つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。『キン肉マン』第369話の展開予想&ネタバレ答え合わせの記事です。いつも予想は裏切られてしまいますが、頭のトレーニングを兼ねた内容予想記事です。
『キン肉マン』が大好きで、日曜深夜が楽しみな人……日曜深夜更新の週プレNEWS『キン肉マン』更新を楽しみにしている人は多いと思います。私もその一人です。
第369話の更新は、2022年1月4日(火)です。ファンならば、ネットと紙媒体『週刊プレイボーイ』で2度楽しんじゃいましょう! さらに! 1月4日にはジャンプコミックス『キン肉マン』77巻が発売です(https://amzn.to/3zg5bSA ←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)。超神ジ・エクスキューショナーとジェロニモの激闘をもう一度堪能してみださい。
また、2021年11月29日(月)には『るるぶキン肉マン(JTBのムック)』が発売されました(https://amzn.to/3miinkK ←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)。いままでの戦いの舞台となった世界の名所・旧跡を約30箇所厳選し、戦いの印象的なシーンと合わせて紹介しています。こちらも要チェックです。
<2022年の更新スタイル>いままでは更新日などを決めておりませんでしたが、2022年は本編アップから2日後(月曜0時→水曜までに答え合わせ、更新2日前〜前日までに予想記事)のリズムをキープしようと考えています。雑な予想ですが、「パラレルワールド」として楽しんでいただければ幸いです。
<報告>第320話からはスクショを自重しています。スクショ問題に関しては、別記事「WEB連載「キン肉マン第319話」スクショ問題(別名:レオパルドンの乱)について」で私の意見をまとめて書いています。
【目次】本記事の内容
<はじめに>おぎぬまXさんの2021年の『キン肉マン』レビュー
なにげに「週プレNEWS」を見ていると、おぎぬまXさんという漫画家さんの2021年の『キン肉マン』レビューが目にとまりました。
おぎぬまXさんは「だるまさんがころんだ時空伝」という作品で赤塚賞に入選した方です。
では、赤塚賞について簡単に紹介します。
これです。
「手塚・赤塚2大賞」
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赤塚賞というのはギャグマンガの新人発掘の登竜門として知られていますが、ほとんど入選された方がいない賞として有名です。調べてみると、おぎぬまXさんは29年ぶり赤塚賞の入選者だそうです。赤塚賞は過去90回も行われてきたのですが、過去の入選者はわずか5名(過去の入選者はコンタロウ、北森かつみ、戸谷稔、のむら剛、八木教広)。なんという超難関なのでしょう。びっくりしました。
6人目の入選となったおぎぬまXさんの最近の作品は、こちらです。
『謎尾解美の爆裂推理!!』
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・ ・ ・
冒頭から赤塚賞&おぎぬまXさんの話になってしまいましたが、本題にいきます。おぎぬまXさんの「キン肉マン」レビューの話です。
おぎぬまXさんは中学生の時に「キン肉マン」に感銘を受け、自らも漫画家になる夢を抱くことになったそうです。もちろん現在でも「キン肉マン」に対する愛情は枯れることなく燃え盛っているのでしょう。編集部の「キン肉マン」押しと29年ぶり赤塚賞の入選者という期待感が相まって、「キン肉マン」レビューへとつながったのだと思われます。
記事はこちらです。
https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2021/12/27/115112/
「赤塚賞入選漫画家・おぎぬまXが今年の『キン肉マン』を振り返る!!〜忘肉会2021〜」というタイトルで2021年が総括されていました。記事の冒頭では『独断と偏見にまみれた』と煽られていましたが、内容的には普通に1年をなぞった感想文という印象でした。しかし、おぎぬまXさんによる「キン肉マン」ラブ溢れる記事で2021年の1年間を振り返ることで、2022年の展開も予想できました。感謝です。
2022年のキン肉マンは何試合行われる? 調和の神が素顔を出すのはいつ?
