つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。 以前から音楽活動ができないことに不満を持っていた長瀬智也さんのTOKIO脱退が噂されていましたが、ついに2021年3月にジャニーズ事務所を退所することになったようです。
長瀬智也さんやジャニーズ事務所のことが気になる人……ジャニー喜多川さんが亡くなってから1年が過ぎたばかりです。最近では元NEWSの手越祐也さんが退所したことが話題になりましたが、TOKIOの長瀬智也さんもジャニーズ事務所を退所することが発表されるようです。
【目次】本記事の内容
7月22日夜にファンクラブを通じて正式発表か
『週刊文春』の取材によると、TOKIOの長瀬智也さんが2021年3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所することが確定したようです。
混乱を避けるためなのか、連休前の7月22日夜にファンクラブを通じて正式発表されるといわれています。
退所の理由は？ やはり音楽活動ができなかったこと！
以前にも「長瀬智也さんがTOKIO脱退する可能性も？」という記事を書いたことがあります。
脱退を阻止するためには山口達也さん復帰が最低条件ではありました。
しかし山口達也さん復帰のメドはいまだ立っていない状態で、今後も期待できないということで、しびれを切らした長瀬さんが退所を決断したというのが今回の流れです。
2021年春以降の動きは？ 残された3人は？
退所後、長瀬さんは音楽活動にシフトしていく模様です。
残されたTOKIOの3人はそのままジャニーズ事務所に居残る予定ですが、ジャニーズ事務所の傘下で新会社設立の話もあります。
今後の動きが気になります。
追って情報をアップしていこうと思います。
まずは速報でした！
＜ジャニーズ事務所発表＞株式会社TOKIO設立がメインの内容
記事をアップした直後、7月22日（水）の20時頃、ジャニーズ事務所より『弊社所属アーティスト「TOKIO」に関するご報告』という形で発表されました。
発表のメインは、城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの3人がジャニーズ傘下で新たに「株式会社TOKIO」を設立する内容で、その後に長瀬さんの退所と「裏方」に転身する旨が伝えられていました。
報告はこういった形です。
弊社所属アーティスト「TOKIO」に関するご報告
https://www.johnnys-net.jp/page?id=text&dataId=1956&artist=7
念のため、全文も掲載しておきます。
弊社所属アーティスト「TOKIO」に関するご報告
弊社所属アーティストTOKIOの活動についてご報告させていただきます。
2021年4月1日より城島茂・国分太一・松岡昌宏の3名が株式会社ＴＯＫＩＯを設立し、ジャニーズグループ関連会社として運営することとなり、長瀬智也は、ジャニーズ事務所を退所し、個人として別の道を歩むことになりました。
1994年にＣＤデビューしてから約26年、バンドとして、俳優として、タレントとして、メンバー個人個人が長所を伸ばし、短所を補い合い、プロフェッショナルとしての意識を強く持ってきたからこそ、老若男女の幅広い世代の方々に愛されるグループとなることができました。
長年応援してきてくださっているファンの皆さん、様々なメディアを通してTOKIOを楽しんでくださっている皆さんがいたからこそ、TOKIOを強く、逞しい存在にしていただけたことを、心より感謝申し上げます。
TOKIOのメンバーが時間をかけて、それぞれの人生について意見を交わした上で出した大きな決断に対し、弊社としても心から応援できる環境を整えるべく、寄り添って参りました。
株式会社TOKIOにつきましては、城島茂が社長として、国分太一と松岡昌宏は副社長として経営にも携わりながら、ジャニーが命名したTOKIOという看板は今後も背負った形で、グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいきます。
長瀬智也につきましては、少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました。
