つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
【目次】本記事の内容
Creepy NutsのDJ松永で学園祭で炎上! スーフリ事件の不適切発言で
2022年11月7日、R-指定さんとのHIPHOPユニットCreepy NutsのDJ松永さんが、自身のツイッターで謝罪文をアップしました。
原因は前日6日に開催された早稲田大学の学園祭でのライブでの発言。内容は20年ほど前に起きた早稲田大学のヤリサー「スーパーフリー事件」を揶揄する発言をしたためです。
さらにDJ松永さんは7日深夜のラジオ生放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」でも再び謝罪しました。
R-指定は、まだCreepy Nutsとしてブレイクする前に『フリースタイルダンジョン』に出演するなど、売れるまでに段階を踏んできていることもあり、人一倍、自身の言動には気をつかっていました。しかし、松永はここ1~2年で急に売れました。そのせいで“おもしろい発言”と“言ってはいけないこと”の線引きがわかっていないのだと思います。
引用:Creepy Nuts・DJ松永が“スーパーフリー事件”を揶揄して炎上!「いつかこうなると思ってた」“おもしろい”の線引きを鈍らせた原因(週刊女性PRIME/2022/11/8)
https://www.jprime.jp/articles/-/25777
魚拓URL:https://archive.ph/mCHX0
ではツイッターの謝罪文を確認します。
皆様へ pic.twitter.com/HAk8cArDzp
— DJ 松永(Creepy Nuts) (@djmatsunaga) November 7, 2022
念のために画像と文章を残しておきます。
まずは画像から(クリックすると画像が拡大されます)
文章はこちらです。
皆様へ
昨日の早稲田大学学園祭の公演中に発した自分の言葉で、大変に不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。
自分の配慮の無さと、考えの至らなさに深く反省しております。
皆様と関係者各位に多大な迷惑をお掛けしたこと、お騒せをしましたことに対し、心より深くお詫び申し上げます。
二度とこのようなことが無いよう、肝に銘じます。
DJ松永
スーパーフリー事件を揶揄した? 発言の内容はどんなものだった?
Creepy Nutsは11月6日に学生団体「AGESTOCK」が主催したライブに登場しました。そこで早稲田を代表するサークルといえば何か?という話題を二人で持ち出し、「スーフリ! 和田さん!」などと答え、ブラックジョーク的な煽り発言をした模様です。スーパーフリー発言については2019年に早稲田祭のライブに登場した際にも面白おかしく話をしていたようなので、本人にとっては完全に鉄板毒舌MCネタという意識だったと思われます。
当時はまだ大きく売れてなかったので大きな炎上はなかったようですが、 R-指定さんや関係者もいた中での発言ですから、仲間も同じレベルで楽しんでいたと思われます。その時に「反省」をしていなかったことが悔やまれます。
また、別情報としては過去のイベントで「和歌山カレー事件」を揶揄する発言もしていたと報道されています。きっと事件ネタが好きだったのかもしれませんね。
ちなみに「AGESTOCKって、名前変わっただけのスーフリだろ?」などと言ったことも出回っていますが、それはデマが拡散されたようです。
事実がsnsでデマ拡大されて謝罪に至った?
DJ松永さんが不用意にスーパーフリー発言したのは言い訳でできない事実ですが、発言内容がsnsで歪んで伝えられて拡散された気配もあります。
たとえばこのツイート。
Q.お二方にとって、早稲田を代表するサークルといえば?