さて、2021年のスタートは第333話のサタンクロスの戦いから始まりました。そしてマンモスマン、フェニックスとビッグボディ、ジェロニモなどの戦いを経て現在に至ります。年内最終話は第368話ですから、2021年は「35回(18ページ×35回→630ページ)」だったわけです。
いや、素晴らしい。これを無料で見れることに感謝です。せっかくですので、お礼の気持を。。。
ゆでさん、お疲れ様でした! 無料で35回も私たちを楽しませてくれたことに感謝しかありません。レオパルドン問題で炎上することもありましたし、いささかネットで話題になる回数も減ってきた印象ですが、テレビドラマやグッズ展開など、集英社の屋台骨を支える大きな柱として、今後も君臨していってもらいたいと切に願います。嶋田さんは年末に膝を骨折してしまったようですが、暖かくなるまでは無理せずに大事にしてください。仮に連載の回数が減ってしまっても私たちは待ち続けますので、ご安心ください。
さて、話を元に戻します。
2021年は年間で、実質は4試合といえそうです。正確には「サタンクロスの途中からの敗北〜マンモスマンの引き分け〜フェニックスとビッグボディのタッグ戦による激勝〜ジェロニモ奮闘〜ネプチューンマン苦戦」という流れですので、5試合です。しかしサタンクロスとネプチューンマンを1試合としてカウントすると、4試合見当となります。
つまりっ!
そういうことならばっ!
2022年にはロビンマスクとウォーズマンのタッグが実現か!
2022年の試合数は、やはり5試合程度。ネプチューンマンの勝利から始まり、順番にいくとサンシャインの敗北、バッファローマンの共倒れ、そしてロビンマスクとウォーズマンの邂逅&タッグ戦、ラストはアシュラマンあたりで終わりになるのではないでしょうか。
ん? ロビンマスクとウォーズマンの邂逅&タッグ戦?? なんだそれ? こんな風に思った人も多いでしょう。
これは勝手な予想ですが、ネプチューンマン戦を終えてロビンマスクたちが階上に向かい、さらにバッファローマン戦を終えたスグル&ウォーズマンたちが歩みを進めると……。
「ロビンっ!」「お前たちも乗り切ったようだな!」
邂逅を果たした二人の前に、最凶タッグが登場! 暴虐の神と暗黒の神と名乗る二人はイデアマン&ザ・ノトーリアスの二人をこき下ろしながら、「オレたちが最凶で最強だ!」と気勢を上げます。
イデアマン&ザ・ノトーリアスが正統派系のタッグチームならば、暴虐&暗黒タッグは悪の限りを尽くす神。いわばファンクスとブッチャーシークのような違いといえる存在。そしてロビンマスクとウォーズマンのタッグが実現して迎え撃つという流れです。
えっ? ブッチャーシークとかわからない人もいらっしゃいますか……。
1977(昭和57)年12月15日に全日本プロレスで行われた伝説の「オープンタッグ選手権の優勝決定戦」をご覧になっていただくのがいいでしょう。ゆでたまごのお二人にとっても、この一戦は熱い思い出として刻まみ込まれていることでしょうから。
蔵前国技館が、そして日本国中が熱狂した一戦です。
熱狂した理由は、見ていただくとわかりますが、正義を貫こうとした兄であるドリー、果敢に突き進んだ弟のテリーの兄弟愛にプロレスファンは胸を打たれたのです。だからこそロビンマスクとウォーズマンの師弟愛が炸裂する展開をゆでさんも考えることでしょう。そこで「キン肉マン」人気が大爆発し、アニメ化が決定! なんて流れになったら胸アツですよね。
・ ・ ・
こういう話になると脱線してしまいます。いかんいかん。
こんな展開になるとすると……バベルの塔の最上階にスグルたちが辿り着くのは2023年の春あたりってことになるのではないでしょうか。
いやはや・・・・
そうなると調和の神が素顔を見せるのは2023年で、バベルの塔の先に続く天界編は早くても2023年の夏以降となるでしょう。そのあたりでオメガの民も合流するかもしれませんね。
いきなり冒頭からかなり脱線してしまいましたが、2022年も「キン肉マン」から目が離せませんよね!