ファンの皆さま、関係者の皆さまには突然のご報告になってしまいましたことを大変申し訳なく思っておりますが、TOKIOのメンバーがこれからの人生をかけて挑むチャレンジを温かく見守っていただけるよう、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年7月22日
株式会社ジャニーズ事務所
それにしても、長瀬さんの「裏方」スタートは思ってもみなかったことです。とても驚いています。
長瀬智也さん退所後の動きは？ 関連の動きまとめ
長瀬智也さん退所、株式会社TOKIO設立発表から10日ほどが過ぎました。その間の動きをランダムにまとめておきます。
ひとつ言えることはTOKIOは非常に強いので、数年後には全員が同じステージでパフォーマンスを行う可能性は高いということです。「その日」までファンならずとも、楽しみに待つことにしましょう。
長瀬さんの考える「裏方」の修行先は？
発表では「他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていく」といった形で今後の活動の指針が示されました。では、実際はどんな裏方をやっていくのでしょうか。向かおうとしている＜次の場所＞とは、どこなんでしょうか。気になります。
そもそも音楽志向が強いだけに音楽系の裏方が強いと思いっていましたが、『女性セブン』（2020年8月13日号）では、『池袋ウエストゲートパーク』（2000年・TBS系）の宮藤官九郎から脚本を学ぶ可能性もあると報道しています。
私的には……そもそも脚本家は裏方というポジションではないでしょうし、脚本を学ぶ可能性は低いと思います。
やはりステージ作りや演出など、音楽系の裏方に進むのではないでしょうか。
とはいえ、すでに自主製作映画の撮影を始めていて、監督にもチャレンジするという噂もあります。
また、アパレル関係で長瀬ブランドを立ち上げて、男性向けファッションのプロデュースを行うという話もあります。実際、「CHALLENGER（チャレンジャー）」などを愛用していることで知られており、これはかなり実現の可能性が高そうです。
いずれにしてもサポートしてくれる人も、スポンサーも長瀬さんのまわりには山ほどいるでしょう。前途洋々ですね。羨ましい限りです。
株式会社TOKIO設立は、長瀬さんが退所をメンバーに告げたことがきっかけ
報道によると長瀬さんがTOKIOのメンバーに退所の意向を伝えたのは、2020年1月だったそうです。
その数年前から今後のTOKIOの在り方については相談を受けていた（松岡談）そうで、それが現実的になった時点で、どういう選択があるか話し合いが何度もなされたようです。そこで思いついたのが、ジャニーズ事務所傘下の新会社設立というものだったようです。なによりも「ジャニーさんからもらったTOKIOという名前だけは残したかった」というTOKIOのメンバーの想いが、会社にも伝わったのでしょうね。
身勝手に暴発するように独立するのではなく、多方面に気を配った動きができるTOKIOのメンバーは素晴らしいと思います。
元メンバー、山口達也さんとの関係性は？
週刊誌のインタビューによると、2018年5月、山口達也さんがTOKIO脱退した以降も、メンバー同士の関係は途切れていないようです。今回の件でも「株式会社TOKIOに喜んでくれました。山口に報告しました。30分も話しています。彼も応援したいと言ってくれたし、彼も彼なりに一生懸命頑張っていると言っていました」（松岡談）ということでした。
その松岡さんの言葉を後押しするように、「TOKIOは5人で始まっています。いまは4人ですけど、ぼくらの心の中では5人の絆はいまも変わっていないので」 （国分談）、「変わっていないね。ぜんぜん」（城島談）を言葉を続けました。
「ザ！鉄腕！DASH!!」はどうなる？ ジャニーズ若手参戦？
日本テレビの小杉善信社長は7月27日に行われた定例会見にて、「ザ！鉄腕！DASH!!」は新体制のTOKIOとなってもメンバーは継続して起用することを明言しました。1995年にスタートした番組は視聴率もいいですし、なにより日本テレビの看板番組のひとつですから、当然のことですね。
まさかとは思いますが、長瀬さんが「ザ！鉄腕！DASH!!」の裏方を務めるなんてことも可能性はあるのかもしれませんね。
しかし、今回の発表に際し、日本テレビに報告したタイミングは「発表前日」だったという噂があります。もしも視聴率が下がっていくようなことがあれば、2021年4月以降は、TOKIOに加えて若手グループ参戦という流れになるかもしれません。そして、状況によってはTOKIO3人のDASH卒業もあるかもしれません。
