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死語の世界

【死語辞典】使われていない流行語・日常語・廃語の一覧【もはや通じない】

投稿日:2018-03-10 更新日:

【目次】本記事の内容

「さ」行の死語一覧

薩摩守(さつまのかみ)

平清盛の異母弟である平忠度(たいらのただのり)の官名が「薩摩守」だったことから、「ただのり→無賃乗車→薩摩守」と変化して使われた。薩摩というのは現在の鹿児島県西部あたり。室町時代から庶民に広まった狂言にて「舟銭は薩摩守〜」と登場したのがはじまりで、平忠度は平安時代後期の武将であることから、かなり古い頃から使われていたと考えられる。

 

 

ざまあ味噌漬け

自分のアドバイスに聞く耳を持たなった人が失敗した時、自分が好ましく思っていない人が失敗した時などに嘲笑うようにして使う言葉。「ざまあみろ」という意味。小林よしのり原作の漫画『おぼっちゃまくん』が発祥という説もあるが、定かではない。他には「ざまあ味噌漬け沢庵ぼりぼり」と使われることも。

 

 

サボタージュ

本来はフランス語で破壊活動を意味する。労働の質をわざと下げる行為。

 

 

猿股(さるまた)

薄手の男子用下着。腰から膝にかけて保護する短いズボン状のもの。大正時代から昭和にかけて履く人が多かった。

 

 

三角ベース

狭い空き地などで簡易的に野球をやる時、二塁をはずして行う遊び方。その他にも「透明ランナー」など、昭和時代にはさまざまな工夫で野球遊びが行われた。

 

 

サンキューてるよ(三球・照代)

「ありがとう」の意味。地下鉄で一斉を風靡した夫婦漫才コンビ、春日三球・照代の名前を使っただけの言葉。マニアックだが、言いやすいフレーズなので、一部の人に愛されて使われた。

 

 

死刑!

1970年代中頃から1980年にかけて『週刊少年チャンピオン』で連載されていた山上たつひこ『がきデカ』の主人公、こまわり君の決め台詞。ほかにも「んが!」「あふりか象が好き!」など、『がきデカ』発の意味不明ナンセンスギャグが大流行した。

 

 

シケこむ

男女が二人だけでこっそりと宿泊施設などに消えること。

 

 

七年ゴロシ

1970年から1977年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された、とりいかずよしのギャグ漫画『トイレット博士』に出てくるメタクソ団のメンバーが行う一撃必殺のカンチョー技。

 

 

〜しマクリマクリスティー

「しまくる」と90年代後半に人気を集めていたビジュアル系バンド「La’ cryma Christi(ラクリマ・クリスティー)」の名前をかけ合わせた表現。

 

 

シミーズ

フランス語で「シュミーズ」が転じた。英語ではシャツに該当する。肩ひもで全身を覆う女性用下着のこと。スリップとも呼ばれる。

 

 

シミチョロ

スカートの裾などから、シミーズ(シュミーズ)がチラリと見えてしまうこと。

 

 

ジャスコで逢いましょう

スーパーマーケット「ジャスコ」の店内イメージソングのタイトル。全国各地でさまざまな替え歌も流行した。ジャスコは1970年に岡田屋(三重県四日市市)、フタギ(兵庫県姫路市)、シロ(大阪府吹田市)の3社が提携して設立。名称の「ジャスコ(JUSCO)」はJapan United Stores COmpanyの頭文字をとった。その後はイオンへと名称変更(2010〜2011年頃)。死語とは言わないかもしれないが、多くの人たちに愛されつつ消滅したスーパーマーケットには、サティ、カルフール、つるかめランド、テスコ、ポロロッカ、忠実屋、十字屋、セイフー、ウェルセーブ、キンカ堂 、ポスフール、トポス、マイカル、ハイパーマート、ユニーなどがある。

 

 

写メ(しゃめ)・写メる(しゃめる)