・ ・ ・
では、いつものように前回のおさらいと予想をしてみます。
<はじめに>【キン肉マン第368話】のおさらい
まずは前回「キン肉マン第368話」のおさらいです。話の流れを簡単にまとめておきます。
◯キン肉マン第368話のおさらい(文字によるネタバレ)
まずはザックリとした第368話全体の流れを説明しましょう。
禍福の神「リヴァイアサン」に喧嘩ボンバーをブチかましたネプチューンマンは、そのあともダブルレッグ・スープレックス、そして喧嘩スペシャルまで繰り出していきます。しかし、超神はネプチューンマンのどんな技をも正面で受け止めます。そして、最後は喧嘩ボンバーよりも威力がありそうなボルケーノボンバーを炸裂させます。超神の圧倒的な強さには、明らかな実力差を感じさせられます。圧倒され続けるネプチューンマンに活路はあるのでしょうか?? といった流れでした。
・ ・ ・
では、もうちょっと突っ込んだキン肉マン第368話のネタバレをしましょう。まだ読まれてない方は、まずは先に最新話をご覧になってくださいね。→最新話はこちらから(https://wpb.shueisha.co.jp/comic/)
ガシーーーン!
ネプチューンマンが禍福の神「リヴァイアサン」にターンオーバー喧嘩ボンバーを見舞う。
しかし、華麗なロープワークで対応する超神は武藤敬司ばりのローリングエルボーを放とうとする。グルグルグル〜〜!
「試合中に背中を見せるなと言ったのは、お前だ!」
ザクッ! グワッ! ガガァ!
ローリングエルボーを放つために回転する超神の背中をネプチューンマンが抱きかかえると鉄鋲が刺さり(ザクッ!)、勢いそのままに持ち上げ(グワッ!)、ダブルレッグ・スープレックスで応戦(ガガァ!)。
「これで満足か、ロビンマスクよ?」
ここで、試合中にもかかわらずロビンに声をかけるネプチューンマン。しかし、ツレナイ対応をするロビン。そこでザ・マンの思い出を語りながら、「こんな愉快なことがない」と余裕で立ち上がる超神。
ここからはレスリングの攻防。
ダッ! ガキッ! スルリッ! ガシィ! ギュワッ! ズン! ググ! ダッ! ピィィン! ズボッ!
コマごとに攻守が入れ替わるスピーディーな展開は、ランカシャーレスリングの素晴らしさが表現されていました。それぞれの擬音を見ているだけで心が躍ります。文字のデザインもすべて違っていますので見比べてみてください。つい私はビル・ロビンソンを思い出してしまいました。
ビル・ロビンソンはジャンボ鶴田との試合が印象的ですが、探しているとニック・ボックウィンクルとの試合映像が出ていましたので、そちらを紹介しておきます。職人二人の力強いレクリングをご覧になってください。
レスリング攻防にピリオドを打ったのは、ネプチューンマンのは必殺技である喧嘩スペシャル。これでキマりかと思いきや、超神は簡単に抜け出し、豪快なブロッグバスター!
グハァ!
超神はダウンしたネプチューンマンのやる気を確かめるように立ち上がるのを待ち、ボルケーノボンバーを放つ。
バゴォ!
(ここで次号へと続く)
さて、この流れから第369話はどのように展開していくのでしょうか?
前回の流れを見た時点では次回の展開を下記のような感じで予想しました。
◯ザックリとした『キン肉マン』第369話の展開予想
第368話が公開された時点では、下記のようなことを書きました。
<つなワタリの頭に浮かんだ『キン肉マン』第369話の展開予想?>
禍福の神「リヴァイアサン」は、ザ・マンにも匹敵するような実力者といえるのではないでしょうか。そして、ザ・マンとの関係性も非常に強かったと思われます。今回は完璧超人の掟なども会話に出てきておりますので、次回の第379話ではザ・マン側の回想からスタートするような展開もあるかもしれません。なんたって1月アタマのオメデタイ号ですから、禍福の神「リヴァイアサン」とザ・マンが寒中稽古をして初日の出を眺めるようなシーンが出てくるかもしれません。
かなり大胆な予想なので今回もハズレとなるでしょうが、そろそろザ・マンなどの居残り組を登場させてもいいはずです。
かつての記憶……例えば禍福の神「リヴァイアサン」が火山の断崖絶壁から転落して死にそうになったときにザ・マンの檄で覚醒したエピソード振り返りつつ、徹底的にネプを追い込んでいくのはいかがでしょうか?
