【キン肉マン第347話の予想と結果】超神がだんだん小物化してくる哀しさ

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。『キン肉マン』第347話の展開予想＆ネタバレ答え合わせの記事です。

 

いままでは『キン肉マン』のネタバレと次回の展開予想をしてきましたが、第339話から展開予想＆ネタバレ確認（答え合わせ）するスタイルに変えました。よろしくお願いいたします。

 

 

 

＜はじめに＞【キン肉マン第347話】の予想

◯第347話の予想ポイント

超神の「リアルツインDDT」が炸裂！　どうなる？

 

 

◯ザックリとした予想

第346話が公開された時点では、下記のポイントを挙げました。

 

＜つなワタリの展開予想＞
「リアルツインDDT」炸裂→フェニックスは平気！　なぜだ？→ビッグボディが完全にダウン→駆け寄るフェニックス「ハッ！　そうか！　お前が強力の腕でダメージを最小限にしてくれたのかっ！」→気がついたビッグボディが「まだまだ、全然平気だ」と笑う→さらに超神に突っ込んでいくビッグボディだったが力尽きる……。

 

いかがでしょうか？

 

新シリーズでビッグボディはあまりにも優遇されすぎました。ここいらでカットアウトするのがベストでしょう。しつこいかもしれませんが、ビッグボディチームのメンバーを再登場させるのも悪くありません。感動的なビッグボディとの別れは、新シリーズ次第の山場となるはずです。

 

さて……もし第346話が公開された後のネタバレ答え合わせ＆感想記事に興味を持たれた方は、こちらをご覧になってください。

 

 

では、第347話の展開予想です。

 

◯「リアルツインDDT」で超神の凄さを見せつけてほしい

超人たちを粛清するために地球にやってきた超神たちですが、ここまで圧倒的な強さを発揮していません。フェニックスチームが強いとはいえ、超人の方が優勢なムードでここまできてしまいました。

 

正直……がっかりです。

 

もっと圧倒的な強さを発揮すると思いきや、肩透かしな印象は拭えません。だからこそ、「リアルツインDDT」は圧倒的な破壊力を見せつけてほしいです。

 

さて、どうなることでしょう。

 

 

・　・　・

 

 

では、第347話の展開予想です。

 

 

いかがでしょうか？

 

さて、どうなることでしょう。まずは第347話の更新（2021年5月24日）が楽しみです。

 

答え合わせは更新後に！

 

さて、これ以降は第347話のネタバレを含んだ記事となります。まだ「キン肉マン／週プレWEB 最新 第347話」を読まれてない方は、まずは先にご覧になってくださいね。→ 最新話はこちらから（https://wpb.shueisha.co.jp/comic/）

 

 

 

 

 

 

超神の強さが感じられない！　やり直し！　第347話のネタバレ答え合わせと感想

第347話のネタバレ答え合わせです。

 

＜注意＞ここから先は最新話である第347話のネタバレを含んだ内容です。まだご覧になっていない方や物語の展開を知りたくない方はご注意ください。ここでストップしてくださいね。

 

今回は「ビッグボディが瀕死の状態に追い込まれる」と予想していましたが、そんな状況にはなりませんでした。またもや予想はハズレです。ドンマイ！

 

では、ネタバレいきますっ！

 

 

・　・　・

 

 

第347話のタイトルは『インテリジェンス・モンスターの真価 !!の巻』でした。

 

煽りの文章は「過つは超人の性　許さずは超神の心……」がイマイチわかりにくかった人も少なくなかったのではないでしょうか。

 

これは「過つは人の性、許すは神の心」をもじったものです。意味は、『人は誰でも過ちを犯しやすく、その過ちを許すのは神である』ということ。イギリスの詩人、アレキサンダー・ポープの『批評論』に出てくる名言です。ポープはシェイクスピアなどと並ぶ存在ですが、残念ながら日本ではあまり有名ではないですね。amazonでチェックしても、ほとんど出てきません。なんということか……下は『ポープ詩選』 (研究社英米文学叢書)です。30年前の貴重な一冊です。