カメラ付携帯電話で撮った画像を添付したメールのことで、2001年に「J-フォン(現ソフトバンク)」が名付けた。その後、携帯電話で写真を撮る意味合いが強くなった。インスタなどの登場で、若者たちの間では一気に死語となってしまった。世代間ギャップを現す象徴的な言葉の一つ。

 

 

シェー

1962年〜1969年に『週刊少年サンデー』に連載されていた赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』の登場人物イヤミが使うギャグ。驚いた時に独特のポーズと合わせて叫ぶ。

 

 

じぇじぇじぇ

「驚いた! びっくりした!」という意味。岩手県久慈市の方言で、2013年NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で使われて大流行した。しかし、放送後には一気に消滅となった。

 

 

シミーズ(シュミーズ)

白い化学繊維でによる薄いワンピース状の下着。衣服による肌への摩擦を避けるために着るもの。現在のスリップのことではあるが、もはやスリップもあまり着られない状況になっている。

 

 

シャーボ

1977年にシャープペンとボールペンがセットになった革命的な筆記用具として発売されたゼブラの商品。「右に回すとシャープペンシル、左に回すとボールペン。1本で2本分」「シャーボと呼んでください」というキャッチフレーズで人気を集めた。

 

 

シャカリキ(しゃかりき・釈迦力)

必死になって会社や誰かのために何かに取り込んでいる様子。お釈迦様が人々のために力を尽くす様子から生まれた言葉とされる。戦前から使われたとされるが、正確にいつ頃から使われたのは不明。

 

 

シャコタン

自動車を改造して車高を下げた状態にしたこと。「車高短」がカタカナ表現になった。1970年代後半から暴走族を中心に広がった。かつては違法改造だったが、1995年に行われた陸運局の規制緩和によりローダウンにカスタマイズすることが珍しくなくなった。

 

 

シャン

ドイツ語(schön)からきている。美しい、美人という意味。後ろ姿が美しく、イケてることを「バックシャン」と呼び、現在でもファッション誌で使われている。

 

 

冗談はよしこさん

「冗談はよしなさい(やめなさい)」から転じたダジャレ。「冗談はよしおくん」も使われた。

 

 

瞬間湯沸かし器

短気で、すぐにカッとなって暴言をはいたりする人に対する言葉。

 

 

正チャン帽(しょうちゃんぼう)

大正時代に日本初のグラフ誌の『アサヒグラフ』や朝日新聞に連載されて人気を博した日本初のキャラクター漫画『正チャンの冒険』。主人公の少年・正チャンがかぶっていた帽子の呼び名のこと。ニットの帽子で、大きなボンボリ(玉)が頭頂部についている。

 

 

ショッキングピーポーマックス

まったく予想外のショックなことが起こり、一人ではどうしようもなく気が動転しているという意味。2016年頃に10代の間でSNSで流行したが、すぐに恥ずかしい言葉に認定されて闇に葬られてしまった。

 

 

しょぼい

元々は江戸時代に使われた小雨が降り続く様子(しょぼしょぼ)が変化したもの。弱々しいイメージのこと。

 

 

しょんぼり

元気のない、さびしそうな様子のこと。意気消沈。

 

 

しらけ鳥飛んでいく~

コメディアンの小松政夫による『しらけ鳥音頭』の冒頭部分に出てくる歌詞。言葉のとおり、しらけたときに使う。

 

 

スカタン野郎(すかたん野郎)

スカタンは、見当違いの行動をした人を罵る言葉で、「すかされる/すかを食う」という意味に五感を荒くする「たん」が付けられた江戸時代から使われていた言葉。さらに現代になって野郎が付け加えられた。

 

 

 

スケこまし(すけこまし)

「スケ」は女性、「こまし」は騙す、たらし込むなどの意味。女性を口説いてモノにするのがうまい男性のこと。

 

 

 

スケ番(スケバン)

不良な女子生徒、もしくは「女番長」のことをさす。テレビ化もされ、一世を風靡した和田慎二の漫画『スケバン刑事』で一般に知られるようになった。

 