少年隊の東山紀之も番組でエールを送った
少年隊の東山紀之さんは、メインキャスターを務めるテレビ朝日系情報番組「サンデーＬＩＶＥ！！」でメンバーたちにエールを送りました（7月26日）。
「TOKIOって、グループとしても、個々としても、道なき道を切り開いてきた人たち。これからも新しいところを開拓するんじゃないですか」とエールを送り、さらに長瀬さんについては「まだ40（歳）ちょっとでしょ？ やりたいことが、マグマのように溜まってた。それをどうやって爆発させてくれるか、その爆発力を見たいですね」と大きな期待を込めて語りました。
TOKIO5人が揃うXデーは？ 2024年にコンサートツアーか？？
TOKIOという新会社は、2021年4月設立を予定しています。社長は城島さんで、松岡さんと国分さんが副社長という形です。
今回の新会社設立は、ジャニーズ事務所復帰の可能性がほとんどない状況の山口達也さんの受け皿だという考え方もあります。
実際に松岡さんは「（今後、山口さんは）関わることもあるかもしれない」と含みを持たせたコメントを出しています。
そうなると……
TOKIOが5人のメンバー（その前は小島啓さんを含む6人だった）でファーストライブを行い、CDデビューを果たしたのが1994年のことです。その30周年という記念すべき2024年あたりにデビュー時と同じように「全国9大都市でコンサートツアー（合計24公演）」を敢行するという筋書きはどうでしょうか？
退所発表後の動きはこんなところにしておきます。
ここで、TOKIOや長瀬さんのブランディングについて考えてみます。
幅広い世代に愛されるTOKIOのブランディングの決め手は？
まずジャニーズ事務所からの報告文の冒頭では、つぎのようにTOKIOに関して語られています。
「1994年にＣＤデビューしてから約26年、バンドとして、俳優として、タレントとして、メンバー個人個人が長所を伸ばし、短所を補い合い、プロフェッショナルとしての意識を強く持ってきたからこそ、老若男女の幅広い世代の方々に愛されるグループとなることができました」。
ファンクラブ会員向けのコメントでは、長瀬さんからつぎのような言葉が寄せられています。
「30年間お世話になり育てて頂いたジャニーズ事務所には、感謝の言葉よりも気持ちの詰まった作品でお返ししたいという想いでなんとかやって来た30年間でした。色々な方々に支えられながら、自分らしく僕のような人間がこんなに輝かしい場所で自由に表現させて頂けたことに心より感謝しています。
TOKIOの音楽活動が原動力となり個人仕事も沢山勉強させていただきました。最高のメンバーと幾つもの作品を共に作っていく中で自分達にしか出来ないモノを見つけることが出来たような気がします。そして応援してくださった皆さんのおかげで26年間成長することが出来て、その間に生まれた沢山の作品はこれからもずっと僕らの宝物です。
5つの楽器の音となんて事のない言葉だけで心を動かすバンドの素晴らしさをジャニーさんが教えてくれました。
来年の3月をもって芸能界から次の場所へ向かいたいと思います」。
メッセージからは、育ててくれたジャニーズ事務所や関係者への感謝、謙虚さ、義理堅さが伝わってきます。誠実さを全面に出した文章の最後に短文で未来への期待感を膨らませるところも流石です。自分を過剰に押し出さない控えめなテイストが、まわりからの後押しを呼びこむような雰囲気を醸成させています。
本人が書いたのか、代筆がいるのかはわかりませんが、非常に見事なコメントです。
個人でも会社でも、幅広い世代に愛されるようなブランディングの決め手になるのは「信頼」なんだろうなぁ……と思わせる今回の長瀬さん退所・TOKIO新会社設立発表でした。
では、今度は長瀬さんのキャラクターを探るべく、ジャニーズ事務所入所からの歴史を簡単に振り返ってみます。
長瀬智也さんの歴史〜デビューから現在まで
長瀬さんは1978年11月7日が誕生日で、神奈川県出身です。TOKIOでは最年少メンバーとなります。
ジャニーズ事務所入所の経緯は、お姉さんが履歴書を送ったことがきっかけです（ジャニーズに憧れていたことから自分が送ったという説もある）。11歳のときです。
その履歴書に目を通したジャニー喜多川社長（享年87）が一目で気に入り、オーディションを飛ばして即合格。当時、150万分の1の倍率といわれていたジャニーズ事務所入りですが、非常に異例のスタートでした。
