昔、火や水について関心を持って調べていた時期がありました。私は非常に水への関心が強いです。不定期ながら水に関するあらゆることをまとめていきます。
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【福岡】なるほど水「市民を救った命の水~100年前の井戸を緊急調査~」(九州朝日放送)
令和5(2023)年3月1日に福岡市の水道事業は創設100周年を迎えます。
調べてみると、『未来へ、つなぐ。|福岡市水道100周年』と題した特設サイトも作られています。
これです。
『未来へ、つなぐ。|福岡市水道100周年』
https://fukuokashisuido100th.jp/
サイトでは「大正12年3月1日の福岡市水道創設」「昭和53年・平成6年に発生した大渇水」「昭和56年から開始された水管理センター運用」「九州最大の河川である筑後川からの受水実現」「海の中道奈多海水淡水化センター(まみずピア)からの受水開始」「令和3年の五ケ山ダム完成」などが歴史のターニングポイントとして紹介されています。
そんなわけで福岡県では水にまつわる話題が増えてきているようです。
九州朝日放送の番組『シリタカ!』では、「市民を救った命の水~100年前の井戸を緊急調査~」と題して、古井戸の調査の様子が放送されました。
こちらです。
https://kbc.co.jp/shiritaka/detail.php?mid=4&cdid=26601
もしかするとアーカイブが消されてしまうかもしれませんので、ポイント部分を画像と共に載せておきます。
古井戸「松原水」は、福岡市民体育館横の千代東公園の一角にあり、傍らには大正天皇が飲料水として使った記念碑も立っています。
現在は柵で囲まれ、落下防止のために頑丈な格子がハメ込まれています。
博多周辺の井戸は全般的に塩分や鉄分の含有量が多い水質で、飲料水としては適しませんでした。しかし所によっては優良な飲み水が湧き出ることもあり、この「松原水」は飲料が可能な水でした。味は甘露のような美味さで、上水道が通る大正12年までは大八車に載せられて売られていました。松原水の水売りは博多の風物詩だったそうです。
現在の井戸の様子は……残念ながら枯れ果ててしまったようです。
参考:
・【東公園】大正天皇ゆかりの松原水の井戸(Y氏は暇人)
・原水 ~博多の風物詩となった水売りで知られる名水 ~福岡市博多区東公園の井戸(九州下町おやじの珍道中)
・第1回 ~松原水 – 福岡歴史探訪 – 福岡教育連盟
・福岡の名水銘水と温泉マップ
・荷車で売り歩かれた松原水(福岡市水道局)
・松原水売りは大正12年3月31日まで(福岡市・曲渕ダム)
では!
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【あなたは飲料水として何を使っていますか?】
私はペットボトル派です。東日本大震災後、水道水と決別し、いろいろなメーカーの水を試して10年になる私が、「そもそも水道水じゃダメなの?」「水を扱う会社が多すぎてわからない!」「生活にマッチした水選びの方法はある?」などの疑問・問題解決に関してまとめた記事です。→ 【タイプ別の賢い水選び】ウォーターサーバー? ペットボトル購入?
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