梶浦由記(かじうら ゆき)さんは、作詞作曲、さらに編曲からプロデューサーまでこなすマルチ音楽コンポーザー&アーティスト。1965年8月6日の東京都生まれで、ドイツ育ち。神作曲家、天才と呼ばれる秘密が気になったので、少しだけ調べてみました。
【目次】本記事の内容
梶浦由記さんの7個のエッセンスをインタビューからピックアップ!
さまざまなネットのインタビュー記事から、梶浦由記さんの魅力や天才の秘密、エッセンスなどをピックアップしました。どのインタビューも読み応えがありますので、ぜひご覧になってください。
「この人の声でこの言葉をこの音程で歌ったら、あーこの人はこのへんの音程が絶対得意だ!」とか、「こういう言葉尻がすごくかっこいいからこれをこういう風にこの人が歌ったらもう、どれだけゾクゾクするかな!?キャー!!」とか言いながら曲書いてる
引用:「2夜連続! “アニメ音楽の大御所”梶浦由記さん登場」(Tokyo FM SCHOOL OF LOCK! )
https://www.tfm.co.jp/lock/lisa/index.php?itemid=13123
いわゆる『プロデュース』はしてないんですよね。好きなように曲を書いてきただけなので。歌ってもらって合わなければどんなに良い曲でもためらわず取り下げました。
引用:梶浦由記氏、“夢の集大成”Kalafinaへの尊敬「本当にすごい人たち」 (ORICON MUSIC)
https://www.oricon.co.jp/news/2114546/full/
歌モノの場合は歌詞も書きますし、作曲、アレンジ、いろいろなことを考えながら作るので、サウンドトラックを10曲作るくらいの労力が掛かりますね。
本や音楽を作る人は皆さんそうだと思うんですけど、自分なりの本に対する解釈や、キャラクターの色や定義をしっかり把握しないと作り始めることができないので。だから本はすごく読みます。原作と脚本は悩むと読むし。でも読み込まないうちのファースト・インプレッションも大事なんです。始めに読んだときに出てくるものって……自分のなかでは正しかったりするんです。
引用:ライブはなによりの「ご褒美」──梶浦由記の思い描くアニメ『ソードアート・オンライン』音楽のセカイ
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1458271367
ここで明日の為のネタとして
呪文を一つ投下致しましょう。
ここは敢えてカタカナ表記で。
サランナンマーラミィヤーイーランナマイヤヤンナンマラマ
サラミィヤ ヤンナンマーラーマヤンナマンナヤラマラマ(×4)
一体どんなライブだよと思われるかもしれませんが、
正真正銘そんなライブなのです。
さあ、貴方も一緒に口ずさんで
梶浦語の世界へ旅立ってみませんか?
思えば歌詞カードも含め、梶浦語を何らかの形で公に表記したのはこれが初めてですね。
引用:「明日、お待ちしております」(梶浦由記オフィシャルブログ)
http://fictionjunction.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_c18c.html
小学校低学年の時はオペラしか聞いていなくてうんちくとか語っちゃったりして、今思うとイヤな小学生だったなと思いますよ(笑)。そのうち兄がビートルズを聞き出したんです。私は音楽にハマるとドハマリするタイプだったんで、ビートルズばっかり聞き出して。小学校4~5年生の時は英語は習ってなかったんですけど、歌詞を全部覚えたくて全部書き写して、いつもその手描き歌詞カードを持ち歩いてましたね(笑)。そう考えると私のルーツはオペラとビートルズなのかな。
本当にお客さんに感謝してるんですよ、だってお金払ってきてくれてるんですよ!それで私が好きなことやって、良かった!楽しかったって言われて、そんないい場所って無いなって、思いません? 来てくれる人に「何聞きたい?オッケーそれやろうか?」くらいの近い距離でやれたらな、って。お互い楽しめるのが最高じゃないですか!