そしてネプが奮起して硬度10ダイヤモンド・アームを出すも通じず、トドメをさすように超神が放ったボルケーノボンバーを見舞う直前に……ネプが悪魔将軍のように進化し。ロンズデーライトパワー・アームを出して両者がカウンターでボンバーを打ち合ったところで次回へ続くとなるのはいかがでしょうか? とにかくネプが勝利するには、新必殺技を出すしかありません。
もしもネプを逆転勝利させたいならば、なんらかのドラマが必要でしょう。だからこそザ・マンと禍福の神「リヴァイアサン」のエピソードを絡めた展開になることに期待します。
みなさんはどのような展開になると予想されますでしょうか?
もし第368話が公開された後の感想記事に興味を持たれた方は、どうぞこちらをご覧になってください。感じたことを思いつくままに書き散らしています。
参考:【キン肉マン第368話の予想と結果】超神強し! ネプチューンマンの必殺技が通用しない!
https://27watari.com/kinnniku-man-368
毎回のことですが、いつも予想を超える展開になりますが、はたしてどうなるでしょうか?
・ ・ ・
では、ここからは、あらためての第369話の展開予想です。いままでザ・マンと超神たちの関係性が深く掘り下げられたことがありません。しかし、今回は武道の装束をみにまとってくるなど、禍福の神「リヴァイアサン」はザ・マンと深い関係があるように思われます。さらにネプチューンとの戦いでは、随所にザ・マンの教えが語られてきました。そこで、正月もありますので、かなり毛色の違った展開もありではないかと思うのですが、いかがでしょうか? まぁ、結局は外れるでしょうが、どうぞご笑覧ください。
【ザ・マンとリヴァイアサンと完璧超人】『キン肉マン』第369話の予想ポイント
しつこく同じような予想をしておりますが、今回のポイントはザ・マンが登場するかどうかです。大胆な予想が当たりますように!
では、第369話の予想です。
◯キン肉マン第369話の具体的な展開予想
タイトルは……『ザ・マンの誓い!!の巻』
煽りは、「完璧超人に対するリヴァイアサンの願い」
バゴォォォォォォン!
禍福の神「リヴァイアサン」のボリケーノボンバーで激しく飛ばされるネプチューンマン! その様子を見上げるロビンマスク、そして万能モニタを見ているザ・マンとネメシスの二人。
「どうだっ! これが超神の真髄だ! 完璧の苦い味を思い知るがいい! さぁ、立ち上がってこい!」
ダウンしているネプチューンマンに檄を飛ばす禍福の神「リヴァイアサン」。ここでネプチューンマンとロビンの、何かを思うような顔がアップ。
「覚悟を持って下天したザ・マンも、さぞや嘆いていることだろうな」と吐き捨てるリヴァイアサン。そして、ここでザ・マンとネメシスの場面へ移行する。
「ちっ、このままでは負けてしまうではないか!」。危機感をにじませてザ・マンの顔をうかがうネメシス。それを受けてニヤリと笑ってザ・マンが思いがけない言葉を放つ。
「あの時と同じだな……」
「あの時?」。ネメシスが不思議そうな顔をする。
「そうだ。天界ではやつとイチバン切磋琢磨していたものだ」。昔を回想するザ・マン。そしてある日の寒中稽古での誓いの記憶が蘇ってくる。
ザ・マンが一枚上手だった関係性もあり、リヴァイアサンは常にやられる側だった。まるで現在のリヴァイアサンとネプチューンマンとの関係のように……。そして大技でダウンしたリヴァイアサンと声をかけるザ・マンの様子がシンクロしてリヴァイアサンとネプチューンマンの場面に戻る。
「やつは、ギリギリに追い詰められたところで覚醒した」とザ・マン。
「覚醒?」。ザ・マンの言葉を聞きながら、万能モニタに目をやるネメシス。
