つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
【目次】本記事の内容
- 1 京都府警が準強制性交の疑いで同志社大アメフト部主力4人を逮捕
- 2 ネットでは逮捕された4人の名前や顔写真が拡散
- 3 逮捕翌日、アメリカンフットボール部は無期限の活動停止とリーグ戦の辞退を発表
- 4 今回の事件に関して厳しい意見が止まらない
- 5 同志社アメフト部4人逮捕の決め手は、容疑者のスマホ映像
- 6 同志社大アメフト部は2部降格が確定! 今後の記者会見の予定は……なし!
- 7 “選民意識的”な考え方が原因? 甘すぎる大学側の対応も大問題か
- 8 2007年導入「コンプラ研修」を大学事務局が主体で見直しへ
- 9 気になる! もしかするとこの事件、不起訴になるかも!?
- 10 同志社大アメフト部員は起訴されるも否認と黙秘状態の卑劣さ
- 11 「大学スポーツ協会」の役割を見直す必要も?
- 12 講義の内容は? 同志社大アメフト部が事件後に初活動(講義)を行う
- 13 同志社大アメフト部が12月に活動再開へ! 無期限を宣言するも、たった3カ月間!?
- 14 同志社大アメリカンフットボール部が全体練習を再開
- 15 <番外>連帯責任は日本だけのもの? 18歳は大人だから入部時に契約しては?
京都府警が準強制性交の疑いで同志社大アメフト部主力4人を逮捕
2022年9月8日、京都府警は酒に酔った女性に性的暴行をしたとして、同志社大の男子学生4人を逮捕しました。いずれもアメリカンフットボール部所属です。
05年12月に部員3人による女子学生への集団暴行事件が起こった京都大アメフト部では、加害学生は退学処分となり、チームは翌年春の公式戦を辞退した。関西学生アメフト連盟担当者は「正式な報告がまだなく、大学とフットボール部の対応と判断を待つ。過去にも、連盟が処分するようなことはなかった」と話した。
引用:同志社大アメフト部主力4人が逮捕 酔った女性に性的暴行か 3日の開幕戦にも出場(スポーツ報知/2022年9月9日 5時30分)
https://hochi.news/articles/20220908-OHT1T51281.html?page=1
魚拓URL:https://archive.ph/dcS9g
同志社大アメリカンフットボール部のチーム名は「ワイルドローバー」。これでは「ワイルドレイパー」と揶揄されてしまいそうですね。
・ ・ ・
逮捕報道を受けて、同志社大学は謝罪文を公式サイトにアップしました。
これです(クリックすると画像が大きくなります)。
引用:本学学生の逮捕報道について(’22年9月8日 更新)
https://www.doshisha.ac.jp/news/2022/0908/news-detail-9130.html
魚拓URL:https://archive.ph/adnUO
念のために文章を残しておきます。
本学学生の逮捕報道について
’22年9月8日 更新
本学の学生(4名)が性的暴行を加えたとの疑いで逮捕されたとの報道がなされています。事件の詳細についてはまだ把握できていませんが、大学としても極めて深刻な事態と受け止め、被害を受けられた方に対して心からお見舞い申し上げるとともに、社会をお騒がせしていることに対し深くお詫びします。
今後の捜査と事実の解明に全面的に協力することはもちろんのこと、事件を起こした当該学生および所属クラブに対する処分を含めて、厳正に対処してまいります。
同志社大学 学長 植木朝子
非常にシンプルな謝罪文ですが、過不足ない見本的な謝罪文です。報道では逮捕された学生の名前も出ていましたが、同大学ではどのような対応をするのでしょうか。詳細判明後の謝罪文(報告)は勉強になりそうな気がしますので楽しみです。
ネットでは逮捕された4人の名前や顔写真が拡散
すでにネットでは逮捕された学生の顔写真などが拡散されています。
同志社大学、強豪アメフト部員4名が準強制性交で逮捕https://t.co/9StQffM2xX
同志社大アメリカンフットボール部員(@WILDROVERS_d)でいずれも大学4年の片井裕貴、山田悠護、濱田健、牧野稜ら4人を、バーで声をかけたJD(20)に酒を飲ませ抵抗できない状態にし、自宅に連れ込み性的暴行した疑いで逮捕。 pic.twitter.com/2hvwMUXlfo— 滝沢ガレソ⭐(夏休み中) (@takigare3) September 8, 2022
すでに同大学アメフト部のサイトは一時閉鎖状態になっているそうです。もしかするとアクセス集中のためのダウンかもしれませんが、今の時代、姑息なことをやっていると思われるだけで叩かれまくられてしまいますね。
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これはお酒ではなく、“ 別の物 ” によるものだという投稿がありましたが、なにげに気になっています。
とにかく女性は身を守る行為を……。
逮捕翌日、アメリカンフットボール部は無期限の活動停止とリーグ戦の辞退を発表
逮捕翌日の9月9日、同志社大アメリカンフットボール部「WILD ROVER(ワイルドローバー)」が逮捕に関するお詫びを発表しました。
こちらです(クリックすると拡大されます)。
引用:弊部所属部員の逮捕に関するお詫び(同志社大アメリカンフットボール部/9月9日)
http://www.wildrover-net.com/top_info/%e3%80%90%e5%bc%8a%e9%83%a8%e6%89%80%e5%b1%9e%e9%83%a8%e5%93%a1%e3%81%ae%e9%80%ae%e6%8d%95%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%8a%e8%a9%ab%e3%81%b3%e3%80%91/
魚拓URL:https://archive.ph/UjJXt
念のために文章を残しておきます。
弊部所属部員の逮捕に関するお詫び
弊部の選手4名が性的暴行を加えたとの疑いで逮捕されたとの報道がなされています。部としても極めて深刻な事態と受け止め、被害を受けられた方に対して心からお見舞い申し上げるとともに、お騒がせしていることに対し深くお詫びいたします。