 

 

ズコーッ

ずっこけるときの台詞。藤子不二雄Ⓐによる日本のギャグ漫画『忍者ハットリくん』でハットリくんたちが使うことで広まった。

 

 

 

スコドン

少し鈍臭いこと。※大正時代の女子高生たちが使っていた言葉としてNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に登場した。

 

 

 

ズタぶくろ

なんでも気軽に突っ込んでしまえる大きな袋。サンタクロースが背負っている白く大きなシンプルな袋がイメージに近い。もともとは仏教用語で僧侶が托鉢の際に必要最低限の道具を入れて首にかけて歩く袋袋のこと。漢字では「頭陀袋」と書き、読み方も「ずだぶくろ」が正式。「ずた」という語感からボロボロの袋を連想する人もいるが、とくにそういった意味はない。

 

 

 

ズック

ゴム底のシンプルな布靴(運動靴)のこと。オランダ語の「靴」を表す単語「doek」が日本語化してズックとなったとされている。東北や北陸などで使えわれる頻度が高かった。

 

 

すったもんだがありました

1994年、タカラ缶チューハイ「すりおろしりんご」のCMに宮沢りえさんが出演。当時、貴乃花との婚約、婚約破棄騒動があったことで、非常にタイムリーな台詞が話題となった。

 

 

すっとこどっこい

江戸言葉で「間抜けな人」を罵る時に使う言葉。「てやんでい! この、すっとこどっこい!」などとセットで使われることも多い。

 

 

ステテコ

男性が着用する裾の丈が膝下ほどまである薄手の生地で作られたズボンのこと。ザ・ドリフターズの加トちゃんが「ハゲオヤジ」キャラを演じる際に履いている印象が強い。本来は下着とズボンの間にはくものではあるが、自宅や日常生活でもステテコ姿が多く見られた。

 

スパッツ

レギンスのこと。

 

 

ズベ公

素行の悪い女性に対して使われた。「ズベ」は「ずぼら」から転じた言葉。「公」は相手を軽んじて呼ぶときに付ける接尾語(先公、ポリ公など)。

 

 

ズラかる

逃げること。元々は盗人の隠語。

 

 

スラックス

長ズボンの一種。「ズボン」に代わる言葉として使われるようになった。現在でも使われてはいるが、最近は「ボトム」と呼ばれることも多くなった。

 

 

スリーピース

背広(せびろ/下記)の種類のひとつ。ジャケット・ベスト・スラックスが同じ布であつらえられた3つのセットからなる洋服。

 

 

ズロース

おもに女性用の下着の一種。第二次世界大戦後に一般的な下着の言葉として使われた。

 

 

すんまそん

謝る時に使う言葉。

 

 

せまい日本そんなに急いでどこへ行く

昭和48年(1973年)の全国交通安全運動の標語。総理大臣賞まで受賞した。マイカー時代突入によって急激に増えた交通事故を抑制することが目的だった。高知県の中年警察官・岡本定之助さんの応募作品が採用されたもの。記念として「道の駅梼原」に石碑がある。

 

 

背広(せびろ)

上着とズボンが揃った男性用の洋服。スーツのこと。1870年代頃から使われるようになった。語源には背中の幅がゆったりしていることから「背広」と当てられたろいう説をはじめ諸説あり。

 

 

ゼロックス(する・して)

「コピーする・して」という意味。かつてコピーの特許をゼロックスが持っていたため、コピーと同義語として使われていた。しかし、コピーの特許が切れてリコーやキャノンが参入することで使われなくなった。

 

 

ソース顔

1987年から使われ始めた彫りが深い西洋的な顔つき。1988年には「しょうゆ顔」という言葉も派生した。※ソースに関してもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧になってください。

 

 

ソースは俺

情報の出処は自分であるという意味。※ソースに関してもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧になってください。

 

 

象が踏んでも壊れない

サンスター文具「アーム筆入」のCMで使われたキャッチコピー。ゾウが筆箱を踏むという強烈なインパクトが後押しとなり、昭和40年代には大人も子どもも誰もが知る流行語となった。