ここで超神に見下されたネプチューンマンが奮起して硬度10ダイヤモンド・アームを繰り出す! しかし、それでもリヴァイアサンを倒す決定打にはならない。
「まだまだお前は覚悟がないのだ! 生きるか死ぬかの覚悟が」。いきなり激を飛ばすリヴァイアサンとザ・マンがシンクロする。寒中稽古で断崖絶壁からザ・マンに追い込まれて転落しかかった様子に変わり、覚醒するリヴァイアサン。そして初日の出を見ながら将来の夢を語る二人。
「いつか完璧超人を育ててみたい」「もしそんなヤツが現れたら、まず私が対戦相手となって壁となってやろう」
二人の会話を振り返りつ、現実の試合で徹底的にネプチューンマンを追い込んでいくリヴァイアサン。さらにボルケーノボンバーの連発で瀕死状態に追い込まれるネプチューンマン。そこでロビンが檄!(ザ・マンの檄とシンクロ)。
「完璧となるんだ!」
そこで覚醒するネプチューンマンの全身が発光!
「オレはナンバーワンだ!!」
全身発光したネプチューンマンが雄叫びを上げ、悪魔将軍のように進化してロンズデーライトパワーアーム・喧嘩ボンバーを繰り出し、超神もボルケーノボンバーを! 両者がカウンターでボンバーを打ち合う。
ここで、終了。煽りの言葉は「覚醒の雄叫び!!」で次回へ続く。
いかがでしょうか?
ザ・マンとリヴァイアサンの過去のエピソードと現在のネプチューンマンをシンクロさせるような展開を予想してみました。とにかく正月号ですので、初日の出の場面を出したかったというだけですが(苦笑)。
さて、どうなることでしょう。ゆでさんはどのような展開を見せてくれるでしょうか。まずは第369話の更新(2022年1月4日)が楽しみです。
では、答え合わせは更新後に!
「漫画で自分を鼓舞するシリーズ」で紹介した漫画のエッセンスを無理やりブログ生活と結びつけています。
<注意>ここから先は最新話である第369話のネタバレを含んだ内容となります。まだ該当話をご覧になっておらず、物語の展開を知りたくない方はご注意ください。ここでストップしてくださいね。
まだ「キン肉マン/週プレWEB 最新 第369話」を読まれてない方は、まずは先にご覧になってくださいね。→最新話はこちらから(https://wpb.shueisha.co.jp/comic/)
では、ネタバレいきますっ!
ネプチューンマンの全身が輝く! 未来の完璧超人像で新技炸裂!
第369話のタイトルは『完璧の未来 !!の巻』でした。
煽りの文章は「一撃で形勢逆転ーー!!」でした。
まずは今回の流れをザックリと確認します(ここからは細かいネタバレを含みますので注意してください)。
<『キン肉マン』第369話の構成(全18ページ)の確認>
7P:禍福の神「リヴァイアサン」の連続技の波状攻撃
禍福の神「リヴァイアサン」がボルケーノボンバーをネプチューンマンに見舞う。さらも腕と足をロックしてリヴァイアサン・メイルストロームの完成形を炸裂。膝からの円形金具にネプチューンマンの顔面を痛打させると、仮面の半分が割れてしまう。今回の戦いは大技の連続攻撃の応酬のため、それぞれの優勢ターンが長い。
6P:ネプチューンマンの火事場のクソ力による覚醒復活
カウントダウンが進む中、ロビンマスクとネプチューンマンの会話からの「火事場のクソ力」の発動。立ち上がったネプチューンマンの全身が輝いた! これはモデルとなったハルク・ホーガンの「ハルクアップ」を思わせるムーブ。
5P:怒涛のネプチューンマンの攻撃スタート
ネプチューンマンのジャンボ鶴田を彷彿させるジャンピングニーパッド、さらにパンチの連続からの隠し技である喧嘩スペシャルヌーヴォを発動したところで終了。
最後のアオリは「これが新しい完璧の形だーーー!!」でした。
今回の展開は……みなさんはいかがでしたでしょうか?