今後の捜査と事実解明に全面的に協力することはもちろんのこと、厳正に対処してまいります。また大学からの指導を踏まえ無期限での活動停止と今期リーグ戦を辞退することといたします。
同志社大学体育会アメリカンフットボール部 監督 小宮弘明
ところで無期限ってどのくらいなんでしょうか。通常は1年半〜2年程度となるパターンが多いようです。事件が起きた年度、そしてつぎの年度の活動停止という感じです。かつどう停止というのは、対外試合などの目立った活動を控えるといったことでしょう。多少の謹慎期間は設けるのかもしれませんが、長期間の練習停止まではいかないはずです。
今回の事件に関して厳しい意見が止まらない
今回はマスコミでも一斉に報道している印象です。ネットを見ても、厳しい意見が続いています。
報道で「事件当日に女性はナンパで声をかけらた」「女性はバーで3時間近く執拗に酒を飲まされた」「男らは犯行の様子をスマホのカメラで撮影していた」「4人のうち1人は『女性と気持ちのすれ違いがあったのかもしれない』と話している」などという事実がつぎつぎと明るみになってきていることも後押しになっています。
支持された意見をピックアップして載せようと思いましたが、読んでるだけで気分が悪くなるのでヤメにしました。
最終的に同志社大学がどのような謝罪文を出すのか気になります。
そもそも曖昧な無期限活動停止ではなく、思い切って廃部でいいのではないでしょうか。他の部員にとっては悲劇でしかありませんが、厳罰が抑止力になるのは間違いありませんから。
◯小宮弘明監督は2022年に就任したばかり
アメリカンフットボール部の挨拶を見ると、監督の小宮弘明さんは2022年に就任したばかりのようです。
引用:Greeting ご挨拶(同志社大アメリカンフットボール部)
http://www.wildrover-net.com/team/team_g/
魚拓URL:https://archive.ph/mINom
念のために文章を残しておきます。
監督 小宮 弘明
2022年監督を務めさせて頂きます小宮弘明です。日頃よりWILD ROVERに温かいご声援ご支援を賜り心より御礼申し上げます。昨秋はコロナ禍の中、関係各位のご協力によりまして4試合開催、強豪京大戦を制し10年ぶりにDIV.1で6位となり無事シーズンを終了することが出来ました。また創部83年を迎える歴史あるチームとして慶應義塾大学、立教大学との定期戦を通じて毎年交流を深めています。OBOG、保護者やファンの方々の多大なるご支援により、引き続き施設の充実を計ると共に今年は他大学出身コーチを含め複数フルタイムコーチ等万全の安心安全体制に基づき更なるチーム強化を進めています。まだまだ発展途上のチームではありますが今後ともご声援ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
監督になったばかりでこのトラブルはキツイでしょうね。創部83年を迎える歴史あるチームとして「Go through」のチームスローガンを掲げての戦いを続けていましたが、まさかのフィールド外での自爆行為でこんなことになるとは展。まさに無念に尽きますね。
また、やはり就任したばかりの橋詰功ヘッドコーチも無念でしょう。橋詰氏は立命大出身で現役時代はワイドレシーバーで活躍し、名門オクラホマ大にコーチ留学もした優秀な指導者で知られています。最近では悪質タックルの日大再建でも知られています。
◯同志社大出身のカズレーザーは何を語る?
同志社大出身の有名人はたくさんいます。中でも情報番組でコメンテーターをされているカズレーザー(同志社大学商学部卒)さんはこの件に関してコメントを求められることでしょう。どういった意見をされるのか気になるところです。
同志社アメフト部4人逮捕の決め手は、容疑者のスマホ映像
同志社大アメフト部の婦女暴行事件の続報です。
まず私が確認した限り、同志社大出身のカズレーザーさんはコメントを出していないようです。
擁護しようもない事件ですので、「きっちり罪を償ってください」的なことしか言いようがないでしょうが……。
・ ・ ・
ここで新しい事実が明るみとなりました。
……性的暴行を加えたとされる。その様子を撮影したとされる容疑者のスマートフォンはすでに警察に押収されており、犯行を裏付けたものとみられる。
引用:同志社アメフト部4人逮捕、主犯格の容疑者「朝4時半から代わる代わる性的暴行」と「円満家庭のいい子」あまりの落差(NEWSポストセブン/2022.09.12 06:00)
https://www.news-postseven.com/archives/20220912_1792689.html?DETAIL
魚拓URL:https://archive.ph/X4c5Q
マスコミ報道が加熱する中、同志社大学は第一報の簡単なお詫び文の後の更新はありません。アメリカンフットボールに至っては、「挨拶ページ」で表示していた監督や主将、副将、主務の顔写真を消してしまいました。
やり方がキレイじゃないですね。
◯そもそも事件は5月に発生していた……隠蔽体質はよくない
この事件が起きたのは5月21日未明のことだそうです、その後の経緯は明らかになっていませんが、突然降り掛かってきたトラブルではないと想像できます。
ずっと誤魔化しきれると思っていたのでしょうか。
事件は事件で仕方ありません。それを隠蔽しようとする気持ちもわかります。すごくわかります。
脛に傷持つ人ならば、なんとか時が解決することを祈る事案があったりします。できれば棺桶まで持っていきたい秘密があるはずです。
しかし、教育の現場でこれをやるのは……。
アメリカの著名な文化人類学者であるベネディクトは『菊と刀』(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)で日本人の精神構造として「罪の文化」「恥の文化」などと喝破しましたが、やはり罪や恥を明らかにする姿勢は必要でしょう。
「人の振り見て我が振り直せ」として、私も反面教師として受け止めていこうと思います。
同志社大アメフト部は2部降格が確定! 今後の記者会見の予定は……なし!
