【セブン－イレブンが100円生ビールの販売中止】初日にとり止めた理由は？

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。セブン－イレブンの首都圏一部店舗で100円ビールを販売するようですね。ビックリです。実際にどこの店舗で販売されるか猛烈に気になったので、調べてみました。

そして、ご存じのとおり初日に販売とり止めという展開となりました。二度ビックリです。その理由を勝手に想像してみました。

 

 

想定以上の需要で供給が追いつかない！　100円生ビール急遽中止

すでのご存じのとおり、セブン－イレブンが100円生ビールの販売を中止しました。

しかも販売当日の発表です。

予定されていた店舗ではサーバーも撤去されたようですね。お見事です。

 

「セブンイレブン１００円ビール発売中止」というニュースが出ていたので、セブンイレブン 三鷹牟礼6丁目店に見に行ったら昨日まであったサーバーがきれいさっぱり撤去されていました。
それはもう見事に。#三鷹市 pic.twitter.com/lbVjAVF38W

— 三鷹っ子 純情 (@MITAKA_TARO) 2018年7月17日

 

 

当然でしょうが、「セブン－イレブン」や一番搾りの「キリンビール」のツイッターにはお詫びの言葉すらありません。サイトにも載っていません。

 

こういうのキライです。

 

反面教師にしたいと思います。

 

さて、気になる販売中止の理由です。

セブン－イレブン側の公式発表は以下のとおりです。

 

 

 

 

販売中止の理由は？　ネットの噂を勝手に検証する

 

（1）想定以上の需要が予想された（可能性80％）

担当者の話は意外と正しい理由かもしれません。

ちなみにキリン一番搾りの生樽は7・15・20リットルの3種類のはずです。

中ジョッキ換算でそれぞれ何杯とれるでしょうか。

 

 

仮に15リットル生樽を店舗に用意するとして、ちょい飲みスタイルだと100杯くらいはいけるでしょうか。

この暑さですから、100杯くらいはすぐにいっちゃいそうです。樽の交換とかも大変そうです。仮に供給が間に合わなくなったら、トラブルも発生しそうです。

バイトさんが樽交換＆メンテナンスをスムーズにできるのかどうかも疑問が残ります。

とにかく不十分な対応が容易に予想されます。

 

 

（2）市民から苦情や疑問の声が想像以上だった（可能性70％）

一定数の苦情が出るのは想定していたはずです。誰でも考えつくことです。

しかし、思った以上に苦情があったのかもしれません。

自動車の飲酒運転や居酒屋殺しはともかく、自転車の飲酒運転や店舗周辺での酔っぱらいトラブルが懸念されますから。

 

 

（3）警察からの指導（可能性10％）

店舗で生ビールを販売することでいちいち警察が指導するでしょうか？

私は今回のケースではしないと思います。

こんなことで指導するよりも、もっと指導すべきことはあると考えます。

 

 

（4）酒類販売業免許＆飲食店営業許可の問題（可能性0％）

基本的に酒類販売業許可と飲食業許可は相容れない資格です。要するに酒類販売業許可を取っているセブン－イレブンで飲食店営業行為はダメ、という理由から出てきています。

しかし、これは販売スペースと飲食スペースを明確に区切ることで可能です。イートイン方式の店舗であれば多少はグレーでもクリアできるはずです。事前に保健所と話をして細かいチェック（照明の明るさ、トイレの設置、洗浄槽の設置など、項目はたくさんある）も受けなくてはなりません。この部分を忘れるようなチョンボは素人ではないので、ありえない話です。

とくにセブン-イレブン三鷹牟礼6丁目店っていうのは、全国にあるセブン店舗の中で最も有名なお店の一つです。昨年は1974年のセブン初出店以来の大幅なレイアウト変更で注目されたお店です。

そういった部分でも、大事なルールを忘れるわけがありません。

そもそも、すでにミニストップが2015年から展開している「cisca（シスカ）」では生ビール提供は行われていることですし。

 

駅中コンビニ「NewDays（ニューデイズ）」では、なぜ販売可能なのか？

これは問い合わせれば簡単に答えがわかると思われます。

でも、問い合わせていないのでわかりません。

上記の「酒類販売業許可と飲食業許可は相容れない」という観点から考えると、ありえない話なんです。

 

不思議です。

 

特例でしょうか？

駅中だと交番も隣接しているからでしょうか？

 