見応えのある大技の応酬でしたね。展開が大味な気もしますが、会話と大技がミックスされていますので、退屈感はありません。惜しむらくはラストの喧嘩スペシャルヌーヴォに入るきっかけで、リヴァイアサンのボルケーノボンバーからの逆襲からではなく、ネプチューンマンの連続パンチからの強烈なアッパーカットから入った方がよかったでしょうねぇ。ボルケーノボンバーから入ってしまうと、リヴァイアサンの身体のベクトルが逆(ネプチューンマンに向かっていく方向)なので違和感を持ってしまいました。やはり後ろに倒れ気味になった体勢からの攻撃の方がスムーズだったと思いませんでしたか?
それはともかくネプチューンマンの最後の大技ともいえる喧嘩スペシャルヌーヴォで決着はつくのでしょうか? はたして……私は決着がつかないに一票を投じておきます。
「キン肉マン」第369話で印象に残ったシーンは……
では、個人的に第369話での気になった部分を掘り下げてみます。
◯ネプチューンマンの喧嘩スペシャルヌーヴォでキマる? さらなる進化も?
グワキィ! 今回のラストは喧嘩スペシャルヌーヴォがガッチリと禍福の神「リヴァイアサン」にキマったところで終了しました。
さて、これで試合終了となるのでしょうか?
私的には……否! 否! 否!
明らかな実力差は喧嘩スペシャルヌーヴォでも埋めきれないでしょう。というか、そもそも喧嘩スペシャルヌーヴォの形は効果的なの?? という疑問があります。なぜなら腕のロックはともかく、首と胴部分に絡みついた足のフックに説得力がないからです。
ここから考えられるのは2パターン。まずは「リヴァイアサンがロックを外し、ネプチューンマンが追い込まれ、そこでダイヤモンドアームのラリアット炸裂」という流れです。やはり本来ならばネプチューンマンには豪快な喧嘩ボンバーで決着をつけてもらいたいですよね。だからこそ私のいままでは、ダイヤモンド喧嘩ボンバーとボルケーノボンバーの正面衝突を望んで予想おりました。しかし、そんな流れにはならない可能性が高そうです。なんたって今回は完璧の進化という部分がテーマでもありますから。
とはいえ!
喧嘩スペシャルヌーヴォでは厳しい! これでキマっても、説得力に欠けます。
そこで!
ここで!
もしかすると!
喧嘩スペシャルヌーヴォがさらなる進化を遂げるかもしれません! いや、もしかすると技の途中の可能性もあります!
その考えられる2パターン目の進化とは……
これです!
◯そもそも喧嘩スペシャルはアントニオ猪木のオマージュ!
ネプチューンマンというのは、ハルク・ホーガンが基本のモデルになっています。そして喧嘩スペシャルはアントニオ猪木の「幻の卍固め(ニュー・オクトパス・ホールド)」のオマージュです。
これが猪木の「新・卍固め(ニュー・アントニオ・スペシャル)」です。
参考:
・「〜下町から愛をこめて〜」さん
・「TMのブログ」さん
ちなみにこの画像について調べてみますと、昭和52年7月15日、札幌中島スポーツセンターで行われた猪木とエル・ゴリアスとのシングルマッチ(45分1本勝負・5分50秒で決着)で披露されたもののようです。※ちなみにこの日には上田馬之助が初参戦。シン上田組が坂口小林組からアジアタッグを強奪しました。当時の試合は『俺たちの新日本プロレス 泣けるプロレス』(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)に収録されています。
さて、喧嘩スペシャルと見比べてください。
いかがでしょうか? 見事に一致していますよね。
調べてみると、「Yahoo!知恵袋」にも出ていました。
参考:A.猪木の卍固めですが、新卍固めなんてないですよね? 昔聞いた感じがありまして…。(Yahoo!知恵袋)
そこで喧嘩スペシャルヌーヴォです。先程も説明したとおり、超神はこれを簡単に外そうとするでしょう。きっと「ふん、こんな隙だらけ技など通用せん!」と余裕の口ぶりで身体を後ろにねじって脱出を図ります。そこでネプチューンマンが、「かかったな。これで終わりだ! これこそがで喧嘩スペシャルヌーヴォの最終形だっ」と叫びながらスクリュー式腕ひしぎ逆十字をキメます。ここまでキメてアントニオ猪木のオマージュも完成するという算段です。いかがでしょうか?
