つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
水に関する雑学をまとめています。今回は水について調べている際に目に留まった水のスペシャリスト関連の情報を紹介します。
【目次】本記事の内容
水の専門家、水まわりスペシャリスト、アクアソムリエ……多種多彩な人がいる!
今回はタイトルのとおりです。水に関連したスペシャリストをリストアップしてみました。
◯沖 大幹(おき・たいかん)さん
東京大学生産技術研究所教授 博士(工学)。専門は水文学(すいもんがく/hydrology)で、グローバルな水循環と世界の水資源に関する研究を行っている方です。水文学とは、水循環の量と経路、それに伴う質の変化などを知ろうという内容。地球上の水の循環のすべてを対象とする学問分野です。
参考:
・沖 大幹 | 東京大学未来ビジョン研究センター
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/people/oki-taikan/
・沖 大幹 | 東京大学
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/people/people001422.html
・沖 大幹ツイッター
https://twitter.com/taikanoki
・沖 大幹さんの著作関連一覧
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印象的なインタビュー記事をいくつか紹介します。
「日本が水に恵まれているのは雨が多いからと思ったら、大きな間違いです。水は豊かだねと言っていられるのは、先人達が水資源を確保する施設を作ってくれて、我々が今その恩恵を授かっているというだけなのです」
引用:ダムインタビュー(沖大幹先生に聞く)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/TPage.cgi?id=518
「水道施設から水を得ている地域と、水道がない地域があります。さて、どちらの方が高い水を使っているのか? 水道施設のある地域の方が水の値段は安いのです。水道がなければ、自分で水を汲んでくるか水売りから買うしかありませんが、この値段が意外と高いのです。要するに人件費が余分にかかるわけですね」
引用:池上彰と考える!ビジネスパーソンの「国際貢献」入門〜水の問題
https://www.jica.go.jp/aboutoda/ikegami/01/index.html
「(世界の水資源に影響している問題は)大きく分けて3つあります。第一はアクセスの問題です。第二の問題は水の量です。第三の問題は水質悪化です。(問題の解決のためには)小学校や中学校の水資源教育を強化することも大切だと思います。水を世界の生きたものとして学ぶ、地学の一環として水資源管理の教育を取り入れるべきではないでしょうか」
引用:世界の水需要の問題に立ち向かう(Cabinet Office, Government of Japan)
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/201402/201402_01_jp.html
「社会の役に立ちたいのであれば、必ずしも研究者になることが唯一の道ではない、ということは申し上げておきたいと思います。社会起業という選択肢もあります。優秀な人が学術界だけでなく、社会のさまざまなところで活躍するのが社会としても望ましい姿のはずです」
引用:沖 大幹先生に聴く SDGsの視点(東京大学未来ビジョン研究センター)
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/nature2021/oki/
◯谷ケ原浄水場・高野さん
神奈川県営水道の水道水を自らの舌や鼻や目で水質をチェックしている職員(スペシャリスト)。
参考
・「さがみの水 vol.83(神奈川県栄水道/2019年12月)」
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/64119/12gatugou.pdf
水に関して学べる職業訓練センター、専門学校、講座一覧
◯水まわりスペシャリスト科 | 東京都立多摩職業能力開発センター
期間は1年で、訓練時間は1600時限。建設設備の現場での素養を習熟させることが目的。キッチンやトイレなどの生活に欠かせない「水まわり」に関連する設備を扱う技術者を育成。
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/vsdc/tama/post_5.html
◯アクアソムリエ・アクアソムリエマイスター
一般社団法人日本アクアソムリエ協会によって認定される資格。ミネラルウォーターに関する基礎知識や専門知識はもちろん、水を通じて積極的に社会と関わるための実践力を身に付けることができます。講座は日本初のミネラルウォーター専門スクール「アクアデミア」で学ぶことができます。
http://aquasommelier.jp/
◯水の学校(武蔵野市・水環境連続講座)
とくに資格を得られるものではありませんが、武蔵野市が取り組んでいる環境問題に関する学び講座。講座修了生有志が「水の学校サポーター」としてさまざまな場面で活躍しています。
http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/sumai_doro_suido/gesuido/1005732.html
◯サントリー水育「森と水の学校」
小学校3~6年生とその保護者を対象に、「サントリー天然水」のふるさとで(白州・奥大山・阿蘇)で開かれる自然体験プログラムです。次世代環境教育「水育(みずいく)」を掲げるサントリーの環境と向き合う事業です。
https://mizuiku.suntory.jp/gakko/
◯特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
ウォーターエイドは、1981年にイギリスで設立され、約40年間にわたって、水・衛生分野に特化して活動してきた国際NGOです。現在は26か国で水・衛生プロジェクトを展開していっます。適宜、講座やイベントなどを行っています。
https://www.wateraid.org/jp/
◯ジャパン・ウォーター・ガード
日本の水源を守り、循環型社会の構築し、ゆたかな海をつくることをミッションに、講演会・セミナー活動などによって啓発活動を行っています。
http://npo-jwg.com/index.html
ゆっくり情報を追加していきます。
では!
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