つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。長野県飯田市にある「天竜川総合学習館 かわらんべ」は、天竜川での自然体験を通じて自然環境への理解を深め、さらに災害から身を守る知識などを学習する施設です。
【目次】本記事の内容
長野県飯田市「天竜川総合学習館 かわらんべ」のコンセプト
「天竜川総合学習館 かわらんべ」は、天竜川での自然体験を通じ、川に触れ川を知り、災害などから身を守る知識を学習したり、自然環境への理解を深める施設です。
平成14年7月にオープンし、長野県飯田市と国土交通省が共同で運営を行っています。さまざまな展示や川に関する資料を集めた図書室、総合学習室があります。
「かわらんべ」とは、長野県南部に伸びる盆地、伊那谷(いなだに)の方言で、“ カッパ ”のことを意味しています。子どもたちがカッパのように川に親しみんでもらいたいといいう願いが込められています。
「天竜川総合学習館 かわらんべ」
https://www.kawaranbe.net/
施設は無料で利用でき、主に毎週土曜日に開催されている「かわらんべ講座」は、天竜川上流域の自然・環境・水質・防災・栽培・工作・料理・歴史・民俗・文化・芸術など多岐にわたるテーマと内容で構成した体験講座です。非常に人気を集めています。
<長野県飯田市「天竜川総合学習館 かわらんべ」>
住所:長野県飯田市川路7674番地
電話:0265-27-6115
開館時間:9時〜17時
定休日:月曜日・祝日の翌日
入場料:無料
交通:JR線飯田線「天竜峡駅」もしくは「川路駅」より徒歩約10分
ホームページ:https://www.kawaranbe.net/
マップ:
ツイッターで見る長野県飯田市「天竜川総合学習館 かわらんべ」の評判
意外とツイッターには「天竜川総合学習館 かわらんべ」の情報はあまり流れてきておりません。
少ないツイートの中で、目についたものをいくつか紹介します。
かわらんべ
長野県飯田市川路7674にある
天竜川に住んでいる生物を観察
できるミニ水族館や水防の歴史
上流の川の流れが映像で確認できます
建物の手前には36災害水位碑があります
開館時間 9時~17時
月曜日休み 無料 pic.twitter.com/RI0s9SRPyv— 浜松さやか (@hamamatsusayaka) September 14, 2017
天竜川総合学習館かわらんべ
天竜川近辺の生物植物が展示されてますね🧐#さわやかウォーキング pic.twitter.com/07ZLFjT6X6— 京の藤猫 (@mej8X7V3v0YRy0B) April 21, 2019
天竜川総合学習館
かわらんべ#さわやかウォーキング pic.twitter.com/y5vSVivToe— natura (@natura8855) April 21, 2019
天竜川総合学習館 かわらんべ。
かわらんべとは伊那谷の方言で「カッパ」のことらしいです。
記念スタンプはありませんでしたが、色々と押させていただきました。
感謝感謝です。https://t.co/CMpVHlSDfT pic.twitter.com/iJvHSTxkIW— SUI子 (@_sui26) July 31, 2018
「三六災害」は、台風の影響で天竜川が氾濫した大災害
ツイートにも出てきますが、施設の前には「三六災害」の水位碑があります。
「三六災害」とは昭和36年、台風の接近と梅雨前線の停滞により激しい雨が伊那谷を襲い、川の氾濫、土石流、地すべりが発生。死者・行方不明者は136名、家屋の全壊・流失・半壊は1,500戸にも及ぶ大きな被害が出た災害です。
出典:三六災害アーカイブス
http://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/36saigai/index.html
長野県飯田市の郷土料理は?
長野県飯田市の郷土料理は、馬刺・伊豆木のさば寿し・五平餅・おたぐり・鯉の旨煮・鯉こく・蜂の子・ざざむしなどが有名です。
「ざざむし」というのは、天竜川に生息するカワゲラやトビゲラの幼虫を佃煮にした、信州を代表する珍味です。
これです。
出典:南信州ナビ「ざさむし」
http://msnav.com/navi/tokusan/food/localcuisine/zazamushi
天竜川を写真264枚で紹介する写真絵巻『天竜川に沿って(宮本常一著作集別集)』
『天竜川に沿って(宮本常一著作集別集)』は、天竜川の下流・中流・上流各域の景観をまちめた写真集です。
日本の民俗学者である宮本常一によって昭和42年に刊行されたもので、川筋に沿って歩きながら切り取った写真は非常に歴史的価値が高いです(画像をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)。
宮本常一(みやもと つねいち)
逓信協会 撮影者不明 [Public domain], via Wikimedia Commons
宮本常一は柳田國男の影響で民俗学に傾倒し、生涯に渡り日本各地をフィールドワークし続けました。
とくに『忘れられた日本人』は名著として高い評価を受けています。
では!
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私はペットボトル派です。東日本大震災後、水道水と決別し、いろいろなメーカーの水を試して10年になる私が、「そもそも水道水じゃダメなの?」「水を扱う会社が多すぎてわからない!」「生活にマッチした水選びの方法はある?」などの疑問・問題解決に関してまとめた記事です。→ 【タイプ別の賢い水選び】ウォーターサーバー? ペットボトル購入?
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