つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
【目次】本記事の内容
- 1 陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)で起きた性暴力問題に区切り
- 2 五ノ井さんの告発から男性隊員謝罪までの流れ
- 3 男性隊員4人の謝罪文に対して非難轟々!
- 4 隊員謝罪にまで辿り着いた五ノ井さんに対する声
- 5 人間として必要だった? 決定的にダメな陸上自衛隊トップ!?
- 6 五ノ井里奈さんがYouTubeチャンネルを開設
- 7 Financial Times Magazineが発表する「the 2022 Women of the Year」に選出
- 8 2022年12月15日、防衛省が5人の隊員の免職など関係者を懲戒処分したと発表
- 9 防衛省による関係者への免職処分についての声
- 10 隊員処分の発表を受け、五ノ井里奈さんが12月19日に記者会見
- 11 五ノ井さんの会見に関するの声
- 12 五ノ井里奈さんは依願退職から公務災害へと変更
- 13 五ノ井里奈さんが元日にアリーナ立川立飛で開催される「女子相撲日本一決定戦」に出場
- 14 年末になって「心の重さ」をつぶやいた五ノ井里奈さんに心配の声
- 15 落ち込みツイートから2日後、五ノ井里奈さん復活!?
- 16 「元日女子相撲日本一決定戦」で五ノ井里奈さんは「腕に覚えありの部」3位
- 17 <おまけ>権力と戦うならば、「外国特派員協会」で会見しよう!
- 18 2023年は本格的な柔道の指導者として活動をスタート
- 19 五ノ井里奈さんが国と加害者を相手取り民事訴訟を
- 20 五ノ井里奈さんの国と加害者を相手取った民事訴訟に対する声
- 21 五ノ井さんが横浜地裁に提訴! 日本記者クラブで記者会見
- 22 五ノ井さんの加害者5人と国を提訴に対するネットの声
- 23 やはり連帯問題で誹謗中傷が激しい? すべてを飲み込んで戦って欲しい!
- 24 五ノ井里奈さん、あらためて政治との関係性を否定
- 25 5月10日に小学館より著作『声をあげて』出版
- 26 福島地検が強制わいせつの罪で元陸自隊員の男性3人を在宅起訴
- 27 福島地検が強制わいせつの罪で元陸自隊員の男性3人を在宅起訴
- 28 5月13日に『声をあげて』刊行記念トークショー開催 残り10席!
- 29 6月から裁判スタートで、フラッシュバックの不安
- 30 五ノ井さん、リスクマネジメント専門会社へ入社
- 31 いよいよ裁判がスタート
陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)で起きた性暴力問題に区切り
2022年10月17日、五ノ井里奈さんに対して性暴力を行っていた男性隊員のうち4人が謝罪しました。
五ノ井さんによると、17日午前中に約1時間、4人と個別に面会。4人は繰り返し頭を下げて謝罪したうえで、退職する意向を示した。捜査当局に対しても加害の事実を認めると約束した。また、別の女性隊員へのハラスメント行為にも言及したという。
引用:陸自性暴力 隊員4人が謝罪、退職意向 五ノ井里奈さん「区切りに」(毎日新聞/2022/10/17 17:43)
https://mainichi.jp/articles/20221017/k00/00m/040/142000c
魚拓URL:https://archive.ph/BLHf9
五ノ井さんの告発から男性隊員謝罪までの流れ
簡単ですが、時系列で流れを紹介します。
◯2020年9月〜
五ノ井さんが郡山駐屯地に配属。その後、21年8月まで男性隊員から性的な身体接触や発言をされる。
◯2022年5月
その後、隊員3人が強制わいせつ容疑で書類送検されるも、不起訴処分となる。現在は郡山検察審査会が9月に「不起訴不当」と議決し、福島地検郡山支部が再捜査中。
◯2022年6月
五ノ井さんは退職し、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで被害を告発。ツイッターも開設する。
問題の告発映像はこちら。
◯2022年7月14日
五ノ井さんへの性暴力の詳細を「AERA dot.」が前編・後編の2回に渡って掲載。
前編では被害の詳細が伝えられています。
「あそこの中隊はセクハラとパワハラがひどいから気をつけろ」。五ノ井さんが配属された東北方面の中隊は、隊員58人の中で女性は5人。1人は育休中だったので、実質的に女性隊員は4人しかいなかった。同部屋の女性隊員からも「セクハラは覚悟して」と言われたので警戒はしていたものの、すぐにそれが現実のものとなった。
引用:【前編】22歳元女性自衛官が実名・顔出しで自衛隊内での「性被害」を告発 テント内で男性隊員に囲まれて受けた屈辱的な行為とは(AERA dot./2022/07/14 06:00)
https://dot.asahi.com/dot/2022071300084.html?page=1
魚拓URL:https://archive.ph/k0Iax
そして後編では隠蔽と戦う五ノ井さんの意志が綴られています。
「内部に残る自衛隊員から『なかったことにしようとしている』と聞きました。隠蔽(いんぺい)です。ここでなかったことにしたら、これから被害者がもっと増えてしまう。セクハラをしている人は、今でも普通に隊にいて、また新しい女性隊員が入ってきた時に同じことが起こります。それだけは阻止したい。あとは、謝罪がほしいです。その一心で声をあげようと決意しました」
引用:【後編】元女性自衛官が「性暴力」を告発した理由 「セクハラを“なかったこと”にするのが許せなかった」(AERA dot./2022/07/14 06:00)
https://dot.asahi.com/dot/2022071300086.html?page=4
魚拓URL:https://archive.ph/VKXZV
◯2022年9月23日
防衛省が五ノ井さんが訴えていた任務中の性被害について、事実関係を認めて謝罪。
陸上自衛隊トップの吉田陸上幕僚長は、去年8月、演習場の宿泊施設で男性隊員が五ノ井さんを押し倒して性的な身体接触を行うなどハラスメントがあったことを認め、謝罪しました。男性隊員らはこれまでの捜査や調査で行為を否定していましたが、最近になって複数の隊員が一転して加害を認めたということです。
引用:女性元自衛隊員の任務中の性被害 防衛省が一転認める 陸自トップが会見で謝罪 複数の男性隊員が加害認める(TBS NEWS DIG/2022年9月29日(木) 16:33)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/166518?display=1&mwplay=1
魚拓URL:https://archive.ph/PiBty
この謝罪を受けての動画がこちらです。
また、五ノ井さんは「ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ」への出演もされています。
◯2022年10月17日
冒頭で紹介したとおり、男性隊員の五ノ井さんへの謝罪へとつながりました。
男性隊員4人の謝罪文に対して非難轟々!
2022年10月17日に五ノ井さんは加害者4名から直接謝罪があり、合わせて謝罪の手紙が公開されました。それがこちらです。
本日、やっとの思いで加害者4名から直接、謝罪と手紙を受けました。個別で一人ずつ対面し、しっかり本人達が事実を認め謝罪。私は今まで加害者からの直接謝罪を目的として活動してきたので、対面は怖くありませんでした。一年が過ぎ本当に遅い謝罪でしたが、ようやく実現しました。(続) pic.twitter.com/mw3upfkn2Y
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) October 17, 2022
本来ならば、謝罪の手紙にケチをつけても仕方ないのですが、その内容は褒められたものではありませんでした。念のため画像を貼っておきます(クリックすると画像は大きくなります)。
そして2022年10月19日に五ノ井さんから支援者に対して感謝の手紙が公開されました。
それがこちらです。
私を応援して下さっている全国の皆様にお手紙を書きました。読んでいただけると嬉しいです。 pic.twitter.com/WqhJJrpmLv
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) October 18, 2022
念のために文章に残しておきます。
私を応援して下さっている全国の皆様へ
先日、私が目的としていた加害者からの直接謝罪がやっとの思いで実現しました。
去年の8月に性被害を受けてからここに至るまで、本当に数えきれないほど辛いことや悲しいこと、悔しいことがありました。でも私は、真実と謝罪だけを求め、この約1年3ヵ月、自分だけを信じて戦ってきました。
ここまで辿り着けたのは、世間の皆様からのご声援や沢山の署名、また議員の皆様や関わってくださった方々のご協力のおかげです。本当に言葉になりません。改めて心から感謝申し上げます。
引き続き再発防止を呼びかけながら、今後は被害者としてではなく、ひとりの人間として強く生きていきます。私は、人を笑わせるのが大好きです。これから沢山の人を笑顔にしたいと思っています。そういった発信もしていく予定です。とにかく、失われた時間を取り戻して、自分らしく生きます。
今後の人生においても、ぜひ応援していただけますと嬉しいです。本当に1年3ヵ月、共に戦っていただきありがとうございました。一生感謝の気持ちは忘れません。今後ともよろしくお願い致します。
これで区切りとなりました。一人で声を上げて、よくここまで戦い抜きました。見事です。
隊員謝罪にまで辿り着いた五ノ井さんに対する声
Yahoo!ニュースにあがっている声をピックアップしました。
<10月17日に隊員謝罪を受けた五ノ井さんに対する声>
・凄い苦しみだったに違いない。それでも、勇気を持って隊という巨大な組織と戦い続けて、ついに勝たれた。似た境遇の方達への勇気にもなるかもしれない。なんと偉大な人だろうと思う。過去の傷は消えないかもしれないけど、これからは幸せな人生を歩んで頂きたい
・再捜査されてるから、起訴→有罪になれば懲戒免職で退職金出ませんものね。なら、今のうちに依願退職しますよね。辞めないで針のむしろの中にいた方がまだ贖罪になるのでは。有罪確定したら、実名報道されてほしい
・「相手は任期制のたかが陸士長だよ。大丈夫」という幹部、陸曹たちに蔓延している自意識過剰で高慢な驕りが招いた結果です。実名公表を望む方も多いと思いますが、彼らが自衛隊員である以上。陸上自衛隊という組織は彼らを守ります。防衛大臣が悪質な犯罪行為を認定、謝罪した段階で彼らの自衛官としての使命(国民の負託に応える)は終わりました。ですから潔く依願退職して彼女に隠さず姿を晒すのが誠意だと思います
・謝罪したとはいっても、ここまでシラをきっていたわけだし、被害者は実名出しているのだから、加害者も実名を出すべき。謝罪に加わっていない元同僚の名前もね
・自衛隊では同様の性被害は表に出にくく相当有るように聞きます。懲戒免職等の厳しい処分をすることは同様の犯罪の抑止効果が有ると思います
・謝罪させた被害者の方は、 加害者に対して許せないという気持ちは当然あるが、そんな外道にも家族や、理解してくれる人がいる事に配慮し、対面の場を設定した、温情ある方だと感じる
・検察審議会から言われて、再捜査してこの結果なら、はじめから、検察庁はしっかりしていたら良かった
・関与した隊員は退職意向とのことだが、立場を利用してハラスメント事実を隠蔽したのだから当然だろう。本当は監督者の「保身」のためでしかないのに、それを「組織防衛」として正当化する。事実と向き合えない組織は腐る
・声を上げる事の大切さがわかる。セクハラに限らず、パワハラ、労働問題何でも泣き寝入りしないで、勇気を持って声を上げるべき
・自衛隊の体質はこれくらいのことでは変わらないことは間違いない。そして4人の隊員の実名が報道されないのもおかしな話で、嘘を突き通せば良いと言う甘い考えもどうかと思う。徹底的にやらないとこれくらいでいいやという判例を自衛隊に与えてしまう
・何故、中隊長も隊長も同席して謝罪しないのか、これも自衛隊組織のトカゲの尻尾切り、本来、上席の者がしっかりしている組織ならあり得ない話です
・加害者が謝罪をした。つまり犯罪の事実があったわけだ。不起訴にした検察は恥を知るべきだ
・何故マスコミは加害者の実名報道をしないのだろうか? 被害者ばかり名前が出て、加害者が誰か、ジャーナリズムを言うのならしっかり取材して報道してほしい。名前の公表がなされないからと取材力の無さを言い訳するか、他に出せない理由があるのか?
・トップが謝罪したから、もう逃げきれない。証拠も上がって、上にももう守ってもらえないとなって、やっと。遅い。わいせつ罪をして土下座と退職で許されます?そこまでしてこの手紙?
・申し合わせたような謝罪文(テンプレ) 特に4つ目は、文中2箇所で自分をかばうような言い訳表現。根っこは腐ったままと感じました
・謝罪して終わりには出来ない。再捜査をしている福島地検には、しっかりと調べて欲しい
・防衛省警務隊の責任が大きい。組織の見直しが急務でしょう
・五ノ井さんが訴えても知らんふり、世間が騒ぎ始めて仕方なく対応でしょう。謝罪文もほぼ同じ、汚い字のレベルの低さも伺える。退職金なんて支給すべきじゃない
・退職なんかじゃ無くて逮捕されてから懲戒免職になるのが当然だと思いますが。自衛隊は最後まで甘いんじゃないですか?
・退職する加害者は退職金を満額もらって退職するんです。本当に恥さらしもいいところ。いくら家族がいるものの犯罪なのだから退職金は辞退するべき
・なぜ最初に不起訴処分になったのか? そこは糾弾されないのか? 法曹界の怠慢だろ
・退職では駄目だ! 懲戒免職にしろ! 税金使うな!
・実名で戦った五ノ井里奈さんはとても勇敢で立派
・内容を見たけど酷すぎる。加害者の自衛隊員は謝罪レベルではなく暴行罪、脅迫罪の逮捕案件だと思う。自衛隊の中の懲戒処分では甘すぎる
・手紙、軽いな。お詫びいたします、反省いたします、申し訳ございません。フレーズ並べただけ。「私の軽率な行為」じゃなくて「犯罪」と「暴力」だろ
今回の問題に限らず、権力を笠に着る横暴や隠蔽は日常に溢れていると感じます。
こういった権力の腐敗と自浄能力のなさが日本の足腰の弱さにつながっていると思います。
大袈裟な表現となりますが、今回の件で少しでも日本がいい方向に進むことを願うばかりです。
人間として必要だった? 決定的にダメな陸上自衛隊トップ!?
五ノ井里奈さんへ加害者の男子隊員4人の謝罪を受けて、陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長がコメントを出しました。
それがこちらです。
陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長は20日の記者会見で、性被害を受けた元陸上自衛官の五ノ井里奈さん(23)に加害者の隊員4人が謝罪したことに関し「一人の人間として必要な行為だった」と述べた。ハラスメント対策として実施中の「特別防衛監察」や、防衛省が設置予定の有識者会議の結果を部隊に徹底させる考えを示し「ハラスメントを許さない組織文化をしっかり根付かせていきたい」と強調した。
引用:性被害の謝罪「人間として必要」(REUTERS/2022年10月20日5:21 午後)
https://jp.reuters.com/article/idJP2022102001000920
魚拓URL:https://archive.ph/BCcWD
問題が起きた場合、具体的な対策を提示するのが基本ですが、陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長は何を具体的に示したのでしょうか?
吉田氏の説明によると、「9月にハラスメント対策として掲げた現場部隊を指揮する中隊長への教育は一通り終了。特別防衛監察で求められている問題案件の通報がしやすい環境づくりにも取り組んだ」ということです。
中隊長へどのような教育をしたのか?
通報がしやすい環境づくりとはどのようなものなのか?
この辺の具体的な提示がなければ、吉田圭秀陸上幕僚長はトップの資格はないと言わざるを得ません。
もしも!
具体的なことが会見で示されているのであれば、それを伝えないマスコミがダメダメということです。
◯陸上自衛隊の公式サイトでは何も触れられていない?