 

 

 

横道に逸れましたが、「過つは超人の性　許さずは超神の心……」というのは、つまり、『超人は過ちを犯しやすく、その過ちを超神は許さない』というニュアンスとなります。

 

 

・　・　・

 

 

そこまで超神を絶対的な存在にしようとするならば、今回の展開はイマイチでした。なにより超神の圧倒的な強さは感じられませんでしたし、理性の神であるイデアマンは単なる好戦的な痛めつけオタクといった雰囲気です。

 

正直、「やり直し！」と言いたくなるような展開でした。

 

では今回の流れをザックリと確認します（ネタバレを含みますので注意）。

 

 

◯第347話の構成（全18ページ）の確認

3ｐ：超神ツープラトン炸裂＆超人ダウン →「静」
2ｐ：立ち上がるフェニックスとビッグボディと怒り超神 →「静動」
4ｐ：フェニックスとイデアマンの会話と肉のカーテン →「静動」
3ｐ：ビッグボディの逆襲 →「中動」
3ｐ：フェニックスが流血ダウン →「中動」
3ｐ：フェニックスの逆転（マッスル・リベンジャー） →「大動」

 

簡単に言ってしまえば、超神と超人の戦いのシーソーゲームといった展開でした。

 

フェニックスとビッグボディの「やられた感」があまり出てなかったので、メリハリに欠けた印象です。

 

みなさんはいかがでしたでしょうか？

 

 

・　・　・

 

 

ここから先は、今回の気になったところを書いてきます。賛否両論あると思いますが、共感していただければ幸いです。

 

 

◯「リアルツインDDT」の威力がイマイチ！

まずは完全に決まったと思った「リアルツインDDT」ですが、フェニックスとビッグボディはフラフラになりながらも立ち上がってきます。

 

ここで残念ながら超神の強さがガクッとトーンダウンしてしまいました。

 

ここで超神は「こ、こいつら、どういうことだ!?」と不思議に感じますが、せめて身体が発光したら説得力もあったのですが……。

超神たちは超人を粛清するはずでしたが、まったく期待はずれ。非常に残念です。

 

 

◯理性の欠片もない！　小物感漂うイデアマン

イデアマンは理性の神ですが、言葉が汚いです。さらに相手を攻め込む際にハアハアと興奮しています。

これじゃ理性の神などと……名乗るのは恥ずかしくないのでしょうか。

今回のラストは、理性を失った隙をフェニックスにつかれる展開となります。

 

 

◯狂気の凶器攻撃！　反則やりすぎノトーリアス！

狂気の神、ザ・ノトーリアスもいただけません。反則ばかりです。爪と牙でフェニックスとビッグボディは血だるまになりますが、そもそも超神の戦い方がこれでいいのでしょうか？

 

 

◯今回のハイライトは、肉のカーテンだったが……展開が淡白すぎ！

今回はフェニックスが肉のカーテンを披露します。

 

今回のハイライトだったといえるでしょう。

 

しかし、イデアマンは「ニセモノ！」と罵り、あっけなく打ち破ります。

えっ？　イデアマンは肉のカーテンを知っていたのでしょうか？

ゆでさんイズムなので問題なしですが、もうちょっと肉のカーテンのシーンを膨らませてほしかったです。スグルとのやりとりもできたはずですし……。

 

ちょっと残念でした。

 

もちろんフェニックスとビッグボディのタッグはカッコイイのですが、なんだかイマイチ燃え切れません。今回の戦いは淡白すぎてイマイチだと感じるのは、私だけでしょうか。

 

 

・　・　・

 

 

次回、週プレNEWSで連載している『キン肉マン（https://wpb.shueisha.co.jp/comic/）』の第348話の更新日は「2021年5月31日」となります。

 

あらためて次回の記事で第348話の展開を予想をしてみようと思います。

 

以上！　ここまでっ！

 

 

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