つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。日本のアニメーターの草分けである、大塚康生さんが2021年3月15日に死去。イベントでの鈴木敏夫プロデューサーの挨拶などでわかりました。89歳でした。死因は現在のところ不明です。
2021年3月15日、大塚康生さんが死去
3月15日、「東京アニメアワードフェスティバル2021(TAAF2021)」の授賞式でアニメ功労部門顕彰者である鈴木敏夫プロデューサーが登壇。
挨拶の際に「一番お世話になったのが、大塚康生さんですが、今朝、生涯を閉じられたそうで、今日が印象深い日になりました。本当にお世話になりました。ご冥福をお祈りしたいと思います」と明かされました。
本人のお顔写真を探していると、「CEDEC 2010」に登壇したときの大塚康生さんが「GAME Watch」に掲載されていました。
こちらです。
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「大塚康生氏は、日本アニメ界の巨匠である宮崎駿氏や高畑勲氏の先輩にあたる伝説的アニメーター。りわけ有名なのは宮崎駿氏が監督を務めた「ルパン三世 カリオストロの城」。大塚氏は作画監督を務め、キャラクターやメカニックの豊かな表現が高く評価された」
引用:【訃報】「カリオストロの城」作画監督 大塚康生氏、逝去(GAME Watch 2021年3月16日 00:29 中村聖司)
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1312246.html
超絶画力の秘密は……躍動感を意識したせいか
大塚康生さんの画力は圧倒的でした。
大塚さんが常に公言してしたのは、「アニメーターは演技者である」という言葉です。
これは非常に示唆に富んでいます。
とくに数多くの蒸気機関車を描いたことで知られていますが、『どうやって動くのか?』という原理を緻密に再現したといわれています。
動きには原理があります。
動きには理由があります。
だからこそアニメに命を吹き込む作業は、描かれたキャラクターたちの行動をイメージし、掘り下げていくという行為でもあるわけです。
アニメに限らず、平面作品というものは、見る側に委ねられる部分はありますが、やはり描く側の「洞察力」「想像力」などが必要です。大塚さんは単にうまい絵に対して「保守的だ」と苦言を呈していたそうです。
大塚康生さんの関連書籍
大塚康生さんの関連書籍を紹介します。
アニメーターの最高峰と呼ばれる大塚さんの作品やエピソードをご覧になってください。
ご冥福をお祈りいたします・・・。
では!
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