陸上自衛隊の公式サイトには「陸上幕僚長 ご挨拶」という項目があります。こちらが「陸上幕僚長 ご挨拶一覧」です(←クリックすると、挨拶一覧ページに飛びます)。
ここには今回の件は何も触れられていません。
これはどういうことでしょうか。
これは、吉田圭秀氏は陸上自衛隊トップとして、そして人間として決定的にダメであるということです。
それにしても五ノ井里奈さんは世論を味方にして、よく戦い抜きました。アッパレです。
そして、人間として決定的にダメである陸上自衛隊トップである吉田圭秀氏を追求できないマスコミは、五ノ井さん以下と言われても仕方ないでしょう。
五ノ井里奈さんがYouTubeチャンネルを開設
11月26日、五ノ井里奈さんがYouTubeチャンネルを開設したことをツイッターで報告しました。
チャンネル名、企画大募集。
何も撮ってません。出せません。
撮り方、編集の仕方分かりません。
概要みて下さい。ひとまず登録お願いします。温かくポチッと。目指せ50人。
おふざけゆるゆるの自然体で~。https://t.co/LMHD7kaLyw pic.twitter.com/ujK2xJIlC6— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) November 25, 2022
チャンネル登録者数は、あっという間に2000人近くになっています。
チャンネルのアドレスはこちらです。
五ノ井里奈さんYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@gonoi
Financial Times Magazineが発表する「the 2022 Women of the Year」に選出
イギリスの『Financial Times Magazine』が毎年発表している「the 2022 Women of the Year」に五ノ井里奈さんが選出されました。これは快挙です。
しかし、日本ではどうでしょうか? 少なくともできれば闇に葬り去りたいような雰囲気を感じるのは私だけでしょうか?
記事はこちらです。
引用:The FT’s 25 most influential women of 2022(Financial Times/December 1 2022)
https://www.ft.com/content/8428d275-a9ba-46e7-9c39-78b847c5cef7
魚拓URL:https://archive.md/guqdM
念のため文章も載せておきます。
Rina Gonoi
Former soldier | Silence breaker
BY KANA INAGAKI
In a country where many women suffer sexual harassment in silence, Rina Gonoi made a different choice. With courage and stoic determination, the 23-year-old launched a public campaign this summer, demanding truth and a formal apology from Japan’s military after she was sexually assaulted by drunken male officers during training last year. After facing months of stonewalling, evasion and anonymous threats, the Ground Self-Defence Forces acknowledged in September that Rina’s allegations were accurate, and four male officers apologised to her in person.
Sadly, Rina’s case is only the tip of the iceberg, and complaints brought forward since then suggest that groping, unwanted kissing and other acts of sexual harassment are rampant in an environment where female military officers are still a tiny minority.
Rina says it doesn’t have to be this way. At the age of 11, she was inspired when she was rescued by a female SDF officer following the 2011 Tohoku earthquake and tsunami. Her dream job was quickly shattered by the reality she faced and she will not rejoin the military, but she is hoping that her campaign will improve working conditions for future generations of female officers. To them, she says: “You’re not alone. I felt very lonely as well but the only thing I could do was believe in myself.”
Kana Inagaki is the FT’s Tokyo bureau chief
・ ・ ・
簡単に翻訳しておきます。誤訳していたらごめんなさい。
五ノ井里奈
元自衛官 | 沈黙をせず告発した人
BY 稲垣佳奈 FT東京支局長
多くの女性が黙ってセクハラに苦しむ国で、五ノ井里奈さんは別の選択をしました。23歳の彼女は昨年の訓練中に酔った男性将校から性的暴行を受けた後、勇気とストイックな決意を持って、この夏に真実と日本軍に正式な謝罪を要求する公的な活動を行いました。何ヶ月にもわたる妨害、回避、匿名の脅迫に直面した後、陸上自衛隊は9月に五ノ井里奈さんの主張が正確であることを認め、4人の男性警官がリナに直接謝罪ししました。
悲しいことに、五ノ井里奈さんの事件は氷山の一角に過ぎず、女性の軍人がまだ少数派である環境の中で、痴漢行為、望まないキス、その他のセクシャルハラスメント行為が蔓延していることを示唆しています。
「これではいけない」と五ノ井里奈さんは言います。彼女が夢見て就いた自衛官の仕事は、11 歳のときに起きた2011年の東北地方太平洋沖地震と津波の後、女性自衛官に救出されたことがきっかけでした。直面した現実によって彼女の夢は打ち砕かれ、彼女は自衛隊に戻ることはありませんが、彼女の活動によって将来の世代の女性将校の労働条件を改善されることを望んでいます。彼女は「私は自分を信じることだけしかないほど孤独でしたが、あなたは一人ではありません」。
2022年12月15日、防衛省が5人の隊員の免職など関係者を懲戒処分したと発表
やっと……と言ってもいいでしょう。防衛省が15日、元自衛官・五ノ井里奈さんへの性暴力に対して、5人の隊員を免職とするなど関係者を懲戒処分したと発表しました。
防衛省は15日、昨年8月末から五ノ井さんが所属していた部隊の隊員およそ100人に聞き取りを行った概要を明らかにし、胸を触ったり、押し倒して性的な接触を強要したなどとして、20代から40代の男性自衛官5人を免職処分とした。
また、訓練終了後の車の中で服を脱ぐことを促したとして、30代の男性自衛官1人を訓戒としたほか、五ノ井さんから被害の訴えを受けたにもかかわらず、調査を行わなかったとして、上司であった30代の男性自衛官1人を半年の停職とした。
引用:防衛省 元自衛官・五ノ井里奈さんへの性暴力 関係者を懲戒処分(ABEMA TIMES/2022/12/15 15:34)
https://times.abema.tv/articles/-/10059546
魚拓URL:https://archive.md/lHuuh
この報道を受け、五ノ井さんはツイッターで会見することを伝えました。加害者については刑事告訴している状態だそうで、その辺の状況も説明があるようです。
処分等について、一言では言い表せない感情なので、しっかり私の言葉でお伝えします。なので会見までお待ち下さい。
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) December 16, 2022
防衛省による関係者への免職処分についての声
Yahoo!ニュースなどにあがっている声をピックアップしました。
<防衛省による関係者への免職処分についての声>
・納得いかないのが、調査をしなかった上司が停職半年と軽い処分で、この件が発覚後も積極的に動かなかった岸前防衛相。今後の自衛隊が性被害に毅然と対処できるかは上司や幹部次第だと思われるが、体質や意識が一新されないと女性志望者に敬遠されてしまう
・被害者が、このように何度も実名で報道され、注目されるのは、本人も相当ストレスを感じると思う。道徳的な部分もあるが、それを許してしまう組織は機能不全に陥るという合理的な部分の方が強いかなと思った。士官候補生たるものが、そんなことも分らんのか!的なね
・退職するんだろうけど税金から退職金が支払われるのはどう考えてもおかしい。
・当該3人は懲戒免職になり福島地検は不起訴としたが、検察審査会が不起訴不当と議決し、再捜査が進められているとのこと。これは立派な性犯罪。懲戒免職と判断される事件なのに、検察が不起訴というのは納得いかない
・当たり前の処分だと思うけど遅いですね。防衛の強化をするとの事ですが、戦前戦中の軍隊の様な組織にならないよう充分注意監督する必要があると思います。慰安婦は日本が国としてやった事では無いと日本は主張している訳ですが自衛隊内部でさえこの様な酷い性被害が起こると外に出た時には本当に大丈夫なのかと疑われても仕方ありません
・こういう犯罪行為を平時に行う連中は有事になった時、必ず同じ事をやる。5年前95歳で亡くなった父は若い頃、中国大陸にいた、もちろん一兵士として、そして体験談を聞いたが、被害だけでなく加害行為もあったとした、ただ自分ではなく他の兵士がやった目撃情報としてだ
・国家公務員法上懲戒処分の種類として、免職、停職、減給、戒告の4つが規定されており、ゆえに今回の免職は懲戒処分の中の1つに当たる
・陸上自衛隊での女性自衛官の役割が、野営訓練での食事作りや飲酒時のお酌などと、セクハラ防止の基準が示された20年前のようなことが今も行われているとのこと。五ノ井さんに関係する100人だけではなく全自衛官を調査し、隠れた被害を明らかにして具体的な対策を講じることがなければ、今回の関係者が運が悪かったということになる
・退職金の出る諭旨免職の気がする。そもそも刑事事件化される内容で甘すぎる。この事件の大きな問題は自衛官を目指している女性が敬遠する可能性が高まること
・何も悪くなく、むしろ一方的に被害を受けた方が組織からの退職を余儀なくされ、被害者に加害行為を働いた人間がのうのうと組織に居続けていたのだから、これまでの状況がまともではなく、今回の処分でようやくまともになった、というだけの話というのが事の深刻さを物語っている。こんなことでは、日本で陰湿ないじめやハラスメント行為がなくなるわけがない
・免職処分は遅かったが、適正な公務員への処分だ。この「免職」こそが公務員の怠慢、不作為、犯罪行為への予防線となる。この処分に、組織的隠ぺいに関与した管理職は含まれているのだろうか
・今回は被害者が顔出しで世間に名乗り出たのである意味厳格な処分もなされたのだろうが、今まで他になかったのだろうか。この1件だけが特異な事例とは思えない。泣き寝入りした方もいるのではないだろうか
・彼女の告発を受けて自衛隊では野戦部隊に 女性隊員を配属しないという対応を行っていた。要するに組織として問題を認識しながら対処しなかったということ
・行為は犯罪で、職を失うというのは大きな罰のように見えるが、実際の犯罪を考えると懲役が与えられてもいいケースと言える。被害者が本当に一人だけだったのか、たまたまそういう対象が他にいなかっただけで、魅力的な異性がいればやはり犯行に至っていたのではないかとか、色々考えてしまう。しかしこの段階になってもさらされるのは被害者の名前だけ。加害者は匿名のまま、普通に再就職する。被害者も職を失っており、再就職は加害者よりも大変かもしれない
・これまでの五ノ井さんの会見を、報道を通じて何度か見てきました。少なくとも、ご本人の負わされた心の傷が少しでも癒えて落ち着かれてからの、外野の勝手な願望として、辛いことがあろうと圧力を受けようと、信念を持って真摯な姿勢を貫けるこんな方こそ、世の中の指導的な役割や支援の役割を担ってほしいです。この方にはそうしたポテンシャルの高さを感じました。自分から打って出るタイプでは無いように見えますが、ここでフェードアウトするだけではいかにも勿体ないです
・陸上自衛隊として人事面の懲戒処分等も必要だと思うが、その前に陸上自衛隊の警務科が陸上自衛隊内の警察の役割として、今回の事案については暴行、傷害等の刑事事件で逮捕し検察に身柄を送致する等法的手続きをすべきであると思う。これでは、陸上自衛隊は懲戒免職処分という人事面の手続きだけを行って、陸上自衛隊の警務科は自衛隊内の警察としての役割を全うせず逃げたのではないかと思う
・頑張って告発した五ノ井さんの素晴らしい勇気を讃えたいと思う。しかし組織に巣食う不良隊員らをもっと速やかに取り除けなかったのか疑問が残る。このような行為に及ぶ者らは国防に資すると期待する要素はないと思う。男女平等であるべき社会で絶対許されない事だと思う。規律あるべき自衛隊の組織としても示しがつかないし、自浄能力があることを示すべきであり妥当な処置だと考えます。ただ結果として正直で勇気のある隊員が組織を去らなければならなかったことは遺憾
・なぜ懲戒免職を受けた5名の氏名を公表しない? 一般的な公務員は、懲戒免職を受けた場合、官報などで氏名が公表される。防衛省(又は自衛隊)の官報には公表されているのだろうか?
・五ノ井さんの辛さはいつ拭えていくかわからない。彼女がここまでしなくても改善されるべきだった
・自衛隊に関わらず海保や刑務官など、いわゆる「公安系公務員」については昔からよからぬ噂はよく耳にします。大半が真面目に誠実に業務遂行しているでしょうから、なおのことこういう「事件」は厳罰に処すべきだと思います
・刑事事件として立件するのが相当なのに、五ノ井さんが声を上げて当事者と当時の上司から謝罪を受けて、今回の処分に至るまで何故ここまでの時間を要したのでしょう。時間だけではなく五ノ井さんが被害者の側にも関わらず、実名を公表し組織相手の戦いで多くの労力を費やし、何より職場を去らねばならなかった事も含めて何とも割に合わない感じがどうしても拭えません
・性犯罪で懲戒免職は当然だが匿名発表は違うでしょう! 加害者を保護するために実名と顔写真を伏せる事は自衛隊自身の組織隠蔽だと思う
・自衛隊のパワハラと隠蔽体質によって、自衛隊の風通しの悪さがあると自衛隊に志願したい人は増えないはず。自衛隊に志願する人が少ない状態で防衛費2%の議論や増税って、防衛に携わる人間に対する職場改善の方が先だと思う
・五ノ井さんが頑張って訴えた成果です。辞職ではなく、懲戒免職に出来たのは、小さくとも大きな変化に繋がる一歩だと期待したい…個人的には、まだまだ甘い処罰だと思うけれども
・正直、セクハラの事実に対する同情よりも、薄井シンシアさんが「戻って上まで上り詰めて変えて欲しい」という提案にグッと来るものがあった。今回の事件は裁判まで持っていくことは当然だと思うが、先ずは本人が復帰して組織の隠蔽体質を一掃していくことに期待したい
・今回勇気ある隊員の告発で案件が明るみに出たが、これまでもこのような問題をスルーして揉み潰されてきたのではないかと感じる。今回の処分に至るまでの遅さは組織の自浄能力不足と受け取られても仕方ないと思う。おそらく今に始まったことではない、氷山の一角の可能性が高い
・5人の処分は当然です。しかし、被害申告があったのに調査をしなかった上司が半年の停職はいかがなものかと。もちろんとても重い処分であることは認識しているが難しいところか。少なくとも上官はこれで出世への目が絶たれたわけで、懲戒免職まではできないという判断か。しかしね、自衛隊という組織を指揮監督すべき当時の岸防衛大臣。こいつにも処分があって然るべきだろ
・まあトップが出てきて謝罪したからね。対応としては一般人が思っているよりはるかに重大な事。懲戒免職も当然かと。問題はセクハラ自体の他にも組織的な隠蔽などもあって、それをどうしていくかは課題だろう。これもきちんと関係者の処分などを通じて綱紀粛正を図っていくしかない
・ようやく、というか対応が遅すぎる。もっと以前に誠実に誠意をもって対応すべきだし、そういう変態を自衛隊から排除するべきは当たり前の話。他の国の軍部でも当たり前。なぜ、刑事犯罪なのに免職だけで済んでいる?