 

以上、セブン－イレブンが100円生ビールの販売中止に至った理由を勝手に考えてみました。

テスト販売なんですから、どうせならば一週間でもいいからやってほしかったですよね。

反対する人も多いでしょうが、喜ぶ人も多かったと思いますから。

ここまでやってきた担当者は無念だったことでしょう。

ここから下部分は完全中止が発表される前の情報です（一部加筆修正しています）。

 

 

 

100円ビールはスタート前に頓挫？　新所沢駅東口店は急遽中止

本日、7月17日（火）からスタートする予定のセブン－イレブンの100円ビールですが、スタート前から暗礁に乗り上げてきたかもしれません。

 

2018年7月17日1:50現在の情報では、新所沢駅東口店は急遽中止となった模様です。

 

これが一時的な保留なのか、完全中止なのかは不明です。

多分、流れ的には完全中止でしょう。

セブン－イレブンからの公式アナウンスは「三鷹牟礼6丁目店」だけですから、それ以外の店舗は保留になっている可能性が高いと予想されます。

さらなる続報は、あらためて。

 

 

 

セブン－イレブンの100円ビール販売“取りやめ”店舗リストはこちら

セブン－イレブンの100円ビールが7月17日（火）からスタートします（結局、初日に取りやめ）。

ビールサーバーによる生ビールのテスト販売で、首都圏数店舗が予定されています。

売れ行きの動向と社会的な評価次第では、店舗数も増えていく可能性がありそうです。

ちなみに銘柄は「キリン一番搾り」で、Sサイズ100円 ＆ Mサイズ190円（共に税込み）で販売されます。

コーヒーと同じ方式で、カップ売りのスタイルです。自分でサーバーの「ビールジョッキボタン」を押して注ぎます。

容量は現時点では不明ですが、Sサイズで150ml程度でしょうか。かなりミニサイズのようです。個人差はありますが、ふたくち程度で飲みほせる量という話もあります。

勘違いしていた人もいるでしょうが、中生が100円というわけではありません。コスト的には高い印象です。ただ、一口だけでも飲みたいという人にとっては、非常に買いやすいですよね。なにせワンコインですから。

 

さて！

 

気になる販売店舗です。

 

現段階でオープンになっている情報やツイッター投稿に基づくと、下記店舗は確定です。最新情報は随時アップしていきます。

 

＜100円ビール販売店舗＞

セブン-イレブン 三鷹牟礼6丁目店（急遽販売取りやめ）

セブン様…！ pic.twitter.com/pwtcrgcktv

— sou-hayashi@ぷっちょん (@ruby_luna_noir_) 2018年7月14日

 

住所：東京都三鷹市牟礼６丁目１−１７
電話：0422-46-6348
マップ：

 

 

 

セブン-イレブン新所沢駅東口店（急遽販売取りやめ）

なんと！

前出のとおり、

新所沢東口店は急遽販売中止（保留？）となったようです（2018年7月17日1:50現在情報）

 

近所のセブンにビールサーバー降臨w pic.twitter.com/lVYWtgXvYn

— 渡部 昇治 (Shoji Watabe) (@DGSLCEO) 2018年7月13日

 

住所：埼玉県所沢市松葉町１１−１
電話：04-2994-2130
マップ：

 

 

 

セブン-イレブン茅ヶ崎？（急遽販売取りやめ）

現段階では店舗は限定できていません。茅ヶ崎の方の投稿を確認しただけです。

現段階では、三鷹と所沢は確定しています。

あとは明日にでもサーバーが設置されるでしょうし、また追加情報が出てくるでしょう。

しかし、15日（日）の18時現在、まだ新しい情報は確認できていません。不思議です。

 

 

 

 

 

 

駅中コンビニ「NewDays（ニューデイズ）」では2017年3月よりスタート〜販売店リスト

意外と認知されていないのが、駅中コンビニ「NewDays（ニューデイズ）」での生ビール販売です。

2017年3月15日より行われています。ご存じだったでしょうか？

じつはその前年、2016年にも行われて好評だったことを受けて再開したものなんです。

常磐線流石だな。駅の売店(ニューデイズ)に生ビールサーバーおいてあるぞ。 pic.twitter.com/2tzfUSpGE3

— 無職・腰痛・咳・痰(都市対抗〜18.20〜22.24) (@oowarai) 2017年4月22日

 

