【テックアット社が飛んだ？】マルイや西武に「Canme（キャンミー）」展開していたが

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。

 

女性の好きを集めた体験型セレクトショップ「canme（キャンミー）」を新宿マルイや有楽町マルイ、西武池袋店などで展開していた株式会社テックアットが飛んでしまったようです。いったいなぜでしょうか。

 

 

 

株式会社テックアット経営陣が一斉に飛んだ!?

事態が発覚したのは2023年8月29日のことで、株式会社 anteadの代表取締役、板垣佑弥氏のよるツイートでからでした。

 

こちらです。

 

恥を承知で書かせていただきます。

株式会社テックアットが運営するcanmeへ販売委託契約を結んでおりましたが、売掛金未入金と契約書に則り、期間前解約による業務委託金の返金を申し出ておりましたが、経営陣一斉に飛んだようです。

本社は施錠されていて応答なく、おそらくすでにもぬけの殻。 pic.twitter.com/TNEWqk51zk

— 板垣佑弥｜antead inc. (@taisuke48ajax) August 29, 2023

 

 

 

その後、テックアット社の提携倉庫会社と連絡は取れているようですが、状況は悪くなる一方です。

 

 

【ご案内】各メーカー様へ拡散希望

商品在庫の返品に関して、
テックアットの提携倉庫会社と連絡が取れており、僭越ながら当社がメーカー代表となって取りまとめの上、返送対応を進めようと検討しておりました。
しかしながら管財人のご連絡が入ったことで、提携業社様も対応に困っている状況です。

— 板垣佑弥｜antead inc. (@taisuke48ajax) September 2, 2023

 

 

 

 

テックアット社による販売委託契約金を狙った計画倒産？

福岡の経済状況を伝えるメディア「NetIB-News（ネットアイビーニュース）」によると、販売委託契約金を狙った計画倒産の疑いがあるようです。

 

 

 

 

「canme（キャンミー）」とはどういうショップ？

「canme（キャンミー）」は、体験型セレクトショップ「newme（ニューミー）」をリブランディングしたショップです。

 

「newme（ニューミー）」は体験型セレクトショップとして2021年9月に福岡天神西通り近くに第1号店をオープンし、新宿マルイ・有楽町マルイ店と店舗を拡大。今年の2023年3月に「canme（キャンミー）」として新たに発進したばかりでした。

 

中国・韓国を中心とした海外ブランドの取扱いに加え、美容商材だけにとどまらない商品カテゴリー（コスメ・スキンケア・食品・アパレル・雑貨）の拡充を行い、グローバルブランドへとステップアップするのがウリだったわけですが……。

 

「newme（ニューミー）」時代でも福岡ソフトバンクスホークスのタカガールのオフィシャルスポンサーとして、4万人のお客様に向けたプロモーション活動を実施。大きな反響がありました。さらにInstagramやYouTube・TikTok等のSNSでの商品プロモーションも好評で、「オンライン×オフラインのチャネルを持つ業界初のショップ」として、話題を集めていました。

 

つい先日までは西武池袋本店2階ナチュラルコスメイベントスペースでポップアップストアなども開催していました。

 

 

それがなぜ……。

 

 

 

代表の延山勇貴氏はどんな人？

テックアット社の代表、延山勇貴氏はどんな人なのでしょうか。

 

ツイッターには「代表の延山勇貴氏は裕福な私生活を送り、社員の給料も直近2ヶ月未払いだったとの話も聞いています」という投稿もありました。

 

こちらです。

 

代表の延山勇貴氏は裕福な私生活を送り、社員の給料も直近2ヶ月未払いだったとの話も聞いています。

法の下に逃げられたとしても、必ず見つけ出して、謝罪を求めます。

関係者の方、ぜひご連絡ください。
一緒に戦いましょう。#テックアット #canme

— 板垣佑弥｜antead inc. (@taisuke48ajax) August 31, 2023

 

 

延山勇貴氏の簡単なプロフィールは以下のとおりです。

 

 

30代でありながら、かなりやり手のイメージです。

 

「テック×リアル」「最新テクノロジー導入」などを柱にした新しいショッピング体験自体は悪くない発想だと思いますし、実績もなかなかなものだったはずですが……。

 

続報がありましたら、追記します。

 

では！