 

 

ぞっこん

「心の底から」という意味。語源的には「底根(ソココン)」→「そっこん」→「ぞっこん」と転じた。

 

 

それにつけても、おやつはカール

明治が1968年から発売しているスナック菓子のキャッチフレーズ。「それにつけても」は、前半の話題に関係なく話の内容を変えるときに使うフレーズ。英語の「BY THE WAY(ところで)」に近いニュアンスか。原典は講談で知られる忠臣蔵・赤穂義士伝『南部坂雪の別れ』に登場する「世の中はいつも月夜と米の飯 それにつけても金の欲しさよ」だとされる。「それにつけても金の欲しさよ」は、江戸時代に流行したフレーズだといわれているが、定かではない。

 

 

そんなバナナ

驚いた時に発する言葉。「そんなバカな」と「バナナ」をかけた語呂合わせ的造語。発祥は定かではないが、小林よしのり氏は自身のナンセンスギャグ漫画『おぼっちゃまくん』の決め台詞がはじまりだと話している。しかし、漫画以前に「そんなバナナ」という歌詞が印象的な『バナナのおやこ』という曲が子どもたちの間で流行っていた事実もある(1982年の頃)。

 

 



 

「た」行の死語一覧

大学は出たけれど

昭和の不況(昭和恐慌)を象徴する言葉。昭和4年に小津安二郎監督の映画が作られ、一気に世の中に浸透した。「就職活動」という言葉もこの頃に生まれた。また、浮浪者のことおw指した「ルンペン」という言葉もセットで使われることが多かった。

 

 

 

だいじょうV(ブイ)

アーノルド・シュワルツェネッガーが登場したタケダ「アリナミンV」の台詞。大丈夫とV(ブイ)を掛けあわせた言葉。「大丈夫! バッチリ!」という力強いニュアンス。

 

 

 

筍(タケノコ)生活

タケノコの皮を一枚ずつはいでいくように、衣類・家財などを少しずつ売ってなんとか食いつないでいく困窮生活のこと。だんだんと痩せ細っていく悲惨な状態で、第二次世界大戦直後によく使われた。

 

 

竹の子族(たけのこぞく)

1980年代前半に原宿・代々木公園横の歩行者天国で、ラジカセでディスコサウンドを鳴らして路上でステップダンスを踊っていた若者たち。自作以外の衣装を1978年に開業した大竹竹則がオーナーを務める「ブティック竹の子」で購入していたことが「竹の子族」の由来の一つ。チームごとの奇抜な衣装が話題となった。

 

 

だしょ?

「(そう)でしょ?」が転じた言葉。相手に同意を求める呼びかける意味を持つ。「雪印 ネオソフトハーフCM」で浅野ゆう子が使ったことで若者を中心に使われるようになった。

 

 

だっちゅーの

二人組の女性アイドル芸人「パイレーツ」がネタの最後に多用していた締めの台詞。胸の谷間を強調するポーズをとりながらの台詞だったため、話題となった。

 

 

だっふんだ

志村けんのギャグのひとつ。「変なおじさん」に扮した志村が「変なお~じさん だか~ら変なお~じさん♪」とパフォーマンスをした最後のキメとなる顔オチ。落語家の桂枝雀が高座で我慢しながらクシャミをする様子から生まれたもの。

 

 

ダビングする

録画されたビデオや録音された音源を、別のテープに複製すること。

 

 

ダベる

おしゃべりをすること。とりとめもなく時間を忘れて無駄話をすること。漢字では「駄弁る」と書く。

 

 

だめだこりゃ

ザ・ドリフターズのコントの締めのキメ台詞。いかりや長介が呆れ顔でこのセリフを言うことでオチとなり、場面が転換した。いかりや長介のキメ台詞はたくさん流行語となったが、この「だめだこりゃ」が象徴的だった。同名タイトルの自伝『だめだこりゃ』( ←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)も新潮文庫から出版されている。