関西学生アメリカンフットボール連盟は同志社大アメフト部のリーグ戦辞退を了承しました。同連盟の川口隆弘理事長(68)は同大OBで監督を務めた経験もあり、「OBとしては、怒りうんぬんよりも悲しい」と語りました。
気になる今後の同志社大の対応についても記事では触れられていました。
同大はこの日、部員の処分や大学としての記者会見について「現時点では特に予定はありません」。アメフト部の公式HPで部活動の無期限活動休止とリーグ戦辞退を表明していたが、それ以外のアクションはないまま、となっている。
引用:部員逮捕の同大アメフト部は2部降格が確定 リーグ戦辞退を関西学生連盟が了承した(日刊スポーツ/2022年9月14日20時59分)
https://www.nikkansports.com/sports/news/202209140001352.html
魚拓URL:https://archive.ph/7MHxc
同志社大学としては記者会見なども含め、今後のアクションはなさそうです。このまま地下に潜るのでしょうか? 少し驚きです。毅然とした態度でケリをつけてほしいと感じるのは私だけではないと思います。
私は罪を起こしたことに石を投げつけるほど清廉潔白ではありませんが、こういった誤魔化しの態度をオトナがやるのは危険です。日本がどんどん壊れていってしまうような気がしてなりません。
◯ネットでは厳しい意見が止まらない!
Yahoo!ニュースでの「2部降格」報道のコメント欄を見ていると、かなり厳しい意見が並んでいます。もちろん擁護派もいいますし、擁護派の意見もわかります。ここでのポイントは「連帯責任をどのように考えるのか?」という部分ですが、それと同時に大学生を「オトナ」のカテゴリーに入れるのかどうかも論じないと、結局は意見にズレが出てくると思われます。では、目についた意見をピックアップしておきます。
<ネットでの今回の意見>
・コロナ禍とともにあった学生生活だったでしょうし、大変だっただろうと思うと可哀想な一面まあるけど、だからといって一人の女性に集団で危害を与えるなんてあってはならない。退学してからまた真剣に人生に向き合うべき
・団体競技とはいえ、連帯責任をどこまで取らせるのかは別問題じゃないか。コメ主は自身の正義感を主張して気持ち良いかも知れないが、アメフト部の組織的な犯罪じゃないよ
・年齢的に大学や部活は関係なくない? 警察官が事件おこしたら警察全体が業務停止なるわけでもないし
・今はだいぶ減ったと思いますが、スポーツ推薦の大学生の中には信じられないくらい常識がない人がいます。スポーツだけしてれば良いというわけではないことを道徳の授業みたいに細かくやっていく必要があると思います
・本当の名門ならばこういう事件は起きないでしょう。本当に強いチームは練習量もそうですが、選手の意識や人間性まで求められますから
・理事が「事実ならば、非常に残念」って言ったようだけど、事実ならって、事実だよ。今更何言ってるの?
・何よりリーグ戦の成績が一番で、学生達の私的な行動には無関心だった事がよく分かりました。被害者の事を考えると、2部降格どころか廃部が妥当な線
・学校側も加害者への厳しい処罰は勿論、アメフト部の他の選手また他クラブの選手に聴き込み調査を実施して再発防止を徹底すべき
・アメフトにネガティブなイメージを世間に与えた罪は大きいね
・関西における同志社ブランドは絶大? そう思ってるのは卒業生と高校の先生、予備校くらいやないか?
・巨人やDeNAも同じようなものだね
・どうせこの4人だけではないでしょ
・他の部員に責任はない、との同情論はわからないでもないが、本事件を起こしたことは、日常からの監督の部員教育不足であり、学長の部活監督・コンプラ教育不足
・4人は当然退学、もしかしたら在校生名簿に残さない抹籍処分かな?