引用:梶浦由記 曲作りのルーツ、ライブに対する考え方を語る
https://spice.eplus.jp/articles/38328
「人生を賭けて1つの絵を創り上げている」ことについて……まだまだですよ。現状15%くらいですかね。まだ全然ダメ。あと何年やんなきゃいけないんでしょうね。あと80年くらいかな?(笑) まあでも100%になっちゃったら音楽をやめちゃうと思うので、それでいいのかなとは思いますけどね。だから楽しく続けられているっていう。
引用:梶浦由記インタビュー 人生を賭けて描く1つの絵(音楽ナタリー)
https://natalie.mu/music/pp/kajiurayuki/page/3
語弊がある言い方かもしれませんが、サウンドトラックを作る仕事をするようになってから少しして、「私は使い捨てられる音楽を作る仕事に就いたんだな」と思ったんです。
ところが、「Yuki Kajiura LIVE」をやるようになったら、過去のものになったと思っていた音楽が命を吹き返したんですね。それで、自分のサウンドトラックに対する考え方が、また変わって。
引用:【インタビュー】梶浦由記が贈るサウンドトラックのみのライブが、ファン待望の音源化!(アキバ総研)
https://akiba-souken.com/article/45540/?page=4
「ユリイカ」2015年11月号 特集=梶浦由記は、必読!
ユリイカ 2015年11月号は、「特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽」という形で、3万字超のロングインタビューや世界観の探求が展開されています。
中心は梶浦さんへのロングインタビュー「世界制作の〈詩学〉」。
大ボリュームで幼少期の出来事、音楽活動のきっかけなど、エピソードが満載です。文学的感性と音楽への創作活動の関連性などに迫っています。
「ユリイカ 2015年11月号 特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽 Kindle版 」
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祝! 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌「炎」がレコード大賞を受賞!
2020年12月30日に『第62回日本レコード大賞』の授賞式が行われました。
レコード大賞を受賞したのはっ!
LiSAさんが歌う『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌「炎(ほむら)」でした。
この曲です。
LiSAさんは受賞時に「私が今回こうして立たせていただいていますが、作詞作曲の梶浦由記さん(作詞はLiSAさんとの共作。後述)はもとより、(『鬼滅の刃』原作者の)吾峠(呼世晴)さん、アニプレックスの皆さん、ソニーミュージックの皆さん、ファンの皆さん、本当にたくさんの方に支えていただいたと思っています」とメッセージを伝えたことで、作詞作曲の梶浦由記さんにも注目が集まりました。
「炎(ほむら)」自体、オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングで11週連続1位を獲得し、同ランキングの連続1位獲得週数で歴代1位を記録した名実ともにナンバー1! 誰も異論を挟みようもない2020年を代表する曲として金字塔を打ち立てました。
この「炎(ほむら)」の誕生秘話、さらに『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』自体の音楽も魅力などがたっぷり掲載されている記事がありました。
共作だったからこそ、とてもいい歌詞になった。最初に書いた歌詞は『痛み』が強く出てしまったのですが、(中略)LiSAさんが前に向くための気持ちやエネルギーを乗せてくださってありがたかったです」
引用:「鬼滅の刃 無限列車編」感動を誘う“音楽の仕掛け”とは? LiSA「炎」誕生秘話も 梶浦由記×椎名豪【インタビュー】(アニメ!アニメ!)
https://animeanime.jp/article/2020/11/13/57606.html
合わせてレコード大賞受賞時の様子などをLiSAさんがブログにアップされています。
少しずつ色んな出会いをしながら
色んな別れをしながら
宝物を増やしながら
大切な仲間と幸せを増やしながら
たくさん愛情をもらいながら
全力で走って来た先にいただいた賞でした。
だから、みんなと一緒にいただいた賞でした。
だから、出会ったみんなに贈りたい賞。
引用:第62回『輝く!日本レコード大賞』(LiSAオフィシャルブログ「今日もいい日だ」Powered by Ameba)
https://ameblo.jp/lxixsxa/entry-12647563821.html
この気持ちが曲に乗り移ったからこそのレコード大賞の受賞なんでしょうね。
おめでとうございます!
『鬼滅の刃』の音楽は、フィルスコだった!
ちなみに『鬼滅の刃』の音楽担当は椎名豪さんで、フィルスコで行われていたそうです。フィルスコというのは、「フィルムスコアリング」のこと。
曲ありきではなく、映像ありきで曲をつけていく方法です。
これはどういうことかというと……
映像との親和性の高い挿入曲を作ることができるということです。
『鬼滅の刃』は映像自体も非常に手間をかけていますが、それは音楽も同様だったのです。
しかし、フィルスコはめっちゃハードです。
映像が来たら、すぐに(1日程度で)曲を作り、そのままデモ演奏・録音・アレンジが続き、「写譜屋さん」が楽譜を起こして最終レコーディングとなります。
『鬼滅の刃』自体はコロナの後押しもあって興行記録を塗り替えたとも言われていますが、間違いなくクオリティーが高かったからこその結果だったといえるでしょう。
では!
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