 

 

たらい/たらい回し

昔は洗濯機もなかったため、木製の丸い形をした大きいサイズの桶が使われることも多かった。これを一般に「たらい」と呼んだ。今でも使われる「たらい回し」という表現は、曲芸師が仰向けに寝て、足を使ってたらいをクルクルと勢いよく回す曲芸からきており、無責任に物事を先送りして他人に押し付ける意味を持つ。

 

 

たわけもの(戯け者/田分け者)

愚か者、ばかものという意味で、上の者身分が下の者を罵る際に使われた。漢字では「戯け者」と書くが、「田分け」を語源とする俗説もある。田分けは田畑が代々受け継がれていくうちに、それぞれの持つ面積が狭くなって家系が衰退していく(家をつぶす馬鹿者)という意味がある。とはいえ、これは正しくないとされている。

 

 

ダンチ

「段違いでズレている」「圧倒的な差がある」という意味。

 

 

タンマ

待って欲しいという意。「タイム」の変形か、「待った」の変形と思われる。

 

 

チェケラッチョ(チェケラ)

英語の「Check it out!」の日本語の響き。一種の掛け声や決まり文句のようなもので、意味的には「要チェックだよ!」「注目して!」的な意味を持つ。ラッパーによって使われて広がった説もあるが、定かではない。ちなみにラッパーも好んで使う人は少なくないらしい。

 

 

チカレタビー(ちかれたびー)

「疲れた」という秋田県花輪の方言。昭和50年、中外製薬の栄養ドリンク「グロンサン」のCMで流行した。

 

 

ちちんぷいぷい

子どもがぶつけたりするなど、軽度のケガした時に使う魔法の言葉(呪文)。子どもをなだめたり、泣き止ませる効果がある。

 

 

茶魔語(ちゃま語)

小林よしのりさんの漫画『おぼっちゃまくん』で主人公・御坊茶魔が使う言葉。「おはヨーグルト」「こんにチワワ」「こんばんワイン」「ありがトマト」「ともだちんこ」などの挨拶をはじめ、かなりの数がある。

 

 

チャンネルを回す

テレビの番組を変えること。1950年代頃から普及しはじめた初期のテレビは、チャンネルがダイヤル式で見ている番組を変えるスタイルだったため、一般的に使われるようになった。その後、ダイヤル式は消滅し、リモコンをチャンネルと呼ぶような人も登場した。

 

 

チョークレバー

自動車用語で「クランク棒」のこと 昔は車には欠かせない道具だった。1970年代頃までは冬場のエンジン始動の際にチョークレバーを引いてエンジンをかけることが多かった。

 

 

チョンボ

失敗したことを表す言葉。

 

 

チョベリグ

1990年代に流行した。超ベリーグッド(Very Good)の略で、「最高」という意味。

 

 

チョベリバ

1990年代に流行した。超ベリーバッド(Very Bad)の略で、「最悪」という意味。

 

 

チャック

ファスナー、ジッパーのこと。

 

 

ちゃっぷいちゃっぷい

「寒い、寒い」のこと。1983年に放映された使い捨てカイロの金鳥「どんと」のCMでのセリフで使われた。CMの内容は縄文時代?の設定で桂文珍と西川のりおが「ちゃっぷいちゃっぷい(寒い、寒い)」「どんと、ぽっちい(どんと、ほしい)」と切実に訴えもの。その後も「どんと」はユニークなCMを立て続けに発表していった。ちなみに「どんと」のネーミングは、「どんと焼き」からとられたもの。

 

 

ちょち(ちょっち)

ほんの少し、ほんのちょっとという意味。

 

 

ちょっちゅね

伝説のプロボクサー具志堅用高氏がよく使う言葉として知られているが、じつはそうではない。「そうですね」という相槌の意味で、「ちょっと(少し)」ではない。という当時の芸人・片岡鶴太郎氏がモノマネで作り上げたもの。

 

 