長瀬さんの魅力もさることながら、原石の輝きを一瞬で見抜いていしまったジャニー喜多川さんの慧眼は恐るべしです。
身長は公称182センチの長身で、男女の垣根なく愛されてきた存在です。
ずっとバンドにこだわってきている印象ですが、それは中学時代にハマったディープ・パープル（ハードロック）が原点にあるようです。
初舞台は少年隊のミュージカル『SHOCK』に出演という形で、当時から抜群の演技力として目立っていたようです。1994年のTOKIOの結成前には『ツインズ教師』（1993年・テレビ朝日系）でドラマ初出演すると、1995年には『カケオチのススメ』（テレビ朝日系）で初主演を務め、その後も多くのドラマに出演しました。
従来のアイドルのカテゴライズからは大きく逸脱した破天荒の、多才な、天然で頑固で、世代や性別を超えて愛されてきた唯一無二と言っても過言ではない長瀬智也というカテゴリーを築いてきた歴史は、ただただ敬服させられるばかりです。
今回の退所、そして「裏方」としての再スタートも、じつに長瀬さんらしいという形ともいるでしょう。
ファッションとバイクが大好き！
長瀬さんはファッションとバイクが大好きなことでも知られています。
誰よりもデニムを愛し、ファションリーダーとして知られる草彅剛さんとは行きつけの古着屋も同じで、超マニアックなビンテージジーンズなどの話題で盛り上がるほどです。
旧車マニアで知られ、カスタムハーレーなどを乗り回しています。どうやらプライベートではハーレーチームにも所属しているらしいです。車もフォード・シェルビーマスタングGT350などを所有しているとか。すごいマニアっぷりです。
これは元レーサーだったという父親譲りの部分でもあるのかもしれません。
ファッションに関しては、「CHALLENGER（チャレンジャー）」などを愛用していることが有名です。
「CHALLENGER（チャレンジャー）」とはどういうアイテム？
「CHALLENGER（チャレンジャー）」に関して簡単に紹介します。
まずはサイトはこちらです。
CHALLENGER WEB STORE
http://store.challengerworks.com/
CHALLENGERは「アメリカンガレージ」をコンセプトに掲げ、車やバイク、スケートボード、音楽など、ガレージに存在する要素を独自の解釈でファッションとして形作っている原宿のアパレルブランドです。
デザイナーは田口悟さん。日本のプロスケーター先駆者でもありました。
基本は「自分の好き」にこだわったスタンス。田口さんにとって「アメリカンガレージ」とは、夢が詰まったファンタジーワールド。自分なりのファンタジーを「日本人の体型に合う形」や「日本人の肌の色にフィットする色合い」などを意識しつつ、形にしたファッションブランドです。
好きで始めたスケートボードから自然な流れでプロとなり、その後は流れに身を任すような形でデザインを手掛けるようになっていったそうです。絵は子ども時代から好きで、スケートボードを始めた頃にはV.C.ジョンソンの絵に魅了されていたとか。
ちなみにV.C.ジョンソンはストリートファッション界でカリスマ的存在で、「覗きボーン」や「スカル」のデザインが有名です。老舗ハードコアスケートボードブランド「ポケットピストルズ」にも在籍したアーティストです。
この作品がもっとも有名なグラフィックのひとつです。
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さて、話を田口さんに戻します。
いつしか田口さんは「自分で洋服作りたいな」と思うようになり、原宿に店をオープンしたのは2009年。その後、熱いファンに支持され、現在に至ります。
田口さんにとってはスケートボードをやることは自己表現であり、その思いをCHALLENGERという場所で昇華させているのが現在の感覚だとか。
こういったナチュラルな形で自分の好きなことを積み重ねている田口悟さんの姿は、長瀬さんの生き様にフィットするのかもしれませんね。ちなみにお二人は幼なじみ同士のようです。
市場には質のいい中古品も出回っていますので、まずは中古からトライしてみてはいかがでしょうか？
例えばこんなジャケットならアラフィフが着ても全然オッケーです。
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続く。
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