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一気にハマった! 映画館での観客の反応に魅了された一色伸幸

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好きな本ばかり読んでいた小学生時代の津本陽。今も昔も、自分の歪さを死守した人が生き残る

これは『週刊文春』創刊40周年記念特別企画の小冊子「Only Yesterday 著名人23氏が綴る“原点”あの頃の私」(1999年4月頃?)の記事を簡単にまとめたものです。若い人は知らない人も多いかもしれませんね。いまから約20年前です。私はすでにフリーで仕事をしており、会社を立ち上げる直前でした。
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一気にハマった! 映画館での観客の反応に魅了された一色伸幸

日本の脚本家&小説家、一色伸幸(いっしき のぶゆき)は、現在58歳

東京都葛飾区亀有出身の一色伸幸は、大学中退後に松竹シナリオ研究所で学び、野村芳太郎監督らに師事した後に脚本家デビューを果たしました。

『私をスキーに連れてって』『彼女が水着にきがえたら』『波の数だけ抱きしめて』というホイチョイ・プロダクション三部作の脚本を手がけています。完全にバブル期の申し子的存在で華やかな才能という印象です。手がけた映画、テレビの脚本のほとんどは“超”が付くような話題作でした。

そんなきらびやかな状況から一転して鬱病を発症。多分、当時の驚異的な仕事量から想像するに、限界値を超えて壊れてしまったんじゃないかと思われます。

現在はマイペースで仕事を続けているようです。ツイッターを見ると、キレのいいツイートをされています。

公式サイト http://www.grand-slam.co.jp/Artist/nobuyukiIsshiki.html
ツイッター https://twitter.com/nobuyukiisshiki

 

 

 

友人に強引に誘われた映画館。そこに“人間”を感じてハマった少年時代

中学2年のときに映画通の友人に連れられ、初めて足を踏み入れた映画館。そこには数々の“人間”との出会いがあり、一気にハマったようです。

映画館の窓口のお爺さんとのエピソード、他の観客の反応と自分との違い、自分自身の映画に真摯に対峙する姿勢……当時の回想は温かさに溢れています。当時からいかに内省的で脚本家的な感性を氏が持ち合わせていることを知ることができる内容でした。

過去の自分、映画館で見かけた少年、そして当時12歳の長男を透過して重ねる。。。技術的にも申し分ない内容でした。

なによりも自分自身が主人公という視線を感じさせられる文章でした。すべてを客観視し、愛を持って接し、それを自己にフィードバックしていく感じです。

現在、同じテーマで文章を書かれたら、どんな風になるのか気になりました。

 

・ ・ ・

 

私が初めて映画館に行ったときには、怪獣モノの上映だったようです。

「〜ようです」と書いたのは、自分ではまったく記憶していないからです。

映画館の巨大スクリーンで大暴れする怪獣に驚いた私は怖じ気づき、「帰ろ!帰ろ!」を言い続けたようです。

せっかく連れて行ったのに・・・親としてはガッカリだったことでしょう。

10代のときには名画座によく行きました。必ず2回観ることを自分に課していました。

現在は映画館に足を運ぶことはなくなりました。

最後に行ったのは、三軒茶屋の2本立てでした。その映画館も消えてしまったはずです。

映画の魅力ってなんなんでしょうね。

少なくとも私にとっては“心の高揚を得る場所”だったと思います。

そして、行かなくなったのは、その期待感が失われてしまったせいなのかもしれません。

原因は明らかに自分自身の感性の劣化でしょうね。

ワクワクしなくなったのは、鬱病的ですよね。

もしかして鬱病の特効薬は映画館に行くことなのかもしれません。ふとそんなことが頭をよぎりました。

 




 

 

一色伸幸の名言←→私の勝手な感想

「一色伸幸 名言」と検索しても、すぐにヒットしません。

Togetterでシナリオ構成住的な内容のスレッドがいくつかまとめられていました。

一色伸幸氏のシナリオ構成術 https://togetter.com/li/543250

・ 一色伸幸さんが語る良いシナリオを書くコツ(友情出演:伴一彦さん)https://togetter.com/li/628630

・「考えているほど脚本家の地位は高くない」『日本のドラマがこの10年で急速につまらなくなった、本当の理由』様々な感想が集まる https://togetter.com/li/1147627

 

サッと読んでみると、感覚的に中谷彰宏さんと同じ印象を受けてしまいました。

中谷彰宏さんは『面接の達人』などで有名な文化人? コラムニスト?です。

仕事で何回かお会いしたことがあるんですが、非常に論理的で、ソツがなく、クレバーな方でした。

ただ、非常に人間臭くないというか、遊びがないというか、ガチガチの理論武装しないと生きていられないような危うさも感じさせられました。

クレバーさを、相手を受け入れない「弱さ」みたいなものと感じたんだと思います。

私自身が“穴だらけ”“隙だらけ”をモットーにした生き方に憧れているので、非常に対照的だなと強く感じました。

そういえばポール牧さんもそうでした。自分の役割を自分で明確に決めていて、それを出す「だけ」のような人でした。ちょっと関係を深めようとすると、思いっ切りバリアを張ってくる感じでした。

偉そうに書いていますが、ちょっとしか会ってませんから、あまり一方的な決めつけは良くないですね。あくまで印象ということでお許しください。

 

そして、一色さん。

中谷さん同様にクレバーさが伝わってきます。昔のチャート式の参考書を読んでるみたいです。

勉強にはなるんですが、なにか人間臭さが感じられない感じ。なぜでしょう。

本人の名言は検索してもサクッと出てきてませんが、ある意味ではすべての言葉が名言ぽいともいえます。

すべての言葉が生っぽく感じないのは、脚本的に昇華されているからなのかもしれません。

そもそもネット時代の人たちにとって、一色伸幸さんという名前はあまり響いてないのでしょうか。だから取り上げられていない??

多分、いまのブロガーさんたちが見たら、一色さんは神の領域に足を踏み入れたような人なんですけどね。

 

の 記 事 を 書 い た 人

つなワタリ

つなワタリプロフ画像

宮城県仙台市出身。夢を持って上京後、さまざまな活動を経て編集者へ。人が好きで、好奇心が強く、誰かに何かを伝えるのが好きなキャラを活かす形で仕事漬けの日々を過ごし、締切に追われながら、気がつけば四半世紀以上もの時間が経過してしまったロートル。仕事と並行しながらアートイベントを立ち上げ、多様な表現関連の企画にも携わる。同時に杉並エリア中心に地域活動も続けて20年ほどとなる。一旦はバーンアウトし、心身共に低空飛行が続いているが、フリーでエディトリアル・アーティスト「プロ無謀家@つなワタリ」として自分の生き様を模索中。詳しいプロフィールや仕事キャリアなどはこちら


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