つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。アクセスアップの王道は、2つしかありません。第一に「継続的に内容の濃い記事をアップし続ける」ことです。そして二番目に重要なことは「流入が少ない記事のメンテナンス(リライト)を疎かにしない」ことです。
ただし、リライトしていいかを見極める方法やリライト方法がやっかいです。正解がありません。悩ましく思っている人も多いのではないでしょうか。今回はリライトの判断基準、そして私が意識しているリライト方法などを紹介します。
【目次】本記事の内容
- 1 記事はリライト? 削除? ブログの基本的考え方を決めよう
- 2 すぐれたサイトにしたいなら、記事数のボーダーラインを決めておけ!
- 3 リライトする判断基準はどうする?
- 4 SEOに強い! 最強のライティングテクニック
記事はリライト? 削除? ブログの基本的考え方を決めよう
流入の少ない記事に関しては、思いきって削除する考え方もあります。
私はよほどの見当違いや重複でなければ、記事をリライトする方向を勧めています。
その辺の考え方は下記の記事で書いております。お時間がある方は、ご覧になってください。
記事のリライト&削除の判断に関して、
「正解」はありません。
自分で考えて、判断し、覚悟を持って断行するだけです。
自分の性格も含めて考えるといいでしょう。
先程も書きましたが、私は「削除しない派」です。ひたすらコンテンツを増やし続ける雑記ブログのスタンスです。
しかし、このスタンスはあまりオススメできません。
すぐれたサイトにしたいなら、記事数のボーダーラインを決めておけ!
単純に記事数を増やすことばかり考えるのは、基本的には良くありません。
なによりメンテナンスの目が行き届かなくなるからです。結果としてコンテンツの老朽化につながっていきます。
さらに雑記ブログは記事の連携力が弱いので、直帰率も高くなってしまいます。回遊率が向上しないのは大きなネックです。
このようなマイナス要素によって、Googleさんからのサイト評価も下がっていくことにもなりかねません。
ホントに要注意です!
なのでブログ運営を合理的に考える人は、自分なりの記事数ラインを決めており、余計な記事は「削除」するスタンスです。それが鉄板です。アクセスが上がらない記事はバザバサと切り捨て、コンテンツをブラッシュアップしているはずです。
私は記事数を増やすこと(目標1000記事)で実験をしている部分がありますから、このまま量産していきます。
しかし!
これを読んだあなたは、記事数のボーダーを意識してサイト運営を考えた方がいいです。
全記事に目を配ってリライトを重ねることは、スカスカの記事の10倍以上の価値があると思います。
要するに合計30記事程度でも、300記事以上の価値があると私は思います。
ぜひともリライトを考えつつ、根本的な部分(サイト構成・記事数のボーダーライン)を熟考してください。
では、ここからが本題です。
リライトする判断基準はどうする?
私はリライトを勧めていますが、リライトする基準を自分なりに決めておく必要があります。
これが非常に肝心で、重要で、最終的に結果を大きく左右することになります。
それはわかっていても、なかなか決められない人が多いのではないでしょうか?
リライトを無駄打ちしすぎると、テンションも下がってしまいます。
そこで効果的だとされているリライト自動判定ツール「Search Console for Analytics」を使った方法から、私が独自でやっている方法などをご紹介します。
Search Consoleデータを活用! リライト自動判定ツール「Search Console for Analytics」
Googleさんのスプレッドシートは活用されていますか?
「なんだそれ?」という方は、この機会にスプレッドシートを使ってみてください。かなり役に立ちます。
「Google スプレッドシート – オンラインでスプレッドシートを作成、編集できる無料サービス」
https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
使い方は「ヘルプ」を見れば、だいたいのことがわかります。他にも丁寧に解説したサイトが出てきますので、調べてみてください。
スプレッドシートが使えるようになったら、アドオン「Search Console for Analytics」をインストールして設定します。
これです。
アドオン「Search Console for Analytics」
https://chrome.google.com/webstore/detail/search-analytics-for-shee/ieciiohbljgdndgfhgmdjhjgganlbncj
手順は下記のとおりです。
(1)まず右上の「無料」をクリックします。
(2)アプリ開始のために承認が必要なので、「続行」をクリックします。
(3)ログインするGoogleのアカウントを選びます。
(4)「Search Console for Analytics」のアクセスを「許可」します。
これでスプレッドシートへのアドオン「Search Console for Analytics」インストールが完了となります。
つづいて活用法です。
(5)スプレッドシートへのアドオンを選び、「Open Sidebar」をクリックします。
(6)「Sidebar」の設定を行って、データのリクエストをします。
設定ポイントは下記となります。
・site名をセレクトします
・Dateで期間を指定します
・Group Byでは「Query」と「Page」を選択します
・Rows returnedは、「1000 rows」あたりで充分です
これでリクエストをすれば、Search Consoleデータが自動でリストアップされます。
こんな感じです。
