つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。栃木県那須塩原市のパン会社アキモトは「防災備蓄用缶詰パン」の製造で知られています。私も食べたことがありますが、その缶詰パンの誕生物語がネットに掲載されていました。
決して大きいとはいえない地方のパン会社が世界的に知られるまでのブランディングポイントを自分なりに考えてみました。
ブランディングを模索している人……誰でも自分の価値を高めたいと思っているはずです。しかし、思うように自分をブランディングするのは簡単ではありません。今回は缶詰パンで知られているアキモトを例に、ブランディングのポイントを考えてみました。ブランディングを模索している人にお役に立てば幸いです。
【目次】本記事の内容
<はじめに>缶詰パンのアキモトって、世界的に有名な会社だったの???
ネットを見ていると、何気に気になるタイトルが目に入りました。
それが、これです。
「小さなパン屋が実現、防災と世界の飢餓救済を両立するビジネスモデルとは?」
小さなパン屋が防災と世界の飢餓救済って……
なんだか、めっちゃスゴそうです。
「ダイヤモンドonline」での紹介記事でした。
これです。
https://diamond.jp/articles/-/211928?utm_source=weekend&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor&utm_content=free
内容は『小さなパン屋が社会を変える』(菅聖子 著/株式会社ウェッジ)の紹介記事でした(画像をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)。
記事を読み進めていくと、「ああ、あの会社ね!」となりました。
アキモトの缶詰パンは私も食べたことがあります。
これがスタンダートです。
アキモトの缶詰パンは有名ですので、みなさんの中にも食べたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
それにしても、缶詰パンのアキモトが世界中の被災地や飢餓地域に届けるシステムまでを作り上げているとは知りませんでした。
いやはや、スゴイです。
ちなみに余談ですが、この手の商品は大企業がパクったら一巻の終わりのような気もしましたが、缶詰パンという商品は大企業が手を出しにくいニッチな部分なのかもしれません。実際、調べてみると缶詰パンはたくさんのメーカーが参入していますが、大手企業は名前を連ねておりせん。あまり旨みのある商売ではないのでしょうね。
アキモトの缶詰パン誕生秘話……そして飢餓救済までの物語
缶詰パン誕生きっかけは、阪神・淡路大震災大地震でした。
震災が起きた日、アキモトの社長である秋元義彦氏は自社工場で食パンやバターロールなど2000食を焼き、1日半かけて被災地である神戸まで送り届けました。
……しかし、その思いは100%届きませんでした。
被災者の口に届く前にカビてしまい、半分以上が処分されてしまったそうです。
さぞや無念だったことでしょう。
そんな秋元さんの元に神戸から「保存できる、やわらかいパンを作ってほしい」依頼があり、当時の無念を晴らすためにアキモトの挑戦がスタートしました。
そしてパンを缶詰にするという発想から「防腐剤などの添加物を一切使用せずに、柔らかくておいしいまま3年間(37か月)の長期保存が可能な缶詰パンを完成させました。
要した期間は約1年半で、完成の決め手となったのは、水を吸収し、しかも破れない外国製の紙の採用だったそうです(詳細はダイヤモンドのネット記事やアキモトの公式サイトなどをご覧になってください)。
・ ・ ・
さらに缶詰パンを購入した自治体から「賞味期限がきた商品の扱い」を相談されたことをきっかけに、「ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)」というNGOと協働して「保存食リユースシステム」も考案しました。このシステムによって海外の飢えに苦しむ人たちに缶詰パンが救援物資として届けられるようになりました。
現在、このリユースシステムは「救缶鳥(きゅうかんちょう)プロジェクト」と名づけられ、これまでに国内14都道府県に15万5000缶、バングラデシュ、イラン、ジンバブエなど世界16ヵ国に27万缶を提供されてきています。
素晴らしいですね。
この辺のストーリーはサイトにも詳しく紹介されています。
「株式会社パン・アキモト|パンの缶詰を販売している栃木県那須高原にあるパン屋さん」
http://www.panakimoto.com/
映像で見ると、もっとわかりやすいです。
まずはアキモトの社長である秋元義彦氏のインタビューから。
アキモトがレポートするケニアの飢餓地域の現状、さらに世界にパンを届ける「救缶鳥プロジェクト」についてはこちらからどうぞ。
ブランディングのキモは、3つのポイントに集約される
さて、ここからが本題です。
今回のアキモトのエピソードからブランディングのキモ? コツ?について考えてみました。
まずアキモトがブランディングに成功した理由です。これは簡単に説明できます。
それは……
「缶詰パン」というイノベーションを生み出したからです。
では、イノベーションを生み出したキモはどこにあったのでしょうか。
考えると、3つのポイントが炙り出されました。
それはこの3つです。
(1)無念さを晴らす情念(動機)
(2)困ったを解決する試行錯誤(自助)
(3)専門機関への相談(共助)
一つの方法論として、この3点を絞り込んでいくとブランディングが可能ではないでしょうか。
悔しさを思い出せ! 困ったを探せ! 誰かに相談しろ!
もしあなたが唯一無二のブランディングを実現したいと考えているならば……
悔しさを思い出してください。
困ったを探してください。
自分の全く違ったジャンルと
コラボすることを考えてください。
そこからイノベーションが生まれ、結果的にブランディングにつながっていくことでしょう。
いかがでしょうか?
悔しいことが見つかりましたか? 実現不可能と諦めたことは見つかりましたか? 異ジャンルとのコラボについては見当もつかないかもしれませんね。
この辺を丹念に探っていくと、きっとブランディングの道が開けてくると思います。
言うは易し、行うは……だから一例としてやってみようか(苦笑)
こういうのって、言うだけならば簡単なんです。
しかし、現実は簡単じゃありません。
そこで、せっかくですので挑戦してみようと思います。
何がいいかな……。
そうだ!
ツイッターのフォロワーさん増やしについてイノベーションを生み出すことにしましょう。
なかなかフォロワーさんが増えない無念を晴らしたいですし。
そして、フォロワーさんを増やす自助は……。
やはり!
リプ&フォローですね。
リプ&フォローを徹底的にやればいいだけです。
1000人くらいやってみましょうか。
いや、それは無理か。。。でも、意識して多めのリプ&フォロー(自助)です。
これで多少のイノベーションを生み出すことはできるはず。
さて! 結果はいかに???
では!
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