つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。非常に腹が立つことがあり、吹っ切るまでに時間がメチャメチャかかってしまいました。こういうときはスパッと忘れるに限るんですが、なかなかうまく切り替えられないことも多いはず。そんなときに、いい解決方法を教えてもらいました。
怒りをうまくコントロールするのはブランディングには欠かせない要素です。うまく怒りを凌いでいきたいものです。
怒りを少しでも早く忘れてしまいたい人……生きていれば腹が立つことも起こります。怒りはエネルギーを浪費させるだけですし、できるだけ早く忘れてしまった方がいいわけですが、簡単にスイッチを切り替えることができないこともあります。そんなときには、これから紹介する「紙に書いて丸めてポイッ!」をやってみてきださい。意外と効果ありますよ。
【目次】本記事の内容
<はじめに>あまりにも勝手なことを言ってくる輩に激怒り!
先日、私として恥ずかしい限りですが、激怒りしてしまいました。
あまりにも腹が立ったので、ブログで内容を全部ブチまけて告発してやろうと思ったほどです。
ツイッターにもこんな投稿をしてしまいました。
今日はものすご〜〜〜〜く腹が立つことがあって、あまりに頭に来たのでブログに赤裸々に起きたことを書いて罵ってやろうと思ったけど、怒りを拡散するのは最低な行為だと気づき思いとどまったww
できるだけ関わらないようにするのが得策ですね
オレとしたことが……それにしてもムカついたww
— つなワタリプロ無謀家高熱量&創造的に鬼作業 (@27watari) August 5, 2019
思い出すと、まだちょっと腹立たしさが蘇ってくるわけですが、ここ最近、破廉恥で勝手なことを平気で言ってくる輩が増えた気がします。
どうしたって世の中に余裕がなくなるとギスギスしてきちゃいますから仕方ないんですが。。。
ツイートにも書いたとおり、危うく怒りを拡散するなんて最低な行為をするところでした。
怒りを消す方法は簡単! もっともスマートで効果的な怒りの処理方法は?
このツイートには、50件以上の「いいね」やリプをいただきました。
その中にこんな怒りの処理方法を教えてくださった方がいらっしゃいました。
「ちもにゅーやる気UP&珈琲Blog+ゆっくり実況(@chimonew)」さんのリプです。
ムカついたことは紙に書き出して、丸めて捨てるといいってパレオさんかDaiGoさんが言ってたような!
— ちもにゅーやる気UP&珈琲Blog+ゆっくり実況 (@chimonew) August 5, 2019
ちもにゅーさんも追記されていますが、紙に何かを書く行為は、「認知行動療法のひとつ」です。
書いて捨てることによって、ネガティブな意識も抹殺することができます。
そもそも「負の感情」を捨てることは快感であり、カタルシスです。
これは脳がそのように判断するようになっています。
不快なものは全部吐き出すように書き出し、捨てましょう。
そうすれば心は浄化され、脳内のモヤモヤもスッキリとします。
これがもっともスマートで効果的な怒りの処理方法です。
何か起きたら、まず紙に書く習慣を身に付けよう!
紙に書くことで問題は明確にされ、炙り出された課題を冷静かつ客観的に判断することができます。
さらに!
書いた紙の処理方法によって、
意識を変えていくことができます。
書いて捨てれば忘れられますし、書いたものを壁に貼って常に目に触れるようにすれば意識を強く脳に定着させることになります。
紙に書くこと、そして書いた紙の処理は、非常に大切な行為です。
『書くだけで自分が9割変わる』や『なかづか日報』の著者である中司祉岐(なかづか よしき)さんは1日7分だけ集中して紙に書き出すことを推奨しています。
「ラブレターは一晩おけ」なんて言葉がありますが、感情の赴くままに吐き出すことは、思ってもいない言葉が暴走する可能性もあります。
紙に書けば……さらに音読まですると、「書くこと、見ること、読むこと、聞くこと」という五感で判断をすることも可能です。
どちらがいい結果につながるかは説明するまでもありませんね。
中司さんの著作が気になる方は下記から飛んで行ってください(画像をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)。
「怒りの投稿」は、最速で世の中に拡散する?