ちょちょいのちょい

あっという間に、とても簡単に何かをやってしまうこと。

 

 

チョッキ

袖なしの胴衣のこと。胸・腹・背を覆う丈の短い胴着で、インナーシャツとアウタージャケットの間に着るもの。

 

 

ちょっとだけヨ~(チョットだけよ/ちょっとだけョ)

『8時だョ!全員集合』での加藤茶によるギャグ。音楽「タブー(Taboo)」に合わせながらポーズを変え、「チョットだけよ」「あんたも好きねぇ」などという言葉をはさんでいくもの。

 

 

ちょめちょめ

俳優の山城新伍がテレビ番組で好んだ表現。伏せ字を表現するときに使った。

 

 

チョンボ

間違って上がりの宣言をしてしまうことからきている中国語の麻雀用語「ちょんほう(冲和)」から転じた。ミスをしてしまった相手を指摘したり、自分で宣言しながら頭をかかえたりするケースで使われる。

 

 

ちり紙(ちりし/ちりがみ)

現在のティッシュペーパーのような存在で、日常生活の中で気軽に何かを拭いたり鼻をかんだり、トイレ用などに使われた紙。大学ノートサイズの紙が何十枚かお花紙で結ばれた形で売られていた。1970年前後にはティッシュペーパーの登場によって一気に消滅した。

 

 

つぎ、いってみよー!

ザ・ドリフターズのリーダー、いかりや長介が番組の進行上、場面の切り替え時に使っていた言葉。

 

 

つっかけ

かかと側に止めヒモなどがなく、足を覆い包まない履物で、気軽に足を突っ込んで履けるのが特徴。現在のサンダル、ミュールのこと。ちなみにミュールはローマ時代には高貴な男性の室内履きだった。サンダルは古代ギリシアのsandalionが語源となっている。

 

 

つりバンド(ずぼん吊り)

サスペンダーのこと。サスペンダーはアメリカ英語で、イギリスでは「ブレイシーズ」と呼んでいる。日本では1960年代以降、映画などで目に触れることが増えて普及した。サスペンダーという呼び名が一般的になったのは1970年代後半あたりか(推測)。ちなみにバンドはベルトのこと。

 

 

つんぼ桟敷(さじき)

桟敷は芝居用語で、江戸時代の劇場で2階後方で舞台から遠く、役者の台詞がよく聞こえない場所のこと。つんぼは耳が聞こえないこと、もしくは耳が聞こえない人のことを指す差別的な表現。この2つの言葉を組み合わせ、相手に必要なことを知らされない状態のこととして使われた。現在は使われていない。

 

 

テキ

ステーキの略。牛の上質な部位を厚切りにして焼き上げた料理。

 

 

テクシー

タクシーと「歩くこと(テクテク)」を組み合わせた言葉で、大正時代から昭和30年代頃にかけて使われた。車に乗って行くのではなく、テクテクと歩いて行くことを意味する。

 

 

テクノカット

もみあげ部分をできるだけ短く、耳の上に伸びていくラインをシャープにカットした髪型のこと。テクノポップのミュージシャンたちが好んで行っていたヘアスタイルで、日本ではYMOなどの影響で1980年代に流行した。その源流は1975年に発売されたドイツの電子音楽グループ、クラフトワークのメンバーたちのカットだとされている。

 

鉄かぶと

ヘルメットのこと。当初、日本軍は兵器に分類していたために「鉄かぶと」と呼んでいたが、その後は衣服のカテゴリーに変更されて「鉄帽(てつぼう)」と呼ばれるようになったが、戦争体験者の多くは「鉄かぶと」使使っていた。その後は作業用と乗車用に枝分かれした。ヘルメット(helmet)の語源はギリシャ神話のヘルメスにきているという説もあるが、紆余曲折して15世紀頃に呼び名として完成した。

 

 

デパート

別名:百貨店。かつて関東の人は「デパート」を使い、関西の人は「百貨店」と呼ぶ傾向が強かったが、現在はデパートは使われなくなってきている。百貨店が優位でああるが、店名だけをいう人も多くなってきている。