・防衛のための暴力装置自衛隊。それだけに厳重な管理が必要となる。事件発覚への経緯など今後への不安要素もある。かつてこの国では軍事力により国が進むべき方向を誤った歴史もある。軽く考えるべき問題ではない
・セクハラではなく、性暴力という表現の方が日本は良いと思います。そして、妥当な対応かと
・五ノ井さんが署名サイトで署名を始めた時に私も署名をしたので関心を持って見てきました。閉鎖的で隊員はシゴいてナンボの自衛隊では型通りの調査だけで有耶無耶になるかと思っていましたが、案に相違して厳正な調査と隊員の処分。特に加害者が直接五ノ井さんに謝罪する場が持たれたのは良かったと思います
・免職にも懲戒免職と諭旨免職がある。懲戒免職は世間一般的にはクビを意味し諭旨免職は依願退職と変わりない。訓戒処分という懲罰は存在しない。訓告か戒告の何れだろうが 上手く言葉を言い換えてあたかも重罰に処したかのように見せかけて この事件をこれで終わらせたいのだろう
・隊員は国民が所持を許されない特別な武力の所持を許されているが、これは戦時および平時において常に住民から信認を得られる存在でなければ、その所持は認められないものになる。立場の弱い少数派の女性を蹂躙する武装組織と疑われるような余地は、これを残してはならないという組織の意思表示は重要だ
・五ノ井さんの頑張りのおかげでこれからは変わるかもという期待は持てる。但し、警察官・自衛官・教職員・その他公務員って事件を起こしても懲戒免職になりましたというところでニュースが途切れることがほとんど。酷いと依願退職扱い。一般の会社員なら会社はクビになるのはもちろん逮捕されて大きな事件なら実名報道されて社会から抹殺されます。正直、甘いのではと思う
・全ての記事を読んだ訳はありませんが、被害の一部分だけ見ても、被害者の女性は、本当に怖くて、悲しくて、悔しい事であったか。勇気を出して告発した事で、更に誹謗中傷にもあったそうですね。もう、何とお声かけして良いか、わからないですが、彼女のように強くて優しい決意を抱いて自衛官を志した女性が、安心して職務を全う出来るような職場環境になりますように
・間違いを「間違っている」と素直に言葉にすることが困難な世の中で、五ノ井さんのストレートな告発は、日本中の性被害に苦しむ人々に先に進む勇気と希望を与えてくれたと思います
・五ノ井さんに直接性的な接触に及んだ自衛官が免職処分になったことは当然かと思いますが、個人的には「車の中で服を脱ぐよう促した30代の男性自衛官」について、訓戒処分はあまりにも軽すぎるように思われてなりません。他の記事によればこの自衛官は3等陸尉ということで、部内幹部(防大や一般大卒ではない、いわば叩き上げの曹士出身者)かと思われますが、こうした幹部の多くは定年まで部隊の中核を担い続けることとなります。幹部がハラスメント体質の場合、率いる部隊全体がそうした気質に染まってしまう場合も多いことを考えると(数年前には精鋭である第一空挺団でも深刻なパワハラ問題が生じ、文春オンラインなどで取り上げられました)、こうした幹部は組織から速やかに排除すべきではないでしょうか
・男性自衛官5人のうち一人でも「いや、さすがにこれはマズいだろ」と声をあげる、認識できる自衛官はいなかったのか。そうだとしたら、仮に戦争に巻き込まれるような事態となったとき、間違いなくこの5人は結託して性的逸脱行為をするだろう
・この問題は組織の問題であり防衛大臣や防衛省トップも処分を受けるべき。そして様々なハラスメントに対して再教育するべきだ。組織内の暴力やイジメが解消できないのは日本社会の行き詰まりではないか。力あるものには過剰な忖度をし、下の者や弱いものに対して情け容赦ない態度をとる社会を恥じなければいけない
・懲戒免職者を複数名出すような不祥事がネットで公表されて初めて調査に乗り出すなんて防衛省・自衛隊の隠蔽体質は桁外れですね
・平成昭和の性的差別と虐待のあった労働環境を思うと、遅れているながらも極めて大きな前進だ
・同じ職場の女性も守れない組織が、どうやって国や国民を守るのでしょう、甚だ疑問です。懲戒免職は当然でしょうが、加害者の氏名を公開をしないのは何故なのでしょうか?公務員の不祥事はいつも身内には寛大で最後は"互助会対応"・・非常に生温いと思います
・マスコミが騒がなければ、臭いものにはフタで自衛隊は何もしなかったと思う。で、重い腰を上げて調査しかなり思いきった処分をしたのだが、これもトカゲのしっぽ切り感がしてならない。今回は五ノ井さんの被害に対してだが、他の現・元女性自衛官で性被害に会っている方が多くいるらしいから、その方々が被害を訴えても同じように調査、処分をしてほしい
・この免職になった5人は逮捕されないのかな?裾野市の保育園の保育士3人は逮捕された上に氏名と顔写真まで出されたのに、今回は顔写真どころか氏名も公表されないのは何故?自衛隊員には将来があって、保育士には将来がなくても良いとでも言うのかな?非常に不公平だと思う。それとも、保育士の事件の報道がやり過ぎだったという事なのか
・やったものは免職、調査をしなかった上司が停職ですか。調査を積極的にしなかったとは書いてあるが、うがった見方をすればうやむやにしようとしていた可能性もある。本来は上司のほうが重い処分になるべきだと思うんだが
・この件にしてもそうですが、この組織には隠そうとする体質が根強く残っている事が改めて分かりました。真面目に頑張っている方がいる一方、このような隠して後で大事になるのは、普段頑張ってくれている方々の皆さん含めて組織全体の信頼がなくなる行為であり、非常に残念でなりません
・当然の処分だろうが、いわゆる無敵になった自衛隊出身のパワー系の人間5人が社会に解き放たれたわけで・・・そういった意味では恐ろしいよね。うちの会社でも昔大きなミスで懲戒解雇になった人が居るけど、そこからは転落人生のようです。ローカルニュースで度々暴力沙汰や脅迫などで逮捕されてるのが聞こえてくる
・時間が掛かりましたがやっと結果が出ましたね。こう言った事実が有れば、多少は抑止力になるでしょうし、今後他に被害者が出ても名乗り出れるようになって欲しい
・やっと。ですね。良かった。時間はかかったけど、これは大きな進歩だと思います。知人から、陸自のこの手の話はまだまだ氷山の一角であると聞きました
当然ですが、処分を受けた自衛官の実名公表がないことに不満の声が多いようです。五ノ井さんが実名公表を望んでいないことが理由かもしれませんが、「それはそれ、これはこれ」でしょう。実名を公表しないことに違和感しかないですし、もし公表しないのならば、説明責任が生じるのではないでしょうか。
この一件で状況が好転するのでしょうか? 私はかなり懐疑的です。
権力は腐敗する。
これは自然の法則です。そして日本は完全に腐敗してしまいました。
隊員処分の発表を受け、五ノ井里奈さんが12月19日に記者会見
15日の防衛省の処分発表を受け、陸上自衛隊在職中に性暴力を受けたことを告発していた五ノ井里奈さんが12月19日午後2時から日本外国特派員協会(東京・千代田区)で記者会見を開き、現状を報告しました。
五ノ井さんによると、加害者側の弁護士は「個人責任を問われるか疑問がある」とする一方で「謝罪の意思を表すため」として、1人約30万円の示談金を提示した。この30万円という金額は「痴漢並みの金額」だが、五ノ井さんが「残念に思った」のは、金額よりも「個人責任を問われるか疑問がある」という一言だ。五ノ井さんは「この直前までは、被害届を取り下げるか、速やかに示談に応じるつもりでいました。しかし、この一言で、事の重大さを軽く受け止めているのではないかと、あきれ、驚きました」と話した。
引用:示談応じようとしていた五ノ井里奈さん それを覆した相手側弁護士の一言【自衛隊性暴力問題】(J-CASTニュース/2022年12月19日17時53分)
https://www.j-cast.com/2022/12/19452776.html
魚拓URL:https://archive.md/uIxhV
弁護士の名前を調べましたが、やはり簡単には見つかりませんね。残念ですが、マスコミは芸能人のスクープだけではなく、こういった社会派的な部分も切りこんで欲しいところです。
さて、五ノ井さんの会見の様子は下記YouTube映像で全編を見ることができます。ぜひご確認ください。
五ノ井さんの会見に関するの声
Yahoo!ニュースなどにあがっている声をピックアップしました。
<五ノ井さんの会見に関するの声>
・相手の弁護士は顧客を助ける事が仕事なので、上手く示談に持ち込めれば良しとしているのでしょう。でも示談にするということは、もうやった事は許しますよって感じになるし、被害届けも取り下げるつもりでもいたようですが、ここで強く罪を認めさせなければ、また被害者が出ますよ。また何かあれば示談で済ませようと思うはず。辛いこと何度も聞かれて嫌な思いや、誹謗中傷などで傷ついてるのは解りますが、誰かが闘わないと。勇気を持って顔出し、実名で闘っている五ノ井さんには頭が下がります…自衛隊という特殊な仕事の中、女性が頑張ろうとしているのを性暴力という事で夢を努力を踏みにじるのは本当に許せないですね
・加害者側弁護士が誰なのか開示したほうが良いと思う。弁護士は特権階級のものではない
・加害者保護の前に被害者第一主義で。巷の人権弁護士さん、貴方や貴方の身の回りの人が加害者によって傷つけられた。そのような人を弁護できますか?
・弁護士が無能だったな。理論武装して強行突破も1つの手だが負けたときの反動も大きい。被害者心情に配慮した対応をすることで結果、加害者にとっても1番ダメージの少ない内容で和解出来たもしれない。その見極めをミスったな
・弁護士の質がドンドン低下し、能力が低いのに弁護士だからねじ伏せられると思っているバカが増えているのが実態でしょう。依頼人の利益を守るどころか事を荒立てて解決を困難にして、荒らしまくるだけ荒し、金だけせしめる輩弁護士が増えています
・これは弁護士が無能すぎる。非を認めて心から謝罪すればよかったのに、少しでも示談金を下げようとするからなのか、強気に出て世論を完全に敵に回した。無能な弁護士としか言いようがない
・五ノ井さんには徹底的にやってもらいたい
・懲戒免職者は刑事罰の対象でもある。 マスメディアは社会的制裁として免職者の名前を出してもいい。最近の例で言えば、虐待保育士の名前はすぐに出たこととの差が大きいね
・懲戒免職については、実名報道されるときもあればされないときもある。それも、メディア側の裁量で勝手にやっている訳ではなく、処分者側の裁量でやっていること。現に今回防衛省は、実名を挙げていない理由について処分の発表の際にコメントしている。基本的には実名公表となるところ、そうしなかった防衛省に対する評価は色々あるかとは思うが
・表沙汰にならないだけで、未婚者の若い隊員の自殺者が多い。結婚しなければ官舎からでられない。プライベートもない毎日の中、逃げる場所はない。自衛隊は今変わるべきです
・加害者たちも最低だが、最悪の弁護士だね。彼女の言う通り、顔出しで告発しなかったら甘い処分で終わっていたことは間違いないでしょう。この大事な時期なんだから『自己防衛省』では困ります
・今に弁護士付けてそれを言うなら、何故にやるのか?とはなるし、組織内で根深く有る様に感じるので本気に意識改革しなければ、難しいだろうし、懲戒免職は当たり前だと思うし、改革しなければ実名出せとの声は上がるのやもうえないと思うし、加害者有利の様なのも伏せられるのは日本くらいで変えるべきではないかと感じる
・聞いて呆れる内容ですね。もっとも加害者側代理人弁護士は労働問題での企業側弁護士同様、依頼人に代わって圧力を掛けてくることは大いにあります。依頼人の利益を守るという名目で法律の拡大解釈などをしてあらゆる手を尽くし負け戦を勝ちにするくらいの事をやって来るので・・・
・国家賠償法上、公務員が個人では責任を負わないということを言いたかったのかもしれないが、加害者が示談を求めているということは責任を負いたいということではないのか。その加害者の弁護士が、国賠法の法理を持ち出す必要はないし、それは依頼人の意思に反するのではないか
・示談金って安いですよね。その金額で成立しているから弁護士も当然の額という認識でやってくるのだろうけれど、示談が成立しなかったら雇った意味さえないよな…と
・弁護士ほど合格試験と実務の適正に乖離がある職業も珍しいと思う。法律が理解できても、人の心が理解できなければ、問題など解決できるはずもない。訴訟を起こすのは利害が発生しているからではなく、心が傷ついているからなんだから
・普通に”喧嘩して相手を殴った”場合には、「どちらか原因を作ったほうが謝って、損害を補償して終わりにすればいいだろう」。検察官を含めて誰もが思うわけです。ただね、暴力団の組織犯罪のように軽微なことを含めて「組織の体質として起こり続けている」場合には、「示談で終わらせると、事実の隠蔽になるでしょ」と思いますよね
・実名報道が何故されないのか?と言うコメントがあったが、賛成である。刑罰がなされたからには、実名報道は当たり前である
・弁護士も性暴力を軽く見ている感じがする。自衛隊全体がそうだとは思わないが、今まで多くのパワハラ、セクハラが隠蔽されてきたことは想像できる
・以前、交通事故の加害者代理人の弁護士があまりにも非常識だったので「もう示談交渉はしません」と交渉を打ち切ったら、あとで自分の誤りを認め交渉再開を申し入れてきた。弁護士は法律の専門家だけど加害者の代理人でもある。それを忘れて、あるいは自分には関係ないという意識で、法解釈や自分の都合にだけ走ると交渉相手からはそっぽを向かれる
・聞いて呆れる内容ですね。この加害者側の弁護士、もし家族や身内にこのような事象が起きたらこの内容で納得するでしょうか?
・加害者はきっちり実名公表され罪に問われるようにしないと、今後性別を問わずセクハラパワハラに遭った隊員が被害を告発する権利がある、相手に法的な罰を与えることができると実例を作ることが今回大事だと思う
・それまでのだらけたいい加減な習慣がこのような問題の原因だろう。相手の不快、嫌悪について無感覚なものが周囲にありふれて存在してる。問題があると指摘され懲罰的判決がでていることを知っていても名指しされるまでは知らんぷりだ。町内会や自治会を利用した強制的寄付は違法とされてるのに各地で続けられてるし、日本赤十字も止めようとしない
・これ相手方の弁護士が、依頼人の言葉として伝えたのか、それとも弁護士自身の見解として(忖度気味にかもしれんが)伝えたのかどっちなのかな。仮に後者だった場合、本来示談が成立するはずがお流れになってるわけで、依頼人からしたらたまったもんじゃないな
・おそらく、示談に応じてもらおうor示談金の額を値切ろうとして、「強気」の発言をしたんだな。交渉のテクニックとして。それが結果として裏目に出た、というのは面白い
・せっかくの和解のチャンスを、弁護士の言動でフイにするのは、弁護士としていかがなものか。この手の弁護士多くなった。自分の立場をわきまえてない。確かに認めちゃいけないケースもあるが、これは違う。謝罪して謝罪して謝罪して、なんとか丸く穏便に、どうか取り下げて収めていただこう…という姿勢が本来
・自衛隊と言う組織が軍事化すればするほど、隠蔽体質はひどくなると思う。日本の軍隊は少なからず、戦前の関東軍の体質を引き継いでいるでしょう。トップだった人の発言を忘れましたか?
・防衛予算を増額するなら市井の企業並にコンプラ、セクハラの講習なんかを頻繁に開催するべき。自衛隊がどこまで風通し良くなるか世間は疑問に思っているでしょうが、どんどん摘発されるくらいじゃないと組織改革も難しいのでは
・この五ノ井さんはすごく立派な方だなと思う。出来たら今後どのような回答が来ようと示談に応じないで欲しい。内容を読むととても卑劣なセクハラ。ぜひ関わった隊員には刑事罰と実名報道をして欲しいし、自衛隊は見てるだけでとめようとしなかった隊員らにも何かしらの処分をくだしてほしい
・不都合な真実は毎度闇へ葬る自衛隊組織にやっと警鐘が鳴った。実名を報道しない理由も答えずゲスなマスコミも執拗に追い掛けないのは怪しい。被害者も弁護士の実名を出しても良いと思うし、流れ作業感覚の弁護士への警鐘となる
・ことの重大性に鑑み、関与した隊員・元隊員の実名を公開すべきである。そうしないと抑止力とはならない。そういった観点からも、五ノ井さんは被害届を取り下げない方が良いと思う
・五ノ井さんて、まだほんとにお若いのに、賢いし心が強い方ですね。こういう方ほど自衛隊にいて頂きたいのに。自衛隊のトップの方が、三顧の礼でも三十顧の礼でもして、戻っていただけないだろうかと一国民として思います
・刑事告訴もするべきである。時効に阻まれることもある。他の被害者を出さないためにも白黒をつけておいた方が良い
・セクハラを受け心に傷を受け、その上退職にまで追い込まれて収入まで失った。それに対する示談金が一人30万×五人で150万。被害と賠償が全く釣り合っていない。これは今回の件に限らず、日本中で長年にわたって罷り通ってきたもの
・セクハラという事は言葉は軽すぎ、性犯罪です。加害者の人達に、自分の娘や妻が同じ目にあっても構わないと思うか聞いてみたい。自分の大切な人が被害にあっても仕方ないと思うんですよね?