では、なぜ腕ひしぎ逆十字が猪木のオマージュかというと、それは「腕ひしぎ逆十字」という言葉が初めて登場したのが1976年の猪木ルスカ戦だからです。この一戦こそが猪木の異種格闘技戦の第一歩であり、さらに新日本プロレスの番組史上最高視聴率(36.5%)を残した試合だからです。
さて、結果はいかに?
◯ところで「ヌーヴォ」って、どういう意味?
これは多くの人はご存知でしょうが、念のために「ヌーヴォ」を紹介しておきましょう。「ヌーヴォ(NOUVEAU)」とはフランス語で「新しい」という意味です。つまり新しい喧嘩スペシャルという意味です。毎年11月の第3木曜日の午前0時のボージョレ・ヌーヴォが有名ですよね。
◯出たぞ! ホーガンのTシャツ引き裂きのオマージュ
今回はホーガンのTシャツ引き裂きのオマージュも登場しました。
これです。
© ゆでたまご
左は「 1/4 スケール超リアルフィギュアになったハルク・ホーガン(世界限定1000体)のハルカマニア」です。もう入手は不可能だと思いますが、「Hulk Hogan Hulkamania」(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)で辛抱強く検索しているとゲットできるかもしれません。
この続きは、あらためて。
◯結局、ネプチューンマンと禍福の神「リヴァイアサン」の決着はどうなる?
最初の予想では、水中戦の可能性をプッシュしてきました。その後は覚醒したダイヤモンドアームによる喧嘩ボンバーとボルケーノボンバーの相打ちという展開も考えました。
しかし、どちらも可能性は低いでしょう。
第三の予想としては、喧嘩スペシャルヌーヴォが腕ひしぎ逆十字へと移行して完璧に完成するという流れでいかがでしょうか?
いっそのこと猪木とタイガー・ジェット・シンやアクラム・ペールワンのような腕折マッチになってもいいかもしれません。
中継のヘリが「このままでは折れてしまう!」。ネプチューンマンも「いいのかっ!」と叫ぶ。そして……
たまにはドロドロした決着もいいのではないでしょうか?
・ ・ ・
猪木とタイガー・ジェット・シンの腕折りマッチ(2:19あたりでアームバーによる腕折り)はこちらです。
猪木とアクラム・ペールワンの腕折りマッチ完全版はこちらです。
「キン肉マン」第370話で決着は間違いないかっ! 楽しみ!
さて、次回の「キン肉マン」第370話で決着がつくのは間違いないでしょう。これ以上ダラダラと続けていてもテンポが悪くなるだけですから。残念ながら期待したザ・マンと禍福の神「リヴァイアサン」のエピソードを絡めた展開も望めそうもありません。
ぜひとも説得力のあるネプ勝利に展開になることを祈るばかりです。
・ ・ ・
次回、週プレNEWSで連載している『キン肉マン(https://wpb.shueisha.co.jp/comic/)』の第370話の更新日は「2022年1月17日(月)」となります。
では、あらためて次回の記事で第370話の展開を予想をしてみようと思います。予想記事は1月15日(土)あたりを予定しております。
以上! ここまでっ!
キン肉マン/関連する前後の記事(第368話・第370話)
◯前回/第368話
◯次回/第370話
最近の『キン肉マン』関連の記事(ネタバレ&次号予想)です。私の内容予想はことごとくハズレてますww ゆで先生、すごいです!
それぞれのネタバレ記事はこちら。
※第320話よりスクショなしのネタバレ記事になっています。
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