都内の販売店舗は以下のとおりです。

 

 

 

街中コンビニでの生ビール販売は社会的に問題視されそうな予感

セブン-イレブンの生ビール販売は沖縄やタイでも行われたことがあります。

とくにタイでは社会的に問題視され、テスト販売の段階で中止となりました。

 

日本ではどういった反応が出るでしょうか。

 

実際、アルコール自体は販売されたいるわけですから、もしも問題視されるとするならば、店舗周辺でのマナーなどがやり玉にあげられそうですね。

あとは自転車の飲酒運転も増長させそうです。

また、ビールサーバーのメンテナンスなどの問題も出てきそうです。店員は苦労しそうです。

 

 

ビールサーバーは「ホシザキ」。スポンジ洗浄は誰がする？

ビールサーバーは「ホシザキ」です。

日本で初めての全自動製氷機を開発した会社です。厨房機器の代表メーカーです。

問題は

 

サーバーの洗浄を誰がやるのか？

 

という部分です。

 

生ビールはサーバーの洗浄次第で大きく味が変わってきます。「水通し」「スポンジ通し」などをキッチリやるのは手間です。

きっと、洗浄は放置して、8月末あたりまでの夏限定販売で逃げ切っちゃうことを考えているんじゃないかと思っています。。。いや、さすがにそれは無茶でしょうか。サーバーは1週間に一回は洗浄しておくのが理想とされていますから。

 

 

 

オススメの家庭用ビールサーバーは「スタンドビアサーバー」しかない！

話は少し脱線しますが、家庭用ビールサーバーで個人的にオススメなのが、グリーンハウス「スタンドビアサーバー」です。

冷却機能付きスタンドビアサーバーで、1秒間に4万回もの高速振動する超音波で発生する細かくクリーミーな泡は、他の追従を許しません。

 

クリーミーな泡は

ビールの炭酸や香りを逃さず、

さらに程よく苦み成分を吸着してくれます。

 

泡の重要性を耳にしている人も多いと思いますが、その違いを家でジックリ味わうことができます。

多分、時期的に品薄になっていると思います。気になった人は、すぐにゲットして、この暑い平成最後の夏を楽しんでください。

 

 

 

 

そもそもビールの売上げ減がスタートの理由？

最近は「ストロングゼロ」の大躍進などをはじめとして、ビールが売れなくなってきています。さらに酒税のせいで、販売する方にもうまみがなくなりつつあります。

そんな理由があって、ビールメーカーが販路を広げようというする企みが理由でしょうか。

合わせてちょっとした「つまみ」が売れれば、セブン-イレブンにもプラスになりそうです。

 

“海の家”的な粗稼ぎも期待できそうです。

 

いずれにしても今年は猛暑ですので、「セブンでちょい飲み」は話題になりそうです。

きっとこの暑さを利用して、急遽スタートさせたんだと思います。

いや、もしかして事前に発表すると批判が出ることを予測しての狡猾な押し切りかもしれません。

 

それよりも、いまだにセブン全店舗で実施されると思っている人も少なくないようですね。

どうしてこんな唐突かつ中途半端な形でスタートを切ることになったんでしょう。真面目に考えると不思議でなりません。

 

・　・　・

 

そして、挙げ句の果てには初日に販売とり止めという前代未聞？の失態です。

ツイッターなどではお詫びの言葉すら出てきていません。

このくらいのタフな精神力を私も見習いたいところです。

 

 

 

“居酒屋殺しの100円生ビール販売”だって？　んなわけないよ

トレンドワードで“居酒屋殺しの100円生ビール販売”が急上昇しているみたいですね。

 

居酒屋殺し？

 

そんなわけないですよ！

 

むしろ“セブンちょい飲み”で勢い付いて、居酒屋は殺されるどころか、かえって儲かるんじゃないでしょうか。

そもそも“セブンちょい飲み”と居酒屋飲みでは、スタイルが全然違いますから。

なんかツイッター見てると、ストレートすぎる思考が増えているような気がします。

 

まさかの敵前逃亡!?

結果がどうなるか楽しみでしたが、まさかの敵前逃亡!?って感じでしたね。

これは敵前逃亡というわけではありませんが、「藤波－カネック戦」や「アイムソーリーとバックステージに消えたマイケルシェンカー」を思い出してしまいました。