・加害者5人が雇った弁護士ですよね。加害者側は自分たちだけが処分されたことに憤っているのではないですか? その気持ちが現れた発言のように感じます。「個人の責任に疑問」?あるにきまってるでしょうよ。寝言は寝てる時に言え!
・彼女の耳を見た時に、柔道経験者かな?と思ったが、やはりそうだったんですね。それもかなり本格的。彼女の勇気ある行動の根幹には、武道精神があったということだろう
・相手側弁護士の言葉で示談を取り止めにするとか、とんだやぶ蛇だね。個人的には示談せずに裁判した方がいいと思うね
・仕事とはいえ被害者の気持ちを踏みにじるような加害者弁護士もどうかと思う。悪いことはしたわけだからしっかり反省させるような弁護をして欲しい
・この人が声をあげなかったなら、この事件は表には出ずに、自衛隊の中で隠ぺいされていたのでしょう。痴漢を誰も注意せずに黙って見てたというのが、背筋が寒くなるような怖い話です。こんな組織なのかとぞっとします
・弁護士はの余計な一言でまとまらなくなることは、結構あるよ。弁護士としては、これこれこうだから、示談がいいですよって、持っていきたかったんだろうけどね
・依頼人以外の人格とか人権には大して関心がないんだな。しかも、肝心の依頼人の利益も最大級に損なってるし。弁護士の役割を果たしてないね
・加害者の氏名を公表及び写真もしてハッキリさせないと今後も同類のセクハラが、起こりますよ。ましてや上司が彼女を守らないで、処分も軽すぎこれじゃ女性自衛官いなくなるよ
・弁護士の使命は「社会正義」の実現と偉そぶって言ってますが、一皮むいたら本性を現したようですね
・加害者自衛官の個人的責任じゃないとすると、この弁護士氏は一体どこに責任があると言いたかったのかな。組織全体? 部隊の空気? それとも五ノ井さんが悪いっての?
・個人に責任がないのに謝罪(でも端金)ってなんて二律背反? なら責任の所在は?国家公務員だから国か? 管理出来なかった自衛隊という組織か?
・痴漢や強制わいせつ罪で捕まっても個人に責任が問われない組織なんてあるんだ? ビックリ仰天。あり得ない
・酷い話だな。要は五ノ井さんに、大ごとにせず、さっさと収めてしまいなさい、その方が身のためだ、と言わんばかりのことでしょう
・呆れ果てるな。こんなにはっきり言われたら、当該のこの弁護士は所属事務所から解雇だな
・三十万円で済む話しか? 人を馬鹿にしてるのか? 絶対に許しては駄目です
・現在の示談のシステムは非常に悪質な状態になっていると言えるだろう。と言うのも民事で示談を提示させると、弁護士も裁判所等も早く事件を丸く収めたい、早く弁済金を確保したいという思惑が働き、示談に応じるよう勧めてくる事だ。被害者側に処罰感情があっても、味方であるはずの人達が示談を勧めてくれば断りづらい状況となる
・被害者は顔をさらしてまで被害を訴え、加害者は顔も出さずに示談。この示談、裏で誰が手引きしているの?と疑いたくなります。本来なら、防衛大臣が自衛隊のトップと加害者の上官をクビにして、大臣も自ら責任を取って退任すべき事案です
・民事訴訟においては、示談も有効な場合がある。裁判になると解決まで長期化し、双方裁判や弁護士費用がかかる上、判決が下っても強制力がないため、回収するにはまた別の訴えを起こして差押えなどしなければならない。しかし刑事事件は違う。刑事罰を賠償金などで解決を受け入れることは被害者側からすれば認めがたいし、その賠償額も被害者として受け入れるのが難しい額の場合もある。ましてや公務員として経歴に傷がつくのを恐れて、示談を申し入れる自体、反省していない証拠。本人達は悪ふざけの延長だったかもしれないが、被害者の立場に立てない愚か者だろう
・自衛隊や警察においては、徹底的に責任者を処分する事。これが一番効果がある再発防止策。とにかく、上下関係が厳しい。自分の行いで上司が更迭される、上司が処分される、その事例を見せつけるだけで、一気に状況は好転するでしょう
・どういういきさつで示談を提示したのか分からないが、特別公務員として勤務していて、パワハラによる罪を免れるために被害者に示談をもちかけるなど、悪質という他はない
・五ノ井さんの優しさが滲み出た会見で、だからこそその思いを踏みにじる加害者側の対応に強く憤りを感じた
・自衛隊は規律正しい組織と思っていたが、自衛隊組織にこういう隊員がいる事で、自衛隊は今回の事で、かなり国民からの信用を落としたと思います。自衛隊は、女性自衛官も積極的に採用して来たと思います。女性自衛官が夢を持って、希望に満ち溢れて、自衛隊に入った結果がこれでは、今後の採用活動にも影響が出るだろう。防衛省は、今回の事を非常に重く、受け止める必要がある
・まさか自衛隊に入隊して、こんな訴訟沙汰まで起こすとは思ってもみなかったと思うが、この訴訟により自衛隊における女性に対する偏見に対しても、一石を投じることになった
・事件再発防止策がきちんと遂行できてるのか? 防衛費増税の議論が盛んになってる。防衛力強化のため兵器の充足は必要だと思うがそれを運用する人間力が問われる。五ノ井さんのような正義感の強い意識の高い人が虐げられる組織に今後誰が入隊したいと思うだろうか。示談なんて話しがもう出てくるのに違和感を感じる。五ノ井さんの優しさにつけ込んで勘弁してもらい事件の矮小化を狙ってる様に見える
弁護士のレベルの低さは、常に問題となっています。ホントに日本は知的労働者の質も下がりっ放しなので、国家レベルで非常ベルが鳴っている状態だと感じます。
五ノ井里奈さんは依願退職から公務災害へと変更
12月22日のツイートで五ノ井里奈さんから報告がありました。
こちらです。
依願退職とされていましたが、公務災害に認定されたので、一等陸士から陸士長に階級が昇任され、退職になったことをご報告します。
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) December 22, 2022
詳しいことはわかりませんが、「地方公務員災害補償法」というものが適用され、「地方公務員災害補償基金」という組織から認定されることとなります。名目は治療費ということでしょうか。基金が費用などを負担して支払う仕組みです。
基本的には「平均給与額(又は平均給与額とその日支払われた給与との差額)の100分の60を支給する」というものです。
五ノ井里奈さんにいくら支払われるかは不明ですが、とにかく良かったですね。
参考:地方公務員災害補償法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=342AC0000000121
◯公務災害なのか? 犯罪でしょ!? ネットでは厳しい声も
公務災害に認定されたことに関して、「朝日新聞」が記事にしていました。しかし、具体的な補償金額についてまでは明記されていませんでした。
今年6月に退職した。訴えを受けて調査した防衛省は、9月に性暴力の事実を認定。10月には公務災害に当たるとの申し立てを受けていた。今後、五ノ井さんに対し、療養補償や休業補償を支払う可能性があるとしている。
引用:元陸上自衛官の五ノ井さんが受けた性暴力、公務災害に認定 防衛省(朝日新聞/2022年12月23日 11時12分)
https://www.asahi.com/articles/ASQDR3K6HQDRUTIL00J.html
魚拓URL:https://archive.md/tsWeZ
この報道は大きく扱われていませんが、ネットでは「公務災害ではなく、犯罪でしょ!」という声があがっています。
Yahoo!ニュースにあがっている声をピックアップしました。
<五ノ井さんが受けた性暴力が公務災害に認定されたことに対する声>
・公務災害? それ、違うんじゃないかと。これは明らかに犯罪。その犯罪のために退職を余技なくされたのだから、補償はその加害者がすべきであって、仮に組織に補償を請求するならそれは監督責任の範疇
・加害者にも請求するなら「民事裁判」で損害賠償を勝ち取ればよい。感情論ではなく被害者の権利を保障しただけで、五ノ井さんは民事裁判にすれば加害隊員達に損害賠償や国に国家賠償を求める事も出来ます
・公務災害を全くご存じないのにコメントしない方が良いと思います。公務災害は公務起因性と公務遂行性が認められれば認定されます。仕事中の嫌がらせであればどちらも容易に認められます
・「公務災害?それは違うでしょ?」と思えますが、規則では隊員に重大な過失があった場合、国は隊員に対し損害賠償請求をすることができます。このタイミングで「公務災害を認める」のは、国が被害者から提訴されないために、事前に伏線を張ったようにしか見えません
・五ノ井さんのセクハラ事案は氷山の一角にすぎない。公務災害認定をして自衛隊側は事を終わらせようとしている。セクハラをした隊員は全国に身を潜め多くいる。セクハラをなくす唯一の方法は監督不十分で指揮官や服務指導上の上級者を懲戒免職することだろう。そうすれば厳正な処分も出来るしセクハラに対する服務指導も死ぬ気でやるだろう。セクハラを犯した隊員が上位の階級に昇任して服務指導をやっているのが現状だろう
・という事は、公務災害による休業になって、退職は無効、陸士長に昇任し任期満了、継続任用させ、本日現在までの給与(勤勉手当)も出る事になりますね
・防衛省は、監察した事を隠蔽して来てこんな事態になったのだから、他にも隠蔽されてないか調査して、対応してもらいたい、何人の隊員が涙を流しているかわからない
・自衛隊の対応自体が遅すぎ。公務災害にするぐらいなら被害者に復職してもらって防衛省に大臣直轄の機関を作ってそこで働いてもらうくらいのこと出来ないのかな
・世論をみてころりと対応を変える姿勢がはっきり言って胸糞が悪い。はじめからきちんとした対応をして関わった関係者を厳罰化して厳正な処分をくだせば良かっただけ。強制わいせつ罪だからクビだけでは済まない
・公務災害って何ですか? 誰に決める権利あるんですか?民間企業でセクハラパワハラがあったら災害? 単に犯罪があっただけで災害ではないと思いますが
・なんというか、そういうことじゃない気がする。隠蔽は組織の問題で、性加害自体は個人の問題では
・税金使うってこと? 個人でやったほぼ犯罪を何で国民が負担しなきゃならないのよ? 何やってんの防衛省?
・大麻で停職 セクハラで懲戒免職。なんか違うような気もする。これで分かったことは自衛隊は上がヤバい
・被害者に補償を支払うなら当然加害者に損失補填して貰うんですよね。自然災害なら公務災害ですが明らかな加害者がいてその馬鹿達は自由に暮らしてます。まさか馬鹿な加害者のせいで支払うべき損失を増税決定の防衛費から払うんでしょうか。被害者の方は当然貰う権利も請求する権利も有りますが、加害者には当然支払う義務も請求される義務も有ると思います
・泣き寝入りする方が多い中で、五ノ井さんは当然の事をしました。元自衛官からみるとセクハラやパワハラは日常茶飯事に行われています
・この方だけが認定されるんですか? 他のセクハラや酷いパワハラを受けて辞めていった方々は?皆さん認定されるんですか? 精神疾患を患って、自ら命を絶った方は?
・災害ではなく犯罪です
・ 犯罪として扱うべきだ。さらに多数の傍観者を処分せよ
・ ・ ・
「公務災害」という言葉自体が聞き慣れませんので、定義などが曖昧なままで意見を述べても、的外れになってしまう可能性があります。こういったことについて丁寧に解説するのがマスコミの存在意義だと思いますが、その辺も機能していないのが現状。残念なことです。
私もそうなんですが、冷静さを欠いて感情論に走りがちになってしまいます。この五ノ井さんの問題がフェードアウトするのではなければいいのですが……。
五ノ井さんも精神的にハードでしょうから、2023年以降の動きが気になります。身近に強力な支援者が増えればいいのですが……。
そんなことを思っているところ、2023年元日に五ノ井さんが「女子相撲日本一決定戦」に出場するニュースがありました。どうやら、気持ちを切り替えて、知名度を活かしつつ活動していくような雰囲気ですね。まさか「結果を残して」、格闘技界に進出とかは・・・それないでしょうね。
五ノ井里奈さんが元日にアリーナ立川立飛で開催される「女子相撲日本一決定戦」に出場
アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟が年明けの元日に東京都のアリーナ立川立飛で実施する「女子相撲日本一決定戦」の出場選手を発表しました。
なんと五ノ井里奈さんが「腕に覚えありの部」に出場するそうです。
各部門には全国各地から140人がエントリーし、「選手の部」にはトップクラスの実力者たちも出場する。「腕に―の部」には総合格闘技ディープジュエル・チャンピオンの本野美樹、パワーリフティングアジア王者の岩井知子らが出場予定。さまざまな経歴を持つ選手と対戦する五ノ井さんは、中学、高校で全国大会16強入りした柔道経験者だ。
引用:性被害告発元自衛官の五ノ井里奈さん相撲大会出場へ…女子日本一決定戦「腕に覚えありの部」(スポーツ報知/2022年12月22日 5時35分)
https://hochi.news/articles/20221221-OHT1T51210.html?page=1
魚拓URL:https://archive.md/kmiXQ
<元日開催・女子相撲日本一決定戦とは>
日本相撲連盟は、多くの女子相撲選手から寄せられた「女子相撲の魅力をもっと、広く発信したい」という願いに基づき、(株)立飛ホールディングスのご協力を得て開催することになりました。この大会は女子相撲選手8名による大会準備委員会が初めて企画した「女子による 女子のための大会」です。大会では、新たな取り組みとして「絨毯式マット土俵」(盛土俵)を使用します。当日の入場に関しては無料だと思われます。もしかすると五ノ井さん人気でパニックになるかもしれませんね。
開催日時:令和5年1月1日(日・祝) 午前9時開会
会場:立川立飛アリーナ
詳細サイト:http://www.nihonsumo-renmei.jp/special/2023-ganjitsujoshi/
<アリーナ立川立飛(たちかわ たちひ)>
アリーナ立川立飛は、東京都立川市にある体育館。立川市に本社を置く不動産建設会社・立飛ホールディングスが建設主体となり、2017年10月にオープンした施設です。
住所:東京都立川市泉町500−4
交通:多摩モノレール「立飛駅」から徒歩約1分
駐車場:なし(周辺にはタイムズがあります:https://times-info.net/P13-tokyo/line/L12600/S2483/)
公式サイト:https://www.arenatachikawatachihi.com/
株式会社 立飛ホールディングス公式サイト:https://www.tachihi.co.jp/
年末になって「心の重さ」をつぶやいた五ノ井里奈さんに心配の声
2022年12月26日(午後9:41)に投稿された五ノ井里奈さんのツイートに心配の声が上がっています。
問題の投稿はこちらです。
こんな人生もう私には無理だ疲れたもう戦いたくない戦えないこんな人生歩むために生きてないもうむり全てが重い
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) December 26, 2022
「こんな人生もう私には無理だ疲れたもう戦いたくない戦えないこんな人生歩むために生きてないもうむり全てが重い」というシンプルな叫びです。
これに対してリプ欄には「ゆっくり休んで」「一人で背負わないで」「里奈さんは、一人じゃないです」「頑張らなくていいです」「あなたを生きてください」「みんな味方です」などといった言葉が溢れています。
◯もしかすると五ノ井さんは双極性感情障害になってしまった?