・2部とかじゃなくて一応無期限停止、1~2年は活動停止が妥当と思います。一人の女性に対して4人しかも動画まで残して悪質すぎます。アメフト選手、社会人、大学、高校、すべてに対しての裏切りですからね
・擁護をするつもりも無いですが、この事案って、そこまでチーム責任を問うのはどうかと思いますよ。少し酷だと思っております
・部活動と関係なく、あくまで個人としての時間に起きたことと擁護するような向きもあるが、犯罪行為が部員のみで行われている点と、この4人全員が該当するかは別として部としてセレクションを行い一般入試とは別枠で入学する制度を取っている以上部としての責任は大きい
・連帯責任はナンセンスと言っている人がいるけど全ての個人はなんらかの組織や集団に属している以上、組織や集団として一定の責任は避けて通れない。つまり我々は全員なんらかの形で連帯責任を負っているということ
・大学側はもちろん反省すべきで、同様のケースが他の部活動でもないか徹底的に調べるべきだろう
・アメフト部だけの話として取り沙汰されているのかが理解に苦しみます。同志社大学、ひいては同年代の学生全体として再発防止を考えるべき問題ではないでしょうか? 幼稚園バスでは日本全体で再発防止となっています。この問題ももっと枠を広げて考えるべきです
・スポーツ成績重視のスポーツ推薦という制度をとっている大学側に責任があります
・同大アメフト部は、逮捕された部員を退部させ、残った部員で活動を続ければ良いと思う。未成年の高校生の部活動と成年の大学生の体育会は同一に扱うべきでは無い
・しっかり調査して廃部まで考えた方がいいと思う。被害者は一生傷を負って生きてくし、人生が大きく変わってしまったと思うよ
・連帯責任は大嫌いだけど、部の活動を止めずにそのままだと何も悪いことしてない部員たちが「針のむしろに座らされる」ことになる可能性もある
・今回の事件において、なぜマスコミはもっと大騒ぎして、監督や大学幹部の辞任を求め無いのだろう。やった事は、逮捕者も複数出て、日大危険タックル事件よりもっと罪が重い事件なのに、日大との対応の差が余りにもありすぎる
・同志社大学は即座に退学処分にするのかと思っていた。まだ学生だからというのは甘過ぎる裁定だと思います。他のアメフト部員には気の毒だが、身内からこんな酷い犯罪を犯した者が4人も出たのだから甘受するしかないだろう
・きっちり調べて欲しいです。絶対に今回が初めてではないはずですから
・大学では強盗事件の不祥事に対して廃部というきびしい処分をした大学があったはず、今回の件もそれに近い処分もあっていいと思われる内容だと思います
・批判覚悟で書くけど、連帯責任ってどうなの?っていつも思う
・リーグ戦辞退よりも、一定期間、飲酒を禁止にすることが先だろう。酒は理性を失わせる危険性があり、犯罪者にならないように、教訓としなければならない
・同大は才能ある子は花形のラグビー部にとられます。従ってアメフト部は一段落ちる扱いになってましたね。ラグビー部はそれこそ伝統あるし比較的縦社会で礼儀作法も厳しかったけど、アメフト部はちゃらいというか、軽い感じはしたしあんまりイメージ良くないかな
・笑えない内容なだけに、もう救いようがない。どうやって生きていくのだろうか。やり直しのきく世の中でなければいけないとは思いながらも、、この罪は厳しいものがあるよね
・害者が一人なら、そいつだけが悪く、たまたまラグビー部に所属してただけとなるが、四人全員となると、他も怪しいと思うのがあたりまえ。同様の部員がいるはず、という目で他部員を調査すべき。第二弾があって、マスコミに先越されたら終わりだよ
・このメンバーだけが、たまたま初めてこんなことした…とは考えにくい。チーム全体に、許容する、いや面白がる雰囲気がなければ、この時期にこんなことを考えもなくやることはない
・辞退なんて受け入れるなよ。政治家とかもそうだけど、辞任とか辞退ってのは会社で言う依願退職だろ。本来は除名とか懲戒免職が相応だ。連盟の方から出場停止などを通告すべき
・名門?? まぁいいか。ラグビーで10年前くらいかな? 問題があった当時名門だった関東学院大学は、結局トップチームに戻れてないね。当分無理だな。。そもそも有力選手が来てくれないからな
・一回廃部にしてリセットする方が良いと思います。マスコミはプロ野球選手もそうですがもっとこういう問題を叩いてもらいたい
・即刻廃部に値する。体育会全体の信用を揺るがす醜聞だ。アメリカンフットボール関係のやらかしが多い。競技の世界観や関係者の空気におごりがあるんじゃないのかね
・一回解散だろ。大学は勉強するところであって、アメフトをするところではない。アメフト部の連中は、勉学に励んでください
・なんで廃部にならないの? たとえ一部の部員の仕業とはいえ、複数で悪質な犯罪行為をやっていれば、その部は廃部が妥当でしょ。いつからこんなに処分甘くなったのか
・学生懲戒規定があるはずなんですが、有罪確定しないと適用しないんですか? 同志社さん
こういった事件は嫌悪感も強いので、激しいコメントが目立ちます。
さて、最後のコメントに出ていた「学生懲戒規定」について調べてみました。
◯同志社大学「学生の懲戒に関する規程」(2015年2月28日制定)
調べてみると、ありました。同志社大学の「学生懲戒規定」です。2015年に制定され、2019年9月1日から施行されています。
こちらです。
参考:同志社大学 学生の懲戒に関する規程(2015年2月28日制定)
https://www.doshisha.ac.jp/attach/page/OFFICIAL-PAGE-JA-678/164759/file/chokai.pdf
魚拓URL:https://archive.ph/KvjcD
ちなみに懲戒は、「文書により注意」「停学」「退学」の3種類です。
懲戒の対象になる行為は、以下の7項目挙げられています。
(1) 犯罪行為
(2) 著しく人権を侵害する行為
(3) 論文執筆等における学問的倫理に反する行為
(4) 情報倫理に反する行為
(5) 本学の教育・ 研究活動を妨害する等 、本学の秩序を乱す行為
(6) 本学の名誉・信用を著しく傷つける行為
(7) その他学生としての本分に反する行為
ざっくり付け合わせると、5項目は該当しそうですね。
同大学は何らかの処分をするのでしょうか。それともこのまま闇の中へと消えていくのでしょうか。
今後の同志社大学の対応が気になるところです。
“選民意識的”な考え方が原因? 甘すぎる大学側の対応も大問題か
結局、同志社大学、アメフト部の謝罪文については更新がないまま時間が過ぎていってる状態です。このままやり過ごす可能性が高そうです。これでは教育などは語れませんよね。
さて、今回の事件に関して写真誌「フライデー」が総括的な記事をアップしておりますので、それを紹介して終わりにしようと思います。
記事に内容はこちらです。
名門大学のアメフト部による性加害事件は今回が初めてではない。2019年10月には「部員の不祥事」を理由に慶應大学アメフト部がリーグ戦の辞退と無期限の活動休止を発表(活動は2020年3月に再開)。さらに2006年1月には京都大学でアメフト部を引退したばかりの4年生3人が、女子大生2人を泥酔させ、4時間にわたり性的暴行を加える事件が発覚。
