎません。
使っているのは、指先と視覚だけなんです。
指先と視覚だけという行為は、非常に危険性を感じます。
指先と視覚だけで情報を吸収するネットは、映像として脳に記憶を焼き付ける形です。
記憶は単なる映像にすぎないので、見た記憶は残っても、文章の記憶は脳に定着しにくくなります。
さらにネットには過激な想像が溢れていますので、映像自体の定着率もどんどん下がってきていると思っています。
ネットですから、検索すればすぐに情報が出てきます。
この安心感が記憶力低下を加速させています。
・ ・ ・
たとえば私は恥ずかしいことに知り合いの電話番号をひとつも覚えていません。
覚えているのは、自分の番号だけです。
明らかに機械がすべて覚えてくれているという安心感による記憶障害といえるでしょう。
ネット生活を見直して、新時代を切り開こう!
繰り返します。
私は間違いないと確信していますが、ネットデトックスは多少の記憶障害を食い止める効果があると思います。
さらに「積極的リアル会話→検索」というパターンは脳を大いに刺激してくれるはずです。
2019年5月1日からは新時代、令和がスタートします。
これを機に、ネット生活を見直してみてはいかがでしょうか。
私は積極的に見直してみます。
では!
★下記バナーはGoogleさんの「スポンサーリンク」です。バナーをクリックしても支払いが発生することはございません。
↓[ Googleセレクト 関連コンテンツ ]↓
wordpressやるなら
エックスサーバーがオススメ!
このサイトはスタート時より「wordpress × エックスサーバー」によって運営しております。他のサーバーとも契約をして別サイトを構築しておりますが、エックスサーバーの使い勝手がイチバンです。セキュリティ、サポートに満足しております。しかも低コストです。利用者が多いので情報がネットに多いことも助かります。
詳細は下記ボタンより