A. R-指定さん「GALAXYかなぁ」
DJ松永さん「スーフリ!和田サン!スーフリ!!」
こんな感じと聞きましたがまだソースは見つけられてないです— 滝沢ガレソ⭐ (@takigare3) November 7, 2022
ガレソさんのツイートはよくチェックしていますが、うまく逃げ道を作って炎上狙いの投稿をすることがあります。今回も「こんな感じと聞きましたがまだソースは見つけられてないです」と書きながらツイートしています。これでは第三者のMCからの質問に二人が答えた形にしか思えませんが、実際はステージで二人がネタ的に会話したのが事実のようです。
また先程「AGESTOCKって、名前変わっただけのスーフリだろ?」などはデマで拡散していると書きましたが、これなども安易に拡散されてしまうsnsの弊害かもしれません。
実際、DJ松永さんはラジオでは以前から同様の発言はしていたようで、そのノリでライブでも発言した模様です。深夜ラジオとライブ、テレビなどのメディアなどでの発言を切り分けられなくなっていたのか、深夜ラジオやライブは毒の割合を意識的に増し増しにしていたのかはわかりませんが、今後はその辺の線引き加減を改めないといけないでしょう。
「スーパーフリー事件」を揶揄して謝罪したDJ松永さんに対する声
Yahoo!ニュースにあがっている声をピックアップしました。
<「スーパーフリー事件」を揶揄して謝罪したDJ松永さんに対する声>
・著名人は自分としてはちょっとした発言で自分の首を絞める事になる。何よりネタにしていい事と悪い事、そのラインというのはそれこそ1年、1か月という単位で目まぐるしく変わっている。3年前にはそこまで問題にならなかったようだが、今はもう違う。それは彼等の知名度も上がっている事もあるし、敏感にそのラインを見極めておくべきだと思う
・発言そのものを擁護する気はないけど、ラッパーとかヒップホップをやってる人らに清廉さとか品性を求めるのはちょっと…違うんじゃないですかね。しかもあのCreepy Nutsに対して。「合法的トビ方ノススメ」とか聞いてみるといいと思います。そもそもそういう人らですから
・アングラでひっそり活動してるならともかく、音楽番組どころかバラエティやオリンピックの閉会式に関わってる以上それば通用しないんじゃないの? 表に出てる以上ある程度の倫理は必要とされるし、凄惨な事件をネタにしちゃダメでしょう
・スーフリ事件なんて事件直後から面白おかしくネタにして良いような話じゃ無い
・ANNを聞いていると松永さんは知っているもの、興味があるものは素直に理解するし尊敬もするのに、知らないものは平気で揶揄することがあったので、危なっかしいなぁと思ってた。自分の身をもって体験したこと以外は、軽く見てしまう性格なんだと思う
・時間がたった事件は、当時のインパクトを知らない人にとっては彼と同じような感覚で捉えている人もいると思う。松永さんは理解すれば、きちんと反省するタイプなので、なにがダメなのかちゃんと説明してあげればいいし、それが世間にある事件への意識の薄れみたいなものを埋めるきっかけになればいいなと思う
・良くも悪くも、周りが叩いてその気質が治ると思えないんですよね。わりとギフテッドタイプの人ですから
・メディアに出る以上は思慮が足りない。今まで見逃してもらってただけで、もっと酷い発言山ほどしてるよ
・性根がそういう人なのでしょうね。この程度の炎上事件でそれが変わるとも思えない、これからも小さな失言を繰り返すのではないでしょうか
・こんなの「配慮が足りなかった」なんて話じゃねぇな。倫理観が欠如してただけ
・イベントサークルの多くのメンバーが起こした性犯罪行為を過去のものとしたい関係者もいるかと思いますが、過去には、そういう団体があったということは常に忘れるべきではなく、新入生などには伝えていくべきと思います
・元々バラエティ番組の発言でも大丈夫か?って思う事があったし、それが彼の面白さみたいに使われてた。だけど上手く編集でカットされてただけで、普段から結構際どい事言ってたんやないかな。性格的に言い始めるとヒートアップしちゃってコントロール出来ない感じがする。収録だとカットできるけど、公共でネタにしてやっちゃダメやって。本人は炎上した原因を理解してるだろうが、テレビで見る限りスイッチ入っちゃうと余計なこと口にしちゃうタイプやろうな