大学側の対応も拍車をかけている。実際に2019年の慶應大学での一件では、大学側は事件内容や当該学生について〈教育的観点及びプライバシー保護の観点から詳細は公表できない〉として事件内容を明らかにしなかった。センシティブな問題だけに線引きは難しいが、犯罪行為が続いている現状を考えると、大学側も毅然とした対応が求められる。
引用:同志社、慶応、京大…名門大アメフト部で性加害事件が続出するワケ(FRIDAY DIGITAL/2022年09月15日)
https://friday.kodansha.co.jp/article/264495
魚拓URL:https://archive.ph/UBl2e
誌面ではこういった事件が起きる原因は、「エリートゆえの奢り」であると指摘。選民意識を持つのは勝手ですが、他者を見下すような意識は論外です。大学側も含め、抜本的な意識改革が必要なのでしょうね。
この状況ですと、また、きっと、同じようなことが起きるのではないでしょうか。
2007年導入「コンプラ研修」を大学事務局が主体で見直しへ
同志社大学アメフト部の性加害事件で4人の部員が逮捕されてから2週間が過ぎました。現在も京都府警が取り調べしているようですが、「後悔している」「合意があると思った」など、それぞれに意識に違いがあるようです。
どうしようもないですね。
今回の事件を受け、同志社大学は法令順守の重要性について学ぶ「コンプライアンス研修」の内容を見直すことにしたそうです。
研修が始まったきっかけは2007年の事件。ラグビー部員3人が女性を車で連れ去ろうとした疑いで逮捕され、その後、執行猶予付きの有罪判決を受けた。再発を防ぐため、研修が導入された。(中略)07年の事件や性犯罪は、(研修の運営が)学生主体になって以降、テーマになってこなかったという。
引用:同志社大、コンプラ研修見直しへ 逮捕のアメフト部員に「特権意識」(朝日新聞/2022年9月23日 9時03分)
https://www.asahi.com/articles/ASQ9Q7GNNQ9PPLZB01H.html
魚拓URL:https://archive.ph/A9tiN
そして、歴史は繰り返されてしまうのでしょう。
気になる! もしかするとこの事件、不起訴になるかも!?
現在は「2022/09/29」です。同志社大アメフト部の4人が逮捕されて3週間ほどとなります。
ここで気になってくるのが、起訴不起訴の問題です。
なにやら雲行きがおかしくなってきた気配がします。
ここで追記すると話が長くなるので、別記事としてまとめてみました。記事のタイトルは「逮捕された同志社大アメフト部員4人はまさかの不起訴狙い? | 謝罪文 実例49」です。
お時間のある方は、ご覧になってください。
同志社大アメフト部員は起訴されるも否認と黙秘状態の卑劣さ
結局、同志社大学アメリカンフットボール部「WILD ROVER」所属の容疑者4人は起訴されました。
これまでの京都府警の調べに対し、1人は否認し、3人は黙秘している。(中略)起訴状などによると、共謀して5月21日未明、京都市内のバーで女子大学生(20)と飲酒した後、片井被告の自宅に連れ込み、午前4時35分ごろ~午前5時15分ごろ、酩酊し抵抗できない状態の女性に乱暴したとしている。
引用:同志社大アメフト部員4人を起訴 酩酊状態の女性に乱暴した罪(産経新聞/2022/9/29 19:16)
https://www.sankei.com/article/20220929-AYW377ET7RM6VJGSUIDTITZ5TQ/
魚拓URL:https://archive.ph/08uxr
「大学スポーツ協会」の役割を見直す必要も?
今回の同志社大アメフト部員4人の事件に限らず、大学体育会の学生による不祥事が後を絶ちません。異常で稚拙すぎます。そこで再発防止の役割を「大学スポーツ協会」が担うことが期待されている声もあるようです。
国内の大学スポーツ統括団体として19年に設立されたのが、「大学スポーツ協会」(UNIVAS=ユニバス、東京都)だ。米国で長い歴史を持つNCAA(全米体育協会)をモデルとしたが、不祥事防止の面で具体的な施策は乏しい。(中略)ユニバス加盟校は6月現在、全国に800以上ある大学の中で219校。同大は加盟しておらず、京大、東大、慶大など他の有名大学でも未加盟が多い。統括団体としての役割は果たせていない。
引用:同志社大アメフト部員性的暴行、不祥事防止へ問われる「大学スポーツ協会」の役割(京都新聞/2022年9月30日 6:00)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/889495
魚拓URL:https://archive.ph/GGHIs
ユニバス設立に携わり、『日本の大学に入ると、なぜ人生を間違うのか』(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)でも知られる追手門学院大客員教授の吉田良治さんは、「日本でもルール作りが必要。不祥事の度に再発防止策が取られてきたが、結局は人ごと。我が事と自覚できる啓発が必要」と指摘しています。やはりこのような事件が繰り返し引き起こされているのが現実ですので、なんらかの抑止力は必要でしょう。
講義の内容は? 同志社大アメフト部が事件後に初活動(講義)を行う
2022年9月に無期限の活動停止を発表して以降、同志社大アメリカンフットボール部は初の活動を行いました。活動の内容はコンプライアンス(法令順守)に関する講義で、選手やコーチら約120人が参加しました。
講師は、2018年の悪質タックル問題で日本大アメフト部の再建にも携わった吉田良治氏(追手門学院大客員教授)が務めた。ライフスキルの習得と時間の使い方をテーマに、吉田氏が中長期の人生設計を持って時間を大切にするよう訴えた。「学生も社会の一員という自覚を持てば、今回の事件のようなことはできない」と語りかけた。部員からは「時間の管理を長く継続するためにはどうすればよいのか」などの質問が出た。
引用:同志社大アメフト部員性的暴行、チームで法令順守講義 活動停止後で初活動(京都新聞/2022年10月17日 6:00)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/900880
魚拓URL:https://archive.ph/2Z2lU
大きな問題を社会に投げかけた同志社大アメリカンフットボール部員4人による婦女暴行事件(容疑者はその後に起訴)ですが、マスコミはこういった活動のフォローもしっかりしてもらいたいです。
とくに講義の内容は気になります。
記事によると、『ライフスキルの習得と時間の使い方をテーマに、吉田氏が中長期の人生設計を持って時間を大切にするよう訴えた』とあり、部員からは「時間の管理を長く継続するためにはどうすればよいのか」などの質問が出たそうです。
えっ?