ちょっと感動的です。
さて、ここからがポイントです。
リライト自動判定を関数をスプレッドシートに挿入します。
(7)スプレッドシートの「挿入」から「右に1列」を選び、新規列を作成
(8)列の2行目に関数を挿入します。
以下のような関数を挿入します。
=IF(AND(E2<=20%,F2<=3),”タイトル変更”,””)
これは検索順位3位以上でCTRは20%以下の意味です。要するに検索順位が高いわりに読まれていないことを示していますので、より刺激的なタイトルに変える必要があります。
※コピペでうまく動作せずにエラー表示が出る場合は、手打ちしてください。
=IF(AND(E2>=10%,F2>=5),”コンテンツ追加”,””)
この関数は検索順位5位以下でCTRは10%以上の意味です。順位は低いですが、けっこう読まれていることを示していますので、コンテンツを強化すると上位が望める記事だということがわかります。
※コピペでうまく動作せずにエラー表示が出る場合は、手打ちしてください。
(9)新規列のすべての行に関数をコピペします
「コマンドC」→「コマンド+シフト+下方向矢印キー」→「コマンドV」で一括コピペが可能です。
すると自動判定で「タイトル変更」「コンテンツ追加」が表示されます。
この判定に従って該当記事を修正していくのはアリです。なんたってSearch Consoleデータがベースになっていますので、数値的に説得力があります。
自動判定以外でも、例えば検索順位が良くない記事にテコ入れするのもアリだと思います。
大事なポイントは、自分なりに結果を考察することです。
「検索キーワードのキメ打ち」→「定期的順位チェック」→「テコ入れ」
続いて自己流ですが、私的にはかなりオススメのリライト判断基準です。
まず私の場合は最初に記事をアップするときには2つのキーワードを意識します。
例えば、この記事の場合は「リライト」「判断基準」あたりに設定します。
記事アップ後に、設定キーワードで検索して順位を調べます。そこでの結果次第でテコ入れリライトします。
肝心なテコ入れリライトの方法は、こんなスタイルです。
<テコ入れリライトの方法>
・タイトルの見直し(キーワード位置の移動、キーワードの盛り込み)
・他の上位記事と比較し、内容を濃くする
・有益なリンクを加える
・わかりやすい画像を入れる
この辺が基本的なリライトポイントになります。
いかがでしょうか。
リライト効果が出るまでに、かかる期間はどのくらい?
リライト効果は2〜3日で出る場合もありますし、半月〜1ヶ月くらいかかる場合もあります。
狙ったキーワードがビッグワードだった場合、なおさら簡単にはいきません。
焦らず長い目で考えてリライトするのがいいと思います。だいたいの目安は3ヶ月程度と考えてください。
あまりコロコロ変えていると、Googleさんも戸惑うはずですので、ほどほどがベストです。
上位記事から転落気味の場合は、新しい情報を加味する
幸いにして投稿時から上位に来る場合もあります。
しかし、上位をキープし続けることは簡単ではありません。
理由はもちろん……他からターゲットにされるからです。
PVの稼ぎ頭だった記事も、そのまま放置していると必ずジリジリと順位を下げていきます。
これはイタチごっこみたいな方法で対応するしかありません。
根比べですね。
自分らしい切り口で有益な情報をプラスしていくだけです。
できるだけ新しい情報が加味された雰囲気にするだけでも違います。
例えば【2018年版】→【2019年版】に変えるだけでも効果的です。
もちろん【2019年版】の方が評価が高くなります。
一番いいのは巡回型の定期リライト
記事数が増えると現実的には厳しいのですが、「巡回型の定期リライト」というのも効果的です。
Googleさんは動きのあるサイトに対しての評価が高いからです。
完全に更新がストップしたようなサイトは、よほど有益なコンテンツでない限り、圏外へと押し出されていってしまいます。
フレッシュなサイト演出のためにも、「巡回型の定期リライト」をやられてみてはいかがでしょう。
ちょっとしたアフィリエイトリンクを加えたり、商品リンクをプラスするだけでも効果的だと思います。
SEOに強い! 最強のライティングテクニック
SEOライティングとは、Googleさんに気に入ってもらい、検索上位に記事を押し上げるテクニックです。
時代と共に変化してきていますし、以前よりもSEOライティングは簡単いかなくなったともいわれているようです。
絶対的ではありませんが、SEOに強いライティングルールを参考として載せておきます。
<SEOに強いライティングルール>
・自分が検索する場合の単語をイメージする
・ページのテーマを要約する単語(類義語)を盛り込む
・大事なキーワードは文章の始めの位置に置く
・リード文や本文に関連キーワードを散らす
・画像のalt属性に適切なテキストを入れておく
この辺を守っていれば、SEO対策はほぼオッケーだと思います。
ただ、これだと無味乾燥です。
血が滾(たぎ)ってくるようなSEO対策を体感したい人は。ベストセラーになった『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』あたりを読むといいでしょう。
Web集客が振るわず、経営の危機を迎えていた温泉旅館が、Webライティングで復活する物語です。
きっと心が震えるはずです。
著者は2010年に株式会社ウェブライダーを立ち上げた松尾茂起さんです。
「すべての人をヒーローに」の理念のもと、多くのクライアントのサイトをプロデュースされている方です。
株式会社ウェブライダーが開発した2大ツール【文賢】【賢威】は多くの人たちに活用されています。
もっと読みやすく、わかりやすく。文章の完成度を高めるライティングツール【文賢】
では!
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