・早大出身者としては、この事件は「ああ、私は出身校を失ってしまった…」と考えるほどの衝撃的なものでした。そのため、その後知り合った 事件の被害者女性(現在40代)の精神治療をサポートしたり、話を聞いたりする活動をしています。治療・回復の道のりは未だ険しく、彼女の不安定なメンタルは、今もって予断を許さない時もあります。こういった状況を、松永氏に見てもらいたい、感じてもらえたら…と思います
・この方最初はとても好きでした。好きが高じて努力して世界一にまでなって尊敬しました。ですが、いろんなバラエティー番組でしばしばドン引きするような発言をされたり、目上の人に対しての受け答えや態度がとても失礼であったりして、その姿を観て以来この方が出ている番組は見られなくなりました
・元々ラジオでも不用意な発言というか、思慮の欠けたコメントが多かった印象でR指定のトークは面白いのだけど、この人の発言で無理になったことがあるので、良くも悪くも自分の立ち位置を理解してないと思う
・松永さんの周りには怒ってくれる人いないのかな
・「スーパーフリーなんて、名前を聞くだけでも気分が悪い」と思うのは勝手だが、別に松永さんは、事件を肯定しているわけでも、面白がっているわけでもない
・この記事には、具体的にどんな発言があったのか書かれていません。ですから非常にもやもやします。問題発言をしたと一個人を名指しで指摘するのですから、具体的な発言内容を書くべきです。それを書かずに「こいつは悪いことを言った」というだけで事実認定されるのであれば、いくらでも冤罪を作り出すことができます。事務所に問い合わせている以上、ちゃんと取材はしているし、問題発言があったことは事実なのでしょう。しかし、それで具体的内容を書かなくてよいことにはなりません。あるいは事件の被害者のフラッシュバックを防ぐためなどの理由があるなら、それを記事中に記載するべきです
・Creepy Nutsのラジオよく聞いてたけど、調子乗ってふざける流れが頻繁にあるんだけど、DJ松永はこういう際どい発言多かったから驚かないや。深夜だし気にしないようにしてたけど段々引っかかってきて聞かなくなってしまった。ラッパーのR-指定の方が案外常識人で配慮した発言が出来てたしフォローしたりもしてた。たぶんこういうモラル感覚って身についてるものだから気を付けても治らないし、意識し過ぎると面白い事一切言えなくなりそうだし難しいね…
・初回からANN聞いてるけど松永は(アーティストとして)言っていいことダメなことの区別がついていない、というよりも思ったことを瞬時に言ってしまう性格。ラジオでも暴走して炎上する事もあったし、比較的ゆるい雰囲気でやっているannでも何度か謝罪している。恐らくパーソナルな部分で抱えている特性なのかなとも思う。その立場で言ってはいけないこと、覚えてくれー。せっかく2人でここまで来たのに松永の暴走で壊すのはもったいない
・元々にやけた感じで適当に喋るとこあったから こう言う発言も普通に出てくるんだと思う
・一ファンとして「あぁ…」と思いました。脊髄反射的な発言は松永さんの持ち味というか、彼の良さでもありますが、一方でファンから見ても反応に困るというか、ぎょっとするところもあるというか…
・言った本人が一番悪いけど、周りにいる人もある意味では同等
・発言した事実を公式に残すべきであると思う。曖昧にせず、発言者の人格を公表すべきであると思う。そして、早稲田大学も抗議すべきであると思う。こういう人をアカデミックな場所に招いてはならない。調子にのって、そこが公の場所なのか、居酒屋の個室なのか、そんな事すらわからなくなっている。本人が悪いが、周りも悪い
・危なっかしい人たちだなと思ってはいました
・普通に考えて早稲田の学園祭だからこそ言わないと思うと思うんだけど…。オジサンも若者も年齢関係なく一線を超える失言が増えてる気がする。普段の抑圧から言葉を解放する際にたがが外れるのかな?