性被害はデリケートな問題ですので、あえて生々しい報道は自主規制したのでしょうか?
非常に不思議です。
マスコミは事件の再発防止のためにも、講義内容を明確に伝えてほしかったです。
同志社大アメフト部が12月に活動再開へ! 無期限を宣言するも、たった3カ月間!?
同志社大は、無期限の活動停止を表明していたアメリカンフットボール部の活動停止期間を、部が自主的に活動を停止した9月9日から3カ月間とすると発表しました。
こちらが大学の発表です(発表の一部、クリックすると画像は拡大されます)。
本学学生の逮捕・起訴を受け、今後の対応について(ご報告)
https://www.doshisha.ac.jp/news/2022/1111/news-detail-9237.html
魚拓URL:https://archive.md/Wr0at
念のため文章に残しておきます。
本学学生の逮捕・起訴を受け、今後の対応について(ご報告)
’22年11月11日 更新
11月14日(月)修正
3.チャペル・アワーを通した自身の行為の見つめなおし 内、チャペル・アワーの実施期間について記載に誤りがありましたので、下線部箇所のとおりに修正しております。
(修正前)4月から10月にかけて
(修正後)授業実施期間中の
・ ・ ・
既報のとおり、9月29日に本学の学生4名が準強制性交罪で起訴されました。大学として極めて深刻な事態と受け止め、裁判の行方を注視しながら厳正に対処してまいる所存です。今後は、学生・教職員を対象に、あらゆる機会を通じて人権の尊さを見つめ直し再発を防止するための施策を一層、強化していく予定ですが、直近の対応に関してご報告申し上げます。
アメリカンフットボール部に関しては、所属する統括団体である体育会の資格審査委員会において、同部の存続に関して厳正な資格審査を行いました。結論として、クラブとしての組織的関与がないことが確認される一方、部内ルールの徹底に問題があったため、3ヶ月(活動を停止した2022年9月9日から2022年12月8日まで)の活動停止処分としました。また、再出発に向けた同部の再建計画が着実に実践されているか確認のため、体育会による1年間(活動を停止した2022年9月9日から2023年9月8日まで)の経過観察期間を設けることとしました。今後、同部はミーティング、ボランティア活動、小グループによるトレーニング等を通じ、クラブ内の規律性向上に取り組むことになります。体育会は、上記の決定を学生団体の統括団体である学友団に報告・了承を受け、大学もこれを追認しています。
記
1.体育会での研修会の実施
コンプライアンスの再認識と意識の徹底を目的として、2022年10月に弁護士を講師に招き、臨時の体育会研修会を実施し、この内容は課外活動の公認団体への展開も準備しているところです。また、アメリカンフットボール部においても独自に、学生も社会市民の一員である自覚を向上させるための研修プログラムを10月から開始しています。
2.在学生と教職員を対象とした研修会の実施
大学全体でセクシャル・ハラスメントや性暴力等の実態を把握し、人権の尊さを見つめ直すことや性犯罪を防止することを目的として、2022年12月に外部講師を招いての研修会を実施※いたします。今後も同様の研修会を定期的に実施する予定です。
※教員役職者はオンライン形式、その他教職員及び在学生はオンデマンド形式
3.チャペル・アワーを通した自身の行為の見つめなおし
「チャペル・アワー」は、キリスト教主義大学である同志社大学のもっとも大切なひとときとして、キリスト教文化センターが、今出川校地、京田辺校地それぞれで、授業実施期間中の週に3回提供しているプログラムです。毎回、現代に生きる人間の諸問題をめぐって、学内外のさまざまな分野の人々に奨励をいただいています。
今回の事件をきっかけに、同志社建学の精神である「良心教育」や、本学が創立時から基調としている一人ひとりの個性と人格の尊重等々について再認識するために、チャペル・アワーの中で、学生、教職員が原点に立ち返って見つめ直す機会を持ち、「自分一人くらいなら」や「他の人もやっているから」という自分本位な考え方に流されることがない自治自立の精神の涵養に努めています。
4.学生生活上の注意事項に関する啓発活動の強化
本学では、学生生活における注意事項等について、動画やパンフレットを制作し、学生が確認するようにしていますが、この内容について改訂を進めているところです。刷新した資料を用いて啓発を強化し、とりわけ、年度始めのオリエンテーション期間中に行う啓発活動についての見直しも図ります。
以上、当面の対応となりますが、上記の活動を単発に終わらせず、同様の事件を防ぐために構成員一人ひとりが、いま一度何ができるのかを考える機会を提供し、大学というコミュニティー力の強化を図りながら、永続的に取り組んで参ります。
2022年11月11日
同志社大学長 植木朝子
どうやら経過観察と定期的な研修会を開催しつつ、あとは平常運転といったところでしょうか。もし同じようなことが起きた場合はどうするのでしょう。事前になにか誓約が必要があってもいいような気はします。
それと再び事件を起こしても主イエス様に十字架として背負ってもらうつもりでしょうか?