気になるのは、その前の状況です。
数日前には意欲的なコメントを発し、仲間とクリスマス会を行っていたようです。
意欲的な投稿があったのは、2022年12月23日(午前10:54)です。
こちらです。
被害者だから静かに暮らさないといけないという考えは、私は間違ってると思っています。色々言ってくる人が居ますが、結局自分の人生は自分でしか変えられません。私は沢山の方に応援して頂き今があります。傷が消える事はありません。それでも一生懸命闘いながら私がしたい事をどんどんしていきます。
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) December 23, 2022
「傷が消える事はありません。それでも一生懸命闘いながら私がしたい事をどんどんしていきます」といった前向きなメッセージですね。
リプ欄には五ノ井さんに対する応援の声で溢れていました。
その3日後に正反対のツイートをするに至った原因はどこにあるのでしょうか?
もしかすると五ノ井さんは軽めの「双極性感情障害」になってしまったかもしれませんね。
双極性感情障害はザックリとした表現をすると、気分がコロコロ変わってしまい、自分でも抑えが効かなくなる病気です。
なにせ五ノ井さんには強烈なストレスがかかっているでしょうから。思考や心のバランスが崩れやすくなっているのは間違いありません。
自分への応援に対する期待に応えようとする使命感、公にできないような自衛隊との水面下のやりとり、自分が受けた屈辱、思っていた以上の世間からの注目……現状だと24時間365日監視されているような気分でしょうから、並の神経では持ちません。
このままだと五ノ井さんは潰れてしまうかもしれません。
もちろん身近には理解者もいるでしょう。決して一人ではないと思いますが……。
このままアップダウンが続くようならば、かなり心配です。
落ち込みツイートから2日後、五ノ井里奈さん復活!?
12月26日のツイートで心配された五ノ井里奈さんですが、2日後の28日に取り直したことを伝える投稿がありました。
こちらです。
ご心配をおかけしました。取り直しました。生きてます。沢山の励ましありがとうございます。来年も戦いは続くので、今のうちに現実逃避と気分転換に名古屋へ行ってきます。エネルギーを感じてきます。皆さん、良いお年を。
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) December 28, 2022
ツイートでは「気分転換に名古屋へ行ってきます。エネルギーを感じてきます」と書かれています。名古屋で何をされるのかは不明ですが、たっぷり充電して元日の女子相撲で復活といったところでしょうか。
来年も引き続き、五ノ井里奈さんをウオッチングしていくつもりです。最終的にいい形でソフト・ランディングすればいいのですが……。
「元日女子相撲日本一決定戦」で五ノ井里奈さんは「腕に覚えありの部」3位
五ノ井里奈さんは年末年始にツイッターを更新し、2022年を振り返ると共に2023年は柔道を一生懸命に頑張ると宣言されました。
まずは2022年12月31日のツイートはこちらです。
「激闘の1年でした」と振り返りつつ、暖かい応援に対して感謝の気持ちを伝えていました。
本年は大変お世話になりました。皆様に支えて頂き、乗り越える事が出来た激闘の1年でした。本当に心より感謝申し上げます。新年に入る前に私の生きる姿を15分ご覧下さい。来年も暖かい応援宜しくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。幸せ溢れる1年でありますように。https://t.co/QGiOCOEY96 pic.twitter.com/8miQzA2dev
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) December 31, 2022
そして2023年の第一声では自身が出場した「元日女子相撲大会」の結果報告を伝えました。今後の活躍が楽しみですね。
新年明けましておめでとう御座います。
元日女子相撲大会に出場して準決勝で負けて3位でした。今年は柔道を一生懸命頑張ります。自分らしく生きていきます。本年も応援宜しくお願い致します。https://t.co/jGoX9VJCOQ pic.twitter.com/VaGwf9ShbV— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) January 1, 2023
<おまけ>権力と戦うならば、「外国特派員協会」で会見しよう!
権力は腐敗します。必ず腐敗します。そして、日本の古い組織の多くは腐敗しきっています。
腐りきった自衛隊のハキダメのフタを開けた五ノ井里奈さんの行動は、大喝采で迎えられました。これは「外国特派員協会」で会見したことも後押しになったことを補足しておきます。
どういうことかというと、「外国特派員協会」で会見をしたことにより、非常に生々しい行為が明らかになり、日本各社のマスコミもどこにも忖度せずに報道できたからです。
12月15日(木)に性暴力の加害者側の自衛官5人が懲戒免職になったときも「性被害」でと各社が伝え、TBSテレビの「news23」だけが「キスを強要された」「胸を触られた」などの詳細を報じた。
ところが12月19日(月)に五ノ井さんが外国特派員協会で会見したときには状況が一変する。それまであまり詳しく報じていなかった日本テレビ「news zero」が「示談交渉で“呆れた言葉”」と見出しを打ち、(1人あたり30万円の示談を申し出た隊員側が)「個人責任を問われるか疑問だが」と発言して五ノ井さんが呆れ驚いたと伝えた。
さらに「性被害」の中身も「私に覆い被さり、腰を振る動作を繰り返していた」とそれまで以上に具体的に伝えた。
引用:なぜ被害者たちは「日本記者クラブ」ではなく「外国特派員協会」を選ぶのか…国内マスコミが抱える根本課題(PRESIDENT Online/2023/01/02 12:00)
https://president.jp/articles/-/64957?page=3
魚拓URL:https://archive.md/Eb5I6
「外国特派員協会」の正式名称は「日本外国特派員協会(The Foreign Correspondents’ Club of Japan、略称:FCCJ)」で、世界で最も古く、最も権威のある記者クラブのひとつです。所属の中心は、欧米を中心にした世界の新聞・テレビなどの特派員たちです。常にフェアな精神で真実を追い求めていく姿勢は、日本の記者クラブとは比較になりません。
「日本記者クラブ」は日本の主要メディア各社が運営しているものですが、それぞれの官庁などの組織の内部に籍を置くような形で、広報的な役割も強いのが特徴的です。つまり組織にとって都合が悪いような報道には忖度が働きます。
今回のような自衛隊の男性隊員による性暴力などの会見が防衛省内での記者クラブで行われることを想像してみてください。当然ながら自衛隊に遠慮するでしょうから、厳しい質問で状況を掘り下げるという可能性も低くなるわけです。
他の事例としてはジャーナリストの伊藤詩織さんが山口敬之氏に「合意ないままに性行為を強要された」という事件も、最初は日本の記者クラブで会見を行ったために大きく取り上げられませんでした。しかしその後に「外国特派員協会」で会見を行った後のアクションの広がりは、日本はおろか世界中で知られるような結果となりました。
今後、日本国内で権力と戦う場合は、「外国特派員協会」で会見するの一択です。日本の偏向したマスコミをマトモに相手にしてはいけません。
2023年は本格的な柔道の指導者として活動をスタート
共同通信の報道によると、五ノ井さんは本格的に柔道の指導者として活動をスタートすることとなりました。
五ノ井さんは中学、高校時代に全国大会に出場した経験がある。一連の出来事で昨年6月に自衛隊を退職。次の道を探っていた際に、道場の指導者募集に応募したという。「柔道があるから頑張れたし、救われた。自分が生きる姿を見せることで、誰かを勇気づけられれば」と話している。
引用:元自衛官五ノ井さん柔道指導者に 「自分が生きる姿、誰かに勇気」(共同通信/2023/01/13)
https://nordot.app/986370580525613056
魚拓URL:https://archive.md/kiGHv
五ノ井さんが指導する道場は、横浜市にある小見川道場(http://www.neojudo.com/)です。“吉田道場の狼”の異名で格闘技でも活躍した小見川道大(おみがわ みちひろ)さんが代表を務めています。
五ノ井さんのツイッターでは、オリンピック金メダリスト鈴木桂治さん、格闘家石井慧選手、柔道家YouTubeドンマイ川端さんらとの画像もアップされていました。
オリンピック金メダリスト鈴木桂治先生と格闘家石井慧選手と柔道家YouTubeドンマイ川端さん。本当に夢のような時間でした。そして、ドンマイ川端さんと戦いました。ありがとうございました!川端さんのYouTube面白いので是非皆様ご覧下さい。柔道最高です。 pic.twitter.com/Po5cbmkTjG
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) January 12, 2023
この報道を受け、ネットでも五ノ井さんを応援する声が溢れました。
◯柔道指導者となる五ノ井さんを応援する声
柔道指導者として新しい道を歩むこととなった五ノ井さんを応援する声をピックアップしておきます。
<柔道指導者となる五ノ井さんを応援する声>
・小見川道場の柔道指導者として幼少期から取り組んできた柔道の指導で新たな一歩を踏み出したことができて本当によかったです。子供たちにとってこんな勇敢な指導者はいないでしょう。今後も、性暴力の根絶に向けて、オピニオンリーダーとして活躍していただきたいです
・良かった、今見つけた目の前にある道を邁進して欲しいな。若い人の人生には希望もある。去年の夏ごろから指導している様だし、彼女自身が求めていた区切りが出来たのだろう。本格的に柔道で子ども達にも夢を与えて欲しいと願う、それが彼女の新たな希望にもなると思うから
・勇気を出して告発したところもすごいけど、次の目標に向かって歩み出すところもすごいと思う。やはり、精神力も鍛えられた方だと思う
・新しく自分が生き甲斐を感じれる場所を見つけたなら、それは素直に良かったと思います。彼女に指導してもらう子供たちも、技だけでなく精神面も磨かれるでしょう
・自衛隊を辞めて、自分の名前を公表して堂々と相手方と自衛隊本体を訴える。これができることだけでも勇気ある行動だと思う。加害者は、どんな弁解、弁明、釈明も意味をなさずに受け入れるしかなかった。新しい環境で、自己実現を目指して欲しいと願う
・この方が幼少期に東日本大震災で被災したときに親切にしてくれた、だから憧れたという女性自衛官と、この方がやろうとしていることは、同じだと思います
・これからも新しい道で頑張って欲しい
・五ノ井さんが、何もしなければそのまま闇に葬られたのは間違いないし、辞めて謝罪なんてのは人として当たり前の中の当たり前の話で(笑) 国の管理で人生を完全に壊されたんだから、柔道場の税金くらい半分にしたってバチが当たらないと思うんですけどね
・本来なら自衛官を目指して念願の自衛官になった筈なのに、あんな形で夢を諦めなければならなくなった事を思うと、新たな夢に向かって頑張って欲しいと思います。実名と顔出しでセクハラを世間に訴えた彼女は変な形で有名になってしまいましたが、柔道を教える指導者として適任だと思います
・身近でも、セクハラ被害者が畑違いの職場に異動させられたり退職したケースを何度も見ています。そういう目に遭ったり、そういうケースを見聞きした人たちは、被害申告した方が更なる被害(職を失う)に遭うように感じて言い出せなくなっています。被害申告を受け、きちんと事実が判明すれば、「加害者側」にきちんと罰を与えるようにして欲しい
・災害救援に来た女性自衛官に憧れたのが自衛隊志望のキッカケだったときいているので、卑劣な行為でその真っ直ぐな志を折った男性自衛官たちの罪は計り知れない。柔道指導者と道は違ったけれども新たな意義を見出されていることと思う
・被害者なのに、心無い声も沢山あったと思う。親御さんも心配だっただろう。一区切りついたので、つまらないネタでは取り上げられたくない。どうせなら、指導者としていい話題で取り上げられたらいいよね
・この人はすごいと思う。仮に男であっても集団の力に抗うことは困難なケースが多く、一昔前ならほとんど皆が仕方ないと割り切るか、我慢していた。その永年の悪しき風潮に、自らを晒すリスクはあったかもしれないが大きな一石を投じた。今は大分社会風潮も変わってきたしリモートワークの普及も追い風にはなっているが、自分の職場やクラスにどういうタイプの人間が集まるか次第では非常に危険な組織になるし、ターゲットが生まれやすい雰囲気が出来上がってしまう、これは事実有り得ることなので、もし自分の身にそれを感じたら、どこに対し何を言い、どういう風に記録しておき、どう実行していくのか、覚悟を決める事も含めて、それらを前もってちゃんと考えておくべきだと思う
・本当はこういう方を監査監督部門として組織に置ける位の自衛隊であってほしいと思う。セクハラ行為を見て見ぬふりしていた男性達や、長年パワハラセクハラ体質を放置していた上層部よりもずっと勇気がある。しかもまだこんなに若い年齢で理路整然と説明もして、他のセクハラ被害者のためにも立ち上がれるなんて、すごいと思う
・柔道指導者になられるとの事本当に良かったと思う。良かったなどと他人が僭越かつ軽い表現で申し訳ないとも思うが、性被害を実名で訴えられた姿勢には大変心を打たれ、またその勇気に敬服し、加害者に対する憤りを覚えると同時に五ノ井さんの受けた痛みを思うとやるせない気持ちを感じたりもしていた。「柔道があるから頑張れたし、救われた。自分が生きる姿を見せることで、誰かを勇気づけられれば」との事だが、すでに勇気を与えられた人は多いだろうし、これからのご活躍で増える事は想像に難しくない
・間違っていることは間違っていると言えないことが多い中、実名を出してそれを実行して、自分の恥ずかしいといった自分のことだけを考えずに、後輩たちにそういう気持ちをしてほしくないという気持ちを一身に背負ってされた経験はぜひ指導者として活かしてもらいたいと思いますね
・新たな進むべき道に辿り着けたのはほんとよかったと思うけど、これで全て解決というわけではないですからね。性加害を受けたことに対する加害者側からの賠償はもちろん、自衛隊の初期の対応の不味さ、特に被害者側が先に職場を去らざるを得なかったことや被害者が顔出し名前出しというリスクや負担を負ってまで訴えなければ事態が運ばなかったということへの自衛隊、防衛省としての補償もしっかりとしなければならないのではないでしょうか?