さて、「怒ったら紙に書け! 適切に処理せよ!」という話で終わってもいいんですが、もうちょっと怒りについて調べてみました。
まず、怒りの拡散力についてです。
中国の北京航空航天大学(Beihang University in China)の研究によると、最速でツイッターやfacebookなどで拡散される投稿は、『怒り』だったそうです。
北京航空航天大学のサイトはこちらです。
北京航空航天大学(Beihang University in China)
https://ev.buaa.edu.cn/
研究内容に関しては、こちらをご覧になってください。
「What Emotion Goes Viral the Fastest?(Smithsonian.com)」
https://www.smithsonianmag.com/science-nature/what-emotion-goes-viral-fastest-180950182/
ただし、こういった拡散内容に関しての調査結果は、国の状況などに影響を受けそうな気もします。
アメリカでも同様の研究が行われています。
『Contagious: Why Things Catch On』の著書で知られるペンシルバニア大学ウォートンスクールの教授、ジョナ・バーガー(Jonah Berger)氏による研究によると、
『怒り』よりも『恐れ(畏怖)』の方が拡散力が大きかったという結果も出ています。
Jonah Berger氏の講演やインタビューなどはネットにいろいろ出ていますので、興味のある方はどうぞ。
SNSは素敵なツールですが、怒りを拡大再生産するツールでもあります。
要するに、ヘタすれば、一瞬にして、多くの人たちの脳を汚染することが可能なツールでもあります。
できるだけ感情にまかせた怒りの投稿はしない方がいいですし、もし怒りのツイートを見たら、そっと目を閉じることが必要ですね。
本当に怒るならば、責任持って最後まで怒りを持ち続けよ!
怒りという行為はマイナスでしかありません。
過去の先人達も警笛を鳴らしています。
「怒りは儚い狂気である」(ホラティウス/古代ローマ時代の詩人)
「憤怒は常に最悪の役回り」(レーニン)
「怒りは、それを起こさせた相手の過失よりも悪いことがよくある」(セネカ)
「怒りと愚行は相並んで歩み、悔恨が両者のかがとを踏む」(ベンジャミン・フランクリン)
「怒を敵と思へ」(徳川家康)
「憤怒は他人にとって有害であるが、憤怒に駆られている当人はもっと有害である」(トルストイ)
「飢えた人々の目の中には、次第にわき上がる激怒の色がある」(スタインベック)
たいがいの場合、怒りは何かの代償行為です。一瞬の徒花にすぎません。
しかし、何かに関して責任を持ち、貫き通す怒りは少しだけ違うと私は思います。
例えば、世の中の理不尽さと戦うようなケースですね。
どうせ怒るのならば、持続性と行動力が伴った怒りでありたいものです。もちろん怒りとして拳を振り上げる必要はありません。
<おまけ01>女性の怒りは、寂しさの裏返し
ちなみに怒りついでにワンポイント怒りの雑学です。
全員に当てはまるわけではないでしょうが、「女性の怒りは寂しさの裏返し」という説があります。
要するにイライラしている女性は、なんらかの理由で「寂しい状態になっている」場合が多いらしいです。
<おまけ02>怒らない人は、ある意味ではサイコパスかも??
ついでに2つ目のワンポイント怒りの雑学です。
ほとんど怒らない人は素晴らしいんですが、穏やかすぎる人は見えない部分で歪になっているケースもあります。
サイコパスな可能性があるので要注意です。
「あんな穏やかな人が、こんな酷いことをするなんて!」みたいなケースは、ごくごく当然な結果なのです。
<さいごに>怒りをうまくコントロールして、好感度アップ!
基本的に怒りの感情は手放した方がブランディング的にも正解だといわれています。
怒り自体、ものすごいエネルギーを消費します。
限られたエネルギーで最高のパフォーマンスを発揮するためには、怒りの感情は不要でしかありません。
短気は損気です。
ブランディング的に、怒りをコントロールするのは基本といえるでしょう。
以上、怒りの処理から派生した「怒り」の話題でした。
では!
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