 

 

出歯亀(でばがめ)

のぞき行為など、変態的なことをする男を罵る言葉。明治時代に発生した殺人事件の犯人として捕らえられた男性のあだ名「出歯の亀吉」が転じた。

 

 

田紳(でんしん)

紳士を気どってはいるが、どこかやぼったく垢抜けない男性のこと。田舎紳士を短縮した呼び方。※大正時代の女子高生たちが使っていた言葉としてNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に登場した。

 

 

唐変木(とうへんぼく)

偏屈で変わっており、鈍感で気が利かない「わからず屋」な人のことで、男性に対して使われた言葉。

 

 

どうもスイマセン/どーもスイマセン

昭和の爆笑王と呼ばれた落語家、林家三平(初代)のキメ台詞。柔らかく軽く握った自分の右拳を額にかざすポーズを決めてつつ謝りながら発する言葉。1960年代から連発で使われた言葉だが、たまたま生放送で時間が余った際、カメラに向かって思わず“ 照れお詫び ”として口走ったことで誕生したとされているが、三平の父親である七代目・林家正蔵が使っていた言葉を慌てて口走ったという説もある。

 

ところがどっこい/ところがぎっちょん

「〜だけど、しかしながら」「それでも」「だけど」などといったニュアンスで使われる。今までの話していた話題の予想を180度裏切るような展開時に使用する。同様の使い方で、「ところがぎっちょん」という言い回しもある。これは明治時代に流行した『ぎっちょんちょん』や大正時代の流行歌『東京節(パイノパイノパイ)』という曲から派生している。また1976年にはザ・ドリフターズが『ドリフのバイのバイのバイ』で『東京節(パイノパイノパイ)』をカバーしている。

 

 

とっくり(徳利)セーター

首に密着する丸く高い襟のセーターのこと。お酒の徳利の形状に似ていることから、そのように呼ばれた。その後、アメリカ英語から広がったタートルネックと呼ばれるようになった。ちなみにイギリス英語では同形状のものは、ポロネックと呼ばれている。

 

 

ドッチラケ(バカウケ/ややウケ)

つまらないという意味の「シラケ(白け)」に強調の『ド』を付けて強調した言葉。はなはだしく興ざめというニュアンス。ラジオ番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』で投稿はがきネタの面白さを「バカウケ/ややウケ/ドッチラケ」と区分けしたことで一般的に使われるようになった。関連したモノが多数登場し、アニメ『タイムボカンシリーズ・ヤッターマン』に出てくるガイコツ型メカをドッチラケメカ、谷岡ヤスジ『ヤスジのドッチラケ節』、フジテレビ系「ウゴウゴ・ルーガ『みずいろぞうさん』」のオープニングテーマ『ウハウハイヒイヒドッチラケ』(二葉 百合子)などが有名。

 

 

トッポい

生意気で不良っぽいという意味。悪意があったり、ずる賢い人を「トッポいヤツ」と呼んだりして使われた。明治時代から「抜け目がない」「粗暴である」といったニュアンスで使われた。一部の地方では、「間抜けである」という意味で使われている事例もある。

 

 

トホホ……(とほほ……)

途方にくれたり、情けない気分、やるせない気持ちを表現した言葉。「途方に暮れる」から転じたという説があるが定かではない。

 

 

ドロン

消え去ってしまうことを表す言葉。

 

 

土曜の夜はフィーバーしよう

1977年公開、ジョン・トラボルタ主演の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のキャッチフレーズ。熱狂することを指すフィーバーという言葉はパチンコにも導入され、現在も使われている。

 

 

ドンゴロス

麻袋のこと。珈琲豆などを入れる大きな麻でできた袋で、ダンガリー「dungaree」から転じた。

 

 

トンズラ(とんずら)