・夢を潰されても腐敗した組織をただす勇気のある方。精神的負担も大きくなかなか出来ることではない。政治もこういう志の方にやってほしい
・往来なら揉み消すであろう組織に対し、実名と自身の姿を表に出すという強い覚悟を持って行動を起こし、世の中に現状を知らしめ、ご本人が100%の納得はできない形かもしれないが、謝罪と処分という一定の結果を出せたことが凄い
・尊敬に値する若者です。それにしても、こんなに勇気があって前向きな若者こそ、国を守る職務に従事して欲しかった。前途有望な若者を排除するなんて国辱であり、国益に反する。今後は勇気ある若者たちを育てることに邁進して欲しい
・今までの女性だったら、表立つことさえもできなかったと思うし、昔だったら、家族が辱めを受けた女性を表に出すこともさせなかったであろうし、本人でさえも心に傷を負い、とても日常生活ができるような状況ではなかったと思う。今、五ノ井さんの前を見て進んでいこうとする姿は、たくさんの女性に力や勇気を与えることだと思う
・新しい未知が開けて本当に良かったです。同世代の娘を持つ親としては、どれだけの勇気が必要だったのかを想像すると 胸が苦しくなります
・心機一転楽しく柔道指導者として励んで欲しい
・この方、本当に素晴らしい。罪を憎んで人を憎まず。ただただ、謝ってほしかった。の一点張りだった。加害者や加害者家族に痛い目を見て欲しいなどど低俗なことは考えず、シンプルに謝って欲しかったと言っていた
・こうして次の目標[道]を得られた事に心より応援したい
・嬉しい一報でした。切り替えの速さも進路の選択も素晴らしい!と思いました。新たな道を自分らしく進めますようにと心から応援したい。人に力を与える仕事を選ぶところにも、五ノ井さんの人間性がよく表れていると思います
・柔道に生きる道を見出せたことは良かったと思うし個人的にも嬉しく感じます。私も学生時代テニス部での活動やチームメイトがいたから勉強も乗り越えられた部分があって、種目は違えどスポーツに助けられた経験があるので共感しております
・自衛隊を辞めてから、自分の名前を公表して堂々と相手方と自衛隊本体を訴える。これができることだけでも勇気ある行動だと思う。加害者は、どんな弁解、弁明、釈明も意味をなさずに受け入れるしかなかった
・本人がセクハラをされたと訴えても職場の上司や防衛省もその時は理解して調べる等と本人を宥めるフリをしているが、実際のところ事実を確認する気力がはないので結局後回し。セクハラ、パワハラは蔓延して誰も注意する者が居なかったのだと思います。やっと、やった側の被告らが退職していっても深く傷を負って辞めていく五ノ井さん達の方が先に辞めていかざるを得なくなるので本当に悔しいです。でも、心機一転、指導者になられた様で良かったです。応援してます
・五ノ井さん、前向きに人生をしっかり歩まれてるようで良かったです。同年代の娘がいますが、同じく大学まで柔道やっていました。うちの娘も困難なことがあると柔道のことを思うそうです。良き指導者になれると思います
・彼女にはホントに頑張って欲しい。しかし免職処分を受けた5人は当たり前として、当初の聞取り調査(問題発覚前の揉み消し調査段階)で嘘の証言(セクハラ行為はなかったと口を揃えて証言)をした隊員達にお咎めはなかったのか? それらの隊員も然るべき処分をしっかりと下してもらいたい
・元日女子相撲で三位という御活躍を見て、新しい道を見つけてるのに安心しました。
パワハラセクハラを黙っているのは、次の被害者をうむ手伝いをしているようなもの、と私も言われました。相談した別の部署の元上司がかけてくれた言葉です。告発し、当時の上司は処分されました。結局、私もその職場は離れましたが、五野井さんの勇気ある行動はきっと次の悪事の芽を摘んでいます
・心の傷は消える事はないし、これからもまわりから何か言われ嫌な思いをする事もあるかもしれない。でも、沢山の人が応援しているし、とても辛い時期を乗り越えた事は、これからに役立つはずです。五ノ井さんの生きる姿に勇気をもらえる人は沢山いると思います。応援しています
・自衛隊って本当に時代遅れ。閉ざされた内向きの職場だからなのだろうけど、時代遅れという事実に危機感を持ってほしい
・今もどこかで誰かが苦しんでいるのかもしれないし、どうしたらいいかわからないのかもしれない。そういう人達に勇気を与えて続けてほしいし、それで救われる人が1人でも多く出てきてほしい
・自分のしたい事を仕事に、出来るのは素晴らしいです。本当に頑張ってほしいです、これからも自分の夢を追いかけて
・確かまた自衛官に戻りたいとアメバで言っていたはず。加害者は懲戒解雇になったようだから、自衛隊は戻してあげれば特別昇級させて。小さい頃からの夢だったってアメバで言っていたから。このまま民間人にするのは可哀想でしょ。志高い人こそ今の日本に必要
・素敵だと思う。当時もその後もとても辛かったと思う。その分幸せになってほしい
・新しい道が開けて良かったです。心の傷が癒えるのには時間がかかると思いますが、これからの人生が穏やかに過ごせますように
・きっと良い指導に向き合えると思います。これからも頑張ってほしい
・良かったです! 輝ける場所と縁がありましたね、がんばってください。たくさん良いことがありますように
・ ・ ・
◯五ノ井さんには五輪出場をめざして欲しい
指導者として本格的に柔道をやられるようですが、今後はオリンピック出場あたりをめざしてさらなる活躍をきたいしたいところです。
ちなみに2021年開催「東京オリンピック 柔道・女子78キロ級」では、浜田尚里さんが金メダル獲得日本勢最年長記録(30歳10カ月)を打ち立てました。ちなみに浜田尚里さんの30歳10カ月での五輪初出場は日本女子柔道で史上最年長でもありました。
五ノ井さんも指導者に専念するのではなく、選手として果敢に挑戦していってもらいたいです。
参考:
・柔道・浜田尚里が悲願の金メダル!遅咲き30歳「異色の寝技師」難関階級を突破 オール寝技で一本勝ち(西日本スポーツ/2021/7/29 18:39)
https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/777686/(魚拓URL:https://archive.md/GiWIK)
五ノ井里奈さんが国と加害者を相手取り民事訴訟を
大きな動きがありました。五ノ井里奈さんが国と加害者を相手取り、横浜地裁に民事訴訟を起こすことがわかりました。
五ノ井さんによると、訴訟の詳しい内容は弁護士と調整している。提訴した後、30日に東京都内の日本記者クラブで記者会見を開き、説明する意向だ。
引用:性被害の元自衛官が提訴へ 国と加害者に、横浜地裁(共同通信社/2023/01/24)
https://nordot.app/990626625142767616
魚拓URL:https://archive.md/79BbJ
まずは30日の会見の注目です。ん? 日本記者クラブで会見ですか? 外国特派員協会でも続けて会見を行ってもらいたいです。日本記者クラブのみの会見は少し危険があるように感じます。
では、五ノ井さんの話題について、ネットではどのような声が多いでしょうか。
五ノ井里奈さんの国と加害者を相手取った民事訴訟に対する声
Yahoo!ニュースでの声を拾ってみました。
<五ノ井里奈さんの国と加害者を相手取った民事訴訟に対する声>
・あまり触れられないけど、記者会見のセッティング、政府への調査要求と責任追及、訴訟の支援などを、野党議員がかなり頑張ってやってくれてる。それが無ければ、国家権力を相手に五ノ井さんがここまで頑張るのは、かなり難しかったと思う
・この提訴によって自衛隊が少しでも良い組織に生まれ変わり、女性自衛官が入隊しやすくなる切っ掛けとなれば良いと思います。相手が国であろうが自衛隊であろうが駄目なものは駄目
・加害者の写真すら出さない自衛隊と国は大きなミスを犯している
・加害者側弁護士が「本来、賠償責任はない」と言い出したとか。謝罪を受け入れて決着とすべくテーブルに着いた五ノ井さんを愚弄した加害者側。そりゃ裁判にもなりますよ
・ハラスメントを軽く考えてる連中に代償を払わせなければいけない。必ず自分に返ってくるとわからせる必要がある
・示談の話があったようですが、成立しなかったようですね
・国家賠償請求訴訟を提起する場合、原則として、国に対してしか請求は認められず、違法行為を働いた公務員自体への損害賠償請求は認められません。国と公務員を両方被告にする場合に、訴状で公務員自身への賠償請求を認めさせる法的構成を書くのはかなり難しいです
・今の防衛大臣になってからは急速に調査が進みセクハラパワハラを認める方向に動き出したのを思えば、巨大組織で明らかな性犯罪対応がトップ次第なのもどうかと。加害者が謝罪し懲戒免職になったが、報道では相手方弁護士言動や加害者らの誠意に疑問を感じた。五ノ井さんは自らに非はないのに貴重な時間も職など失ったものはあまりにも多く、その代償を提訴で求める権利がある。納得するまでやって欲しいし応援したい
・上下関係だけで成り立っている組織では、この様な事がいくらでも起こり得るので、特別権限を持った第三者機関による監査機構の設置が必要だと思う。日本人は清廉潔白、品行方正だから、問題は起こさない…などというのは幻想。きちんと問題と向き合う方が信頼回復につながる
・体育会系の職業ではパワハラもセクハラも多いよ。上下関係の中で生まれてしまう。ただ上司次第だよな。初期段階で誠意を持ってきちんと対応していれば良かった。五ノ井さんの勇気ある告発は日本の悪しき習慣を変えられる
・再発防止になる裁判に期待したい
・調査や対応が進んだのは、五ノ井さんの支援を野党議員がやってくれたのも大きいと思う
・加害者一人の代理人から提案された額”30万円”の妥当性、事の重大さを理解していないことへの怒りを理由に提訴したのだが、防衛省は当該事件を舐めていると思うし、加害者らも反省の色がない
・提訴することで耳目を集め、こういったことを撲滅したうえで、今後の自衛隊の組織改革に繋がれば、裁判をする成果はある
・自衛隊という組織は、内部でカタがつくような件については握りつぶすのが普通ですね。今回の件では、世間の注目を集めるSNSでの発信で自衛隊も握り潰さなかったということでしょう
・五ノ井氏が提訴することが、今後このような事案が起きることの抑止につながることを望む。自衛隊自身で改革出来なかったことの端緒を付けたという意味で、五ノ井氏を評価して欲しい
・反省する気持ちがあるなら、被害者が退職する時点や警察に相談された時点など、謝罪する機会はいくらでもあったのだから
・加害者立ち会いの下、会見を行う予定が、我が身可愛さのあまり、家族の存在をチラつかせて情に訴える有様だったようで。民事なら裁判当日に当事者の実名が晒されることになるし、溜飲が下がるまで徹底的に戦えばいいと思う
・被害者が顔を出して本気で怒らないと、罪を認めようとしない現状を変えていかないと。加害者は守られていて、被害者の画像ばかり使われるのはおかしいと思う
・勇気を持って実名公表し、大きな組織に立ち向かった行動に敬意を表します。加害者には一人の女性の進路を台無しにした事に対し厳正な処分を。自衛隊にはこれを切っ掛けに組織的な隠蔽体質が改善される事を願います
・国を提訴すると言うことは、組織的な改革が必要だと言うこと。また同じ事を繰り返す組織なのであれば、根本から何かを変えないといけない。組織の意識改革と言うのはとても難しい。それでも、人の気持ちを動かせるリーダーシップを誰かが持たなければ組織など変わらない
・本当だったら国を護るために戦うはずだった彼女が国と戦うことになるとは皮肉なものです。女性の社会進出が推進されるようになって久しいですが、自衛隊も抜本的な組織改革が必要なのかもしれない
・今の日本で出来る最大限をやって欲しい物です。そうしないと、自衛隊の浄化に繋がらない
・被害者が、本当の意味で立ち直れるよう、そして、このようなことが二度と起こらないよう、精神誠意対応してほしいと心から願う
・国に損害賠償責任を認めさせるのは難しいかもしれないけど、自衛隊という日本にとって重要な組織の正常化のためにも徹底的にやってほしいと思います
・この方は、裁判に勝つだけが目的でないと思います。裁判を起こす事で改めて自衛隊の問題を明らかにする、そしてそれを是正する事も目的だと思います。自衛隊は外からだと見えにくく、そのためイジメ、パワハラ、セクハラなど今までもあり被害者は泣寝入り、時には退官していた事でしょう。この方が勇気を持って問題を明らかにしたお陰で今後救われる人が多くなります
・加害者は犯行時に公務員だったので、民事で訴えるのは難しい。でも、国のみを訴えた場合は管理責任しか追及できない、、、という難しさがあるね
・中学生の頃の担当教師がとても暴力的で、私自身に非があるわけではないのですが、とても怖くて、そのせいで不登校気味になりました。勉強をしたいという意思は強くあったのですが、そのせいでとても多くの時間を無駄にしてしまいました。30年ほど前の話ではありますが、そのような生徒は多くいたはずです。それがきっかけで人生を台無しになった人もたくさんいるはず。この記事を見て、そのことを思い出しました。でも誰も責任は取らないのです。その教師は、今、のうのうと校長をしています。とても憤りを感じるのです
・自衛隊に限らず警察も全ては自己の保身が第一。組織防衛が第一なのですよ。自衛隊の不都合な事実を自衛隊内の組織に訴えたところで何もなかったことにされる。警察官の不祥事を警察に訴えても同様に無駄です。警察の不祥事には公安委員会という組織があってそこに訴えて初めて具体的な調査に乗り出します。つまり自浄効果は望めないということです。自衛隊にはそのような組織がないのでしょうね。個人で国を相手に訴訟をするということは非常に大変なことと思います
・口止めしたんだから悪いって認識はあったはずですよね。報告書を無視した中隊長もここにいて然りかなと思った。歴史上腐敗しなかった団体など存在しない。大切なのは自己批判や自己修正能力を持つこと
・こういう事件を有耶無耶にしないという姿勢は、日本が今後人権が尊重される先進国として生き残れるかどうかの試金石
・国や加害者への提訴に賛同、同意を示す国民は非常に多いと思います。それほど世間に与えた影響の大きい事件だからです。しかも国の指示や教育も無く、国にはコンプライアンスという言葉が存在しないのでは無いか。と思わされる事案だったからです。国の組織の一部である司法の場で、必ずしも真実が明らかになるとは思われませんが、司法に判断を委ねたことに意味があると思われます
・実名で闘う。とても大変な事であるし相当な覚悟かと思う。五ノ井さんのような珍しい苗字の方は一般社会でも認識されやすく「自衛隊セクハラ・パワハラ被害者の方」というレッテルが貼られてしまう。一方でそのようなリスクに物怖じせずに、堂々と性被害の明白化と体制への問題提起を出来る姿は素晴らしい
・強い人や強い組織に間違ってることを間違ってるというのは大変勇気が必要です。ボコボコにされちゃいます。ニュースで聞きますが、いじめを認めない、被害者を守らない学校とよく似ている。いじめを苦に自殺した生徒に寄り添わず、加害者に未来があるという
・最初が最初だけに世の中的に終わったからもういいや程度の対応をしていたのでしょうか。事の重大さを認識せず最初にないがしろにしたのが最大の過ちです。事の重大さに真摯に向き合う人が誠実に対処しないなら訴えられて当然の事かと思います。既に起きてしまった事を無くすことは出来ないのだから誠実に対応するのが組織の役目と思います
・国民を守る立場の人間の中に加害者のような人間がいるんだから困ったもんだ。どの世界でもどうしてもこういう人間が存在してしまうが、先ずは隠ぺい体質の改善とやっぱり教育
・報道で見できた限りだが、この方は誠実さがあり、信念をもって言葉を紡ぎ筋を通せる一方で、嫌味や裏表、あざとさがなく、今は荒削りでも、人を導く立場の近未来も期待させるポテンシャルの高い人だと思う
・今回は直接世間に訴える形を取ったから、事が大きくなって防衛省も無視できなくなったというだけで、この方が勇気を出して世間に実名を晒して訴えなければ、組織の関係幹部が誰とか関係なく、今まで同様に揉み消されただろうと思う。私は心から応援します。この機会に徹底的にやって欲しい。頑張れ!
