世界的に人気のスパイ映画シリーズ「007」で初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーさんが亡くなりました。90歳でした。遺族によるとバハマに滞在中で、最近体調を崩していたそうです。
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1930年、英北部スコットランド生まれ。貧しい境遇に育ち、牛乳配達などの仕事を行い、16歳で海軍に入隊しました。しかし、病気で除隊となってしまい、結果的に役者の道に進むこととなりました。
2003年公開の「リーグ・オブ・レジェンド」を最後にスクリーンを離れていましたが、演技のキャリアは数十年に及ぶものです。※2012年には「エバートゥーエクセル」のナレーター を担当しました。
人気スパイ映画「007」シリーズで主人公のジェームズ・ボンド役を演じ、世界的な人気を博したことで有名ですが、その後も「オリエント急行殺人事件(1974)」「薔薇の名前(1986)」「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦(1989)」「レッド・オクトーバーを追え!(1990)」など数々の話題作に出演しました。「アンタッチャブル(1987)」では、主人公と共にマフィアに立ち向かう警官役を演じ、アカデミー賞助演男優賞に輝きました。
1989年には米芸能誌ピープルの「最もセクシーな男性」に59歳で選出され、2000年にはエリザベス英女王からナイトの爵位を授与された。アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)の「生涯功労賞」を受賞した2006年の「(幼少期を過ごしたスコットランドの)ファウンテンブリッジ地区から今夜まで、長い道のりだった。足は疲れたが、心は疲れていない」のスピーチが有名です。
こちらがAFIでのスピーチです。
プライベートでは1962年に女優のダイアン・シレントと結婚し、息子のジェイソン・コネリー(後に俳優となる)をもうけています。その後、1973年に離婚し、1975年にはフランス人アーティスト、ミシュリーヌ・ルクブルンと再婚しています。
2011年に引退を表明し、それ以来ほとんどの時間をバハマにある家で過ごしていたようです。認知症を患っていたとの報道もあります。
2020年5月6日にバハマで行われた2人の45回目の結婚記念日に撮影された最後のツーショットがネットに掲載されていました。
引用:Sir Sean Connery clasps the hand of his devoted wife Micheline Roquebrune as he battles dementia in last photo taken of them together on their 45th wedding anniversary
https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-8902079/Sir-Sean-Connery-clasps-devoted-wife-Micheline-Roquebrunes-hand-photo.html
ストックフォト「Getty Images」には、二人の貴重なショットも多数掲載されています。※下の画像をクリックするとサイトに飛びます。
ツイッターでは、世界中から追悼のツイートが止まりませんでした。日本でもかなり人気でしたので、日本人のツイートも目立った印象を持ちました。
下記写真をクリックすると、ツイッターのタイムラインに飛びます。
【目次】本記事の内容
- 1 20世紀最大のスターの一人、英国の誇り的な存在!
- 2 ショーン・コネリーが演じたボンド作品
- 3 ショーン・コネリーの名言(sean connery QUOTES)
- 3.1 (1)I am not an Englishman, I was never an Englishman, and I don’t ever want to be one. I am a Scotsman! I was a Scotsman and I will always be one.
- 3.2 (2)I admit I’m being paid well, but it’s no more than I deserve. After all, I’ve been screwed more times than a hooker.
- 3.3 (3)Love may not make the world go round, but I must admit that it makes the ride worthwhile.
- 3.4 (4)There is nothing like a challenge to bring out the best in man.
- 3.5 (5)I like women. I don’t understand them, but I like them.
- 3.6 (6)I have always hated that damn James Bond. I’d like to kill him.
- 3.7 (7)Some age, others mature.
- 3.8 (8)I met my wife through playing golf. She is French and couldn’t speak English and I couldn’t speak French, so there was little chance of us getting involved in any boring conversations—that’s why we got married really quickly.
- 3.9 (9)I left Scotland when I was 16 because I had no qualifications for anything but the Navy, having left school at 13.
- 3.10 (10)I don’t know anything about baseball.
- 3.11 (11)Everything I have done or attempted to do for Scotland has always been for her benefit, never my own and I defy anyone to prove otherwise.
- 3.12 (12)The knighthood I received was a fantastic honor but it’s not something I’ve ever used and I don’t think I ever will.
- 3.13 (13)I never trashed a hotel room or did drugs.
- 3.14 (14)More than anything else, I’d like to be an old man with a good face, like Hitchcock or Picasso.
- 3.15 (15)To cultivate an English accent is already a departure away from what you are.
20世紀最大のスターの一人、英国の誇り的な存在!
