つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
埼玉栄高校の男子生徒による「東日本大地震の屈辱動画」についての炎上が続いています。それだけショッキングな投稿でもありましたし、疑問符が付く学校の対応も油を注ぐ格好となりました。
そして劇作家の鴻上尚史氏もツイッターで参戦。その投稿内容を読んで吐き気がしたので、あえて記事にしました。少し感情が選考しているかもしれませんが、言っておく必要があると思っての記事となります。
「おかしい!」「とても怖い!」と批判するだけの老害脳ではないのか?
埼玉栄高校の男子生徒による「東日本大地震の屈辱動画」について、劇作家の鴻上尚史氏は下記のような投稿をされました。
学校は謝る必要はないし学校に抗議するのもおかしい。「まだまだ心の教育が生徒個々に行き渡っていなかったことを深く反省します」というコメントを僕はとても怖いと思う。→東日本大震災の被災者への“侮辱動画”に批判殺到投稿生徒の憔悴「ショックを受け落ち込んでいる」https://t.co/0fokGadTvV
— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) March 13, 2023
大事なことなので、繰り返します。
申し訳ありませんが、この投稿を読んで吐き気がしました。
ただの批判ツイートに目くじらを立てても仕方ありませんが、それにしても不快です。
人の心を描く劇作家を生業にしているならば、鴻上氏はもう少し建設的な投稿ができたのではないでしょうか? まして鴻上氏のように権威もあり、多くの支持者もいるような方だからこそ、安易な批判投稿はしてもらいたくなかったです。
「2030年。誰もが住みやすい日本になっているために」老害脳は消えよ
検索すると、鴻上氏はの素晴らしいメッセージが見つかりました。
20代で劇作家をはじめたときから、涙を拭くハンカチのような芝居をつくりたいと思っていて、それはつまり涙が出る根本の理由に対しては無力かもしれないけど、せめて隣でそっと寄り添ってあげることはできるんじゃないかなと考え続けている。(中略)この国の強すぎる同調圧力と低すぎる人々の自尊意識が2030年までにひっくり返るといいね。
引用:鴻上尚史「2030年。誰もが住みやすい日本になっているために」 (Do well by doing good./2022.07.22)
https://dowellbydoinggood.jp/contents/voice/346/
魚拓URL:https://archive.md/Q4A9z
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今回の埼玉栄高校の男子生徒による「東日本大地震の屈辱動画」に関しては批判されて当然の問題ではあります。
学校が謝罪することに違和感を覚えるのも納得できます。
しかし!
その気持ちを鴻上氏のような方が学校をターゲットにしてストレートに批判ツイートすることに対しては、吐き気しかありません。私からすれば感情がほとばしった老害脳にしか受け取れませんでした。
こういうときこそ「強すぎる同調圧力」に対して一石投じてほしかったです。
例えばターゲットは「学校」ではなく、「今回の件で涙を流している震災で苦しい思いをした人と投稿男子生徒」でしょうか。
そこに寄り添って、炎上ムードの世界に一石を投じてほしかったです。
「涙を拭くハンカチのようなツイート」でなかったことが残念でなりません。
いかがでしょうか?
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感情先行型の老害脳の文化人が目立ってきているように感じるのは私だけでしょうか? 私自身も同様に老害脳だと自覚しているので、非常に腹が立ってしまいました。
ちなみに私は今回の件は別の形で取り上げて記事にしています。興味のある方はご覧になってください。
参考:
・【埼玉栄高等学校の男子生徒が……】東日本大地震の屈辱動画で学校が謝罪 | 謝罪文 実例120
https://27watari.com/apology-letter-example-120
では!