・こういうの軽い気持ちで捉えちゃう人多いんだよね。被害者の気持ちを知らないから。知らないのもある意味しょうがない。経験者にしかわからない指数の高いジャンルだと思う。けど、一度でも被害者側に立ったことがある人は、側から見たら軽いセクハラレベルでも、場合によっちゃ一生笑えないし、深い傷なんだわ。それに傷つく自分が笑われてる気分になる。ネタにする人は加害者側を笑ってるんだろうけど、被害者は案外、被害者になった事すら色んなところで軽視されたり、他人に笑われてきてる。だから、軽い気持ちでネタにしないでほしい。そういうものだと知ってほしいな
・彼は昔から軽いというか適当というかな発言が多かったので、この事案もその一つなんだと思います
・ネタというものは決して触れてはいけないタブーが存在するものであり、松永さんの『スーパーフリー事件』については既にネタという領域を超えた不謹慎な話となって誰一人得をする人はいないものだと感じられます
・CNのANNは運転時にサブスクで聞いていますが、一回ウケたら繰り返す癖が松永はあるかな?と思います。元々配慮に欠ける所は多々あるからラジオ聴いてる人からしたら今更な感じかな
・スーパーフリーの事件は、ある一定年齢以上の人は早稲田といえばいまだに思い出す事件ですからね。私も含めて。とても残忍で許し難い事件ですし、被害女性やその関係者が発言を聞いたら、と想像できなかったことは残念です
・学生の頃、私の大学に芸人さんが来て私の学校をいじってましたけど、在校生の私達はなんか悲しくなってテンションが落ちました。早大の人達も同じ気持ちだったのかと思うと気の毒です。そして、スーフリ事件は被害者もいるので、そこは配慮すべき
ネットでは批判だけではなく、個人批判だけではない反応も目立ちました。こういった失言炎上に関しては、本人が面白がってしてしまうパターンが多く、そういった発言のクセは本人は気づかないどころか、「意識的にギリギリの線をあえて言っているんだ」的なノリもあります。
松永さんは以前からそういった発言をするタイプだったようで、それはそれで面白そうな存在だと感じます。
今後、犯罪的な部分やネガティブな内容の発言にセーブをかけるようにまわりとしっかりと話し合う必要がありそうです。
そもそもスーパーフリー事件って? 和田さんって誰?
早稲田大学のサークル「スーパーフリー」による性犯罪が発覚したのは、いまから約20年前の2003年です。その主犯が「和田さん」こと和田真一郎氏です。和田氏は懲役14年の刑を終え、2019年に刑務所を出所しています。
そんな和田氏のインタビューがありました。事件のことが気になる方は、どうぞご覧になってください。前半は刑期を終えての現状、後半は犯罪へと至った理由が書かれています。
最初に逮捕されたのが03年の6月ですから、ちょうど15年間、塀の中で過ごしてきました。その間、仮釈放は一切認められなかった。事件の性質にもよるのでしょうが、ことに性犯罪では認められにくいのだと聞きました。
仕事上では別名を名乗っています。今でも私の名前をネットで検索すれば、過去の所業が一発でわかってしまう。身から出た錆とはいえ、周囲にばれたらどうしようかと、本当は戸籍の名前そのものを変えたかったのですが、なかなか具体的な手段や機会が見つかりませんでした。
引用:早大スーフリ事件「和田サン」懺悔録 現在は別名、15年の“塀の中”生活を明かす(デイリー新潮/2019年02月24日)
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/02240800/?all=1
魚拓URL:https://archive.ph/cVb3r
最後にスーパーフリー事件をまとめた著作がありましたので紹介しておきます。
参考:
・ドリーム・キャンパス スーパーフリーの「帝国」(クリックすると、アマゾンのページに飛びます)
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
wordpressやるなら
エックスサーバーがオススメ!
このサイトはスタート時より「wordpress × エックスサーバー」によって運営しております。他のサーバーとも契約をして別サイトを構築しておりますが、エックスサーバーの使い勝手がイチバンです。セキュリティ、サポートに満足しております。しかも低コストです。利用者が多いので情報がネットに多いことも助かります。
詳細は下記ボタンより