悪いことをしたときに逃げること。「遁走(とんそう)」と「ずらかる」の合体語だとされる。単純に現場から逃げる場合を「ずらかる」、仲間を裏切って逃げる場合を「トンズラ」と使い分ける場合もある。

 

 

とんでもハップン(とんでもはっぷん)

相手の言葉を強く否定する言葉。獅子文六の小説『自由学校』(1951年発行)で使われた言葉で、「とんでもない」と英語の「ハプン(happen)」の組み合わせによる造語。会話の中で「とんでもない!」と否定するよりもさらに強く否定する感じで、「とんでもハップン! じつは全然違うんだよ!」的なニュアンス。獅子文六は日本の小説家・劇作家でユニークな作品を多数発表している。ちなみに「とんでもハップン」に続いて「歩いてジュップン(10分)」と付け加えられることもある。

 

 

ドンピシャ

タイミングや答えなどがピッタリ合った時に使われる表現。本来は「どんぴしゃり」という言葉だったが、「り」が省略されて使われるようになった。

 

 

 

 

「な」行の死語一覧

ナウい

今っぽいという意味。ナウは英語の「now」のこと。キングオブ死語のひとつ。

 

 

 

ナオン

女性のこと。業界用語。

 

 

 

ナハナハ

タレント、せんだみつおが使っていたギャグ。「せんだみつおゲーム」でも有名。使うきっかけは、友人の湯原昌幸が使ったこと。「ナハ」はウルトラマンの飛び立つときの言葉。M78星雲の「78」から取って「ナハ」。また、「那覇」でもあるという。

 

 

 

なんちゅうか本中華

1979年に「ハウス本中華」のCMで大橋巨泉が発した台詞。「なんと言っていいのか、わからないけど……」といった曖昧なニュアンスを語呂合わせでうまく表現したフレーズ。曖昧さを笑って誤魔化すとき、自分ではうまく判断できないような時に使われた。

 

 

 

ニヒル

英語のニヒリズム(Nihilism)から転じたという説、ラテン語で「無」「ゼロ」などの意味を持つニヒル(nihil)から使われるようになったという説がある。虚無的で、冷たく醒めている人のこと、もしくは暗い影を感じさせる人。クールでカッコイイという意味合いもある。世代によって解釈の意味合いは異なるようだが、現在はクールという言葉に置き換わっている。

 

 

 

脱ぐとスゴイんです!

1995年、エステティックのTBC(東京ビューティーセンター)のテレビCMで女優の北浦共笑が発した「わたし、脱いでもすごいんです」という言葉が大流行した。

 

 

ねんねこ袢纏(ねんねこばんてん)

乳幼児を背負う際に、背負った子どもの保護や保温のために羽織る上着のこと。通常の羽織よりも広く作られている。

 

 

のうたりん(脳足りん/ノータリン)

脳味噌が足りないと人を馬鹿にする差別的言葉。似たような表現として「能無し」「脳留守(ノールス)」「脳がお留守」などがある。

 

 

 

ノーテンファイラー

戦時中、戦後に頭が悪い(バカ者)ことを指す言葉である中国語の「脳天壊了(ノーテンホワイラー)」が転じて使われるようになった

 

 

飲みにケーション

飲みながら交流して親睦を深めること。飲酒(飲み)とコミュニケーションを合体させた言葉。

 

 

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つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。【死語の世界】に関する記事がそこそこアクセスを集めています。ありがたいことです。 ふと、英語表現でも死語(old schoolな表現)があ …


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肩書きは「エディトリアル・アーティスト」&捨て身の高熱量「プロ無謀家」。集めて、編んで、外に発信することが生業。文章、映像、写真、イベント、コミュニケーションなどを活用しながら編み、考えていることを掘り下げて伝えていきたいと思っています。また、自分に負荷を与えるのが好きな性質を利用して、「プロ無謀家」として獣道を切り開きたいと思っています。

サイトタイトルの『インテリジェンス・ライフ』は「intelligence for good life」の略。生きた情報(インフォメーションではなくインテリジェンス)を大切にしたいという願望からつけました。

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