◯ネットではほとんどが「早すぎる」という意見
Yahoo!ニュースなど、ネットにあがっている声をピックアップしました。
<同志社大アメフト部が3カ月で活動を再開することに対する声>
・組織的関与がないなら再開しても構わないとは思う。ただこの4人のやった行為は卑劣極まりなく許しがたい愚行である。活動再開はまずは練習のみなのか、対外試合はどうするのか、再発防止策はどうなのかなど今後検証すべきことは山程ある
・事件が起きて初めて問題点が分かることこそが問題ですよ。問題体質を有するのがアメフト部だけなのか、学生の推薦入試制度なのか、傍また学校の教育体制なのか、その全てに踏み込んで考察しない限り、また事件を起こすと思いますよ
・無期限活動停止がたった3ヶ月。少しほとぼりが冷めたから? 組織的関与が認められないから? あまりに時期尚早。経過観察期間1年間ならその後でいいのでは? OBの力か大学の力か分からないけど凄く闇を感じる。真面目にやってる部員に罪はないが、ある程度の連帯責任は必要
・活動再開は時期尚早でしょう。再建計画が着実に実行されているか、1年後の経過観察期間が終わって、その内容を検証してから再開が常識的では
・何をもって12月から活動再開に至ったのか説明する必要があるのでは。かくも学生としてあるまじき刑事事件を起こした場合、活動を停止するにしても再開するにしても説明が必須。この辺のところの認識は学校法人同志社にしてもアメフト部に置いても希薄なのでは
・筆舌尽くし難い、語るにも憚れる不祥事を邪な欲望が赴くまま起こした挙げ句、厚顔ふてぶてしく活動再開を先んじて決定するって一体どんな了見なんだ?
・重大事件起こして年内再開とは。時期が早いのでは?
・こんなのダメに決まってるでしょ。とっとと廃部にしないとまた同じ事件が発生しますよ?
・部活再開…意味わからんし!
・早すぎる。本来なら廃部なのに。同志社大学って甘いんだな
・スポーツマンとは思えないような卑劣さと潔さのない奴ら。自分の人生を守ろうとしか考えていない。厳罰に処さないといけない。日本は性犯罪に甘すぎる
・「短くないですか?」と言っている人達は何十年後に再開したとしても同じことを言ってそう。当事者が退部して、他部員が無関与なことが分かったのにこれ以上何を求めるんだ?
・無期限で活動停止と発表したのに、3ヶ月で再開…。早すぎる…。恥ずかしいし、大学としての考え方が、おかしい
・これ一番喜んでるのは橋詰功ヘッドコーチや。日大を立て直し、同志社も立て直したとなると、次の移転先でのギャラがメチャ上がる
・すごく、引っ掛かります
・もちろん刑事責任はその4名だけが負うのですが。例えば部員が100名だとすると、4%の人間が犯罪者ということになります。それも準強制性交で被害者がいます。この数字は異常値です。となると、組織自体にコンプライアンスを軽視する風土や犯罪を助長する要因があったのではないかと考えざるを得ません
・大学の発表だけじゃ中身わからない
・無期限って、とりあえず形だけの自粛だったんですね。同志社大学アメフト部、残念だ
・裁判で判決が下されるまで活動停止が筋なのでは?
・2月に冷やし中華始めました、くらい早すぎるよ!
・日大のタックルと比較してそう思います。此方の方が悪質です、犯罪者を生み出したのですから
・甘い大学。自浄出来てないから、また同じ様な問題を起こすのだろう
・新島襄泣いてるわ
廃部はともかく、さすがに3ヶ月は短いという印象です。名門大学らしいのですが、事件発覚以降、やっていることは突っ込みどころが多い印象です。名門には程遠い印象と感じるのは私だけではないでしょう。
同志社大アメリカンフットボール部が全体練習を再開
同志社大アメリカンフットボール部は3カ月の活動停止処分を終え、京田辺市キャンパスで全体練習を再開しました。
部では、再発防止に向け月1回のペースでコンプライアンス(法令順守)研修を続け、私生活の活動規範も制定。通学路の交通誘導ボランティアなど地域貢献にも取り組み、信頼回復を目指す。10日には4年生が卒部する。主将の強力幹央さん(21)は「この事件は消せない。風化させることなく、アメフト部は同大生の規範とならなくてはいけない」と後輩たちを見守った。
引用:同志社大学アメフト部が全体練習を再開 部員性的暴行「風化させず学生の規範に」(京都新聞/2022年12月10日 6:30)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/937902
魚拓URL:https://archive.md/qqbEY
◯ネットでは反応も薄く……
Yahoo!ニュースなど、ネットにあがっている声をピックアップしました。それにしてもこの手のニュースはスタートだけ盛り上がりますが、その後は尻つぼみになってしまいます。このニュースに対するリアクションはほとんどありません。
<同志社大アメフト部の再開に対する声>
・日頃から鍛え上げた男子複数での女性暴行は、ある意味日大タックル問題より数段悪質な犯行だと思う。同時、日大もアメフト学生も相当の社会的制裁を受けた。それに比べて今回の同志社の活動再開は少し早すぎるのではと思う?
