2つのポイントさえ押さえれば、人は自然と動くようになる！

人は喜ばせると、喜んで動き出す！

人を動かす方法は簡単です。

相手を喜ばせればいいんです。

 

相手の喜ぶ行為や言葉を
投げかければいいんです。

 

ただし！

行為よりも言葉の方が
有効に機能します。

本来は言葉よりも行為の方が
大切なんだと思いますが、
世の中での人間関係では
言葉じゃないと伝わらない
ケースがほとんどです。

人が自然と動くようになる一つ目は、
意識的に「言葉」を使うことです。

 

 

 

どんな言葉をかけるかが大きなポイント

よく自分がやられて嬉しいことを
やることがいいと言われています。

たしかに間違っていません。

しかし、それは独善的です。

 

すべての人たちが

同じような価値観の

わけではありません。

 

すべての人が自分と同じわけでは
ありません。

冷静に考えれば、
自分がやられて嬉しいことを
やることがいいとは言い切れません。

言葉に関しても同様です。
自分が言われて嬉しい言葉でも、
相手にとっては怒りを買う可能性だって
あるわけです。

褒めたつもりがイヤミに聞こえる
場合だってあります。

もちろんわざとらしい言葉は
逆効果になりかねません。

では、どうしたらいいのでしょう。

 

 

 

 

 

 

相手の欲求（深層心理）を知ろうとすることが必要

まずは相手がどんなことに喜ぶかを
見極めることが必要です。

人間の欲求といえば「三大欲求」が
とても有名です。
食欲・睡眠欲・性欲の3つです。

それは横に置いておいて、
人間は精神的に求める欲求があることを
知ってください。

欲求理論はいろいろあります。

・マズローの5段階欲求
・マレーの28種の心理的欲求
・マクレランドの4つの欲求理論
・アトキンソンの達成動機

この辺の理論をザッと知っておくと
人間の欲求に対する認識が
グンと広がってきます。

例えばマレーの28種の心理的欲求を
リストアップしてみます。

（1）獲得欲求
（2）保存欲求
（3）秩序欲求
（4）保持欲求
（5）構成欲求
（6）優越欲求
（7）達成欲求
（8）承認欲求
（9）顕示欲求
（10）不可侵欲求
（11）劣等感回避欲求
（12）防衛欲求
（13）中和欲求
（14）支配欲求
（15）服従欲求
（16）同化欲求
（17）自律欲求
（18）対立（反動）欲求
（19）攻撃欲求
（20）服従欲求
（21）非難回避欲求
（22）親和欲求
（23）拒絶欲求
（24）養護欲求
（25）救護欲求
（26）遊戯欲求
（27）求知欲求
（28）解明欲求

言葉だけではわかりにくいものも
ありますが、なんとなく
想像できるんじゃないでしょうか。

こういった欲求が
場面ごと、
状況ごと、
相手ごとに
複合的に組み合わさっているのが
人間の欲求です。

 

相手がどのような欲求を
求めているかを
自分なりに考えてみてください。

 

 

 

 

相手の「欲求」を知り、適切な「言葉」を投げかける

あとは説明不要でしょう。

 

相手の「欲求」を知り、
適切な「言葉」を投げかけることで
人は喜んで動いてくれるようになります。

 

そのために何をすればいいのでしょう。

常に誰かをイメージして、
その人がどんな欲求を持っているかを
考え、どんな言葉をかけると喜ぶかを
見つける訓練をすればいいのです。

通勤途中や、隙間時間の中で
やってみてください。

その訓練を続けていくと
だんだんと勘所がわかってきます。

そうなればしめたものです。

 

相手の欲求を考え、
相手の欲求に合わせた言葉を選び、
実際に使うことができたら
人は喜んで動きます。

こういった作業を積み重ねていけば、
かならずあなたは“人たらし”として
人気者になっていることでしょう。

 

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