・自衛隊は性被害のみでなく、イジメの問題も数多くあり、被害者が泣き寝入りするというお粗末な実態がある。ここらで組織としてそういった愚行は一切認めないという強い意志を持つ必要がある。そのためにも提訴は良いことだと思うが、どこまで変われるか、正直期待はできない
・立場の弱い方へのハラスメントはどんな社会でも存在している。これは、嘗ての封建社会から脱皮していないのは日本特有なのだろうか? 子供社会にイジメが存在しているのも、大人の言動を子供が真似しているようにも思える。政治・行政の世界には特に多いように思える
・どのような訴えかわかりませんが、事件発生から今までの防衛大臣他トップがしっかり責任を取るべきですね
・逃げや隠蔽が得意でありますので、潜在化しているハラスメントもあろうし、これを契機に、膿を出す覚悟で、自衛隊の為に頑張ってください。自衛隊は外圧に弱い組織の一つですので十分効果があると思います
・五ノ井里奈さん提訴の報に接し、改めて思うのは、「実際に起きたこと」と「最初の調査結果」の落差である。「セクハラ無し」とする最初の調査結果がそのままなら、五ノ井さんは性被害を受けたうえ、職(生活手段)を失い、逆にウソつき呼ばわりされ、破滅していたかもしれない。一方加害者らは、何食わぬ顔で定年まで勤めていたかもしれない。昨年末話題となった、海上自衛隊パワハラ2階級降任事件でも、当初の調査結果は「パワハラ無し」だった。防衛省・自衛隊には、不祥事の調査能力の向上、いやそもそも、真剣に調査する意思が望まれる
・とても勇気のいる行動だと思います。内々でもみけされたり、泣き寝入りしている同じ様な立場に置かれている方々が必ずいるはず!
・この世には泣き寝入りということも残念ながらあります。でもどうしても納得がいかないなら動くことは大切です。動くには大変なエネルギーを消耗します。それでも動かなきゃいけないこともあります。頑張ってもらいたいです
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訴訟の報道は流れましたが、現時点(2023/01/25 夜)ではご本人の発言(ツイートなど)はありません。
裁判となると時間がかかりますので、しばらくは大きな報道はないでしょう。それにしても国や加害者を相手取った裁判となると、かなり膨大な資料を整理して訴えることとなります。かなり力のある方々が後方支援されているのでしょうね。
バックアップされている方に対しての中傷的な声もちらほら見受けられます。五ノ井さんを利用しようとしている方がいるということでしょうか。不透明な部分もありますが、その辺も含めてウォッチングしていきます。
いい結果になることを祈るばかりです。
五ノ井さんが横浜地裁に提訴! 日本記者クラブで記者会見
2023年1月30日、損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした五ノ井さんが日本記者クラブで記者会見を行いました。
記者会見の映像はこちらです。
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五ノ井さんは会見終了後、ツイッターで「覚悟を決めて真実の為に闘い続けます」と決意表明をされています。
本日、日本記者クラブで提訴会見を行いました。私の想いをお話しました。覚悟を決めて真実の為に闘い続けます。それが再発防止にも繋がると信じています。今後とも応援宜しくお願い致します。https://t.co/zA6NN9qmgi pic.twitter.com/Yur9igcatk
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) January 30, 2023
会見の内容を伝えるニュースはいろいろありますが、「日テレNEWS」からピックアップしておきます。
性被害を受けた元陸上自衛官 五ノ井里奈さん
「回答書がこないっていうのが、私としてはことの重大さを軽く見てるんじゃないか。このまま中途半端にするよりかは、しっかりとオープンにして、明確にする必要があると思っている」
会見の最後、伝えたいことを問われた五ノ井さんは、「私は、自衛隊が嫌いでこういう活動をしているわけではなく、絶対、同じ被害を出さないためにこういう行動をしているので、自衛隊は素晴らしい職業というのは間違いないので、しっかり内部を変えてほしいと思っています」と話しました。
引用:“性暴力”告発の元自衛官・五ノ井さん 加害者5人と国を提訴 踏み切った理由は加害者側の書類の“ある言葉”(日テレNEWS/2023年1月31日 1:29)
https://news.ntv.co.jp/category/society/e3921430b43a45589c529be8c4eb9b06
魚拓URL:https://archive.md/bv8rM
さて、ネットの声を紹介します。
五ノ井さんの加害者5人と国を提訴に対するネットの声
体感的なものですが、今回の会見に関する報道は以前より押さえ気味のような気がします。私の気のせいでしょうか。
<五ノ井さんの加害者5人と国を提訴に対するネットの声>
・この件に限らず、提訴すること自体を批判するコメントをよく拝見します。でも、提訴はしたらいいと思うのです。しっかり司法判断されることは大事ですし、判例がつくことで「やってはいけない」ということが世間にやっと浸透していくことも多いと思います
・突き詰めないと変わらない。変えることができない。それほど当事者とそうでないものの意識の差は大きい。今なお自衛隊で苦しい思いをしている人間を救う為にはこの手段しかない
・泣き寝入りする女性(または男性)がいる中ですごい勇気だった思う。YouTubeでの発信から、全国の見た人がアドバイスして、力になってくれて、専門家も協力してくれてやっとここまできたと思います。謝罪はあったが、悪いと思ってなかった事がバレバレだったのでしょう
・納得いくまで徹底的に頑張ってほしいです。被害者は自衛官になるために努力して夢を叶えたのに、不本意ながら辞めざるを得なかった
・損害を受けた者がその賠償を求めるのは正当な権利です。懲戒免職になったことをよしとするかしないかは当人が決めることです。訴えられたくなければ、和解をされるのがいい。訴訟社会のアメリカでは、腕のいい弁護士ほど、法廷に立った数は少ないとか。カフェで相手方の弁護士と交渉して示談で済ませるからです
・加害者は懲戒免職になったからこれ以上の損害賠償請求は辞めるべき派の人がそれなりにいることに驚き。被害者には受けた損害に対して賠償を請求する権利がある
・関係者の責任を明確にするために民事訴訟を起こす事は普通によくある事なのだが、民事訴訟はお金を請求しないと起こせない。この時もしお金が目的じゃないからと金額を安くしてしまうと、相手が追及をかわすために要求をのんで裁判を終わらせてしまい、責任追及の方法が無くなってしまう。お金を請求するから卑しいと考えるのは間違い
・国家賠償です。自衛隊というか国を相手取り訴訟を行います。該当自衛官も当然一緒に訴えます。法律用語で言うと不真正連帯債務というやつです。国と自衛官の連帯責任で訴えます。通常の債務であれば責任割合ごとですが、自衛官に支払う能力が無くても、国に全額請求できる特徴があります。自衛隊でも、これで馬鹿みたいなセクハラ事例は激減するでしょう。むしろ訴えってもらった方がいいんだと思いますよ
・昔は男性が多かった職場にもどんどん女性が勤務されることが多くなってきました。その結果以前よりは女性に対してのセクハラはマシになってきたとはいえ、自衛隊のような女性が極端に少ない職場ではまだまだ良くなっていない現状があると思うので、国が方針とけじめをつける意味でも、損害賠償提訴は意味のあることだと思います
・基本的に国を提訴して、国に改善努力義務があることを明確にするのは良いことだと思う。今後も女性自衛官は増えるし未然に防げる被害は防ぐに越したことはない。当時インチキ調査をした関係者をあぶり出して処分するにも国が直接動く必要があるだろう
・国の機関の被害事実の隠蔽はあってはならないと思う。示談ではなくしっかり提訴した方がいい
・セクハラ犯罪での顔出し告発は本人も辛かっただろうと思う。でも顔を晒してでも自分が受けた不本意且つ吐き気をもようすくらいの嫌悪感と怒りは収まり様がなく、退官まであと何十年もあったはずがほんの数年で人生の挫折をさせられることになった怒りは相当なものだったと思う
・懲戒免職にしたんだからとか、家族も壊したんだからもういいだろうとか言われてる方が居ますが、それは本人達が他人をまして同僚を傷つけると言う行為を甘くみた自己責任です。ですが彼女は夢と憧れを持って入った職場を奪われ今後も付きまとう隠蔽されたと言う上司、同僚への不信感など心の被害も受けています。彼らはその罪の重さを理解しなければなりません。家族、彼女は彼らが責任を持って守ればいいが、彼女は誰が守る?そう、今後この事実から奮い立つための提訴です
・これを機に組織体制を見直すきっかけとなって欲しい。今回の事件は個々人の資質もさることながら、ハラスメントがまかり通っていた組織体制そのものにも本質的な問題があると思います。災害時支援等においても女性隊員の必要性は十分に周知されつつあるところ。女性の働きやすい環境作りにもこの裁判は有意義だと思いますし、ひいては国民の利益にも繋がるのではないでしょうか
・彼女はお金ではなくこの様な行為が無くなる組織になるようにとの思いも有るのでは?と思いますが。もちろん彼女の受けた傷は一生消えないと思います。私も今の職場で同じような事が有れば徹底的に闘うと思う。長い闘いだと思いますが頑張って下さい
・いつかこうなる気はしていた。最初に公表した際は個人の思いからのスタートだったのかもだけど、自衛隊という組織の大きさからして、国が自衛隊におけるセクシャルハラスメントを防ぐ義務を持つことを法の下で明確にすることを望む声に押されたのでは、と思う。冷やかしや一方的な批判をすることなく、国を守る組織の問題として見届ける国民が多いことを願うばかり
・害者が氏一人という事はかなり考えにくい。しかし、氏以降に訴えが相次ぐという事もありません。訴え、あるいは告発すること自体大変な労力であり、職を失う可能性もありますからそれを懸念してのことかもしれません。だからこそ、氏には加害者のみならず、防衛省もこのままではいけないと真剣に考えるようになるくらいの勝利を収めてほしいと思います
・勇気ある行動である。日本人はこうした行動をあまりに過小評価し過ぎではないか。また、そういう発言をすると、フェミニストとして冷ややかな目で見られる傾向が強い
・ハラスメントに関しては企業においても公的機関においてもしっかりマニュアルを作成して行為が起きない環境を作る必要性がある
・これからの女性の社会進出に希望を持たせる意味でも、この提訴がその第一歩になればいい、それが女性の希望であり、五ノ井さんの望む未来だと思う
・親族も自衛隊に勤務してますが、自衛隊は組織的にどうしても閉鎖的で男社会の印象が強いので、女性が少しでも働きやすい職場にするためにも、提訴するのは良いと思います
・防衛庁も陸上自衛隊も下っ端の処分で終わらせているやり方は昔のやり方だ、組織上関係していた上部、トップまで明らかにして処分を発表すべきだと思う。下から上まで統率されていない、責任が明白になっていない組織状態では、台湾や北朝鮮問題の非常時には統率された行動なんてとてもできないのではないか、緊張感、責任感が全く感じられない
・提訴して、とことんやった方がいい。ほぼ男性社会の自衛隊で、今までも表に出ていないだけで山ほどあっただろう。勇気を出して公表して、ここまで自分の主張はほぼ認めてもらっている。こういう提訴とかすると、批判的な人も多いと思うが負けずに頑張ってもらいたい
・被害は男女問わず自衛隊にこういう体質はあることは今までも知られていました。半ば公然の事実とされ、問題視されたり処罰されたということも聞きません。しかし、それが原因となり泣き寝入り状態で辞めた隊員も多くいて、彼女がこうやって公にすることで漸く自衛隊内でこういう行為は許してはならないと言えるようになってきたのではないかと思います
・定年退官した元海上自衛官です、現在、次女が海上自衛官として艦艇に勤務しております。娘を持つ親として、被害に遭われた五ノ井さんの心情は察するに余りあります、加害者の男性自衛官が服務規程違反で免職処分となったのは当然であって、民事・刑事の両面で司法府による処断を受けるべきです。その上で当時の監督責任者であった所属部隊長、連隊長、師団長、防衛大臣も譴責を受けなければ自衛隊は国民から批判の目にさらされ続けることになるでしょう
・世界中の軍隊でセクハラは、大きな問題で日常的に発生しているのが現実らしいね。本当に厳罰にしないと、してもゼロには、ならないかもですがジェンダーフリーで軍隊組織もやるのであれば、相当考えてやらないと、特に日本の自衛隊は、殆どが男性でトイレなども整備できていない所もあると聞きます
・無論上下関係をよるセクハラなんてあってはいけない行為で関係者は厳に処罰されるべきでしょうし、再発は防止されるべきです。直接の加害者だけではなく監督責任も問われるべきでしょう。自衛隊に限った話ではなくね
・司法も国家寄りに判決するだろうが、この10年で行政府が葬ってきた『正義』を少しでも取り戻せる判決が出る事を願う。そして、他の女性自衛官にも『正義』という理念を少しでも持ち合わせているのなら、実情について声を上げ支援して欲しい
・仮に自分の大切な娘が、夢見た職場でこのような仕打ちを受けたら果たして親として黙って見てるのか? 私には到底できない
・加害隊員は懲戒免職になったけど、刑事罰を受けるべきで、刑事事件にしないますます自衛隊への不信感が募ります
・顔出しして告発や訴訟されていますが、大変なことです。そんなことしなくてもできる世の中になってほしいですね
・40代にもなって、こんな愚かな行為を常時やらかしてた隊員が罪を償うのは当然だと思います。家族が壊れる? それは家族の問題なので、やり直せる機会をもてるかどうかは奥様とのこれまでの関わり方がどうでるかですね。一歩間違えれば性的に暴行したようなものです。あり得ない行為です
・こういう問題は近年になって拡大化したんじゃなくて「やっと表面化した」んですよね
この方のように顔出し名前だしで被害を訴えられる被害者ばかりではないですし、それで過去の加害者が(結果的に)守られてきたんでしょうが
・このケース以外にも、公権力の行使が公正に行われていない事例も多々あるように思います。森友学園問題で文書改竄を命じられた方の事例も、公文書の改竄は合法的だとは思えません。公権力が有権者国民の人権を侵害することなどもっての外だと思います。この国のおかしな公権力の行使を諌めるためにも泣き寝入りせずに国賠訴訟をどんどん起こすべきだと思います
・他の方の意見にもありましたが、何故加害者の名前と写真が報道されないのか?園児を虐待した保育士は名前と写真が公開されてましたよね。実名と写真を出さない限り、再発は止められない
・高い志を持って入隊した隊員がこのような形で隊を去るなど、本末転倒どころではない。
国のために働く組織として、5人の懲戒だけではなく、抜本的に改革が必要だ。このような輩に国が救えるわけがない
・自衛隊員は一旦全員解雇して、新軍事組織には戦時の法律から平時のモラルまで、テストにパスした人だけ採用しないと、この問題は根絶できそうにないな? その一歩のためにも、この裁判最後までやり切っていただきたい
・信じた仲間を裏切り階級が上位の者が力で押さえ付ける 実行犯も周りで見ていた者も同罪。今も現職の女性自衛官も過去現在で被害を受けていても申し出ればと思うが‥今の環境が壊れる恐れがあると思う
・徹底的に追及することで今後、被害者が出ない様に有る程度は抑止力になる事は間違い無い
・もしかすると「あれしきのことで」と思っているのかもしれない。だとしたら尚更、裁判でそのアウトさに烙印を押してもろうしかない
・この様な行為はパワハラという民事で終わる話じゃなくて、刑事事件で裁かれるべき強制わいせつ罪や暴行ですよ。立場を利用してこのような女性からしたら相当の侮辱行為は許される物じゃないし、同僚にこんなことを集団でやるなんて常軌を逸脱してるとしか言いようがない
・加害者の男性はうわべだけで心から反省してないと思います
・加害者の意識が低すぎる。体育会系の男はこんな位で、と思うんだろうな。僕も男ですし、男子校ですけど、こういう体育会思考にウンザリでした
・事件は氷山の一角、しかも5人掛かり。「しまった、俺どうなるの?」と自分の心配はするが「申し訳ない」などとは思っていないだろう
・ ・ ・
これから裁判になります。あとは静かに判決を待ちたいと思います。
やはり連帯問題で誹謗中傷が激しい? すべてを飲み込んで戦って欲しい!