・もう卒業目前でしかなかった四年生数人のせいで後輩が迷惑をかけられるなんておかしな話でこの活動停止期間にアメフト部員はボランティア活動までしていた。活動再開は批判されるべきでない
・真面目にやってる部員もある意味被害者。これから色々ネットでも言われるだろうけど頑張ってください。応援しています!
・短か過ぎるような
・別に模範になる必要はない。普通でいい。常識さえ身に付けてれば
・ニュースに取り上げられる不祥事の数では話題性もある早稲田と慶応が圧倒的ですが、最近になってめきめきとその頭角を現している同志社大学さん。刑事事件の逮捕者だけでも現役、OB、職員までも、キャンパスで見掛ける礼儀正しい学生さんたちからは想像できない醜態が次々と
・いっちゃ悪いが今の私立の大学生なんてあんなのばっかだよね、と思う。何の期待もしてないよ。いつも問題を起こすのは私大生
・京大アメフトレイプ犯人は放校処分を公表。同志社は処分非公表。ケジメつけてから、練習再開するのが筋
○容疑者の4人はどうなる? 示談? 実刑?
さて、報道はありませんが、現在も容疑者4人の身柄は拘束されていることでしょう。今回の事件の決着について考えられるのは示談か実刑の2パターンです。
示談金については、相場的には数百万円となります。初犯ですし、示談になる可能性は高いでしょう。
実刑の場合は、過去の判例と照らし合わせると数年の実刑判決となる可能性が高いです。
<番外>連帯責任は日本だけのもの? 18歳は大人だから入部時に契約しては?
2022年10月31日に慶應義塾大学・日吉キャンパス内の飲食店で水泳部の部員が器物破損行為に及び、水泳部は無期限の活動停止となりました。同志社大学のアメフト部の問題も含め、連帯責任についてニュース番組「ABEMA Prime」で議論されました。
Twitterでは「他の生徒を巻き込む意味がわからない」「理不尽な思いをする部員は被害者だよ」「何でもかんでも連帯責任は時代遅れ」との声が寄せられている。果たして連帯責任は必要なのか不要なのか。ニュース番組「ABEMA Prime」では、専門家と共に考えた。
引用:“連帯責任”は日本的? 慶応大の水泳部部員がキャンパス内で器物損壊…活動停止に(ABEMA Prime/2022/12/07 14:30)
https://times.abema.tv/articles/-/10056972
魚拓URL:https://archive.md/e5gjQ
番組に登場したのは、名桜大学准教授でスポーツ哲学が専門の大峰光博氏、ジャーナリストの堀潤氏、リディラバ代表の安部敏樹氏といった面々。ポイントになる意見を箇条書きにしておきます。
<大峰光博氏>
・私の立場は『条件付きの連帯責任はOK』だ。連帯責任のあり・なし、ゼロか100になる世間を変えていきたい
・1人もしくは2人の学生が、突然キャンパス内でお酒を飲んで、器物破損をしたケースならば、部の自粛は妥当ではない
・教育として、なぜ連帯責任を課すのか、説明する必要がある
・連帯責任の研究もある。コレクティブ・レスポンシビリティという形で、研究がされている。ただ、海外のスポーツ哲学に関する論文を見ていても、スポーツにおける連帯責任の議論は、論文の中にほとんど出てこない。(連帯責任は)なかなか日本的なものだと思う
<堀潤氏>
・連帯責任はあってしかるべきだと思うが、それぞれの責任の負い方にグラデーションをつけてあげてほしい
・連帯責任でスポーツだと出るか出ないか、それしか社会が許容していない。バリエーションが乏しすぎる
・18歳以上は成人だ。大学に入ってスポーツをやるとき、ちゃんと契約を交わすべきだ。レギュレーションを決めて、その中でやる。もう大人なんだから『契約上、これが起きた時には何かが発生します』くらいやる
<安部敏樹氏>
・大学側や指導者側の目線で見たとき、学生や生徒をコントロールしたい欲求を感じる。脅しがあると今後も指導しやすい
・私生活まで含めて連帯責任を過剰に濫用するのは、むしろ危ない
・大学のブランドを守るための判断であれば、教育機関として質が低いと思う
・ ・ ・
連帯責任について関連した情報を参考として載せておきます。
参考:連帯責任に関する手引き書
・なぜ学校の部活だけが「連帯責任」を問われるのか…同志社大アメフト部が果たすべき「本当の責任」を問う https://president.jp/articles/-/61734(魚拓URL:https://archive.md/eFtm6)
・不可解な高校野球の連帯責任。日米のチームとTEAMの違い https://newspicks.com/news/1479535/body/(魚拓URL:https://archive.md/uMmSA)
・連帯責任の由来 – スポーツビジネス from NY http://tomoyasuzuki.jugem.jp/?eid=648(魚拓URL:https://archive.md/eovLQ)
・(耕論)連帯責任を考える 為末大さん、菊澤研宗さん https://www.asahi.com/articles/DA3S13747550.html(魚拓URL:https://archive.md/7iccO)
・これからのスポーツの話をしよう―スポーツ哲学のニューフロンティア https://amzn.to/3iJS1sY
・スポーツにおける逸脱とは何か―スポーツ倫理と日常倫理のジレンマ https://amzn.to/3FDCXGt
・体罰の研究 https://amzn.to/3FKJZJD
・校則の話 https://amzn.to/3PeCPjF
・五人組と近世村落―連帯責任制の歴史 https://amzn.to/3HhLZdp
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