つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。新型コロナ感染拡大の長期化の影響でしょうか、2022年に値上げする商品・サービスが増えていきそうです。そんなわけで、値上げに関するニュース・最新情報を共有する記事です。
商品の値上げ、サービスの値上げの最新情報を知りたい人……2021年から食品関連を中心に値上げを発表する企業が増えてきています。この傾向は2022年以降も続いていきます。もしかすると商品自体が消えてしまうこともありえるでしょう。そんなわけで目にとまった商品の値上げ、サービスの値上げの最新情報を紹介していきますので、買い物の参考にしていただければ幸いです。今回はティッシュやトイレットペーパーに関する値上げ情報です。
【目次】本記事の内容
大王製紙が3月22日出荷分からエリエールなど家庭紙の全製品を15%以上値上げ
2022年1月11日、大王製紙は人気商品エリエールで知られるティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの家庭紙の全製品を、3月22日出荷分から15%以上も値上げすると発表しました。
詳細はこちらのニュースリリースをご覧になってください。
「対象品種:ティシュー、トイレットペーパー、キッチンタオル他、家庭紙製品全品〜原燃料価格・荷資材費の高騰や物流コストの上昇が続き、(中略)自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となっております」
家庭紙の値上げは2019年6月以来となります。「エリエール」ブランドのティッシュペーパーなどの商品の店頭価格が引き上げられるのは、2022年4月前後になるでしょう。
大王製紙は国内第4位の紙・板紙の生産量を誇る製紙メーカー
大王製紙の紙・板紙の生産量は約270万トンほどで、日本国内では日本製紙・王子製紙・王子マテリアに次ぐ国内第4位の規模の会社です。
主力商品は新聞用紙・印刷用紙・段ボールなどの部門からなる「紙・板紙事業」関連が約7割、そして衛生用紙・おむつ・ナプキンなど最終的に一般消費者へ販売される製品の部門からなる「家庭紙製品事業」が約3割の2本立てとなります。今回は「家庭紙製品事業」の値上げですので、印刷物に影響はなさそうです。→これは間違いでした。「印刷・情報用紙の価格改定」は2021年11月9日に発表されていました。改定は2022年1月21日(金)出荷分からで、やはり現行価格より15%以上の値上げとなります。(参考:「印刷・情報用紙の価格改定について(大王製紙)」←クリックするとニュースリリースに飛びます。)
製紙業界の値上げの理由は? コロナ? それとも??
製紙業界の値上げは大王製紙だけではありません。三菱製紙、中越パルプ工業なども15%以上の引き上げを断行します。
「値上げは粛々とやり切る。営業員がユーザーに一生懸命訴えている最中だ(大王製紙の若林頼房社長)」
引用:「製紙業界が3年ぶり値上げラッシュ、従来とは違う背景事情」(ニュースイッチ/株式会社日刊工業新聞社)
値上げの背景は原燃料価格の高騰や物流費上昇、円安の進行などといった理由もありますが、少子・高齢化やIT化による構造的な需要減が深刻になっているそうです。
ペーパーレス化や簡易包装化の流れは止めようがありませんので、このまま製紙業界自体の落ち込みに拍車がかからないことを祈るのみですね。
大王製紙の屋台骨を支えるティッシュペーパー「エリエール」
大王製紙の主力商品は、ティッシュペーパー「エリエール」です。これについて掘り下げていってみましょう。エリエールは1979年に販売を開始し、1986年にはスコッティ・クリネックス・ネピアなどの先発ブランドのシェアを追い抜き、トップに躍り出ました。現在も約15%の市場占有率で首位をキープしています。
エリエールブランドの商品(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)は、ベビー用品や介護用品など幅広く展開し、最近では除菌できるアルコールタオルの売れ行きが好調のようです。
ところで、「エリエール」って、どういう意味なの??
素朴な疑問です。
「エリエール」は何語なんでしょうか。。。
それとも造語なのでしょうか???
意味も気になります。
調べてみました。
「「エリエール」はフランス語で女性を意味する“elle”と、風を意味する“air”を組み合わせた「風の妖精」を意味する造語です。「風の妖精が生み出すやさしい風のように人々の生活に寄り添う商品を多くの方に届けたい」という想いが、このブランド名に込められています。」
たしかにシンボルマークは風のそよぎを感じさせます。カタカナのロゴも優しさと独特の極性ンが印象的です。
しかも驚くことに、久石譲作曲の『Life is』というテーマ曲もあります。
2021年秋、「エリエール」は柔軟剤をプラスしてリニューアル
テッシュについてはあまり追求したことはありませんが、「エリエール」は2021年秋に柔軟剤をプラスして、優しさアップでリニューアルしたようです。
CMをご覧になってください。
ティッシュ? それともティシュー??? 正式はティシュ??
気づいた方はいらっしゃるでしょうか?
「エリエール」は・・・いや、大王製紙はティシューにこだわっています。
私はティッシュと読んでいます。
文章などでは、一般的にティッシュという表記が多いようです。
しかし、商品によって表記はさまざまなんです。ぜひ巷に出ている商品の表記を確認してみてください。
これは発音の表記を各会社が差別化として変えているせいです。
では・・・
正式名称はどれになるのでしょうか?
じつは・・・
正式名称はありません。
100%そのように統一されているのかはわかりませんが、消費者庁では「ティシュ」、厚生労働省では「ティッシュ」、日本の業界団体としては「ティッシュ」と統一、日本衛生材料工業連合会は「ティシュ」などと表記されているようです。
ちなみにアメリカでは1924年にキンバリー・クラーク社が「クリネックスティシュー」を発売したのが始まりだったことから、クリネックスと呼ばれることも多いようです。ちなみに発売当時には、「使い捨てのできるハンカチ」というウリでした、
ティッシュペーパーができるまで(工場探検)
調べていると、ティッシュペーパーが作られる様子が映像で紹介されていました。漂白されたパルプが時速120キロのスピードで「くの字」に200枚折り込まれていく様子を見ることができます。途切れることなく箱からでてくる仕組みは、交互に「くの字」に折り込まれるワザのおかげなんです。
ほかにもティッシュペーパーやトイレットペーパーができるまでのメイキング映像がありましたので、ついでにいくつか置いておきます。
では!
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