記者会見を終えたばかりの五ノ井さんですが、やはり悩みは尽きないようです。
ツイートから誹謗中傷が激しいことが伺えます。
ツイートを2つ紹介します。
まずは1月31日の投稿です。
裁判について、私が誰かと連帯する事実は一切ありません。事実無根です。はじめの頃と変わらず自分を信じて最後まで闘います。
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) January 31, 2023
そして2月1日の投稿です。
無責任な言葉、記事、噂に左右され限度の超えた誹謗中傷。言葉は時に凶器にもなる。色んな挫折をしながらでも、自分と向き合い、生きてきた。あなたのたった一言の言葉で人は亡くなる。
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) January 31, 2023
そもそもこの件については、記者会見の際に立憲民主党、社民党、れいわ、共産党などの議員さんの姿が登場していることが原因です。実際、色メガネで見てしまう人が一定数出てきてしまうのは仕方ありません。
ここで「誰とも連帯していない」と答えたのは、首を締めることになりかねません。ちょっと失敗しちゃったな……という印象です。
ここは「自分が納得行く戦いを後押しする人、共感してくれる人の協力は受け入れる。しかし政治理念とは別問題。そこは誤解なきようお願いします」と言えばよかったし、これから撤回して宣言し直せばいいのではないでしょうか?
これからも戦い続けるならば、すべてを味方にして、すべてを飲み込み尽くすくらいの気概で戦ってほしいと願うばかりです。
五ノ井里奈さん、あらためて政治との関係性を否定
2月4日、五ノ井里奈さん、あらためて政治との関係性を否定したツイートを行いました。
こちらです。
世間の皆様へ pic.twitter.com/wiMWmyfaCP
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) February 3, 2023
添付画像の長文メッセージでしたので、念のために文章に残しておきます。
私が裁判について「私が誰かと連帯する事実は一切ありません。事実無根」「どの党とも連帯しません」と言ったのは、ある共産党の方が私の裁判に「連帯します」と発言していたことや、ツイート等でこの「連帯」から憶測が広がり、今回の裁判に「一部の人物や政党と結託しているのでは」という問い合わせを頂いたからです。話題にもなっていますが、まず私はその共産党の方とお会いしたことも、もちろんお話ししたこともありません。裁判に議員が関与しているという憶測も出ていますが、今回の裁判について一切、政治家などの協力などはありません。実際に、日本記者クラブの会見場にも政治家の方はおらず、私と弁護士と記者のみでした。訴訟についても、弁護士と私で話し合って決めています。
また、政治家と私が一緒にいる画像が出回ってますが、あれは2022年8月31日の署名提出の際のものです。当時は、時は、早く第三者委員会を立ち上げて、再調査をしてほしい事や性被害の事実を認め謝罪をしてほしい想いや同じ被害者を出したくない思い、再発防止の一心で行動していました。政治に関しては良く詳しくなく世間知らずでしたが、水面下で自民党の方も協力していただきましたし、党派を超えて動いてくれていました。防衛省、自衛隊内で再調査が行われて、性被害の事実が認められ加害者から謝罪を受け会見しその後の講演会以降は政治の方とは離れていますので、ご安心いただければと思います。ご心配やご指摘いただきありがとうございました。
五ノ井里奈
5月10日に小学館より著作『声をあげて』出版
五ノ井里奈さんが5月10日に本を出版します。すでに予約がスタートしています。
タイトルは『声をあげて』
(↑クリックすると、アマゾンのページに飛びます)
宣伝の文章はこちらです。
あなたも一歩、踏み出す勇気を。
震災を契機に自衛官を夢見た少女は、入隊後、絶望を味わった。訓練中の性暴力を報告するも自衛隊は黙殺。そして彼女は実名・顔出しでメディアに訴えることを決意したが……日本中に勇気を与えた五ノ井里奈の物語。
「(わたしが)声をあげて」と「(あなたも)声をあげて」という2通りの意味をタイトルに込めました。読み終わったあとに一歩踏み出す勇気を感じてもらえたら嬉しいです――五ノ井里奈
福島地検が強制わいせつの罪で元陸自隊員の男性3人を在宅起訴
福島地検は3月17日、この3人を強制わいせつの罪で在宅起訴しました。
起訴状によると、3人は2021年8月3日午後8時過ぎごろ、北海道内の陸上自衛隊演習場で他の隊員らと飲食中、格闘技を使って五ノ井さんをベッドにあおむけに倒し、覆いかぶさって下半身を押しつけるなどわいせつな行為をしたとしている。
同地検は3人の実名を非公表とした理由について明らかにしていない。公表について保木本次席検事は「個別の事件ごとに公益上の必要性や関係者の名誉プライバシーへの影響などを考慮し、慎重に判断しているが、在宅事件については被告人の氏名を公表していない」とした。
引用:五ノ井里奈さんへの性暴力、元陸自3人を在宅起訴(福島民友新聞/2023年03月18日 08時45分)
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20230318-764810.php
魚拓URL:https://archive.md/lbbjX
五ノ井さんもツイッターでメッセージを投稿しています。
【ご報告】 pic.twitter.com/Oz3KDLe9se
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) March 17, 2023
念のため画像とテキストを残しておきます。
本日3名が、私に対する強制わいせつにより、起訴されました。一時は全員不起訴になり、私がされたことを考えると何故そうなるのか到底納得できないまま、長い時間が経ちました。しかし、今回こうして3名が起訴されたことにより、ようやく報われるような思いです。本当に毎日苦しかったです。関係した方には自分たちのやったことは犯罪なのだということをしっかり認識し、きちんと反省し、罪を償って頂きたいと思います。このような犯罪が二度と繰り返されないように願うばかりです。
福島地検が強制わいせつの罪で元陸自隊員の男性3人を在宅起訴
福島地検は3月17日、この3人を強制わいせつの罪で在宅起訴しました。
起訴状によると、3人は2021年8月3日午後8時過ぎごろ、北海道内の陸上自衛隊演習場で他の隊員らと飲食中、格闘技を使って五ノ井さんをベッドにあおむけに倒し、覆いかぶさって下半身を押しつけるなどわいせつな行為をしたとしている。
同地検は3人の実名を非公表とした理由について明らかにしていない。公表について保木本次席検事は「個別の事件ごとに公益上の必要性や関係者の名誉プライバシーへの影響などを考慮し、慎重に判断しているが、在宅事件については被告人の氏名を公表していない」とした。
引用:五ノ井里奈さんへの性暴力、元陸自3人を在宅起訴(福島民友新聞/2023年03月18日 08時45分)
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20230318-764810.php
魚拓URL:https://archive.md/lbbjX
五ノ井さんもツイッターでメッセージを投稿しています。
【ご報告】 pic.twitter.com/Oz3KDLe9se
— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) March 17, 2023
念のため画像とテキストを残しておきます。
本日3名が、私に対する強制わいせつにより、起訴されました。一時は全員不起訴になり、私がされたことを考えると何故そうなるのか到底納得できないまま、長い時間が経ちました。しかし、今回こうして3名が起訴されたことにより、ようやく報われるような思いです。本当に毎日苦しかったです。関係した方には自分たちのやったことは犯罪なのだということをしっかり認識し、きちんと反省し、罪を償って頂きたいと思います。このような犯罪が二度と繰り返されないように願うばかりです。
元陸自隊員の男性3人在宅起訴について、ネットではどのような声が多かったでしょうか。
◯報道が大きくなかったら仕方ない? ネットの反応は少なめ
元陸自隊員の男性3人在宅起訴に対するネットでの声は非常に少なかったです。マスコミの報道も少なかったせいでしょうか。
<元陸自隊員の男性3人在宅起訴に対してのネットの声>
・一連の経緯、全くもって信じがたい悪行! チャンチャンで終わらそうとする姿勢が燻ぶる。隠蔽に加担した隊員達がこの先もお咎めなしで自衛官として平然と勤務していく事には疑問しかない。間違いなく懲戒の対象であるはずであるが、国家賠償が成立した後にやっぱり処分しますでは余りにもお粗末としか言いようがない
・そうですね。実際は多数目撃者がいたとの話ですが、その人たちは何の処分も受けていません。直接手を出していなくても黙秘することで隠蔽に加担しているはずなのに。手を出した人と一部の上司しか処分しないから組織としてハラスメントも隠蔽もなくならない
・法に基づき徹底的に捜査してもらいたい。自衛隊が好きなので膿を排除し良い組織になってもらいたい
・なんで在宅起訴なんだよ! そもそも1度は不起訴にしたらしいが自衛隊員は一般市民と違って特別扱いするのか検察は!? 一般人なら即逮捕するくせに‥
・マスコミに顔出ししたから動かざるを得なかっただけではないか? 最近の不起訴多発と理由発表なしからも想像してしまう
・被害者の名前が実名で報道され加害者の名前が非公表っておかしくないか?
・この3人の元自衛官は国民の生命と財産を守るべき立場なのに全く理解をしていなかった。更に問題なのは強制ワイセツ事件を起こしている最中に他に10数名の自衛官がいながら止めるどころか、口裏合わせて隠蔽した事だ。懲戒免職に刑事事件で起訴されて有罪になるのも当然である。君達何で自衛官になろうと思ったのかと聞きたい
・一罰百戒に成ればと願う。卑劣な行動には、罰が必要だ
・在宅起訴って、甘いよな! こういう極悪な犯罪者は、逮捕して、そのまま勾留するのが妥当だと思う! 3人の男が、実刑判決くらって刑務所に入ることを祈ります!
・加害者達はまともな自衛官ではない。黙認してしまった隊員達は訓練中の報復を恐れて言えなかったんじゃないかな?
・五ノ井さんをはじめとする女性に対する性犯罪を軽く見ていた卑劣な男達。
当然の帰結、自業自得として実刑処分を受け入れるべし
・全国の女性自衛官たちは怒りが大爆発しているんでしょうね。こころの中では
・一般人の痴漢行為でも実名報道するくせに。自衛隊員の名前は隠蔽するのだな
・被害者の顔と名前を晒してどうするの!
・被害者に人権が無くて、加害者に人権はあるのか?
・ ・ ・
これから裁判となるわけですが、まだまだ時間はかかります。私も見守っていきます。
5月13日に『声をあげて』刊行記念トークショー開催 残り10席!
五ノ井里奈さんが5月10日に小学館より著作『声をあげて』(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)を出版します。
そして5月13日に刊行記念トークショー&サイン会を世田谷区代田「本屋B&B」にて開催します。現在、イベント予約受付中です。イベント詳細は下記をご確認ください。
<五ノ井里奈トークショー&サイン会 『声をあげて』刊行記念>
開催日時:2023年5月13日(土)19〜21時
会場:本屋B&B
住所:世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
料金:2,750円(税込)1ドリンク付
アクセス:下北沢駅より徒歩約10分
チケット申し込み:https://bb230513a.peatix.com/
※現時点(2023/04/15)の残10席となっています。お早めにお申し込みください。
6月から裁判スタートで、フラッシュバックの不安
2023年6月から刑事と民事の裁判がスタートするようです。
まだまだフラッシュバックによる負担が大きいようです。
6月から刑事と民事の裁判が始まります。
向き合うことは心身的に負担があります。
フラッシュバックに悩まされる事もあるので不安は感じます。今も生きるのに精一杯ですが、柔道で培った何度投げられても何度でも立ち上がる精神で、再発防止を進めると共に自分の尊厳を取り戻すために頑張ります。— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) May 17, 2023
「AERAdot.」のインタビューでもフラッシュバックの不安を口にしながらも裁判に立ち向かう五ノ井さんの心境が紹介されています。
裁判が始まる。あの日のことを、もう一度、法廷の場で蒸し返される。それでも闘いをやめない。
「記録として残すことによって、誰かが救われるとか、背中を後押しできればと思います。最終的には、ひとのためになる生き方をしたい。本当は、こんなに勇気を出さなくても、そこにいる環境で皆が声をあげていけばいい。その場で言える勇気を持ってほしい。『私は、今いる環境で何ができるだろう』っていう考え方に変わってほしい」
尊厳を取り戻すため、五ノ井の闘いは続く。
引用:性暴力告発した五ノ井里奈の闘い「上の改善が必要。今でも自衛隊は好き」(AERAdot./2023/05/26 17:00)
https://dot.asahi.com/wa/2023052400032.html?page=3
魚拓URL:https://archive.md/yH9mX
この記事に関してのコメントですが、意外なことに世間の興味は薄れつつあるようです。もちろんツイッターでの応援は変わらずといった感じ(頑張ってくださいを中心に200リプほど)ですが、世間全般としてはもう旬が過ぎた話題なのでしょうか。少し虚しさを感じてしまいます。
では、ネットの声をピックアップします。
◯「AERAdot.」のインタビューに対する声
Yahoo!ニュースのコメントは、わずか10件ほど。あまりの少なさに驚いてしまいました。
<五ノ井里奈さん「AERAdot.」のインタビューに対する声>
・五ノ井理奈さんは後から自衛官を目指す人達のため、あらゆるハラスメントをなくす為にありとあらゆる方面の人々が支えそしてわいせつ行為をした男性陸上自衛官いや人の皮をかぶった獣4名を懲戒免職まで追い込んだ。自分の一生を懸けるつもりで。世の中も変わるべきだ
・問題提議してくれた事はとても意義があるものだと思います。いくら男女平等だからと同じように配置する……というのが間違いで、人数バランスであったり配慮であったり、かなり改善点があるのではないかと思います
・五ノ井さん、立ち上がり真っ向から戦った人です。応援してます
・頭下げて手打ち。自衛隊側はそう確信していたに違い無い。其後の裁判沙汰は無いものと考えて居た。透けて見える筋書きかな。今も被害に苦しみ悩む女性自衛官は居るだろう。今更、全て無かった事に済ませたいは無い
・ ・ ・
びっくりするほど寂しいコメント数でした。きっと他のニュースに埋もれてしまい、情報をしっかり確認できた人が少なかったのでしょうね。
五ノ井さん、リスクマネジメント専門会社へ入社
五ノ井さんがリスクマネジメント専門会社で知られる「STeam Research & Consulting」に入社されました。
この度、ご縁があり、櫻井裕一社長の元、STeam Research & Consultingに入社させていただくことになりました。
感謝と学びの心を忘れずに正義感を持って真っ直ぐ頑張っていきます。
今後も柔道は変わらずしていきますので今後とも宜しくお願いします。https://t.co/M3QMJwOa16 pic.twitter.com/TyJfArvtdu— 五ノ井里奈 gonoi rina (@judo_gonoi) May 26, 2023
「STeam Research & Consulting(エスチーム・リサーチ・アンド・コンサルティング)」(←クリックすると会社のホームページに飛びます)は、新宿にあるリスクマネジメント専門会社です。
元警視庁警視である櫻井裕一さんが2020年に立ち上げた会社です。さまざまなリスクマネジメントを手がけています。私はサイバーセキュリティ支援の方で会社名を見かけることが多かったのですが、サイトを拝見するとリスクマネジメント全般を手がけているようですね。
今後の成長も大いに期待できる企業です。五ノ井さん、活躍しがいのある会社を選択されましたね。
ちなみに櫻井裕一さんは小学館新書から『マル暴 警視庁暴力団担当刑事』(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)を出されています。隠語も多い、骨太のノンフィクションです。
いよいよ裁判がスタート
五ノ井さんにとって第二ラウンドともいえる裁判(刑事・民事の両面での責任追及)が2023年6月から始まります。あまりに長文になりましたので、裁判以降の記録は別記事にてまとめていきます。下記から飛んでください。
参考:
・【五ノ井里奈さん試練の第二ラウンド】加害者元隊員4人は争う姿勢!?
https://27watari.com/rina-gonoi-second-round-of-trials
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
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