いち早くショーン・コネリーの死を伝えた「BBC.com」には、貴重な写真が掲載されていました。
記事では、ショーン・コネリーを「A 20th Century movie icon(20世紀のムービーアイコン)」だと讃えています。
引用:Sean Connery: James Bond actor dies aged 90
https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-54761824
ショーン・コネリーが演じたボンド作品
第1作……1963年 「007 ドクター・ノオ」(Dr. No)
第2作……1964年 「007 ロシアより愛をこめて」(From Russia with Love)
第3作……1965年 「007 ゴールドフィンガー」(Goldfinger)
第4作……1965年 「007 サンダーボール作戦」(
第5作……1967年 「007は二度死ぬ」(You Only Live Twice)
第6作……1969年 「女王陛下の007」はジョージ・レーゼンビーが主演
第7作……1971年 「007 ダイヤモンドは永遠に」(Diamonds Are Forever)
※第4作目「007 サンダーボール作戦」をリメイクした1983年の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(Never Say Never Again)でもボンドを演じました。
※第8作からは3代目のロジャー・ムーアが演じました。
ショーン・コネリーの少年時代からの変遷
Breaking News: Sean Connery dead. The „James Bond“ actor dies aged 90. R.I.P #SeanConnery pic.twitter.com/gwozBPnOcy
— DW Culture (@dw_culture) October 31, 2020
こちらは『007は二度死ぬ』の映像
追悼 ショーン・コネリー
R.I.P. Sir Sean Connery
『007は二度死ぬ』
You Only Live Twice
(1967年) @retoro_mode pic.twitter.com/vYEXqqXELe— ヒロミ・ファンファニー (@hiromifanfanny2) October 31, 2020
こちらはショーン・コネリーのCM集
追悼 ショーン・コネリー
R.I.P. Sir Sean Connery#ショーン・コネリー CM集
伊藤ハム × 2、REGNO@retoro_mode pic.twitter.com/wsXoxk8nRm— ヒロミ・ファンファニー (@hiromifanfanny2) October 31, 2020
トヨタ2000GTが登場する最高のシーン
ショーン・コネリーの名言(sean connery QUOTES)
(1)I am not an Englishman, I was never an Englishman, and I don’t ever want to be one. I am a Scotsman! I was a Scotsman and I will always be one.
私はイギリス人ではないし、イギリス人でもなかったし、なりたくもない。私はスコットランド人だ! 私はスコットランド人だったし、これからもスコットランド人であり続けるだろう。
(2)I admit I’m being paid well, but it’s no more than I deserve. After all, I’ve been screwed more times than a hooker.
私が高給取りなのは認めるが、それは私に値する以上のものではありません。結局、売春婦よりも何度もヤラれたのさ。
(3)Love may not make the world go round, but I must admit that it makes the ride worthwhile.
愛は世界を回らせてはくれないが、「乗り甲斐」があるのは認めざるを得ないな。
(4)There is nothing like a challenge to bring out the best in man.
男の最高の魅力を引き出すためには、挑戦することしかないのさ。
(5)I like women. I don’t understand them, but I like them.
私は女性が好きさ。理解はできないけど、やっぱり好きさ。
(6)I have always hated that damn James Bond. I’d like to kill him.
私はずっとあのジェームズ・ボンドが嫌いだったんだよ。殺してやりたいくらいにね。
(7)Some age, others mature.
ある者は年を取り、他の者は大人になる。
(8)I met my wife through playing golf. She is French and couldn’t speak English and I couldn’t speak French, so there was little chance of us getting involved in any boring conversations—that’s why we got married really quickly.
妻とはゴルフで知り合ったんだ。彼女はフランス人で英語が話せず、私はフランス語が話せなかったおかげで、つまらない会話をすることはほとんどしなくて済んだのさ。だから結婚が早かったってわけだ。
私は13歳で学校を中退し、海軍以外の資格がなかったので、16歳の時にスコットランドを離れました。
(10)I don’t know anything about baseball.
野球のことは何も知らない。
(11)Everything I have done or attempted to do for Scotland has always been for her benefit, never my own and I defy anyone to prove otherwise.
私がスコットランドのためにしてきたこと、しようとしてきたことは、常にスコットランドの利益のためであり、決して私自身のためではない。誰も否定なんてできないはずさ。
(12)The knighthood I received was a fantastic honor but it’s not something I’ve ever used and I don’t think I ever will.
私が受けた爵位は素晴らしい名誉でしたが、今まで使ったことはありませんし、これからも使うことはないと思います。
(13)I never trashed a hotel room or did drugs.
ホテルの部屋を荒らしたり、ドラッグなんてものはしたことない。
(14)More than anything else, I’d like to be an old man with a good face, like Hitchcock or Picasso.
何よりもヒッチコックやピカソのような、いい顔の老人になりたいんだ。
(15)To cultivate an English accent is already a departure away from what you are.
英語の訛りをこなれた感じにすることなんて、自分らしさから遠ざかることだな。
安らかに……
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